存在のありかた

結局のところ、クリスマス・アルバムというものがどういったものなのか、本当のところはよくわかっていないのだけど、ダン・ヒックスプッピーニ・シスターズの新譜はどちらもクリスマス・アルバムで、よくわからないから買わないかといえばそりゃやっぱり買うのですし、聴いてみるといろいろクリスマスの歌をうたっているにせよ、なによりもまず、彼ら、彼女らの新譜なのです。試聴できるように海外のアマゾンにリンクを張りましたが、もちろん日本のアマゾンでも売っております。どちらも楽しいアルバムでした。

よくわからないのは内容というよりもその存在のありかたというか、だいたい10月ごろから店頭に並び始めるのではせわしなくて仕方ないじゃないか。もっとも、11月の途中までは、発売はされているといってもそれぞれのアーティストの名前ごとの仕切り板の間におとなしく収まっていて、時期が来ると一斉に引っ張り出されて徐々にディスプレイされ始め、クリスマスが過ぎると瞬く間にどこへともなく消えていく。

だいたい日本だったら、クリスマス・アルバムなんて出して平気な顔でいられるのはアイドル歌手か歌謡曲のひと、くらいのものだろうに、英米だとわりと誰でも出すのは、やっぱり宗教観の違いなんだろうかね。ディランのクリスマス・アルバム、日本人のファンはひとり残らず、内容以前に、そんなものが出たこと自体に衝撃を受けたと思いますが(ディランがキリスト教となんだかごちゃごちゃやっていたのを知っていても)、英米のひとにとってみたら、ああ、ディランも出したんだねくらいの感じだったのかもしれません。

衝撃といえば、そもそも、もうクリスマス・アルバムが出る時期であるということのほうで、今年のPPFNPは、来週末、11月13日(土)が最後です。とてもまだクリスマス・アルバムの曲をかける気分ではございませんので、そういう曲が聴きたい方は、12月の「黒の試走車」にでもお越しください。

11月13日(土)の案内はこちらに出ています。その前の週、つまり今週の土曜日の6日には「黒の試走車」もあって、その詳細はこちら。申し訳なくもわたしは今月は欠席ですが、ま、それはそれとして楽しいイヴェントですから、遊びに来てください。「黒の試走車」、いい大人が雁首そろえていい曲をかけまくっているのにいつもあまりにもお客さんが少ないので、今後はちょっとマジメに宣伝していくことにします。
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by soundofmusic | 2010-11-01 01:28 | 日記 | Comments(0)


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