日曜日の魚釣り

d0000025_18542949.jpg*タイトルと本文は関係ありません。

さて、地味に話題が途切れないニック・ロウですが、ウィルコ、メイヴィス・ステイプルズと一緒にシカゴのどっかの楽屋でザ・バンドの「ザ・ウェイト」をリハーサルしている動画が発表されました。こちら。ロウさんが最初のほう、たまたまそこに居合わせたおっさんみたいにそこにいるのがなんともいえずいいですね。こういう、むしろスクウェアなたたずまいの、白髪のロックンローラーが21世紀の初頭に存在しているというだけでも、ロック音楽の半世紀の歴史はムダではなかったのだなと感じます。

ウィルコとニック・ロウのトゥアーの、客が撮った動画はけっこう出回っているみたい。ウィルコをバックにしてニック・ロウが「恋するふたり」をうたったりしているのもあって、やっぱり生で見てみたいなあとちらっと思う。

それとは関係なく、ロバート・ベントン監督「クレイマー、クレイマー」をひさしぶりに見た。ダスティン・ホフマンが言うまでもなくよいのですが、これ、ほかの役者がやったらどうだったろうなと考えると、たとえばジョン・ウェインとかハンフリー・ボガートでは無理だし、グレゴリー・ペックでもケイリー・グラントでもジェイムズ・ステュアートでもダメでしょう。

もちろん、演じることはできるし映画にはなるだろうけど、彼らはああいう、奥さんに出て行かれて、自分で買い物した荷物をかかえて出勤する男を、真剣さとヒューモアの絶妙の配合でもって体現することはできないと思う。完全なジャンル映画としてのコメディのキャラクターとして演じるか、あるいはまったくのミスキャストになってしまうのか、どちらかではないかな。わたしはアメリカン・ニューシネマ的なものへの思い入れはほとんどないけれど、新しいタイプの俳優が何人かでてきただけでも、充分意味はあったなと思う。

というかそもそも、あの映画自体が、70年代のウーマンリブを背景にして成り立ったものであって、もちろんそれ以前も、女は家を出て行ったりはしていたのだろうけど、あのメリル・ストリープのようにではなかっただろう。新しい題材なんてなくて、そう見えるだけ、なのかもしれないけれど、いろいろなピースがぴたりとはまると、これだけ気持ちいいものができる。

ここで上手にフレンチ・トーストを作れるまでになったダスティン・ホフマンが次に挑んだのが「トッツィー」で、残念ながらこれは見てない。宣伝とかの感じはなんとなく覚えてるけど。

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さて明日、PPFNPです。今晩がんばっておまけ焼き増ししますので、ぜひともみなさま足をお運びのほどを! ゲストの太田さんは、今後ご登場いただく機会が減りそうな感じですので、グッドタイムミュージックを浴びたい方はお見逃しなく~。

*PPFNP Vol.88*
日時:2012年01月14日(土)18時~22時
会場:渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
料金:800円(1ドリンク&おみやげ付き)
DJ:KCQイトウ/太田健一/森山弟(弟)/森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)
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by soundofmusic | 2012-01-13 18:55 | 日記 | Comments(2)
Commented by ジョ at 2012-01-26 22:17 x
ジョージ・クルーニーならできるんじゃないかな、と思ったり。
大好きな映画です。有名なラストシーン、そのストーリーのすべてを、監督はメリルストリープに委ねた、という逸話があります。そう、子供を引き取るのかどうかという決断を。
「トッツィー」も好きです。笑
Commented by soundofmusic at 2012-01-26 23:59
あのラストってちょっとあいまいというか、昔に見たときは、あのふたりが子供のためによりを戻すんだと思ってた。今回見直してみたら、ちょっとメリル・ストリープが精神的にヤバい女として描かれてて、これは復縁はありえないなと(劇中でダスティンもそう言ってた)。

ジョージ・クルーニーのリメイクは見たい!


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