林檎殺人事件

d0000025_20303320.jpg何度か書いているような気がいたしますニック・ロウ先生の新譜『ジ・オールド・マジック』ですが、昨日イェップ・ロックから届いたメールによると、同社のサイトで予約すると、先着500名にトランプがついてくるとのこと。

このトランプ、ハートのキングにはニックの写真が使われており、また、表側(裏側?)はアルバムのジャケの女性があしらわれているとのこと。伊藤英嗣だったら、こう書いたあとにカッコにくくって、「というか、この女はいったい誰なんだ・笑」と書くところだ。さらに、アルバム・タイトルにちなんで、気の利いた手品のやり方の説明書きも同封されているとか。ということは、いまアルバムを予約してこのトランプ・セットを一緒に手に入れ、たゆまずに練習を積み重ねれば、忘年会のころにはすっかり人気者になれる可能性は決して低くないはず。

ああ、いま、イェップ・ロックのサイトはバーゲンやってるんだよな……見なかったことにしよう。

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なんかもう、誰も死ななくていいよと思ってしまう。こんなふうに有名人の訃報が続くと、なんだかみなさんが追悼を仕事みたいにこなしているように見えるし、そんなふうに感じてしまう自分が性格が悪いような気がしてくる。

ひとが死んだときに思うことは「もう生き返らないよ」ってことだけだ。大往生とか、もう少し生きててほしかったとか、いくらなんでも早すぎたとか、いろいろあるけど、ひとは突然死ぬ可能性があるとしか言いようがない。などと書くと、だからこそ悔いのない毎日を、などという紋切り型が続きそうだけど、それは理想であって現実的にはなかなか難しいし、それに第一、突然死ぬんだったらいつ死んでも一緒だ。

40歳はいかにも若くて、さすがに今日は、自分がいま死んだら自分的にはどうなんだろう、と考えたものの、死んだものは死んだものだ、デッド・イズ・デッド、という結論にしか達しない。ただし、若くて現役バリバリのミュージシャンたちが(できれば薬物禍によって)あたりまえのように死ぬようにならない限り、日本のポピュラー音楽は欧米の感覚を理解することはできないと思っているから、そういう意味では、ロックンローラーではないしドラッグ中毒でもないけれど、こうした一線級のひとの死は、貴重だ。

とはいえ、エイミー・ワインハウスに対抗できるクラスの逸材がぽんぽん死ぬようには日本の音楽界はまだまだなっていないし、またそんなことがあったら、業界内の才能が枯渇して大変だ。しかしそろそろ、椎名林檎あたりがあっさり死んでみるべきなんじゃないか。情痴のもつれがきっかけとなった事件で射殺されたりするのも、いっそ彼女らしいかもしれない。
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by soundofmusic | 2011-07-28 20:32 | 日記 | Comments(0)


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