愛のWAVE

d0000025_17303557.jpg歳とるにしたがって、同じ長さの時間(1か月とか1年とか)が相対的に短く感じられるようになるっていう現象は誰もが経験するところだろうけど、物理的な距離についても同じことが言えるんじゃないか、とふと思ったのは、小松崎健郎がブログで、WAVE(かつて一時代を築いたレコード・チェーン店)の最期について書いているのを読んだから。

HMV渋谷店の閉店については、このブログでも(やや批判的に?)採りあげた気がするけど、小松崎の書いていることを真に受けるならば(信用していないという意味ではない)、これはほとんど人間で言えば野垂れ死にのような状態に思える。盛大に葬式を出してもらったHMV渋谷店は幸せだったし、WAVEだって、渋谷のクアトロ店や六本木店が閉店したときはそれなりにニュースになったと記憶している。

とはいうものの、クアトロWAVEの閉店のセールではスカスカになった棚から1、2枚買った気がするけれど、六本木WAVEには行ったこと自体数回しかないし、買い物をしたことはなかったように思う。店内の様子はかろうじて思い出せるけれども……。そして地下のシネヴィヴァンについては、1983年から1999年までの全上映作品のリストがここに載っていて、これはもう、宝物のような映画館だったのだなあと感じる。ただしわたしが行ったのはたぶん5回以下。

なにしろ六本木は遠くて、縁がない土地だったから。90年代の前半は武蔵境、後半は川口に住んでいたから、六本木に行くには恵比寿から日比谷線に乗るしかなかった。南北線も大江戸線もまだできる前の話。いまでもまだ六本木はすごく遠いところ、という印象のままだけど、山手線と大江戸線を乗り継ぐと、自宅を出てから六本木ヒルズのTOHOシネマズまで、最短45分くらいで着く。ただし乗り換えは、新宿ではなくて代々木でおこなうのがミソである。ということと、大江戸線の六本木がやたらと深いところにあるので、電車を降りてから地上に出るまでたっぷり5分はかかってしまうのはどうにかしてほしい。

最初のうちは、六本木ヒルズに行くたびに、ああこのへんにWAVEが……と感慨にふけったりもしていたけれど、このごろはそういうことはない。なにしろ、往時をしのぶようなものが、あのへんには一切ないのだ。

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あさって、土曜日のお知らせです。こぞってお越しください。

○『黒の試走車(テストカー)』Vol.53

日時:2011年08月06日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(地図
料金:500円+1オーダー(500円)

DJ:あずまきょういち/森山兄
ゲスト:せん/黒坂/オカムラ

☆詳細はこちら

毎月開催しておりますイヴェントです。今回はバーチーさん欠席につき、レギュラー2名+ゲスト3名様体制です。せんくんにはいつもいい音楽を教えてもらっています。アメリカのグッド・ミュージック系など。というかここ数年、わたしがいちばん音盤を教わってるのがせんくんだとおもう。黒坂さんは、高円寺の富士そば勤務だそうです。バーチーさんのお知り合いです。初登場。オカムラくんは、試走車に出てもらったことあったかなあ? 忘れましたが。長いことレコードジャンキーでしたが近年は違法ダウンロード・ジャンキーにすっかり変身したようです。

えー、あと、22時まではまたもやわたしがバーテンですので、注文はお手柔らかに願います。ビールが推奨されます。
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by soundofmusic | 2011-08-04 17:32 | 日記 | Comments(0)


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