日が暮れる

d0000025_1563720.jpgディスクユニオンから来たメールで知ったのだけど、昨日はレコード・ストア・デイだったらしい。公式サイト?を見ると、これは、全米の700を超えるインディペンデントの(=大資本によるチェーンではない)レコード屋にまつわる文化を顕彰する日として、2007年にスタートしたとか。毎年、4月の第3土曜日が「レコ屋の日」とされているそうです。

ここには、一般人、レコ屋のオウナー、そしてアーティストたちによるコメントが寄せられている。とくにアーティストたちのコメントはあまりにも大量で、読んでいるうちに、比喩ではなく文字通り日が暮れてしまう、いやそれどころか翌日になってしまいそうだ。

いくつかざっくり訳出してみる。まずはジョーン・ジェット。“ma and pa record stores”という言い方がいい。

インディーのレコ屋は、レコード音楽文化の屋台骨です。(中略)アメリカ中の、おじちゃんおばちゃんでやってるようなすばらしいレコ屋をサポートしないアーティストは、自分たちの首を絞めているようなものです。


次にデイモン・アルバーン。

(前略)いくらファイル交換とブログが幅を利かせる現代でも、「これ本当にいいからあんたも聴くべきだ!」と思いながらレコードをかけている誰かの顔を実際に見ることとは比べ物にならない。それは特別なことだから。

KTタンストールによると……

インディペンデントのレコード屋は、金を賭ければ必ず勝つカジノみたいなもの。(後略)

そしてニック・ホーンビー。後半はsaveがかけことばになっている。

うんうん、分かってるって。ダウンロードしたほうが簡単だし、たぶん安いしね。でもさ、キミのお気に入りのダウンロード・ストアでは、店に入っていったときにどんな音楽が流れてるの? 何も流れてないよね。そこに行ったら、誰かと会う? 会わないよね。ルームシェアの貼り紙とか、「目指せスーパースター!」みたいなバンドのメンバー募集が出てる掲示板はどこにあるの? 「お前まだそんなの聴いてんのかよ、こっち聴いてみろよ」っていってくれるひとは? 小金をケチってちまちまダウンロードしてればいいさ。そこでケチったツケは、将来の仕事だとか、イカした友達とか、音楽の趣味とか、あげくの果てにはキミの魂にまで回ってくるんだよ。レコード屋は人生を救ってはくれない。よりよい人生をくれるものなんだ。

賛成。と言いつつも、ご多分に漏れず、なかなか実店舗に行く時間もとれてないわけですが……。ユニオン行きたい。
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by soundofmusic | 2011-04-17 15:08 | 日記 | Comments(0)


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