よ う こ そ 

d0000025_241186.jpg東京・渋谷で隔月開催されているノンジャンル系うたものDJイヴェント「Pure Pop For Now People」などに関する情報のブログです。

今、あなたがご覧になっているところは、最新情報などが載っている、いわゆるトップページ的なものです。
最新記事を読むためには、画面の下の方へとお進みください。
初めての方はカテゴリ「このブログについて」をお読みください。

フェイスブックをはじめました

ツイッターをはじめました


*最近のおことば*(2016/11/17)
○Your mind is on vacation, and your mouth is working overtime. ... Mose Allison "Your mind is on vacation"

*最近の更新*
○5/17 黒の試走車イヴェント情報
○4/22 日記(ウルトラ黛ニューミュージック
○4/19 PPFNPセットリスト
○3/9 日記(土台
○1/18 日記(2016年のグッド音楽
○1/3 日記(声の密度

*PPFNP Vol.114* New!
日時:2017年07月08日(土)夕方~夜
会場:三軒茶屋Orbit
料金:追ってご案内(1ドリンク&おみやげ付き)
DJ:森山弟(弟)/森山兄(兄)/ほか
*次回、7月は弊イヴェントの20周年記念となります。今回のみ、場所をいつもおなじみのエッジエンド様から三軒茶屋Orbit様に移動しての特別版です。詳細は追ってご案内いたします。

黒の試走車<テストカー> Vol.121* New!
日時:2017年06月03日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート
地図
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄/ほか
☆毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

*このブログの管理者に連絡するためのメールフォームを別画面で開きますか? →まさか!

⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ここから下が最新記事です。 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒

[PR]
# by soundofmusic | 2017-12-05 21:56

黒の試走車<テストカー> Vol.121

d0000025_2101065.jpg日時:2017年06月03日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の扉です。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄
ゲスト:O.K.KEN?

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

6月はゲストにO.K.KEN?さんをお迎えします。目にも止まらぬ盤さばきと、耳にも止まらぬマシンガン・トークが同時にお楽しみいただけます。ご期待ください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2017-05-17 02:10 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

ウルトラ黛ニューミュージック

d0000025_15015023.jpg
ユーロスペースで実相寺昭雄の特集上映があって、「ウルトラセブン」の「狙われた街」「第四惑星の悪夢」「円盤が来た」を見た。お客さん20人くらいのうち、たぶん自分以外は全員、わかって見に来ているひとだったと思うので、「狙われた街」の非常に有名な場面で、あっこれはこの話だったのか! と内心びっくりしてたのも、必然的に、わたしだけだったと思う。

とはいえ今回の本題はそれではなく、主題歌の話。格調高い金管のイントロに続いて、セブンセブンセブン……と歌われ、♪はるかな星が 郷里だ♪と歌詞が始まるところ、よく聴くとウォーキング・ベースのフレーズがなかなかかっこいい。かなり音量は小さいものの、ドラムスもけっこうハデなプレイをしているみたい。どういうひとが演奏してるとか、情報あるんだろうか(調べてない)。

---

そんなこんなで翌日、発売になったばかりの、黛敏郎『日活ジャズセレクション』を聴く。タイトルの通り、黛敏郎が日活映画のために書いた大量の音楽の中から、ジャズっぽいものを集めたコンピ。なんの気なしに買ったけど、いざ聴いてみたら、あっこれこそが自分が欲しかったCDだわ、と気付いた。

そもそも日本映画では、作品単体のサントラをLPとして出して、売ろう、という発想は、欧米と比べるとずいぶんあとになってからでないと発生してこなくて、本格化したのは1970年代に入ってからではないかな(ちゃんと調べてない)。主題歌のシングルは昔からありましたけどね。黛の場合、『東京オリンピック』のLPはあって、ただしこのLPも、米盤と、たしかイタリア盤は確実に存在するけど、日本盤はあったんだっけかな?

ということでこのCDに入ってる音楽、ものによってはサントラCDが出てるのもあるし、既発のコンピに入ってる曲もあるけど、かなりの部分が初音盤化なはず。折に触れて現代音楽だったり、ラテンだったりの要素が混入してきてて、考えてみたらこうした、昔の日本映画を見てて耳に入ってくるマンボやチャチャチャって、最初は、レトロでキッチュな昭和の文化として、いわばかっこ付きで良いと思ってたけど、今回のこのCDを聴いたら、そうした気持ちはなくなってて、わりと自然に楽しめるようになっていた。

それで考えるのは、たとえばジョージ・ラッセルなんかについてどう思ってたんだろうなってこと。

---

と、この話はここで終わるはずだったところ、ちょっと書き留めておきたい話題を見かけたので書いておきます。ライト・イン・ジ・アティックという再発レーベルがあって、近年、いい仕事をなさってますが、そこから、『Even A Tree Can Shed Tears』というコンピが10月(だいぶ先ですが……)に出る。

タイトル聞いてすぐピンとくるひとがどれくらいいるのか、わたしはわかんなかったけど、この一節は西岡たかし「満員の木」の歌詞から採られたもので、つまりこのコンピは、1969年から1973年の日本のロックとフォークの、欧米向けの初の本格的な紹介なのだそう。こちらの商品説明のページ、説明は英語だけど全曲試聴もできるので見てみてください。解説読むと、GSやカレッジフォークへの対抗馬として勃興してきた「New Music」を集めたものだとある。日本語には「ニューミュージック」という言葉がすでにあるからわたしたちは多少混乱しちゃうけど。

全曲試聴しながら、このコンピで初めて日本の音楽に接するリスナーのことを想像してみた。どこかの街には、Kenji Endoにニック・ドレイクを聴き取り、Sachiko Kanenobuにジョニ・ミッチェルを重ねてみる男の子がいるだろう。Dogenzakaという耳慣れない地名に、カーナビー・ストリートやヘイト・アシュベリーと共通するものがあるらしいと知り、そしてそれがあのShibuyaの一部だと気付いて驚く女の子もいるかもしれない。

丁寧に編集された1枚のコンピが、個人的にも、もっと大きなリスナー集団にとっても、すごく重大な意味を持つことがままあるわけで、もしかするとこの1枚の真価は、5年後、10年後にじわじわと明らかになってくるのかもしれないですね。

さらに! こちらを読むと、ライト・イン・ジ・アティックは本盤を皮切りに、日本の音楽アーカイヴ・シリーズをスタートさせるとある。『Pacific Breeze: Japanese City Pop, AOR & Boogie 1975-1985』や、『Kankyo Ongaku: Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980-1990』などが予定されているそうで、とくに前者は楽しみでならない。これでようやく、シティ・ポップやAORが正統な和製英語として、英語圏のリスナーの辞書に登録されることになるんだろうか(「Obi」以来?)。

---

もっとも、個々人のレヴェルではすでにその動きはだいぶ前から始まっているようで、岸野雄一は、昔はどこにでも300円であったユーミン『ミスリム』やヤマタツ『スペイシー』は、台湾や韓国のDJがみんな買っていってしまうのでほんとに見かけなくなった、と書いていた。

その岸野氏が紹介してた台湾のアーティスト、雀斑(Freckles)の『不標準情人(Imperfect Lover)』を買ってみましたところ、実にすばらしかった。失敗しない生き方をバックに土岐麻子が歌ったようなといえばいいか、かわいさのツボと、高い(しかしイヤミでない)音楽性を兼ね備えたアルバム。ここ数年の日本のシティ・ポップと呼ばれる周辺のもの、噂を耳にしてよさそうな気がするものはぽつぽつとは試聴してるつもりでいるものの、積極的に買ったりしそうなものはいまのところほぼゼロなんですが、これはぽーんと超えてきた感があります。試聴してみてください

とはいえ、欲しくなったとして、これ、タワレコのワールド・コーナーとかで買えるのかな。アジアものの専門店に行けば買えそうだし、そのうち日本盤が出そうな気もしますけど。ご希望の方はわたしが次回(たぶん来年だと思うけど)台湾に行ったときに買ってきますので、お申し付けくださいませね。(追記:iTunesだと買えるみたいです)
[PR]
# by soundofmusic | 2017-04-22 15:00 | 日記 | Comments(0)

リスト Volume 113 2017.04.08 ゲスト:sumi&ヘポタイヤ ライヴ:ビューティフルBeverly

***森山兄***

01 The Dells / Wear it on Our Face
02 The Pale Fountains / Thank You
03 Joan Shelley / Easy Now
04 Meg Baird / Back to You
05 シュガー・ミー / Anyone Else But You(feat. 王舟)
06 山下達郎 / ピンク・シャドウ
07 Greenwood / Sparkle

<コメント>
♪01 シカゴ・ソウルのヴェテラン・グループ。『ゼア・イズ』より・フィンガー5のなんかの曲でこれを下敷きにしてるのがあった気がするんだけどどの曲か調べきれなかった。(YouTube)

♪02 250円だったので買ってみた『パシフィック・ストリート』より。弟が所有していた盤でなんどかは聴いていたはずですが、こんなオーケストレイションの曲があったのは覚えてなかった。(YouTube)

♪03 現代アメリカでもっとも信頼しているSSWのひとり。『オーヴァー・アンド・イーヴン』より。もうすぐ、ウィルコのひとのプロデュースによるアルバムが出るので日本でも多少は注目されるでしょうか。ライヴの様子→(YouTube)

♪04 エスパーズのひと。アメリカ人でここまで英国フォークの神髄に迫っている人はそうそういないでしょう。ペンタングルで歌ってても違和感ない。『ドント・ウェイ・ダウン・ザ・ライト』より・ユーゲニズム。(YouTube)

♪05 現代日本のSSW。ほぼカヴァーなミニ・アルバム『6 Femmes』より。顔は存じ上げませんが歌はかわいい。(YouTube)

♪06 ライヴ盤『イッツ・ア・ポッピン・タイム』より。ブレッド&バターのカヴァー。本人による解説に、オリジナルはレイド・バックしすぎているからしゃきっとさせましたみたいに書いてあって、たしかにビシっと決まってる。別の年のライヴ→(YouTube)

♪07 日系、中華系のひとたちによるハワイのバンド。ヤマタツの曲の英語カヴァーですがアレンジがそのまんまでなんのひねりもないところがミソ。『ロスト・イン・パラダイス』より。(YouTube)

***森山弟***

01 Nathaniel Rateliff & the Night Sweats / I Need Never Get Old
02 Moonstarr / Crazy Jayz
03 Kafka / Baboon Slap
04 マウンテン・モカ・キリマンジャロ / 乱暴
05 The Five Corners Quintet / Hot Rod
06 Nicola Conte / Kind of Sunshine
07 D.A.N. / Ghana

***sumi***

01 Louis Armstrong / When It's Sleepy Time Down South
02 Gerry Mulligan / Night Lights
03 David Bowie / Lady Stardust
04 Grace Jones / La Vie En Rose
05 Grease O.S.T. / Love is a Many Splendored Thing
06 Frankie Valli / Grease (Reprise)
07 De La Soul / A Roller Skating Jam Named "SATURDAYS"
08 The Rascals / Groovin' (From PLATOON O.S.T.)
09 竹内まりや / タイム ストレンジャー ~テコのテーマ~
10 松原みき / 真夜中のドア ~stay with me
11 吉田美奈子 / 恋は流星 PartⅡ
12 かもめ児童合唱団 / 幸せにさよなら
13 荒木一郎 / Midnight Blues

***ライヴ:ビューティフルBeverly***

01 ホワイトナイト
02 準備はできてる
03 MORIS
04 ゆめのつづき
05 オール・ナイト・ロング
06 夕方のコラム

***ヘポタイヤ***

01 Thank You for the Music / bonobos
02 接吻 / ハナレグミ
03 What You Won't Do For Love (Back To Life Mix) / Bobby Caldwell
04 Get Over Yourself (Original Mix) [feat. Meggy]/ Till Von Sein
05 Purple Night / Cézaire
06 Never Stop / The Brand New Heavies
07 あの娘が眠ってる(P.W.M.ver)/ フィッシュマンズ
08 Sky Lady f.Jinmenusagi itto kiki vivi lily /Sweet William
09 Steppin' Out (All Night Mix) [feat. Yaron Goldman & Gerey Johnson] /Hdp
10 愛のスーパー・マジック/ 稲垣潤一
11 今夜はブギーバック/あの大きな心/ 小沢健二
12 Sensitivity /ラルフ・トレスヴァント
13 Somebody Else's Guy/SAK.

***森山弟***

01 サニーデイ・サービス / 東京
02 Wanda Jackson / You Know I'm No Good
03 The Last Shadow Puppets / Aviation
04 オルケスタ・デ・ラ・ルス / 青春の輝き
05 エレファントカシマシ / 桜の花、舞い上がる道を

***森山兄***

01 郷ひろみ / 毎日僕を愛して
02 Joni Mitchell / Why Do Fools Fall in Love
03 Herb Hardesty & His Band / Rumba Rockin' with Coleman
04 Dave 'Baby' Cortez / Hurricane
05 Lina Romay with Xavier Cugat and His Orchestra / Rumba Rumba
06 Quincy Jones and His Orchestra / Hot Sake
07 Bob Rosengarden & Phil Kraus / Johnny One Note
08 公衆道徳 / 地震波
09 井の頭レンジャーズ / 砂の女

<コメント>
♪01 『比呂魅卿の犯罪』より。YMOあたりが全面的にバックアップしているアルバム。この曲は矢野顕子の作。矢野本人もちょっとだけデュエットしてる。(Amazon)

♪02 ジャコパス、メスィーニら豪華メンバーを従えてのライヴ盤『シャドウズ&ライト』より。ハードなドゥワップ。(YouTube)

♪03 ファッツ・ドミノのところでサックス吹いてたひとだそうです。録音したもののオクラになっていたアルバムなどをまとめたCD『ザ・ドミノ・エフェクト』より。(allmusic)

♪04 ジミー・スミスによるオルガン革命以前の奏者としては最大の大物ってことになるのかな、と思ったけどビル・ドゲットもいるか。ベスト盤より。(YouTube)

♪05 MGM映画のラテンっぽい曲を集めた名コンピ『マラカス、マリンバズ&マンボズ』より。(allmusic)

♪06 『アラウンド・ザ・ワールド』より。個人的にはカル・ジェイダーのヴァージョンでなじんでいた曲ですが、クインシーが作曲したものなんですね。(YouTube)

♪07 パーカッション・ラウンジ・コンビ。何枚か出しているようですが詳細なディスコグラフィは存じ上げません。『パーカッション・プレイフル・アンド・プリティ』より。たぶん未CD化。(試聴)

♪08 韓国の宅録ものですが、『スマイリー・スマイル』~『フレンズ』あたりのビーチ・ボーイズだとか、イギリスのTunngだとかに通じる爆発的な才能。(試聴)

♪09 なんでもかんでもオルガン・ロック・ステディのスタイルでカヴァーしまくるバンド。『コンプリート・コレクション 2013-2015』より。オリジナルは鈴木茂。(試聴)

***おまけCD『An Eye for an Eye』曲目***
01 Harold McNair / The Night Has a Thousand Eyes
02 Willie Colon & Ruben Blades / Ojos
03 Eric Delaney & His Band / Cockeyed Optimist/Wonderful Guy/I'm Gonna Wash That Man Right Outa My Hair
04 France Gall / Les Yeux Bleus
05 テイ・トウワ / Private Eyes
06 Azure Ray / Rest Your Eyes
07 The Velvet Underground / Pale Blue Eyes
08 Larry Jon Wilson / Goodbye Eyes
09 The Milk Carton Kids / Snake Eyes
10 Carolina Chocolate Drops / Black Eye Blues
11 Uncle Tupelo / Black Eye
12 Mose Allison / Eyesight to the Blind
13 Nick Lowe / Ragin' Eyes
14 忌野清志郎 / 僕の目は猫の目
15 Wynonie Harris / Bloodshot Eyes
16 ザ・コレクターズ / My Mind's Eye
17 Tamas Wells / Her Eyes were Only Scars
18 Travis / My Eyes
19 Grateful Dead / Brown-Eyed Woman
20 Lauryn Hill / Can't Take My Eyes Off of You
21 The Templeton Twins / Can't Take My Eyes Off of You
22 荒井由実 / 瞳を閉じて

☆森山兄が網膜剥離になったのを記念して、お目々にちなんだ曲を集めました。
[PR]
# by soundofmusic | 2017-04-19 17:49 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.120

d0000025_13194066.jpg日時:2017年05月06日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の正面扉です。その左の、ドア越しに中が見える店ではありません。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/森山兄
ゲスト:はやかわん(でんちまにあ)
*この回はチバさんは欠席です。

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

04月はお休みをいただきましたので、2か月(≒4000週間)ぶりの開催となります。ごぶさたでございました。05月はチバさんはご欠席。ゲストにははやかわん(でんちまにあ)さんをお迎えします。GWのほぼしめくくりの時期となりますので、みなさま行楽のおみやげ話、もしくは物理的なおみやげをご持参のうえ、遊びにいらしてください。手ぶらでも問題ありません。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2017-04-14 13:20 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

土台

d0000025_1532744.jpg1月の下旬に網膜剥離で入院して、手術をして5泊くらいで退院して術後の経過は良好なんですが、とはいえ、ふだんあまり病気しないので意識してなかったけど、退院して日常生活を送れる、イコール、以前と寸分たがわぬ自分に戻った、という意味ではなくて、やはりなにかが決定的に変質してしまった感は否めません。

具体的には、剥離を起こした右目の視力がぐんと下がってしまって、しかし徐々に戻りつつある段階なので、いまはまだメガネを作り直すわけにはいかない。となると、真剣に目を使う娯楽は避けた方がいい、というかそれ以前に、万全には楽しめないので、映画もなに見てもおもしろくねえなあ状態で、気分的にはルパンの太宰座りでもして不貞腐れたいところで、そして、これも初めて気付いたことなんだけど、レコ屋で棚を見るのも、意外と目を酷使する娯楽なんですね。そういえば90年代後半からゼロ年代前半、ロンドンに買い出しに行っていた時期は、1日中レコ屋を回っていると目が疲れるので目薬を持って行ったりしてた。

そんなこんなでユニオン詣での回数も明らかに減ってますが、昨日、10分くらいの空き時間にささっと飛び込んだユニオンで買ったレコードについてちょっと書いておきたい。

ブラジルのコーラス・グループ、ゴールデン・ボーイズの68年度作『Na Linha de Frente(最前線)』。このアルバムは未CD化なのかな。「君の瞳に恋してる」、「イエロー・バルーン」、ビートルズ「ハロー・グッバイ」など英米の曲のカヴァーもちょこちょこ入った、そこそこ楽しいアルバムですが。

いつごろからいつごろまでなのかは調べてませんが、60年代あたりのブラジルのLPって、全部じゃないかもしれませんが、いわゆる厚紙製のジャケットを使ってないものがよくある。じゃあどういうふうになっているのかってぇと、現物をご存じない方に言葉で説明するのが難しいんですが、表ジャケと裏ジャケが印刷された薄い紙があって、それぞれが厚手のヴィニールで覆われていて、そのふたつの3方向がくっついてて、それがいわゆるジャケットになっているわけです。だもんで、盤を出すと、へにゃってなる。盤を保護する力も、いわゆるジャケットには劣りますね。

というわけで、買ったひとが、ヴィニールを切って薄いジャケット部分を取り出し、それを、自分で調達してきた無地のジャケットに貼り付けた状態にすることが、ときどきあります。わたしが今回買ったものも、購入時にはよく確認しなかったので、四辺にテープが貼ってあるなーとは思ったんだけど、ボロくなった部分を補修しているんだろうとしか思わなかった。家に帰ってきてから何の気なしに見ていると、裏ジャケの印刷の下に、なにか透けて見える。背の部分を見て驚いた。ポール&リンダ・マッカートニー『ラム』のジャケを、貼り付ける土台として使っているのだった。
[PR]
# by soundofmusic | 2017-03-09 01:55 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 113

d0000025_23351708.jpg
2017年04月08日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
sumi
ヘポタイヤ
森山弟(弟)
森山兄(兄)

・sumi(写真2段目)
1987年生まれ。神奈川県出身。熊本へ転勤後、2012年熊本にてDJを始める。カフェバーでのliveイベントを中心にDJをしてゆく。一昨年、関東に戻り、DJ活動中。

・ヘポタイヤ(写真3段目)
DJネームは岡村靖幸の曲「だいすき」曲中のかけ声から。岡村靖幸とKis-My-Ft2と安全地帯とジャスティンビーバーのファン。ここ10年ほど友人と音楽制作も行っており、オルタナ/ポストパンクバンド時代を経て現在はごくたまにラップユニットとして活動している。また、別名義でイラストレーター、絵描きとしても活動中。
https://iflyer.tv/ja/artist/40641/about/

ライヴ:ビューティフルBeverly(写真1段目)
髭SSW安部たかのりと長身ギタリストnappoによる、美しきユニット、それがビューティフルBeverly。

安部たかのりweb
http://www33.tok2.com/home/takanoriabe/pctop.htm

kitchen&bar MORIS(安部たかのりのお店)
http://www.morismoris.com/

早いもので、2017年2度目ののPPFNPのお知らせです。1年に4回しか開催されないのでぬかりなく手帳にお書き込みください。みなさまご承知の通り、2017年7月でPPFNPは満20年を迎えます。そんなアニヴァーサリー・イヤーの春、DJ、ライヴとも強力なメンツがブッキングされました。ぜひとも踊ったり歌ったり酔っぱらったり、楽しい時間をお過ごしください。今回のゲストはみんなプロフィール写真がかっこいいですね。ちなみに森山兄はプロフィール写真がありません。

なお、いままでの弊イヴェントのセットリストはこんな感じです。どうぞご参考になさってくださいませ。
[PR]
# by soundofmusic | 2017-03-08 23:12 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.119

d0000025_2015738.jpg日時:2017年03月04日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の正面扉です。その左の、ドア越しに中が見える店ではありません。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

たぶん2007年の03月にスタートした当イヴェント、早いもので満10周年を迎えることになります。ほんとにまあ、ほかのメンバーのことはいざ知らず、わたし(森山兄)に限って言えば、ぼやぼやしてるうちに歳月が流れた感および馬齢の重ねっぷりがものすごいわけですが、それでも10年間で確実に4000枚くらいはCDおよびLPを増やすことができたので、まったく無意味でもなかったかなと。当イヴェントで知って買ったものも30~50枚くらいはあると思います。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2017-02-15 20:02 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

リスト Volume 112 2017.01.14 ゲスト:Hotatex&Yuya Pianobeginner ライヴ:鈴木わみ

***森山兄***

01 Elizeth Cardoso e Jacob do Bandolim / Mulata Assanhada
02 Doris Monteiro / Maita
03 Betty Riley with Xavier Cugat and His Orchestra / El Cumbanchero
04 Johnny Hodges / So Much in Love
05 Bill Doggett / Caravan
06 Jose Feliciano / Hitchcock Railway
07 Leon Russell with Willie Nelson / Wabash Cannonball
08 濱口祐自 / エスニック・ウィンド
09 Carlos Malcolm / Play it for the World
10 Pedro Santos / Quem Sou Eu?
11 Don Julian / Where I'm Coming from

☆コメント
♪01 ブラジルの大歌手。68年、ジョアン・カエターノ劇場でのライヴ盤より。アルバム・タイトル『Vol.1』でいいのかな。(YouTube)

♪02 ブラジルの歌手。『アゴラ』より。(YouTube)

♪03 40年代のMGM映画で使われたラテンっぽい曲を集めたライノのオムニバス『マラカス、マリンバズ&マンボズ』より。11月に京都で、知らないひとだけどなんかよさげだなと思ってベティ・ライリーのLPを買っていたのですが、ここでまさかの再会。(試聴)

♪04 クラウス・オガーマンを編曲と指揮に迎えた『サンディーズ・ゴーン』より。サックスをふんだんに聴かせるイージーリスニング・アルバムってのはいっぱいありますが、これはほとんどソロすらない。気持ちいい音楽ですがホッジズだけが目当てで聴くひとにとってはつまんないだろうなあ。曲はオールディーズかなんか。(YouTube)

♪05 ジミー・スミス以前だとジャズ・オルガン最大の大物ということになるのでしょうか。たぶん未CD化の『プレイズ・アメリカン・ソングス・ボサ・ノヴァ・スタイル』より。エリントンの曲。(YouTube)

♪06 このひとはとにかく聴けばすぐわかる声と節回しを持っているからそれだけで食っていける。というほど簡単なもんじゃないでしょうけど。『ソウルド』より。(YouTube)

♪07 アメリカのフォーク・ソングの古典ということになるのでしょうかね。モーズ・アリスンのカヴァーを収録していることでおなじみの『ストップ・オール・ザット・ジャズ』より。CDは90年代に何度か出ただけのようで、けっこう高騰してる。アホらしい。(Amazon)

♪08 和歌山は勝浦あたりでひっそりと暮らし、還暦あたりでデビューしたギタリスト。ずっと気になっててようやく買えた。『フロム・カツウラ』より。(Amazon)

♪09 パナマ生まれのトロンボーン奏者らしいです。レゲエ、ソウルなどをごっちゃにしたいい感じのアルバム『バスティン・アウタ・ザ・ゲットー』より。(試聴)

♪10 ブラジルの音響アフロ・ジャングル・サイケ。『クリシュナンダ』より。オリジナル盤はメガ・レアらしいです。ゴリラ・ジャケなので、これで申年をいい感じで締めくくろうと暮れに注文したら、年が明けてからの到着になってしまいましたがそんなこと関係なく名作。(YouTube)

♪11 黒人映画『サヴェッジズ!』のサントラより。最後1分くらいのところで終わるかと思うとそのあとも続きますのでお気を付けください。(YouTube)

***森山弟***

01 Jimmy McGriff & Richard Groove Holmes / The Squirrel
02 Smoke City / Mr. Gorgeous (and Miss Curvaceous)
03 Jorge Ben / A Cegonha Me Deixou Em Madureira
04 Deodato / Moonlight Serenade

***Hotatex***

01 Succotash/KYOTO JAZZ SEXTET
02 The Man from Nagpur/quasimode
03 ジャズィ・カンヴァセイション (feat. Rhymester)/SOIL &“PIMP”SESSIONS feat. RHYMESTER
04 My Foolish Heart - Crazy in Mind/SOIL&”PIMP”SESSIONS
05 NYC_Moombahton_Original_Mix/Sabo/Sol Selectas
06 With A Girl Like Mini/kid Creole And The Coconuts
07 From Me to You/佐藤博
08 チャタヌガ・チューチュー/細野晴臣
09 Alfonso Muskedunder/Todd Terje
10 ブラック・ムーン/吉田美奈子
11 乱反射ガール/土岐麻子

***Yuya Pianobeginner***

01 kay starr/if i could be with you
02 nina simone/it dont mean a thing
03 norman whitfield jazzercise/which way is up
04 鶏煮亭/break it up
05 billy preston/what about you
06 sly & the family stone/babies makin babies
07 chocolate snow/a day in the life
08 lonnie smith/move your hand
09 billy preston/nothing from nothing
10 naomi sagara/if i had a hammer

***ライヴ:鈴木わみ***

01 アカペラ
02 A Natural Woman
03 女ですもの
04 小さな家
05 星占い
06 雌蕊
07 涙の理由(仮)※タイトル募集
en:
08 家出

***森山弟***

01 ハンバートハンバート / ラストダンスは私に
02 渋さ知らズ / RYDEEN
03 Club Des Belugas / What is Jazz (Tape Five Remix)
04 ハナレグミ / オリビアを聴きながら
05 LOVE PSYCHEDELICO / 光
06 元ちとせ / Home Again

***森山兄***

01 オリジナル・ラヴ / 青い鳥
02 Eva / Moon River
03 Tito Puente / Fiesta con Puente
04 東京キューバン・ボーイズ / ソーラン節
05 The Jive Five / Do You Hear Wedding Bells
06 The Adventures / Rock and Roll Uprising
07 Steven King / Brazil
08 Don Mrozek / He is My Joy
09 かもめ児童合唱団 / インターネットブルース
10 折坂悠太 / 稲穂

☆コメント☆
♪01 おもに洋楽曲を、ほぼ日本語に訳してカヴァーしたアルバム『キングスロード』より。これの原曲はレオン・ラッセル「ブルーバード」で、アレンジは割合オリジナルに忠実。こちらはライヴ→(YouTube)

♪02 検索しづらい名前ですが、ブラジルの歌手。『エヴァ』より。「ムーン・リヴァー」のカヴァーの中でも最上位に入るんじゃないかな~。ごきげん。(YouTube)

♪03 ラテンの王様。その名のとおりのタイトル『ザ・キング(エル・レイ)』収録。(YouTube)

♪04 1966年録音のアルバム『メモリーズ・オブ・ジャパン~ラテンリズムによる日本民謡集』より。こちらはその10年後の、さらにノリノリなヴァージョン。→(YouTube)

♪05 知らなかったグループ。適当にユニオンのソウルの棚で見つけて、安いしドゥワッブだからそんなにハズレってことはない(≒みんな同じ)だろ、と購入したベスト盤より。(YouTube)

♪06 たぶん未CD化アルバム『キャント・ストップ・トゥイスティン』より。元気いっぱいのヤング・ドゥワッブです。LPうちに2枚あるのでご所望の方には特価でお売りできます。(YouTube)

♪07 1990年代のいつだったかに、全米フィンガー・ピッキング選手権で優勝したひと。日本だと一部のギター好き以外にはほとんど知られていないと思いますが(名前も紛らわしい)、『アコースティック・スウィング』は購入以来2度の引っ越しを経ても常にすぐに手が届くところに置いてあります。おなじみの曲を軽やかに調理する手際をぜひみなさまにも味わっていただきたい。とりあえず試聴だけでもしてみてください。(Amazon)

♪08 70年代カリフォルニアのSSWの自主制作盤『ハグ』より。試聴できるレコ屋のサイトも見当たらず。別の曲ですがこれでも聴いてみてください→(YouTube)

♪09 三浦半島の先端あたりで活動している合唱団。いわゆる合唱曲や、ポピュラー曲をごっちゃにしたレパートリー。この曲は『インターネットブルース』のタイトル曲。超情報化社会について歌っています。(YouTube)

♪10 東京ネオ民謡シーンの台風の目になりそうなSSW。独自の発声、言葉のセンス。初のフル・アルバム『たむけ』より。(Amazon)

***おまけCD『Strike up the Bird』曲目***

01 Steven King / Birdland
02 The Axidentals / Flamingo
03 Machito / Feeding the Chickens
04 渋さ知らズ / Swallowtail Butterfly ~あいのうた~
05 Duke Ellington / Bird Jungle
06 Keren Ann / Spanish Song Bird
07 中村まり / Night Owls
08 Marissa Nadler / Bird Song
09 原田知世 / 青い鳥
10 Elizabeth Mitchell / The Little Bird
11 The Beach Boys / Little bird
12 Emiliana Torrini / Birds
13 GUIRO / 目覚めた鳥
14 Maria Joao & Mario Laginha / Blackbird
15 Tunng / The Wind up Bird
16 鈴木祥子 / Swallow
17 Elvis Presley / Snowbird
18 Michel Legrand / Snowbird Serenade
19 朱里エイコ / 白い小鳩
20 Emmylou Harris & Rodney Crowell / Bluebird Wine
21 Matthew Sweet & Susanna Hoffs / And Your Bird Can Sing
22 オリジナル・ラヴ / 青い鳥

☆酉年にちなんで、トリっぽい曲を厳選収録。
[PR]
# by soundofmusic | 2017-02-05 13:25 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.118

d0000025_14533885.jpg日時:2017年02月04日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の正面扉です。その左の、ドア越しに中が見える店ではありません。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

早いもので、このあいだ新年を迎えたと思ったら01月も残すところ、あとわずかですね。今年もよろしくお願いします。形式的なごあいさつのあとは必然的に02月のご案内です。寒いなか恐縮ではありますが、楽しい曲や切ない曲をたくさんご用意してお待ちしております。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2017-01-22 14:54 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

2016年のグッド音楽

d0000025_9483513.jpg遅ればせながら、みなさまあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さっそくですが2016年のグッド音楽です。前年と比べると購入枚数の合計は60枚くらい減りましたが、減ったのはCDで、アナログ(シングルは買わないので、LP)は逆に微増しました。世間で言われているレコード復権とやらはいよいよ本物なのか、と思うかもしれませんが、わたしの場合、CD出てれば基本的にはそっちを買います(とくに新譜については)。とはいえ、世間の動向と自分とがまったく無関係ということもないので、なんかアナログ買うのが気分、みたいな空気はたしかにあったんじゃないかなあ。

ジャンルとしてよく聴いていたのはR&B~ソウルと、ラテン。とはいうものの、ラテンにはいくらか飽きてきた感もあります。サルサなんかはたしかに高度に発展した音楽ですが、それでもやっぱり最終的には、実用音楽ってことになっちゃうような気が、現時点ではしています。ラテン音楽のレコードで、曲名のあとに括弧してマンボとかルンバとかチャチャチャとか書いてありますけど、あれはそういうことでしょ。ま、この問題については数年以内程度に結論を出したいです。で、それにともなって、しばらく離れていたブラジル音楽に戻りそうな予感もあり、ってのが2016年の年末~2017年の年頭のモードです。

前置きはこのくらいにして、グッド・アルバムを12枚。すべてCDです。LPでもいいのがいろいろありましたが、引っ張り出して聴き直して精査するのが億劫なので割愛。並びは買った日付順。

◇:Swan Silvertones『My Rock / Love Lifted Me』(rec. early 50s/1991)
●:Marvin Gaye『In Our Lifetime』(1981)
▽:Etta James『Rocks the House』(1964)
☆:V.A.『Rumba DooWop』(rec. 1933-1956/2012)
+:Joan Shelley『Over and Even』(2015)
■:柴田聡子『柴田聡子』(2015)
@:寺尾紗穂『わたしの好きなわらべうた』(2016)
≠:Andy Shauf『The Party』(2016)
∵:V.A.『Light Mellow - ONE DAY』(rec. 1976-1991/2016)
§:折坂悠太『あけぼの』(2015)
>:Anamaria & Mauricio『Vol.2』(1972)
#:渡辺貞夫『パストラル』(1969)

コメント。

◇:ゴスペル。ブックレット見ても録音年の記載がないのですが、50年代前半の録音が70年代に2枚のLPにまとめられて出たもの?で、わたしが買ったのはそれを2イン1したCD。5、6人による声が主で、加わるのはせいぜいピアノとドラムスくらい。普通に考えたら素朴な音楽とみなされることが多そうですが、しかしこれは、人間の声でやってるからゴスペルとかコーラスに分類されているだけであって、宗教活動の側面をとりあえず措いといて(そこ措いといていいのかという問題はともかく)音楽としての側面だけを見るならば、むしろ後述の▽なんかと同じ、ガレージ・ソウルみたいなもんだと思います。一糸乱れぬハーモニーなどとは程遠いエネルギーのぶつかり合い、猛烈なドライヴ感、各自が勝手に自分のパートを歌っているような奔放さ。いままで聴いたゴスペルのなかで、とはいってもたいして聴いてませんが、これがベスト。

●:2015年のベストには『離婚伝説』を選んでいたわけですが、これはその次の作品で、モータウンに残した最後のアルバム。まあとにかくベースが動く動く。ベースラインを追っているだけで楽しくて仕方がない。ひじかたさんは「ただのブラコンじゃねえか、こんなもん」と(ここ、桑田佳祐の口調で)おっしゃってましたけど、そういわれてもやむをえないメロウで明朗な名盤。ちなみに、岡本まな監督の映画「ディスタンス」には、マーヴィンが非常に重要な役で出てくるので(本人は出てこない)要チェック。

▽:やたら客が盛り上がって、それに呼応するようにして演者もノってくる、ってぇのは古今東西を問わずしばしばある現象。それが幸運にも記録に残ってるっていうとダニー・ハサウェイ『ライヴ』とか、サム・クック『ワン・ナイト・スタンド』とかが思い出されます。このアルバムはそれらと並ぶといってもよい熱量なんですが、これ本当にライヴ録音なのかな。ガヤのかぶせかたがなんか擬似っぽく聞こえる気もするんだけど。

ところで、ちょこっと蓮っ葉な雰囲気を漂わせている女性歌手について、しばしば「姐御」という形容詞が冠されますが、そんなにそんじょそこらのライヴ・ハウスに普段使いな感じで姐御がいてはたまらない。そうした呼び名はこのエタにこそふさわしいのです。もしくは、姐御のインフレ的氾濫を許すことにして、エタを「極妻」に格上げするか。

ジャケット写真の、白い衣装の彼女のドスの利いた感じがまた最高で、そしてなぜか、かなり目立つ感じで右手に白い包帯が巻かれている。そのことについて、「恋人をぶん殴ってケガしたに違いない」みたいに書いてるブログを見つけたときには笑いました。文字どおりというかダブル・ミーニング的に、パンチの利いた音楽。聴いてたら、なぜかしら初期のビートルズのことを思い出しました。

☆:ざっくり言ってここ5年くらいでしょうか(もっと前からかも)、黒人音楽史をさまざまな角度から再検証する良コンピがどんどん出てきたなと感じてます。これは、アメリカ合衆国の黒人音楽がラテン音楽から受けた影響についてまとめた2枚組。名コーラス・グループであるコースターズが歌う「ブラジル」が入ってるんですが、これ、スチャダラパー「ドゥビドゥWhat?」の元ネタでした。とくに一度も探したことなかったけど20年後に出会えた。

聴いて連想したのは、篠田一士が「二十世紀の十大小説」で、いずれ北米文学と中南米文学は必然的に融合・統一されて、ひとつの大きなアメリカ文学になるだろう、と予言していたことでした。読んだときにはなんて気宇壮大な、とあきれつつ感激したものですが、その後、大和田俊之の講座を聞きに行ったら、北米音楽と中南米音楽との関わりについて、まったく同じ予言をしていて驚きました。大和田氏は篠田の予言については知らないと言ってました。

個人的にも、2016年2月、メキシコシティで何日か過ごしたあとニューオリンズを訪れたら、ふたつの都市が明らかにメキシコ湾を囲んで同じ文化圏に属しているのだと体感しました。スペイン語がわかるようになってから、また中南米のどこかには行ってみたい。

+:アマゾン(南米のではなく、日本の)で買い物をしていると、これ買ったひとはこんなものも買ってますよ、として余計な品物が画面に出てくることがあります。試聴はタダなので、そう言われたら一応知らないものは片っ端から試聴すべきだと考えており、基本的にはそうしてまして、このひともそういう過程を経て知りました。というか、あとになって気付きましたが、彼女はダニエル・マーティン・ムーアとの連名でアルバムを出していて、すでにそれを持ってました。

そのダニエル・マーティン・ムーアや、ルーク・ウィンスロウ=キング、ロバート・エリスといった、声を荒げることのなさそうなシンガー・ソングライターたち(うつむく青年系の現代版ともいえるかも)が、ここ3~4年の確固たるお気に入りの傾向としてありまして、シェリーも同じムードを持ったひと。フリー・フォークの幽玄とも、ルーツ志向の土くささとも違う。ニューヨークやLAといった大都会の洗練とは距離を置いた、地方都市出身者らしい堅実さみたいなものに惹かれて、よく聴きました。

堅実といえば、ことCDとなると普段の緊縮財政などすぐにどこかに吹き飛んでしまうわたしですが、試聴してよかったからといってすぐには買わないくらいの生活の知恵は備えています(安ければ買います)。そうして名前を覚えて、頭の中の潜在的購入希望リスト(数百枚くらいある)に追加しておくのです。堅実。これも実際に買ったのは、後日、ディスクユニオンで300円くらいで売ってたときでした。●のマーヴィン・ゲイもそのくらいの値段で購入。2016年のベスト・コスト・パフォーマンス賞はこの2枚に授与されます。

なにが言いたいかというと、2016年の時点では、ユニオンのひとにも知られてないくらいの存在だぞと言いたいわけです。2017年の春にはニュー・アルバムの発売が予定されていて、それと前後して、3月にはウィルコと、4月にはリチャード・トンプソンと一緒にトゥアーを回るそうなので、もしかしたら日本でも多少は注目されるようになるかもしれません。

ところで、この項の最初に戻りますと、Eコマース・サイトのアマゾンのことを「密林」と呼ぶのは死ぬほどダサいと思っています。ほかに嫌いな言葉づかいは、「つらみ」「ねむみ」「~したい人生だった」「最&高」「最the高」あたり。ま、ま、中年特有の気難しさだと思って見逃がしてください。

■:中年といえばですけど。歳をとるにしたがって、なんであのころはこんなものがそんなに好きだったんだろう、と不思議に思うことはよくありますね。ここ10年くらい、欲しいものが手に入れられなくて悔しがるとかがめっきりなくなり、CD買いそこねても映画を見逃しても、わりとすぐ、まあいいか、とあきらめてしまいます。それと直接的には関係ない話題ではあるんですが、若いころは、軽くメンヘラ気味だったり、ちょっと不思議な感じだったり、サブカルっぽい雰囲気だったり、そうした女性を好きになることが多かったです(そのみっつ、微妙に重なってないだろ、というのはそのとおり)。正確には、自分はそういった女性が好きな人間である、と規定していただけかもしれませんが。

以上の話は、いま現在現実世界でわたしの妻であるところの女性とはなんの関係もないものとして聞いていただきたいんですが、数年前にふと、ああ、そうした好みの傾向は自分のなかからすっかり消えてしまったなあ、と思い至りました。もっとも、わたしが若かったころとテン年代のいまとでは、わたしの内部でも、世間的にも、サブカルチャー的なものと生活との距離もだいぶ異なってますし(長くなるので中略)つまり柴田聡子は、おそらくわたしが好きになるであろう最後の不思議系女子シンガー・ソングライターと位置付けられるでしょう。

いまのわたしは人間を見る目も音楽を聴く耳も多少は養われていますし、女子の不思議さのありようが様々であることもいくらかは理解しています。一見普通に会社勤めしてたりする、服装や言動もとくに変わってるわけでもない女子に内在する本質的な(話がズレるので中略)たぶん数年後にはあまり聴かなくなるであろうこのアルバムに言及せずには、わたしの2016年は終わらないのです。そして、ここでこの話を出すのは柴田さんに失礼だとは承知してますが、訊かれたことがあるので書いておくと、わたしは大森靖子の音楽にはこれといって興味が持てずにいます(試聴は折に触れて複数回、しました)。

@:そんな話題の次に寺尾紗穂が来たのでは、まるで彼女がサブカル好きの不思議系シンガー・ソングライターであるかのような誤解を与えるかもしれませんが、最初に書いたとおり、並びはCDの購入日付順であり、他意はないです。

このアルバム、および寺尾紗穂については、すでに充分書いたので、これこれをお読みいただければと思います。

関連して、ひとつだけ。いま日本のインディ・シーンで同時多発的に起き始めているネオ民謡ムーヴメントは、もしかしたら、日本のポピュラー音楽史上最大のフォーク・リヴァイヴァルになる可能性があるのではないかと考えています。ひとことで言うと、ずっと長いこと別々のものとしてとらえられてきた民謡とフォークが、初めて自然な形で統合されうるときが来るのではないか。§の折坂悠太あたりも、それと関わってくるでしょう。2017年は、そんなことを考えながら、アラゲホンジや民謡クルセイダーズなんかも見たり聴いたりしてみたいです。

≠:カナダ出身のシンガー・ソングライターらしいです。これ以前にも作品があるようですが、本格的に流通したのはこのアルバムが初めてなのでしょう。エリオット・スミスなんかが引き合いに出されていましたが、もっと新しい感じ。井手健介あたりと対バンしてほしい。

ぱっと聴くと、さりげないオーケストレイションがいい味だなと思いましたが、聴き込んでいくと、弦も管も別にそれほど使われていない。基本的構造としては弾き語りとか、ともかくギター中心の音楽のようです。ライヴで見ても、「あ、CDと違ってしょぼい……」とがっかりしなくてすみそう。で、気持ちいい音楽に必ずしも名前をつけなくてもいいんでしょうけど、しばらく頭をひねっていたら「ベッドルーム・プログレ」というキャッチフレーズが浮かんできました(あまりうまいコピーではない)。

ついでに、去年、小西康陽がレコードを素材にして自伝を語るっていうトークに行ったときに聞いた話を思い出しました(そのときの感想)。氏は、ピンク・フロイドの『原子心母』について、最初はありがたがっていたけど、そのうち、ブルースにオーケストレイションをつけただけだと気付いた、のだそうです。なお、ここでこの話題を出したのは単なる話の行きがかりで、、小西氏、シャウフ氏、そしてピンク・フロイドのみなさんを誹謗中傷する意図はないと申し上げておきます。

∵:AOR40周年(ボズ・スキャッグス『シルク・ディグリーズ』を起点にしている?)を記念して、2016年、ソニーからAORの名盤が1000円で大量に出ました。いちいち全部買ってられないひとのために、3枚組、57曲入り、税込み3000円で出たのがこのコンピです。本来こういった安易な企画ものを年間ベストに入れると沽券にかかわるので、やめたほうがいいのでしょうが、たくさん聴いたので選出。

未知のジャンルに飛び込むにあたり、こうしたところを入口にして、気に入ったアーティストのアルバムを買い揃えていくことを四半世紀くらい続けてきました。しかし今回のAORについてはなぜか不思議とそうなっていなくて、買ったのは2枚くらいでしょうか。忙しくていちいちチェックできなかったのもありますし、たとえばボズ・スキャッグスの「ロウダウン」やケニー・ロギンズの「ウェイト・ア・リトル・ホワイル」はめちゃくちゃかっこいい曲だと思ったものの、それらが入っている『シルク・ディグリーズ』や『ナイトウォッチ』は、全曲試聴したらそれほどでもないかな、と……。まあそのうち、気が変わることはありえます。

§:2016年の10月、ほとんど予備知識のないままライヴで聴いて、衝撃を受けたシンガー・ソングライター。そのときの感想。あまりにびっくりしたもんで、この『あけぼの』と、続いて出たフル・アルバム『たむけ』(2016年)を、割合すみやかに購入。どちらも、英国フォークとアメリカのフォーク、そして日本のフォーク/民謡を絶妙かつ強引にブレンドした作風で、言葉のセンスも面白い。短歌とか現代詩をやらせてもいいんじゃないかと思います。

>:11月に京都、ワークショップ・レコーズで入手したブラジリアン・グルーヴィ・ソフト・ロック。関東のディスクユニオンでもたまに出くわすのですが、いつも高くて見送っていました。このときも、普段なら買わないような値段だったものの、ほかに買うものもなかったし、内容がいいのはわかっているので、旅の記念にと購入。ワークショップ・レコーズも移転しての開店早々でもあったため、ご祝儀の気持ちもありました(恩着せがましい)。キレのよいリズム、高揚感あふれるオーケストレイション、そして、ときおり空気を読まずに割り込んでくるエルメート・パスコアールの狂気のフルート。いい味を出してます。

#:渡辺貞夫は宇都宮出身なので、なんとなく親近感を持っています(宇都宮の街自体には、ない)。アルバムは5枚くらいしか持ってないですが、年末にたまたま買ったこれはよく聴いた。ジョン・サーマンだとか、ドン・レンデル=イアン・カーだとかの英国ジャズにも通じる雰囲気がありますね。増尾好秋のギターがガボール・サボに似てるのも興味深い。ナベサダは米国滞在時、ゲイリー・マクファーランドのバンドでガボールと一緒でしたよね。

ところで、わたしは1995年に大学を出てから1年弱、実家に戻ってぶらぶらしてたんですが、その期間に、栃木県立図書館でおこなわれていたジャズを聴く会みたいのに一度だけ行ったことがありました。もはや記憶もおぼろですが、図書館の中にでかいスピーカーを備えた小さな試聴室(10席か20席くらい)があって、そこで毎月だか隔月だか、ジャズの名アーティストの作品を図書館所蔵のアナログで聴くというもの。その、一度だけ行った回が渡辺貞夫特集でした。ナベサダの親族のひとが来ていたり、モッズ好きの野中くんとたまたま現地で会ったりしました。どんな曲がかかったかはほとんど覚えてません。ただ、終わったあと、野中くんと、「なんかトラフィック(*)みたいな曲があったな」と感想を言ったことは記憶に残っています。いまにして思うと、それがこのタイトル曲「パストラル」だったんじゃないかという気がします。

*→スティーヴ・ウィンウッドらが在籍した英国のロック・バンド。『ホウェン・ジ・イーグル・フライズ』は鳥ジャケ。

---

曲単位でよく聴いたのは、松田聖子「風立ちぬ」。同曲の入ったアルバムも買いました(聖子ちゃんの音源を買ったのは生まれて初めて)。この曲はほんとすごい。もう何万回も言及、称賛されているとは思いますが、それでもあえて。「さよなら、さよなら、さよな・ら」の繰り返しで見せるおそるべき表情の変化。いや、3人の女が別々の角度で目の前を通り過ぎていく!(そしてそれが2回やってくる!)
[PR]
# by soundofmusic | 2017-01-18 09:53 | 日記 | Comments(0)

声の密度

d0000025_2124231.jpg加川良のCD『みらい』を聴いた。1曲目はブルーハーツ「青空」のカヴァー。ギターと、深くエコーがかかったドラムに乗って、声が響いてくる。歌詞の最初は、こんな風だ。

ブラウン管の向こう側
カッコつけた騎兵隊が
インディアンを打ち倒した


ところが、実際に聞こえてくる音をそのまま文字に起こしてみると……

ブゥラウゥン管の向ぅこう側ぁ
カァッコつけぇた騎兵隊がぁ
インんディぃアぁンんをぉ打ちぃ倒ぉしぃたぁ


となる。いやいや、いくらなんでも誇張しすぎだろうと思われるだろう。たしかに多少は盛っていることは否定しないが、なにかしら普通でないものがあるのは事実だ。声の密度が異様に濃いというか。

しかし待てよ、そもそも加川良は昔から、こうしてこんこんと説いて聞かせるような、無理やりにでもお前の耳に言葉を届けてやるぞという決意に満ちた、そんな歌い方をしていたんじゃなかったっけ。そこで棚から『教訓』と『アウト・オブ・マインド』をひさしぶりに取り出してみた。

いまさら40年以上前の話をされても本人はイヤかもしれないけど、『教訓』に収録されている「教訓Ⅰ」が加川良の代表曲のひとつであることは間違いない。で、その「教訓Ⅰ」、たしかに母音を重ねて引き延ばすようなフレーズがたくさんあるにはあって、でもニュアンスは決して均一ではない。怒り、諦念、ユーモア、軽妙さ、皮肉、いろんなものが溶け込んでいる。たぶん、歌詞の「女々しさ」の印象に引っ張られて、こんこんと説いて聞かせるような歌だったと単純化して思い込んでしまったのだろう。アルバム2曲目の「できることなら」もある意味セットになったような曲なので、それもある。

ところでこういう話題になるとどうしても、日本語の歌の歌詞の情報量について考えてしまう。便宜上英語と比べると、日本語は、同じ時間(ひとつの音符=音節、と言ってもいい)に入れることのできる情報量が少なすぎる。

たとえば「君が代」の最初の歌詞をわたしたちは、「きーみーがーあーよーおーはー」と7音で歌いますが、英語の7音節でどんな文章が作れるだろう、と「英語 短歌 作り方」で検索してみたら、「We feel good thing will happen」というのが出てきた。たしかに、「君が代」の冒頭にこの歌詞を乗せて歌うことができる。

データ伝達の効率の観点からしたら、これではまったく勝負にならない。わりとみんなそう考えたのでしょう、70年代のフォーク時代から現代の日本語ラップまで、いろんな試みがなされてきた。たとえば吉田拓郎の「ペニーレインでバーボン」をYouTubeででも聴いてみていただきたい。とにかく笑っちゃうくらい言葉が詰め込まれていて、これはこれでかっこいい。「ペニーレインでバーボンを」のフレーズの繰り返しはともかく、「腹を立てたり怒ったり」という歌詞はどうなんだと思っちゃうけど、全体の言葉の量が多ければ、こうしてムダも織り込むことができる。

どうやったら歌がより力を持つことができるのか、その方法は別にひとつじゃない。限られた時間の中にできるだけ多くの言葉を詰め込めるか工夫を凝らすものもいれば、その同じ時間を呪術的に引き延ばそうとする者もいる。

またしてもYouTubeの話で恐縮ですが、ブルーハーツがNHKに出て「青空」を歌ったときの動画を見てみたら、曲のテンポは加川良のヴァージョンとそんなに変わらなくて、ヒロトはわりと素直に棒歌いしている。おもしろいことに、曲の速さと体内のリズムが一致しないからなのか、体で刻んでいるリズムが歌のテンポとぜんぜん違うのだ(マーシーの作った曲だから?)。

その同じ「青空」を、ここでの加川良は、音を引っ張るときただ普通に延ばすのではなく、濃さを倍にするみたいに母音を重ねる。よく、坂本九の「上を向いて歩こう」の物真似で、♪うぅえをむぅいひぃて、あぁるこほぉおぅ♪みたいなフレージングがある。隙間をどう埋めるかという意味では同じ発想にもとづいているのかもしれないが、しかし加川はフェイクしない。坂本なら軽く流すであろうところにも、愚直に、ひとつひとつ音を置いていく。

歌われ方によって、字面で見たときの歌詞の意味が増幅したり変容したりすることがある。ある女優はレストランのメニューを朗読して居合わせた者たちを泣かせたという。矢野顕子は読売ジャイアンツの打順を歌にした。いつだって大切なのはwhat―なにを歌うか―ではなくて、how―どう歌うか―なのだ。いや、正確に言えば、自分が聴いているものがwhatだと思っていたら、それがhowだったのだと気付く瞬間。そのスリル。

「青空」のことにばかり字数を費やしてしまったが、『みらい』にはほかにも、かまやつひろし「どうにかなるさ」や泉谷しげる「春夏秋冬」といった、よく知られた歌が入っている。加川が歌にもたらす問答無用の説得力は、もはやどんな歌でもゴスペル化することができそうだ。

さらに、ついつい不埒な想像の翼が広がる。加川良がこの歌い方で、バカバカしい歌、無内容な歌を解釈したらどうなるだろうかと。2016~2017年現在だったら、たとえば加川良ヴァージョンの「PPAP」。原曲よりぐっとテンポを落として、一音一音をかみしめるように、大地を一歩一歩踏みしめるみたいに。そしたらたぶん、「前前前世」どころではないほどのエモさが生まれるんじゃないかと思う。

☆加川良『みらい』はおもに通販で買うことになっているようです。2000円+送料300円。今後お店でも扱うようになるかも。詳しくはこちら
[PR]
# by soundofmusic | 2017-01-03 02:13 | 日記 | Comments(0)

何も変えてはならない

d0000025_1329315.jpg12月17日、ジョー長岡が企画する毎年恒例の寺尾紗穂ライヴ「ソノリウムラヂオ」がおこなわれました。今年はデビュー10周年ということで、「sahoten」と題された記念の小冊子が配られました。いままで寺尾紗穂がかかわってきたたくさんのひとたちによるお祝いコメントが並ぶ中、わたしも顔を出しております。

寺尾さんとは直接のかかわりはほぼないので、書いたのはジョーさんの依頼によるものです。頼まれた際は、7、8人くらいが比較的まとまった文章を書くようなものだとばかり勝手に思い込んでしまい、だもんで長々と書いたのですが、冊子の現物を手にしてみると、慶事の寄せ書きみたいなものでした。

したがってわたしの文章は明らかに場違いで悪目立ちしているのですが、ジョーさんとデザイナーの阪本正義さんには悪いなとは思ったものの、だからといってとくに顔から火が出るとかそういうことは、ないです。

ジョーさんの許可を得て、自分の書いたものを以下に掲載します。以前このブログに載せた「アフロ・ヘアーでありうる女」の発展型とも言えるでしょう。

*****

何も変えてはならない

池袋を歩いていたら、窪塚洋介がロケットみたいに水面から飛び出してきた。よく見るとパルコのリニューアルのポスターで、「変わってねえし、変わったよ。」というコピーがくっついてる。だったら、高いところから飛び降りようとしている瞬間の窪塚くんが見たいんだけどな。

尾崎豊は昔、ライヴ中に7メートルの照明台から飛んで左足を折った。客席との一体感が欲しくて、もどかしさのあまり、じゃなかったっけ。そんなに高いところからではなくても、ライヴ・ハウスでは日々、ダイヴ行為がおこなわれている。もどかしいのかどうかはわからないけど。

---

で、寺尾紗穂はいつ、どこで、どのくらいの高さから飛んだのかって話だけど、少し寄り道。音楽家が化ける、ブレイクする。「苦節○年」。ある一定期間活動を続けていると、実力がたくわえられたり、周囲や環境に助けられたりして、跳躍が訪れる(訪れない場合もある)。

個人の飛躍が、歴史自体の針飛びに見える瞬間も、稀にある。古くはセックス・ピストルズ。やや最近ならニルヴァーナ。誰それ以前/以後、として語られる、大きな断絶の象徴。

しかし正直な話、ぼくがピストルズを初めて聴いたときには、衝撃もスピードも感じられなかった。しばらくして気付いた。登場時には歴史の切断面に見えたものが、時間がたつと、「以前」と「以後」をつなぐ糊として機能してくるんだ。

ニルヴァーナも、そう。『ネヴァーマインド』が最初に出たときの国内盤の解説には、本来は水と油であるふたつの要素――メタル/ハードロック的なものと、パンク的なもの――の融合に初めて成功した、と書かれていた気がする。筆者は伊藤政則。断絶や革新ではなく、融合。この本質をズバリ見抜く目、さすがである。

たまたまだけど、彼らは死の刃で切断されて、真っ赤な断面がむき出しになっている。ひとは死ぬ。とはいえ、簡単には死なない。外からの力がやって来ないのならば、なんとか自力で、死んだり再生したりし続けなくてはならない。生きるために。それをデヴィッド・ボウイ式と呼んでもいいんだけど、そろそろ本題に入ろうか。

---

わたしが寺尾紗穂をきちんと聴いたのは、2012年ごろ。初めてのソノリウムラヂオに足を運び、それから後追いで、途中からはリアル・タイムで、CDを買っていった。

ひときわ刺激を受けたのが、2015年の『楕円の夢』。ここで彼女は大きく跳躍し、上品なピアノ弾き語りのイメージを軽やかにひっくり返してみせた。レーベル移籍が吉と出たよい例だと思った。

続くは2016年の『わたしの好きなわらべうた』。意外な素材が色とりどりの編曲で、すっかり現代の音楽になっている。驚いたわたしはブログ記事を書いた。題して「アフロ・ヘアーでありうる女」。この音楽の奔放さにはむしろ、アフロ・ヘアーと原色のドレスが似合う、との主旨。

たぶん、もどかしかったんだ。寺尾紗穂はぐいぐい速度をあげて、先に進んでいる。それなのに世間の大半はまだ、「ピアノ弾き語りのひと」で片付けてしまっているのではないか、と。

---

アマゾンの『御身』(2007年)の「商品の説明」欄には、「声が大貫妙子、歌い方が吉田美奈子、ピアノが矢野顕子と言われ」との一文がいまもある。当時、金延幸子も引き合いに出されていたっけ。

ほんとにそれだけ? あらためて『愛し、日々』(2006年)から聴き直してみる。たしかに最近2作のヴァラエティの豊かさはめざましい。のだけど、エレクトロニカ風の試みも、大胆なリズムの冒険も、時間をかけて少しずつ準備されていた。

一度それがわかると、『楕円の夢』を境にした前後の断層は、ふっと消滅する。そしてたとえば、『楕円の夢』冒頭、北杜夫の詩に寺尾が曲を付けた「停電哀歌」が、『わたしの好きなわらべうた』の予告篇のようにも響いてくる。振り返ると、踏みしめてきた足跡で、いま・ここへと通じる一本道がくっきりとできているのだ。

件のブログで書いた、鍵盤弾き語りのイメージにとらわれているひと云々の話も、なんのことはない。わたし自身が、そうだった。

---

つまりこの10年間の歩みは、まさに「変わってねえし、変わったよ。」なんだけど、作風のゆるやかな広がりと着実な深化にもかかわらず、彼女のパブリック・イメージがリミテッドしちゃってて更新されないとしたら、なぜか。髪型の印象の強さが、理由のひとつなのではないか。

寺尾紗穂と共振しそうな70年代前半の中分け長髪シンガー(・ソングライター)たちを、いくつかのジャケットとともに、思い出してみる。

五輪真弓『少女』『冬ざれた街』。荒井由実『ミスリム』。吉田美奈子『扉の冬』。大貫妙子『グレイ・スカイズ』(いまは前髪のひとだけど)。金延幸子『み空』。ジョニ・ミッチェル『バラにおくる』。リタ・クーリッジ『リタ・クーリッジ』『ナイス・フィーリン』。カレン・ダルトン『イン・マイ・オウン・タイム』。ジュディ・シル『ジュディ・シル』。

外見も音楽のうちだから、これら「中分け長髪派」を引き合いに出すのは、理にかなってはいる。だけど、それだけじゃもう、足りないんだ。かといって、彼女が歌い方やピアノの弾き方を変える必要はない。いやむしろ、何も変えてはならない。

何も変えずに何かを変えるため、音楽をあらたな宛先に届けるために、こんな妄想をしてみる。彼女がもし、エスペランサ・スポールディングやリンダ・ルイスのようなアフロ・ヘアーだったら。それだけできっと、思わぬ方向からも視線が向けられ、たくさんの耳がそばだてられるだろう。(ジャズ・ザ・ニュー・チャプター界隈からの注目も得られそうだ。個人的には必要性を感じないけど)

余計なお世話なのは、百も承知。「口の角」で♪なきたいときも/苦しいときも/口の角くいっとあげてごらん♪と歌っていた彼女ならば、ごく小さな変化で、自分の気持ちも周りの反応も、がらりと刷新されることをご存知のはず、と信じての提案です。あ、ウィッグでいいと思います。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-12-24 13:29 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.117

d0000025_14394432.jpg日時:2017年01月07日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の正面扉です。その左の、ドア越しに中が見える店ではありません。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

早いものでもう2016年も残すところ、あとわずかですね。今年も1年間どうもありがとうございました。お礼のあとは必然的に01月のご案内です。正月早々で恐縮ではありますが、おめでたい曲、楽しい曲、たくさんご用意してお待ちしております。よろしくお願いします。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2016-12-21 14:43 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 112

d0000025_14273131.jpg
2017年01月14日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
Hotatex
Yuya Pianobeginner (in your face)
森山弟(弟)
森山兄(兄)

・Hotatex(写真上段)
東京都の多摩生まれ。三軒茶屋のカルチャーに縁と所縁があり、DJ活動を始動する。そこから捲るめく面白人間関係と音楽の波にのまれ、都内各所の様々なパーティにも参加するようになる。現在はソロや、鍵盤でのサポートライブまで、音楽制作の幅も広げながらマイペースに活動中。

・Yuya Pianobeginner (in your face)(写真中段)
ヒマラヤ地方絶景の寺に魅せられ、21才、初の海外旅行で渡印。ジャンムー・カシミール州(パキスタンとインドの国境付近、当時紛争中)で約1カ月滞在。宿で窓を開けたらサッシごと転落、ヒッチハイクメインの移動、寺洞穴での極寒の一夜、新聞チラシで増し増しチャーハン、世界最高?5600mの車道からヒマラヤバス下山にて何度も天井に頭をぶつける等より旅行好きに。音楽も好きです。森山兄弟お誘いありがとうございます。年明けPPFNP楽しみましょう!

ライヴ:鈴木わみ(写真下段)
和歌山生まれのシンガーソングライター。初ステージは17歳。2010年に初音源「理想程度」をリリース。ピアニシモからフォルテシモ、童謡からブルースまで、幅広くしなやかな歌唱が持ち味。慈愛に満ちた深い群青の海のような歌声。

早いもので、2017年のPPFNPのお知らせです。1年に4回しか開催されないのでぬかりなく手帳にお書き込みください。みなさまご承知の通り、2017年7月でPPFNPは満20年を迎えます。そんなアニヴァーサリー・イヤーのしょっぱな、DJ、ライヴとも強力なメンツがブッキングされました。ぜひとも踊ったり歌ったり酔っぱらったり、楽しい時間をお過ごしください。

なお、いままでの弊イヴェントのセットリストはこんな感じです。どうぞご参考になさってくださいませ。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-12-04 19:13 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.116

d0000025_1858577.jpg日時:2016年12月03日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の扉です。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄
ゲスト:はやかわん

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

急に寒くなってきましたね。冷え性にはつらい季節の始まりです。12月のご案内です。今年も残すところ、最後の試走となります。ゲストにははやかわんさんをお迎えします。ちょっと気が早いですが、一緒に2016年を振り返りましょう~。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2016-11-12 18:59 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

リスト Volume 111 2016.10.08 ゲスト:イクマンテの夜&DJモロヘイヤ ライヴ:アノアとペロ

***森山兄***

01 Aram Arakeilan Ensemble / Fountain Scene
02 Ben Branch & The Operation Breadbasket Orchestra & Choir / Battle Hymn of the Republic
03 Bloodstone / Damn That Rock'n'Roll: Bo Diddley/Diddley Daddy
04 Lionel Hampton / One Man Band
05 Andy Shauf / Quite Like You
06 Colin Blunstone / (Care of) Cell 44
07 The Neon Philharmonic / Morning Girl
08 Noel Harrison / Nothing but a Fool
09 柴田聡子 / ポイズンレークパーク
10 Madeleine Peyroux / Everything I Do Gonh be Funky (From Now on)
11 Allen Toussaint / Waltz for Debby

<コメント>
♪01 以前からときどき、ウード(アラビア琵琶)が聴きたい、と思うことがあり、とはいってもとくにレコードを探したりはしないのですが、先日町田のユニオンに超ひさしぶりに行ったらワールドのコーナーでこのレコード『ジ・ウード』を見つけたので買ってみました。どんなひとかは知りません。とりあえずウードが聴けるので満足です。

♪02 やはりそのとき購入。『ラスト・リクエスト~キング牧師に捧ぐ』より。キング牧師の追悼アルバム。ソウル、ゴスペルっぽい感じです。曲はアメリカ南北戦争のときの北軍の行軍曲で、ヨドバシカメラのCMで使われていた♪まーるい緑の山手線~♪の元ネタです。(Amazon)

♪03 70年代のソウル・グループ。タイトルどおりボ・ディドリー風。『ナチュラル・ハイ』より。

♪04 40年代から活動するヴェテラン・ヴィブラフォン奏者。70年代にはブランズウィック・レーベルにいくつかの作品を残しています。この『オフ・イントゥ・ア・ブラック・シング』もそのひとつ。この曲はシャイライツなんかも歌っているそうです。(試聴)

♪05 カナダあたりのSSW。今年出した、初の大規模流通盤『ザ・パーティ』より。2016年を代表する1枚になると思います。(YouTube)

♪06 元ゾンビーズのヴォーカル。このひとのソロ作っていうとあれですね、1枚目の『1年間』はみなさま名盤だからよくご存じでしょうが、2作目以降はジャケ(っていうか本人の顔)がダサくていまいち買う気をそそられない。これは通算4枚目くらいの『プレーンズ』に収録。もちろんゾンビーズ時代の名曲の再演です。(YouTube)

♪07 『ザ・モス・コンフェスィズ』より。昔からなんとなく知ってるつもりの盤でしたが、どうせソフト・ロックだろと思ってバカにして買わずにいました。たまたま安価で見かけたため買ってみたら、かなりストレンジな感じでわりとよかったです。ヴォーカルの声が松尾清憲に似てると思う。(YouTube)

♪08 映画「華麗なる賭け」の主題歌「風のささやき」を歌ったことで知られる歌手、俳優。スキーでオリンピックに出たこともあるそうです。アルバムはけっこうな枚数があるけど系統立てた再発はされてないみたい。これは『ノエル・ハリスン』より。原曲は、オスカー・ブラウン・ジュニアやシヴーカなんかが音楽をやったミュージカル『ジョイ』のサントラより、だと思う。このアルバムも最高なのでCD化してほしいですけどね……ということで、そのオリジナルのほう→(YouTube)

♪09 かわいいですよね。好きです。『柴田聡子』より。(Amazon)

♪10 レーベルを移籍したもののとくに音楽的な変化もなく相変わらずなアルバム『セキュラー・ヒムズ』より。アラン・トゥーサンが書いた曲。(YouTube)

♪11 昨年亡くなったニューオリンズの作曲家/ピアニスト。たぶん最後のアルバムになるであろう『アメリカン・テューンズ』より。ビル・エヴァンスの曲。(YouTube)

***森山弟***

01 Four Tet / Misnomer
02 Bonobo / Transmission 94 (Parts 1 & 2)
03 United Future Organization / Stolen Moments
04 videobrother / モンゴルファイト
05 Ron Levy / El Fuego De Lowell

***イクマンテの夜***

01 シャム猫を抱いて / 浅丘ルリ子
02 ドライビング・ラブ / 沢田駿吾クインテット
03 恋の季節 / 神谷正行グループ
04 ふたりのシーズン / スリーグレイセス
05 ひとりの悲しみ / ズーニーヴー
06 二人の街角 / ザ・ジャガーズ
07 チューチューラヴ / タックスマン
08 キープクリーン / トップギャラン
09 悲しき雨音 / 荻野達也とバニーズ
10 雨 / 石川晶とスペースギャング
11 ゲンチャーズのテーマ / ザ・ゲンチャーズ
12 ブロードウェイのブーガルー / サンディネルソン
13 ストップインザネームオブラブ / 宮間利之とニューハード
14 レットイットビー / ザ・サウンドスピリッツ
15 愛する君に / 鈴木邦彦とザ・ジョーカーズ
16 スプーキー / ザ・クーガーズ
17 鎖 / 藤山ジュンコ

***DJモロヘイヤ***

01 Die Ganze Welt / World Mix / Michael Rother
02 Love / Irmin Schmidt
03 Blue Funk A La Turk / Blue Asia
04 Blue Grotto / Amon Düül II
05 Instant Pussy / Matching Mole
06 Sweetness / Yes
07 Something in the Air / Thunderclap Newman
08 No Ke Ano Ahiahi / Blue Asia
09 Nachtpassage / Chill Remix / Michael Rother

***ライヴ:アノアとペロ***

01 ゴキゲンな夜を踊ろう
02 お猿の新婚旅行
03 LOVE
04 うかばん
05 猫です
05 My ichiban tomodachi
06 ハッパかけて64
07 この空の星も月も
08 まぐぱ

***森山弟***

01 Zaz / J'ai Deux Amours
02 五島良子 / Big Yellow Taxi
03 The Monkees / Circle Sky
04 The Black Keys / Lonely Boys
05 Vintage Trouble / Angel City, California
06 東京スカパラダイスオーケストラ / ジャングル ブギ
07 ら・ら・ら / You can get it if you really want
08 ボノボ / Beautiful

***森山兄***

01 The Rolling Stones / Miss You
02 山口百恵 / I CAME FROM 横須賀
03 Blondie / Heart of Glass
04 The Clash / The Magnificent Seven
05 エンジョイ・ミュージック・クラブ / N・A・T・S・U
06 Millie / He's Mine
07 Kenny Loggins / Wait a Little While
08 Bobbie Koloc / Burgundy Wine

<コメント>
♪01 とくにこの曲が好きだとかはないんですが、この曲をアルバム『女たち』からの最初のシングルにしようっていう判断が興味深いですよね。ディスコ・ロックとしてもそんなにうまくいっているとは思えないし。(YouTube)

♪02 「ミス・ユー」からこの曲へのつなぎをずっとやってみたかった。ミディアム・テンポの平板なビート、2本のギターの絡み、「ミス・ユー」あたりのストーンズをうまく翻案したな、と思っていたのですが、調べてみたらこちらの方が1年前。というか、ストーンズにカヴァーしてほしい。宇崎竜童・阿木燿子が全曲を書き下ろしたアルバム『百恵白書』より。(YouTube)

♪03 もしかしたらDJでブロンディかけるの生まれて初めてか? いや、そんなことはないかもですが、この曲は初めてのはず。『恋の平行線(Parallel Lines)』より。(YouTube)

♪04 『サンディニスタ!』に入っている曲。これはシングル・ヴァージョン。ちなみにこのセットのここまでの流れだったらロンドン・ナイトとかにも出られるんじゃないか、と思いながらやってました。(YouTube)

♪05 現代版スチャダラパーみたいな3人組。この曲は明らかに「サマージャム '95」へのアンサー・ソングですよね。『フォーエヴァー』より。これはインディーズ時代の?音源→(SoundCloud)

♪06 ジャマイカ生まれの歌手。小泉今日子がカヴァーした「わたしのロリポップ」が有名なひとですね。『マイ・ボーイ・ロリポップ』より。ジョージィ・フェイムで知った「ド・レ・ミ」も入ってた。(YouTube)

♪07 今年はAOR40周年だとかで、ソニーから大規模な再発がおこなわれてますが、それのサンプラーとして3枚組60曲3000円、という初心者にはもってこいのコンピ『ライト・メロウ-ワン・デイ』なるものが出たので買ってみました。そこに入ってた曲。(YouTube)

♪08 シカゴのSSWだそうです。けっこうな枚数のアルバム出してて、CD化もされているのにまったく名前を知らなかった。アルバムのジャケは1枚だけ見覚えありました。これは『ホード・オン・トゥ・ミー』より。清涼感あふれる歌声。(試聴)

***おまけCD『The Shape of Things to Come』曲目***

01 The Presidents / Triangle of Love (Hey Diddle Diddle)
02 ピチカート・ファイヴ / 聖三角形
03 Dorothy Ashby / Shadow Shapes
04 Bobby Mitchell / Goin' Round in Circles
05 Mostly Other People Do the Killing / Round Bottom, Square Top
06 J.D. McPherson / Scratching Circles
07 The Monkees / Circle Sky
08 The Bamboos / Red Triangle
09 Joe Bataan / Latin Soul Square Dance
10 のこいのこ / まるさんかくしかく
11 Thurston Moore / The Shape is in a Trance
12 Mumford & Sons / Tompkins Square Park
13 John Hartford / The Little Old Lonesome Little Circle Song
14 小室等 / ○と△の歌
15 The Pentangle / Will the Circle be Unbroken
16 湯川潮音 / かたち
17 Lucy Wainwright Roche / Starting Square
18 Azure Ray / Walking in Circles
19 mum / The Last Shapes of Never
20 Elizabeth Mitchell / Circle of the Sun
21 Folkal Point / Circle Games

☆テーマは図形。中野さんからのリクエストでした。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-10-24 09:48 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

アフロ・ヘアーで盆踊り

d0000025_1955342.jpg代官山の晴れたら空に豆まいての10周年イヴェント「あいおい」を見ました。出演は寺尾紗穂、長谷川健一、折坂悠太。

トップは折坂悠太。まずしょっぱなのギターの音の良さにびっくり。PAがいいのか、楽器そのものがいいのか、弾き方なのか。ギターってこんなに気持ちいい音が出る楽器だったっけ? ギター演奏の形容として、つま弾く、という言葉があるけれど、弦を持ち上げてバチンと元の位置に戻しているような図(琵琶、ウード系のイメージ)が思い浮かぶ音。

ヴォーカル・スタイルがまたユニークで。野太い音の塊をなるべく減衰させずに遠くまで届かせるための発声というか。そこに独自のねじりが加わり、はっきりとした音なのに歌詞が聞き取りづらい。耳をそばだてて聞いていると、現代短歌、現代俳句にも通じる世界のような。歌詞カードを読んでみたい。

ギターは英国フォークに通じる音を出していて、声もスコットランドかアイルランドの谷間あたりで響いていそうな感じ。強い風にも負けず、山の向こうまで流れていくうた。1曲、無伴奏でうたっていて、これもア・カペラなんてしゃれたもんじゃなく、たとえばイワン・マッコールの労働歌というか、あるいは、パンとウィスキーを買うためになけなしのギターも質に入れてしまった奴がそれでも歌っている、そんな風情。

そして同時に、日本語の民謡のようにも聞こえるところがおもしろいと思った。日本語だと民謡とフォークはなぜかまったく別のものとしてとらえられることが比較的多いと思うけど、彼の歌はその両方の意味でのfolkだなと感じた。

セット・チェンジのあいだにジョー長岡さんが隣の席に座ってきた。「いまの聴いた?」「いいねぇ」。そんな会話を交わす。

---

次は長谷川健一。結果的に、今日の3人の中だとこのひとがいちばん正統派に聞こえてしまう。このひとの歌を生で聴くのは通算3回目。前回、何年か前に聴いたとき、このひとのならではのあの節回しって、意外と民謡とか小唄に近い世界なんじゃないか、と感じたことを思い出す。リズムはドドンパとかああいうのが合いそう。

新曲が多めだったようだけど、最後のほうにやった「空の色」、単に歌っている回数が多いからなのかどうか、それにしても堂々たる名曲の貫録。

長谷川健一を初めて聴いたのは、2007年12月15日。ミニ・アルバムが2枚当時に出た、そのレコ発のライヴ。そのときの感想。2007年のこの日は、長谷川健一(+船戸博史のベース)と、ジョー長岡のツーマンだった。長谷川の歌には、たしかに、なんかすげぇのが京都から来たな、みたいなインパクトがあったんだけど、その日の感触としては、ジョーさんもぜんぜん負けてなかったんだよ。それから10年近くたって、ここまで音楽家としてのキャリアの差が開くとは思わなかったけど……(というオチ)。

---

寺尾紗穂、アフロ・ヘアーになってなかった。衣装も黒っぽい地味なドレスだったかな。しかし見かけに騙されてはいけない。「いか採り舟の歌」のピアノの強烈なスウィング、ドキドキさせられた。かと思うと、「指」にはフランス映画の香りが漂う。

ラストは折坂、長谷川を加えた3人で、折坂の「きゅびずむ」を歌う。わたしの近くにいたお客さんが、ステージ上の3人を見て小さな声で「家族みたい」と言っていた。3人はお互い全員、この日が初対面だったそうだけど、折坂いわく、いとこに会ったみたいに気軽に話ができたそう。わたしには両親と息子(折坂)のように見えたな。あ、もちろん、そんなに歳は離れてないけども。

それにしても、3人の声質の合わないこと合わないこと。これほどごつごつした、違和感の塊みたいなセッションにはひさしぶりに出会った気がする。

たぶんこの日のライヴはお店の企画だったと思うんだけど、テーマはおそらく民謡だろう。いま売ってるミュージック・マガジンでも、「ニッポンの新しいローカル・ミュージック」なる特集が組まれている(未読)。そこに載ってるらしいアラゲホンジは何年か前に見てぶっ飛んだ。民謡クルセイダーズもなるべく近いうちに見てみたい。来年か再来年あたり、民謡はブレイクするんじゃないかと思うんですよね。

それともいくらか関係して、東南アジアの盆踊りシーンのことが最近気になっている。数万人規模が集まって、民謡とかJポップとかで踊るらしく、和太鼓と現地の打楽器のコラボなんかもあるとか。来年あたり、クアラ・ルンプールかジャカルタに見に行ってみたいな。

ところで、ちょっと前、ライヴのチケットの転売の話題が盛り上がってましたね。あまり興味が持てずにいたんですが、というのは、チケット取れないやつを無理して定価以上で買って行くよりも、家でCD聴いてたほうがいいんじゃないのーって自分としては思うんですよね。とくに東京の場合、普通にチケット買えるライヴ、いろいろあるじゃないですか。「あいおい」も、自分はあわてて予約しましたけど、結局当日券でも入れたみたいでしたからね。

とか書くと、そんな、誰でもいいわけじゃなくて、わたしは何万円出してもこれが見たいんだ、という反論をしてくるひとがいるかもしれない。そういうひとは音楽に関するお金の使い方がわたしとは違うんだなあと思うだけです。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-10-21 19:56 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.115

d0000025_10494253.jpg日時:2016年11月05日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の扉です。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄
ゲスト:O.K.KEN?

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

だんだん涼しくなってきましたね。11月のご案内です。今年も残すところ、試走はあと2回。ゲストにはO.K.KEN?さんをお迎えします。目にも止まらぬ盤さばきと、耳にも止まらぬマシンガン・トークが同時にお楽しみいただけます。ご期待ください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2016-10-21 10:50 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.114

d0000025_1050323.jpg日時:2016年10月01日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の扉です。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄
ゲスト:mi

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

だんだん涼しくなってきましたね。10月のご案内です。ゲストにはmiさんが決定いたしました。今年も残すところ、試走はあと3回かぎり。かかる曲数にしたらせいぜい200とかそんなもんでしょう。途端に名残惜しくなってきませんか。一度もお乗り逃しないよう、手帳に日付を書き込んでおいてください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2016-09-16 10:51 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 111

d0000025_11105461.jpg
2016年10月08日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
イクマンテの夜
DJモロヘイヤ
森山弟(弟)
森山兄(兄)

・イクマンテの夜(写真上)
2011年頃よりDJ活動を開始。東高円寺UFOCLUBや新宿JAMなどで歌謡曲イベントの転換DJを数多くこなす。また、昭和40年代歌謡イベント「まやかし」を主催。グルーヴやビート感のあるマイナー昭和歌謡を中心とした選曲を得意とし、最近はインストものなど所謂和モノ系も取り入れた選曲で幅を広げている。あるのかないのか幻影のような歌謡シーンをさすらう数少ない若手DJ。https://twitter.com/ikumante

・DJ モロヘイヤ(写真中)
89年よりネオGS界隈でバンドを始める、その後、放浪。映像、舞台等の音楽制作を得て、01年ルドルフ・シュタイナーのオイリュトミーに出会い、弟子入り。09年より三軒茶屋Orbitにてボーダレスなチルアウトパーティ「Budspackers」を共同主催し、朗読や古今東西の密やかな響きを粘っこくDJ。モッズイベント「in your face」レギュラーDJ。ガレージバンド「ぼくら」ギタリスト。現在は、オイリュトミーを踊る舞台制作を行なっている。

ライヴ:アノアとペロ(写真下)
ピアノと歌のanoaと、ミニドラムとたまに歌のペロ魚谷からなる。トリオを超えた、シンプルデュオバンド。2012年に始動。2013年にアルバム「まぐぱ」を発売。アノアとペロが繰り広げる世界は、ファンタジーな絵本のようでもあり、リズムの効いたダンスミュージックでもあり、子供が口ずさむポップソングでもある。anoaはピアノとツイストを踊り、ペロ魚谷はコミカルな見た目とドラマーをうならせるテクニックで、各地のバーやカフェ、野外イベントなどでゴキゲンライブを繰り広げ、大人から子供の心まで踊らせている。http://anopero.tumblr.com/

早いもので、今年最後のPPFNPとなります。ということはつまり、この回を逃すと次は来年1月までお待ちいただく必要があるということです。と同時に、日本一早い2016年のしめくくりを体験できるわけでもあり、あらゆる面でスペシャル感たっぷりの夜になることは間違いないと思われます。

ゲストDJ、ライヴとも強力なメンツがブッキングされました。ぜひとも踊ったり歌ったり酔っぱらったり、楽しい時間をお過ごしください。

なお、いままでの弊イヴェントのセットリストはこんな感じです。どうぞご参考になさってくださいませ。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-09-07 11:11 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

アフロ・ヘアーでありうる女

d0000025_0201946.jpg寺尾紗穂の新作『わたしの好きなわらべうた』。なんと、日本各地のいろんなわらべうたに大胆かつ斬新なアレンジをほどこして歌ったものなんですよ、だなんて言われても、ふぅーんと思うくらいでこれといって食指が動かなかったんだけど、とはいえ出てすぐ買って聴いてみたら、もしかしていままでのこのひとの活動はこのアルバムをつくるために積み重ねられてきたんじゃないの? だなんて、ちょっと(どころか、かなり)失礼な感想がすぐに浮かんできたし、いったん聴いてしまうと、いやいや、寺尾紗穂の声とピアノでわらべうただよ? いいに決まってなくなくない? などと、ついさっきまでの自分の全存在すらをも平然と否定することすらやぶさかでない。

そもそもの素材に自由に創造力を展開させる余地が含まれていたのか、それともその素材を見出した寺尾の慧眼なのか、まあたぶん両方なんでしょうけど、録音されて円盤に焼き付けられたうたは、いままでの彼女の音楽の延長線上に確かにあって、それでいてまったく新しいもののようにも聞こえる。

寺尾紗穂っていうと、最初話題になりだしたころの、かちっとしたスタイルでピアノを弾き語る上品なシンガー・ソングライター、みたいなイメージがいまもまだ強いのかもしれないけど、いつごろからかはわからないけど、いつのまにか、ただそれだけじゃなくなってる、ということに気付いてもいいかもしれない。おそらく、P-VINEへの移籍のときにでも、服装や髪型を大胆に変えておいたらわかりやすかったと思うんですけどね。いま現在の彼女の音楽には、たとえば原色のワンピースにアフロ・ヘアー、みたいないでたちのほうがむしろしっくりくるかもしれない。

ピアノには凶暴なスウィング感もあるし、そもそもピアノを弾いてなくてエレクトロニカ風の編曲のものもある。サックスがフリーキーに暴れたりもする。まぎれもなく、いま現在日本と呼ばれている国のあちこちから集められたうたばかりでありながら、これみよがしな和のテイストはない。というか寺尾はたぶん、朝鮮半島や大陸のわらべうたについても調べたんじゃないかという気がするんだけど。

アレンジとか音の質感とかはまったく似てないのに、何度か聴いているうちに、60年代のイギリスの、フェアポート・コンヴェンションとかペンタングルだとかのことを思い出していた。彼らの活動は直接的には、アメリカのフォーク・リヴァイヴァルやブルーズの再発見に触発されて、それを自分とこの民謡をネタにしてやってみたらどうなるべぇか、って動機からスタートしたものだったと思う。日本にも民謡のポピュラー化の試みは昔から断続的にいろいろあったはずで、でも、今回の寺尾紗穂の冒険の、耳が洗われる感じっていうのはなかなかないんじゃないかな。昔のイギリス人がフェアポートとか聴いてびっくりしたっていうのはこんな感覚だったのかも、と勝手に追体験していました。

最初は音が入ってきて、だいぶあとから言葉が届いてくる感じだったので、数回聴いてしばらくして、あっこれってラヴ・ソングでもあるんじゃん、って気が付くなんてこともあった。そういう意味で言うと、わたしが赤子のころに聞かされていた中国地方の子守歌があって、その別ヴァージョンがこのアルバムにも収められてるんだけど、わたしがなじんでいる歌詞は、広く知られているやつで、♪ねんねこしゃっしゃりませ/寝た子のかわいさ/起きて泣く子の/ねんころろ/つらにくさ♪というもの。まあ、寝ない子は困りますよね。ツラも憎く見えてこようというものだよ。ってことは、自分自身が我が子の夜泣きに悩まされるようになって、ようやく心から理解できるようになった真実であり。

それにしてもどうして民謡、わらべうたに惹かれるのか? ってことは難しい。とくに結論を出さなくてはならないものでもないのだろうけど。寺尾紗穂の今後については期待しかなくて、心配があるとすれば、うっかり矢野顕子になったりしないよう気を付けてほしい、ってことだけ(矢野顕子も好きですヨ)。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-08-25 00:21 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.113

d0000025_241565.jpg日時:2016年09月03日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の扉です。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

まだまだ暑いですね。9月のご案内です。ゲストは未定です。今年も残すところ、試走はあと4回こっきりとなりました。一度もお乗り逃しないよう、手帳に日付を書き込んでおいてください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2016-08-19 02:06 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

リスト Volume 110 2016.07.09 ゲスト:pulp&sachu ライヴ:ジョー長岡

d0000025_17173710.jpg***森山兄***

01 Ian Matthews / Shake it
02 Al Kooper / Where were You When I needed You
03 Swamp Dogg / Complication No.5
04 Don Glaser / Together
05 John Valenti / Was it Something I Said
06 Alice Clark / Never Did I Stop Loving You
07 Patti Drew / Wild is Love
08 Lucky Millindar / Oh! Babe
09 パンサー鈴木+松石ゲルとサイケV / 俺の旅路
10 柴田聡子 / 悪魔のパーティー
11 Huey Smith / Little Liza Jane
12 Hank Marr / The Headache (Donkey Walk)
13 Joan Shelley / Brighther Than the Blues

<コメント>
♪01 元フェアポート・コンヴェンションのヴォーカリスト。って、そんな昔の話をいまさら言われるのも本人はいやだろうけども。彼のソロとしてはいまのところ最大のヒット。『スティーリン・ホーム』より。(YouTube)

この曲のオリジナルはテレンス・ボイラン。マシューズによるカヴァーを聴いて、こんなにいい曲なんだから原曲も聴いてみたい、と思ってがんばって探したらこれで、当時は怒り狂うくらいがっかりした。すんごいひさしぶりに聴き直すと、別に悪くないじゃんって思うけど。まあそれでもマシューズ版の圧勝。

♪02 ミュージック・マガジンの90年代邦楽ベスト100の記事を読んで、なんとなく思い出して取り出してみたアルバム『赤心の歌』より。自分が買ったのは95年だけど、当時はもちろん真価はすぐにはわからない。しかしこれが彼のベストではない。よね?(YouTube

♪03 よく知らないソウル歌手。『カフド、カラード&タグド』より。(allmusic

♪04 カリフォルニアのマイナー鍵盤弾き語り歌手。「裏ボブ・ドロウ」などとも称されているそうです。ドラムスはシェリー・マン、ベースはレイ・ブラウンと豪華。(試聴

♪05 パズルというバンドのドラムだったひとらしいです。「白いスティーヴィー・ワンダー」とも称されているそうです。『エニシング・ユー・ウォント』より。(YouTube

♪06 1972年に唯一のアルバム『アリス・クラーク』を残したソウル歌手。(YouTube

♪07 おもに60~70年代にかけて活動したモッド/ソウル歌手。『ワイルド・イズ・ラヴ』(70年?)のタイトル曲。(YouTube

♪08 プリミティヴR&B。ベスト盤より。歌の節回しとか、吾妻光良の元ネタっぽい。(YouTube

♪09 名古屋あたりでDJなどとしてご活躍されているらしいレコゲバさんが、ご自分のレーベルからリリースした、ご自分のイヴェントのテーマ曲の7インチのB面の曲。松石ゲルはギロのドラマーでもあります。この7インチはレコゲバさんからいただきました。ありがとうございます。(試聴

♪10 最近好きになったSSW。『柴田聡子』より。(Amazon

♪11 ニューオリンズR&Bのピアニスト。ベスト盤より。昔はこういう音楽聴いてもただ「古いなあ」と思うだけでしたが、なんか最近は好きですね。この曲はちょっと童謡っぽい。(YouTube

♪12 60年代にたぶん3枚くらいのLPを残し、その後90年代以降にも数枚のアルバムがあるジャズ/R&Bオルガニスト。60年代の音源は個別には未再発で、ベスト盤のCDがたぶん1枚出てるだけのような気がします。そのベスト盤より。試聴できるところは見つけられませんでした。

♪13 ケンタッキー生まれのSSW。わたしはダニエル・マーティン・ムーアとのコラボ盤で名前を知りました。現在までソロ作はたぶん3枚。これは2015年リリースの最新作『オーヴァー&イーヴン』より。名盤だと思います。ライヴの動画→(YouTube

***森山弟***

01 Keb' Mo' / Big Yellow Taxi
02 Madeleine Peyroux / Take These Chains from My Heart
03 Tunng / jenny again
04 Melody Gardot / She Don't Know
05 Marlena Shaw / Sweet Beginnings
06 高野寛 / SALAD DE SURF

***pulp***

01 My Lighthouse / Pulp
02 Aftermath / Primal Scream
03 Patio Song / Gorky's Zygotic Mynci
04 Sleep The Clock Around / Belle And Sebastian
05 That's Right / Tuff Love
06 Hong Kong Garden / Siouxsie And The Banshees
07 Liebe Auf Den Ersten Blick (Love At First Sight) / D.A.F
08 Wir Bauen Eine Neue Stadt / Palais Schaumburg
09 モデル / ヒカシュー
10 Memphis, Tennessee / Silicon Teens
11 I Sometimes Wish I Was Dead / Depeche Mode
12 Dolce Vita / Ryan Paris
13 Reaction / Panache
14 We Are All The Lo-Fi Kids / Helen Love
15 Duchess / The Stranglers

***sachu***

01 My Horse Knows the Way / Paul Winter Consort
02 Path to Ascension / Yves Hayat
03 Galliano / Jazz?
04 Gil Scot Heron / Western Sunrise
05 Madlib / Footprins( Wayne Shorter )
06 Vincent Gemignani / Insidieusment les elfes
07 Spiritual Vibes / idy llic
08 Rotary Connection / I am the BlackGold of the Sun
09 Norah Jones / Sunrise ( Radio Slave Remix )

***ライヴ:ジョー長岡***

お待ちください


***森山弟***

01 サニーデイ・サービス / さよなら!街の恋人たち
02 BONOBO / We Could Forever
03 Tunng / surprise me 44
04 スチャダラパー / ベカラズ
05 TOKYO No. 1 SOUL SET + 中納良恵(EGO-WRAPPIN') / みずいろの雨
06 Stoned Soul Picnic / Count Me Out

***森山兄***

01 ハルカリ / フェスでウィッス!
02 XTC / We're All Light
03 ピチカート・ファイヴ / 君が代
04 いずみたく / このままでいいのだろうか
05 The Coronados / The World Belongs to You
06 The Pentangle / Light Flight
07 Gunnar Silja-Bloo Nilson / Joru, E're Saru Mere, Bruden
08 Ben Sidran / The House of Blue Lights
09 Marian Montgomery and Richard Rodney Bennett / Peaceful

<コメント>
♪01 3枚目のアルバム『サイボーグ俺達』より。ユア・ソング・イズ・グッドとのコラボのカリプソ風の曲。(YouTube

♪02 結局彼らのラスト・アルバム?ということになるのでしょうか、『ワスプ・スター』より。(YouTube

♪03 彼らのラスト・アルバム『さ・え・ら ジャポン』に収録されていた、30秒ほどの短いトラック。日本の国歌を、バカラック「サン・ホセへの道」風にアレンジしています。(YouTube

♪04 作曲家。代表曲多数。これは、1971年に自分のレーベルからリリースした、『このままでいいのだろうか』のタイトル曲。本人がつたない歌をきかせています。試聴が見つかりませんでした。けっこう演奏がグルーヴィ(ミュージシャンのクレジットなし)でかっこいいので、CD買って聴いてみてください。

♪05 ラテン系米国人ふたりと、日系米国人ひとりによるトリオ。『ヘイ・ラヴ』より。いずみたく作曲「世界は二人のために」の英語カヴァーです。(YouTube

♪06 4曲前のXTCもそうですが、おまけCDに入れるかどうか迷って結局落とした曲。『バスケット・オヴ・ライト』より。(YouTube

♪07 スウェーデンのジャズ・ヴォーカリスト/クラリネット奏者。76年ごろの『Bloo Hacketyhack Bock』より。ルイ・ジョーダンの「ユー・イズ・オア・イズ・ユー・エイント・マ・ベイビー」のスウェーデン語カヴァー。これも試聴みつかりませんでしたが、いい感じのオールド・タイム老人なので、適当に検索してほかの曲を聴いてみてください。

♪08 細野晴臣もカヴァーしていた曲。最初に歌ったのはエラ・メエ・モーズなのかな。このヴァージョンは『ドント・レット・ゴー』に収録。このアルバムはシドランのベスト作のひとつじゃないかと思っています。(allmusic

♪09 モンゴメリーはアメリカ生まれの歌手。70年代以降はイギリスで活動しました。ベネットはイギリスの作曲家で、映画「オリエント急行殺人事件」や「フォー・ウェディング」の音楽でも知られます。ふたりはたぶん3枚くらいのコラボ盤を出していて、ベネツトの鍵盤を中心にした簡素なアレンジのものが多いようです。これは『タウン・アンド・カントリー』より。ケニー・ランキンのカヴァーです。試聴見つからず。申し訳ございません。探して買ってみてください。

***おまけCD『Beginning to See the Light』曲目***

01 ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス / ミラクル・ライト
02 The Templeton Twins / Light My Fire
03 Spanky Wilson / Light My Fire
04 Ben Sidran / The House of Blue Lights
05 Bob Darin / Light Blue
06 Thurston Moore / Never Light
07 Lou Reed & John Cale / Starlight
08 沖山優司 / ネオン・ライツ
09 Travis / Under the Moonlight
10 Seeker Lover Keeper / Light All My Lights
11 Rilo Kiley / Hail to Whatever You Found in the Sunlight
12 Evie Sands / Keep My Lovelight Burnin'
13 流線形と比屋定篤子 / ムーンライト・イブニング
14 India.Arie / I am Light
15 小野リサ / 街の灯り
16 Alexi Murdoch / The Light (Her Hands were Leaves)
17 Beachwood Sparks / Nature's Light
18 The Innocence Mission / You are the Light
19 Predawn / ララバイ・フロム・ストリート・ライツ
20 Tunng / Beautiful and Light
21 Of Monsters and Men / Yellow Light

☆灯り、ライトをテーマに選曲。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-07-31 17:14 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.112

d0000025_6501334.jpg日時:2016年08月06日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の扉です。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄
ゲスト:はやかわん

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

暑いですね。8月のご案内です。ゲストは、通算5度目から10度目のあいだくらいのご出場となりますはやかわんです。どうぞお楽しみに。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2016-07-18 06:52 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

1994年のフレッシュネスバーガー

d0000025_12133421.jpgさすがにこれだけはチェックしておきたい、と遅ればせながらミュージックマガジンの特集「90年代の邦楽アルバムベスト100」をざっと立ち読みして、結果としてはあーなんかそういう感じね、と思いながら帰ってくると、うちのかみさんが「CINRAでかせきさいだぁが『偽物のせいでシティポップは終わった』って言ってるよ」と教えてくれた。

MM誌の100選は、1位がオザケン『ライフ』で、あと『空中キャンプ』とかサニーデイなんかが上のほうに来ていたような。たぶん100枚の中でまったく知らないものって数枚だった気がするし、上位25枚はほぼ全部自分で持ってる(持ってた)か、聴いたことがあるか、要はなんとなく内容を把握してるもののはず。きっとゼロ年代ではこうはいかない。

これは、自分がいまよりもリスナーとして同時代のものに注意を払っていたことを示すと同時に、言い方は悪いけどこの100選が「その程度のもの」であることも示していると思う。もちろん雑誌ごとの傾向ってあるからさ、別に文句は言わないけど、いや、だってさ、もっとこういろいろ、知らないものもあるはずじゃないの? もっとも、集計して順番をつけるからつまらなくなるってことはあって、各人の個別の投票内容(うしろのほうに小さい字で載ってた)をざざっと見たら、こっちはさすがにヴァラエティに富んでたけど。

てことで、自分でもなんとなく選んでみましたが……これは90年代私的ベスト10でもなんでもないです。95~96年がなんとなくひとつのピークだったんでしょうね。

ピチカート・ファイヴ『月面軟着陸』(90年)
グルーヴァーズ『ロゼッタ・ストーン』(95年)
ザ・チャン『デイ・オフ』(95年)
マイ・リトル・ラヴァー『エヴァーグリーン』(95年)
サザンオールスターズ『ヤング・ラヴ』(96年)
フリーボ『すきまから』(96年)
高橋徹也『夜に生きるもの』(97年)
のっこ『ベランダの岸辺』(98年)
田辺マモル『田辺マモルのヤング・アメリカン』(98年)
ハリー&マック『ロード・トゥ・ルイジアナ』(99年)

今朝、グルーヴァーズのTシャツを着てママチャリに乗ったひととすれ違ったよ。ザ・チャンやフリーボが入るならマグースイムとかbenzoはどうなるんだ、って? マイラバのこのアルバムは中古盤で買った。メンバー3人のサインが入った野球ボール風のカードがはさみこまれてたけど自分が買ったやつにはそれが入ってなくて、あとでエル・アールのアルバムを中古で買ったらなぜかそこにはさまっていた。サザンのこのアルバムはみんな好きだったよね。桑田のソロ『孤独の太陽』ともども、よく聴いた。のっこのこのアルバムはいつか必ず再評価されると思っている。田辺マモルしかり。90年代からするといまみたいに気軽にうたもののライヴをやる細野さんが見られるなんてまったく想像できなかった。華原朋美『LOVE BRACE』に収録の名曲「サマー・ヴィジット」、『深海』で辛気くさくなる前のミスチル、SPEED『RISE』に収録の名曲「Too Young」、『キング・オブ・ロック』から『グッド・タイムス』までの真心ブラザーズ、ありがとう。と、ザ・ブーム「敬称略」っぽくいったん〆てみよう。

ところで最初に書いたCINRAの記事は、SATORI(このひとたち知らない)とかせきさいだぁとの対談で、そこでかせき氏は「渋谷系はレコード会社が偽物の渋谷系を大量に投入して、それで終わったんです」と言っている。

自分のイメージとしては渋谷系って92~93年頃のもの、というイメージというか思い込みがあるんだけど、実際にその手の音がいちばんあふれていたのってもう少しあとの90年代半ばだったんでしょう。渋谷系/非渋谷系問わず、信藤三雄/C.T.P.P.のデザインものが多く出回っていて、なんとなくよさそうと思って聴いてみるとたいして面白くない、そんなCDがたくさんあった時代。かせき氏の発言は、たしかにわたしも実感として、ある。

かせき氏はいまのシティポップについてもニセモノ、ダサいほうのやつが多いんじゃないの、と苦言を呈していて、それは自分もなんとなく考えていることなんです。一応、話題になってるやつとかをちょこちょこ試聴してみても、まあそこそこいいよねくらいで、そこから先になかなか進めない。これは当の作り手のひとたちの力量と、わたし自身のリスナーとしての蓄積そして感覚の鈍化と、両方の要因があるわけで、そうそう簡単になんでもかんでも面白がれるわけがないのだ。たぶんいま活躍してるシティポップと言われるもので、わたしが積極的に買いたい(文字通りの意味でも比喩的な意味でも)のって、まだないもんなあ。

それはそれとして、次々にその系の若手が出てきてるいまこそ大々的に打って出るべき/プッシュされるべき、カンバスや失敗しない生き方はいまどこで何をぼやぼやしているのか?(マジメに活動されていたらすみません) TOKYOに何を求めたのか? 何をコミュニケイトしたいのか? と、笠井紀美子っぽく〆てみよう。

そういえば完全に蛇足なんだけど、オザケン『ライフ』については、リリースからたしか4、5年(もっとかも)たったある日、ブックレットを見ていて、スペシャルサンクス的な欄にフレッシュネスバーガーと書いてあるのを見つけた。当時埼玉県南部に住んでいたわたしは、そのころようやくフレッシュネスバーガーというものを認識し始めた時期なので、94年にこれ食ってたなんてさすがオザケン、と感心したのでした。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-07-08 12:15 | 日記 | Comments(0)

私事

d0000025_12324093.jpg私事。わたくしごと。あらかじめなにかの言い訳をするときに使われることが多い言葉のような気がしますが、いろんなひとのわたくしごとを聞いてみたい欲求が、強いのか弱いのかわかんないけど、わたしにはあるみたいだ。

神宮前の建築家会館でおこなわれた小西康陽のトーク「公開ディスクジョッキー:わたくしの二十世紀、二十世紀の音楽」に行ってきた。自分が生まれた年の音楽から、時系列に沿って自分が聴いてきたレコードをかけて、それにまつわったりまつわらなかったりする思い出話をするというもので、言ってみれば究極のわたくしごとだった。または、本人も「小西康陽物語」と言っていたように、他人のレコードを使って書いた自伝。

まずは生まれた1959年、チャック・ベリー「オールモスト・グロウン」と、水原弘「黒い花びら」。こういうふうに並べてみると、「黒い花びら」を同時代のアメリカのソウル・ミュージックと重ねて聴くこともできるな、とさっそく耳が活発に動き出す。

札幌生まれの小西氏は、3歳のころから、両親とは離れて東京の親戚の家で暮らすようになった。そのことは何度も氏の文章で読んで知っていたけれども、理由が書かれているのを目にした記憶はない。そのことについて、家庭の事情的な何かだと思うけど、怖くていまだに訊けていない、と。

子供のころに聴いていたのはTVやアニメの音楽。冨田勲作曲の「リボンの騎士」をかけながら、「シェルブールの雨傘」と「ロシュフォールの恋人たち」のあいだに作られた音楽、と言っていて、なるほどたしかにルグランを感じるアレンジだった(忘れていた)。こういう実例を挙げられると、「自分が子供のころには豊かな音楽が身の周りにたくさんあって……」との回想にも素直にうなづける。

小学生になるとGS。オックスの「オックス・クライ」(作詞:橋本淳、作曲:筒美京平)の、♪僕が一人で寂しいときは ロック踊って泣き真似するの♪という歌詞に衝撃を受けたこと。ゾンビーズ「ふたりのシーズン」やドアーズといった、エレキ・ギター主体でないサウンドにロック観をかたちづくられたこと。

ピンク・フロイドの『原子心母』について、当時はありがたがって聴いていたけどブルースにオーケストレイションをつけただけであることはあとになって気付いた、とのコメントも地味におかしい。

ビートルズを好きになって、両親に電話をして「ぼくはビートルズのことが好きになった」と言ったら、そのときすでに実家には当時出ていたビートルズのレコードが全部そろっていて、カセットテープに録音して送ってくれたとか。どういうふうに感想を伝えようかと思いながらいろいろ聴いているうちにいちばん好きになったのが『サージェント・ペパーズ』だそうなんだけど、これなんか、両親と離れて暮らす小西少年の心細さみたいなものが伝わってきて、なんか切なかった。

ポインター・シスターズ「イエス・ウィ・キャン・キャン」のことを中学校の教室で話していたら、友人の大塚くんが「こんなのはイミテーションだ、本物を聴け」と、ランバート,ヘンドリックス&ロスを教えてくれたエピソード。この話は小西氏の書いたLH&Rのライナーに載っているのでもちろん知っていたけど、すっかり忘れていた。これを生で聞けたのがこのイヴェントの私的ハイライトだったかもしれない。この大塚くんというひとは、中学生のクセにめちゃくちゃ早熟なジャズ・マニアだったそうだ。

この日のトークは、時間の関係で、小西少年が高校を卒業して上京し、ロジャニコのレコードを買ったところで終わってしまう。いわば「小西康陽物語」の第一部に過ぎないわけで、いつかぜひ続きが聞きたい、と思う。

ところでここから先はわたしのわたくしごとになる。この日の昼間、わたしの家の近所の新文芸坐で、前田満州夫「殺人者を追え」という映画を見たら、小西氏も見に来ていた。ここ数年、小西氏はものすごい勢いで旧作日本映画を見ているので、そのこと自体は驚くには及ばない。わたし自身もしばしば、小西氏を目撃している。

昔の映画やドラマだとちょくちょくあるパターンとして、劇中にこれ見よがしになにかの製品が出てきたり、俳優がその製品のことについてしゃべったりするというのがある。「殺人者を追え」という映画はやたらとチキンラーメン推しで、張込み中の刑事が朝からチキンラーメンを食べて「乙なもんだな」と言ったり、刑事がチキンラーメンの営業車に乗り込んでバスを追跡したりする。(ところで黒沢清の「クリーピー」で、プレミアム・モルツのラベルがこっちを向いた感じで映る場面があったが、あれもそれか?)

そんな映画を見た日の夜に聞いたトークで、小西氏がチキンラーメンの話を無理矢理気味にしていたのは、単なる偶然ではない気がする。ちなみに「殺人者を追え」の音楽は宮内国郎だが、トークでは、彼が作曲した「ウルトラマンの歌」(♪胸につけてる/マークは流星~)もプレイされた。

この、ウルトラマンの曲もそうなんだけど、あらためて聴いてみると、自分は音楽を記憶するときにほんとにアレンジとか演奏の細部、音響といったことを覚えていないなあ、と痛感させられたのがこのトークの収穫だった。「ウルトラマンの歌」の、歌に入る直前の短いリフなんか、おそらく「プリティ・ウーマン」とか「ナイト・トレイン」あたりを参照してる気がするんだけど、それもようやく昨日気付いた始末だ。

小西氏がかけた曲は、とくに過度にマニアックなものではなく、当時の英米のヒット曲、日本の歌謡曲やロック、あとは、さほどヒットはしていなくても多少音楽好きであれば耳にしているようなものばかり。だもんでわたしも、完全に初聴きだったものは2、3曲だったんだけど、こういう場合、知っているつもりのものに出会いなおす衝撃のほうが大きかったりする。シュガーベイブ「ショウ」の凝りまくったコーラスや、高田渡「アイスクリーム」のギターのヒップさなんて、どうやったらこれを忘れることができるのか、と驚いてしまうんだけど、でも、やっぱり、すっかり忘れてしまっている。

細野晴臣「チャタヌガ・チューチュー」(鈴木茂「100ワットの恋人」とのカップリングの、プロモ用シングル!にてプレイされた)をかけながらの、細野が参照したカルメン・ミランダノレコードを探しに行った話。あるレコードを聴いて、その源泉になったレコードを探し、そしてまた……といったやり方はわたしにとって基本中の基本だし、森山弟くんにとってもそうだと思う。そして同時にまた、もうそういう時代でもないのかもなあともときどき思う。でもまあ当分、自分はそのやり方の末席を汚し続けるんだろうな。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-06-30 12:34 | 日記 | Comments(0)

個展

d0000025_3123477.jpgどこで情報を仕入れたかぜんぜん覚えてないんだけど、先日、「黛敏郎個展」というコンサートがあったので行ってきました。10代後半から20代半ばにかけて書かれた6曲の生演奏と、30代の作品2曲(音源再生による)。

オープニングは、暗い中で再生される、電子音楽「オリンピック・カンパノロジー」。さまざまなところの鐘の音を採集してきて、電気的に変調させたり加工したりして作ったものらしいけど、ぱっと聴いただけだと、そんな大層な処理をしているようには思えない。単にテープ・コラージュだと言われてもわからない。数十種の鐘の音を聞き分けることができるこのひとなら、わかるだろうか。

で、この曲が終わると客席からは拍手が起きる。自分はちょっとためらってしまった。もちろん、DJが再生するレコードの音楽に拍手をすることはあるし、映画に対しても拍手をすることはときどきある(関係者などが列席していない場合でも)。しかし、純粋な再生音楽に対してそれをするってのは、なんかもどかしい。思えば、このときも同じような思いを抱いたのではなかったか?

生演奏の6曲は、編成も作風もいろいろバラバラで、前述したとおりの当時の黛の歳を考えると、まあ舌を巻くというほかない。この日、演奏されたうちでいちばん初期の作品「オールデゥーブル」(1947)は、黛は1929年生まれだから、18歳かそこらのときのもの。この日はピアノとドラムスで演奏されていて、第1楽章はブギウギ、第2楽章はルンバ。ジャズ・ファンの耳からすると明らかにスウィング感が不足していて物足りないけど、この曲、東京音楽学校(いまの東京藝大)の課題かなんかで提出されたものらしく、みんなびっくりしただろうな。ちなみに「東京ブギウギ」のレコードが出たのは翌1948年の1月だそうです。

「十個の独奏楽器のための喜遊曲」(1948)は、東京音楽学校の卒業作品。違ってたら申し訳ないですが、フランス風の開放感がある、風通しのよい曲に聞こえた。どこだかの海外のコンクールに出品したものの落選したそうで、それは純粋な出来の問題というよりは別の要因だったのではないか。

で、黛のすごいところは、まったく方向性の違った「スフェノグラム」(1950)を翌年のISCM国際音楽祭に出して、見事入選してしまうところ。この曲は、東南アジア~東アジア的な複数のモティーフを1曲の中にぶち込み、さらには日本民謡風のフレーズや西洋の作曲家っぽいところも顔を出し……といった具合の、キメラなんですが、はたちそこそこでそれを戦略的にやってしまう、できてしまうってのは驚き。この曲には、マーティン・デニーやアーサー・ライマンなんかのエキゾものとも並列にプレイ可能な瞬間があるし、思想的にはそれらを逆照射する細野晴臣らの先駆者でもあると思いました。

1953年には女優の桂木洋子と結婚。結婚式のために書き下ろした曲が、おそらく公共の場では世界初演だろうということで演奏されたんだけど、冒頭が、およそ結婚式にふさわしくないライトな不協和音で、まあ自分のパブリック・イメージをよくわかってる。曲が進むうちにウェディング・マーチかなんかの一節が織り込まれたり、後半は急に快活なテンポになって、指揮者は飛び上がるような動きでタクトを振る。この後半の急速調部分は、たぶん黛が手がけたなにかの映画音楽と共通するモティーフを使ってたと思う。

不協和音といえば、音源再生で披露されたもうひとつが、「0系新幹線車内メロディ」。発車時のジングルです。普通なら、あまり不穏な響きではマズいと思うんだけど、これは若干、旅への不安感をかきたてるような音響だった気がする。

セット・チェンジのあいだには企画者のひとが出てきて解説をはさんでくれて、門外漢の身にはそういうのもありがたかった。黛の音楽について、鋼鉄のロボットのようなかっこよさ、オシャレ、ユーモア、リミックス感覚、みたいなキーワードで説明していた。自分は主に映画音楽の作曲家としての興味から黛が気になってるんだけど、この日の個展は彼の純音楽側に焦点をあてたものとはいえ、自分にも充分楽しいものだった。来年は没後20年なので、たとえば武満と比べるとあきらかにワリを食っている感のある黛が少しでも注目されたらいいと思う。

ところで、ふだんクラシックのことなど完全に忘れて生活しているので、こういうコンサートに行くともらえる大量のチラシは貴重な情報源です。この日も、サントリーホールのサマーフェスティバルの案内が入っていて、おおそうだ、自分は夏フェスのたぐいにはまったく足を運ばないけどこれにはわりと行ってるんだったわ、と思い出し、今年のもブーレーズやメシアンの日に行くことにして、チケットを予約しました。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-06-13 03:16 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 110

d0000025_13584388.jpg
2016年07月09日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
pulp(DISCO1990)
sachu(selfservice)
森山弟(弟)
森山兄(兄)

・pulp(DISCO1990)(写真上)
主に80's/90'sのBritpop・NWONW(New Wave Of New Wave)・Indie Rock・ROMO (Romantic Modernism)・Synthpop・New Wave・Punkを好む。Britpop & 90's音楽イベント『DISCO1990』を隔月第1土曜日に渋谷Edge Endにて開催。UK/USロックDJイベント『POPSCENE』@薬酒Bar高円寺、UK音楽&FootballDJイベント『HUSH』@焙煎DISCO茶蔵のレギュラーDJも務める。

・sachu(selfservice)(写真中)
1981年生まれ。東久留米出身。江古田で砂原良徳、DJ KENSEI 、真鍋大度、AOKI takamasa 、スガダイロートリオ、志人、Ametsubなど、多彩なゲストを迎えたパーティ、selfserviceをオーガナイズ。ときどき、DJ。趣味は、歩くこと。 http://selfservice-tokyo.com/

ライヴ:ジョー長岡(写真下)
1970年神戸生まれ。演劇や舞踏の活動を経て、2000年より独自の歌世界を構築し始める。シンガーソングライター、ナレーター、プランナー。世界中の音楽と日本語の、ゆるやかで心地よい融合、力強く可愛いらしい音楽を目指す。インターネットラジオJJazz.Netでは、番組のナビゲーターを務める。

早いもので、今年3度目のPPFNPとなります。毎年申し上げていますが弊イヴェントは1997年7月のスタートですので、今回で満19年。そして、これも恒例ですが毎年7月にはなぜか必ずジョー長岡さんが歌いに来てくれることになっています。このならわしも7回目か8回目くらいでしょうか。

これに来ないことには梅雨は明けませんし夏はやってきません。なお、今回は特別企画として、1997年の第1回フジロックに参加したことを証明できるものをお持ちの方には、森山兄がドリンク1杯ごちそういたします。兄のほうに直接お声がけください。

なお、いままでの弊イヴェントのセットリストはこんな感じです。どうぞご参考になさってくださいませ。
[PR]
# by soundofmusic | 2016-06-05 14:20 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.111

d0000025_1345252.jpg日時:2016年07月02日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の扉です。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄
ゲスト:メチャ

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

6月の回が終わるや否や7月のご案内です。ゲストは、今年4月に続いて通算2度目のご出場となりますメチャさん(初登場)です。どうぞお楽しみに。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
# by soundofmusic | 2016-06-05 13:46 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)