麦を踏む

d0000025_1920530.jpgニック・ロウさんのサイトで、写真のTシャツの販売が始まりました! $25也。当イヴェントとは直接は関係ありませんが、これは買わねば。ということで、すでに注文済みです。もうTシャツはなるべく買いたくないんですが……。

ついでにサイトをぐるっと見渡してみると、ロウさんはいままさに北米巡業の真っ最中。バンドを引き連れての巡業はひさしぶりとのことです。いくつかの公演ではグレアム・パーカーが前座を務めるとの記載もあり。そして目玉は、といってももう済んでおりますが、10月1日のサンフランシスコ公演。この日は、同じバンド(ビル・カーチェンや、ブリンズリー・シュウォーツの鍵盤奏者、ボブ・アンドリュースなどがいる)をバックにして、ロウさんとエルヴィス・コステロが、お互いの曲をカヴァーしあうという、夢の共演と呼ぶにはなんとも地味ぃーな夜。それでもやはり、見てみたい気がする。日本なら武道館でもいけるんじゃないかと思うんですが。

とは書いてみたものの、ここ最近、比較的高年齢層向けの/シブ目の来日公演って、ビルボード・ライヴやらコットン・クラブやらで見ることが多くなっている気がする。500~1000人規模のホールでやるよりは、200人くらいしか入らない会場で、1日2セット回して、なおかつ飲食代も払ってもらって、としたほうが実入りがいいってことなんだろうか。そうやって、チケット代がいくらであっても全公演通います、という態度のファンをメインのターゲットにしますよってほうが。

もうあまり考えないようになってしまっているけれど、不況が文化を圧迫しているのは本当なんだなと思う。ミニシアター系の洋画はどんどん公開されなくなってきているから、マニアのみなさんはそれを嘆きつつ、英語字幕つきのDVDを海外から取り寄せて見たりするようになっている(いや、以前からそうだったのかもしれない)。

とはいうものの、森山家の家訓のひとつとして、「マニアの面倒は見なくてもよい(ほっといても勝手にやるから)」というのがあるから、やっぱり心配。月に1回くらいしか映画を見ないひとがうっかり間違って名前も聞いたことのないような国から来た映画を見ちゃったり、誰それ(モデル出身の女優とか)が薦めてたから、といって日本盤が出てないようなCDを買ったり、そういう機会がなくなるのは問題でないの? 自分で勝手にやるひとは、自分で勝手にやるのだから、裾野を広げて入口のあたりの土を踏み固めておかないと。まあそういう金の力に任せての文化的な地ならしや整地はもう誰もやらない、できないってことなのかな。だとしたら個人の力で、地道に、麦踏みするみたいにやらないといけないのかな。あるいはそれを地団駄と呼ぶのかな。
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by soundofmusic | 2010-10-20 19:19 | 日記 | Comments(0)


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