わたしの愛した南部

d0000025_2323439.jpg土曜日はPPFNPでした。お越しくださったみなさん、そしてゲストの松田さん、アライさん、どうもありがとうございました。セットリストはそのうち発表します。次回も引き続き奇数月の第2土曜日開催ですので、11月13日(土)です。どうぞこぞって足をお運びください。

森山兄は、フリーペーパー「サウンド・オヴ・ミュージック」の最新号の特集テーマにちなんで、やや南部っぽい選曲でお届けしました。森山弟は、さらに南部色が濃いものになりました。別に誰にも訊かれてませんが、わたしは実際のアメリカ南部がどういうものであるのかは、行ったことがないので知りません。今後行ってみたい場所の潜在的なリストには入っておりますが、そのリストにはほかにもいろいろな場所が登録されており、さらにわたしの海外旅行はだいたい隔年実施ですから、いつ順番が回ってくるかはわからない。回ってこない可能性も、大いにあります。

ということで、自宅で聴く南部音楽以外にわたしの馴染み深い南部というと、9年間住んでいた埼玉県の深南部、川口市の風土ということになります。京浜東北線の蕨駅で降り、北西-南東方向に走る線路からほぼ90度の角度の方向に10分くらい歩いたところに住んでいたのだけど、さらにそこから10分くらい歩こうものなら、毎日都内に働きに行ったり遊びに出たりするわたしのような者とはまったく別の、地元に根が生えたようなひとたちの生活があった(ように見えた)。

もちろんそうした地域からでも、バスに乗るか自転車を使うかして蕨駅に出て、京浜東北線で赤羽まで10分、ややめんどくさい乗り換えをして埼京線で10分、つまり合計で小1時間もかければ池袋に出ることができるのだけど、それよりかはすぐ近所の超巨大なショッピング・センターで半日過ごすことが好まれる、そんな土地。夜など、真っ暗な中に浮かび上がるその建物は、中学生のころに見た市川崑「竹取物語」の宇宙船をわたしに思わせた。

当時住んでいた家からそこに行くには、産業道路というやや太くて交通量の多い道路を渡る。そこで信号待ちをしていたり、産業道路沿いのマクドナルドや吉野家で食事をしているとき、ものすごい閉塞感を感じることがあった。まあ住宅地ではあれど、都内から比べたらのどかだし、とくに犯罪が多発していたり治安が悪かったりすることも、なかったのに。

90年代にさかんに論じられた郊外の問題は、もう完了ということになっているのかもしれないけれど、わたしはまだあの南部の空気を忘れてない。覚えているうちに、なんらかの形で記録しなくてはならない、と思っているのだけど、とりあえずいまストリート・ビューで見たら、住んでいたアパートはもうなくなっている。
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by soundofmusic | 2010-09-12 20:26 | 日記 | Comments(4)
Commented by 桜井晴也 at 2010-09-13 18:36 x
川口の治安やばい 
川口やばい
川口夜歩けない
川口女性住めない

などなど 川口まで15分でいける
僕のまちの僕のまわりでは
そんな噂がまことしなやかに流れていて
いまや無法地帯なんじゃないかと思っています。
(降りたことないので実態は不明ですけれど)
Commented by soundofmusic at 2010-09-13 19:11
週末の夜とかに駅前に行くと、悪そうな音楽をでっかい音で鳴らした、車そのものがウーファーみたいになっている物体がいっぱい並んでますけど、駅から離れるとふつうの住宅地ですよ。あぶなくなくない!
Commented by maco☆ at 2010-09-15 17:35 x
つのまにやら第二土曜になってたんですね。イベント、イベイベ
次回、久しぶりに顔だしまっす^0^
Commented by soundofmusic at 2010-09-22 18:38
よろしく~。次回は11月13日(土)でございます。


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