ギター or iPod

d0000025_7485449.jpgお礼状はとにかくすぐに書くものである、帰ってきたらその日のうちに、とりあえずハガキをささっと書いてしまうべし。翌日になればそれだけ億劫になり、ちゃんとした手紙を書かなくちゃ、と思うようになってしまうから。というようなことは、昭和時代のどんなマナーの本にももれなく書いてあり、ましてやブログだったら帰り道の携帯電話で歩きながら打ち込んだりもできるはずで、だからほったらかしにしておいたらいつの間にか1週間近くたってしまっているのは許されないこと。

d0000025_7491665.jpgというわけで、先週の土曜日エッジエンドにいらしたみなさん、どうもありがとう。お客さん、ゲストでDJをやってくれた3名様、そしてマイクなし、PAなしですばらしいライヴをやってくれたジョーさん。ライヴの途中、次々にお客さんがやってきたもので、そのひとたちに少しでも中のほうに入ってもらおうと思ってわたしはどんどん入口のほうに押し出されていった。しまいにはほとんどドアに密着するような感じで、ジョーさんの背中すら見えなくなり、それでも声とギターはちゃんと届いてきてた。最初は、お客さんにジョーさんを取り囲んで車座に座ってもらって……とか考えてもいたんだけど、ふつうに耳をすませばそれで充分で、逆に、あのくらいの大きさの店でPAを使うほうが不自然なんじゃないか、とすら思えた。(もちろん、大きな音の出ない楽器だったら別だけど)

d0000025_749364.jpgジョーさんがMCで話してくれた、音楽の長い歴史に比べたらマイクだとかの音響機材の歴史なんてほんの短いものだ、との指摘はもっともで、目からウロコが落ちもした。それでもしかしわたしは、複製音楽とその歴史に深く影響を受けている(という言い方がおかしいのであれば、それをいつも強く意識している、と言い替えてもいい)。と思ったけれど、もうなんだかどっちでも同じような気がしてきたのもほんとうだ。本質的な機能(=それでなにがしたいか)を考えてみたら、ギターとiPod、たいして違わないんじゃないか。

例によって話がズレてきた。やっぱりまだ(わたしたちのやっているような)DJというものが正確に理解されていないと感じることはあって、つまり、複製音楽をただ並べて再生するだけとはいえ、それでもそこには不思議な一回性がある。どこかで誰かがやっていたセットをそのままマネしても、自分の身についてなかったらそれは確実にかっこわるい。土曜日に出てくれた3人は、そういう意味できちんと自分の中から音を出してくれていて、聴いていてとても楽しかったです。

当日のセットリストが出揃っていますので、見てみてください。次回のPPFNPは9月26日(土)の開催。ゲストは未定ですが、今回とはまた別の、そのときでしかありえない雰囲気になることでしょう。よろしければ聴きにいらしてください。

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明日の土曜日はこちらです。

*黒の試走車<テストカー> Vol.30*
日時:2009年08月01日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート
地図。
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:az/SZ/チバ/マジック/森山兄
ゲスト:たくさんあり

4時間で何人出るんだよって感じのイヴェントです。いろんな音楽がとにかく雑多にかかる、ヤケクソみたいなのになぜか奇妙な統一感があるという音楽の奇蹟(自画自賛ですが誇張じゃないよ)。メスカリートの、なんてことない音響の妙味もいちどぜひ体験してほしいところ。

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ライヴ写真提供はgsminekさん。どうもありがとうございます!
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by soundofmusic | 2009-07-31 07:51 | 日記 | Comments(0)


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