ギューちゃん

d0000025_128479.jpgお礼が大変遅くなりました。先週の土曜日、PPFNPでした。ゲストDJのy_okくん、すばらしいうたをうたってくれたジョー長岡さん、お越しくださったお客様、どうもありがとうございました。

PPFNPはしばらくの間、奇数月最終土曜日の開催を基準にしてきましたが、9月から当分の間、奇数月の第2土曜日に移動いたします。よって次回は、9月11日(土)です。引き続きご愛顧ください。

この間のセットリスト(ほぼ完全版)です。

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PPFNPのあった先週末はフジロックもおこなわれていて、やはり今年もまた、「フジロックとか行かないんですか?」と訊かれてしまった(何年連続だ?)。行くはずがないんですが、京浜ロックフェスはちょっと行ってみてもいいかなと思っています。

そんなこんなで月曜日、出勤前にTVを見ていたら、週末のフジロックの様子がとりあげられていて、客がみんな同じ振り付けをしていたりタウォルを振り回して盛り上がってたりするので、もうやっぱりげんなりしてしまう。

あと、これはTVではなくてどこかで写真を見たんだけど、食堂も、いや、ああいうところのはフードっていうのか、そのフードに行列するひとたちもおしなべて首に汚い(とは限らないが)タウォルを巻いていて難民みたいだし、まあちょっと自分について言うと、金もらってもカンベンって思ってしまう。本当の難民のみなさん、スミマセン。

かといってアウトドアとか山とか嫌いかっていうとそういうわけでもなく、雨とか降らないって誰かが保証してくれるなら、むしろキャムプとか行きたいタイプ。わたしはただ単に、大自然とアンプリファイされた音楽とをごちゃまぜにしたくないだけの話。キャムプで思い出したけど、多摩川の川原にDJ機器を持ち込んで……とかっていうのも、なんかもう、ひたすらうさんくさく感じる。

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で、月曜日は仕事の終わったあと、六本木のスーパーデラックスにてオルケスタ・ナッジ!ナッジ!を見る。パーカッションばかりの11人編成、ほぼPAなし。会場の真ん中に、さまざまな叩き物類が輪のように並べられて、客席はそれをはさむようにして両側に設けられている。

最初、3人くらいがまず出てきてつつましく演奏を始め、しばらくすると残りのメンバーがお遍路さんの持っているような鈴をちりーんちりーんと鳴らしながらそれぞれの楽器へと向かう。わたしは、(もしかしたらそう思われているかもしれないとしても)決して生音原理主義者ではないと自分では思っているけれど、この音響の広がりには素直に興奮した。こんな小さな音に。そして全員によって始まった演奏は1曲目だけでえんえん30分も続いた。

リーダー/コンダクターの芳垣安洋が叩きまくっている時間はそれほど長くなくて、やはりここでの彼の主な仕事はオーケストラの統率なんだろうなと思いました。しっかり統率されていて、それでいて時間が進むにつれて個々人が席を離れて別のプレイヤーにちょっかいを出したり、輪から離れたところに立ちながらしっかりとリズムは刻んでいたりと、堅い結び目がしだいにほどけていってそれでもつながりは保持しているような。客のまちまちな反応も含めて、その日の朝TVで見たばかりの直線的/一方向的な盛り上がりとは対極のものが目の前で展開されている気がしました。

もちろん、一斉にタウォルを振り回したりするのは、まあ大きいステージに出るようなアーティストの、さらにそのうちの一部、なんだろうと思いたい。思い思いに、勝手なやり方で音楽にひたっているところより、たくさんの人間が一箇所に肉牛みたいにぎゅうぎゅう詰めになって汗だくになっているところのほうが、TV的には分かりやすい絵面だろうから……。

そうなると、これは音楽問題でも政治問題でもなくて、映像の問題なのかもしれないね。世の中のたいていの問題がそうであるような問題としての、映像問題。

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今晩、「黒の試走車」です。19時から23時まで、渋谷のメスカリートにて。どしどしお越しください。
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by soundofmusic | 2010-08-07 12:08 | 日記 | Comments(0)


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