マジック・アワー

d0000025_17393642.jpg2泊3日で伊豆半島をなんとなく歩いて縦断してきました。とくに微に入り細に入り書く必要もないとおもいますが一応書いておくと、1日目は三島から歩いて柿田川湧水群を見に行って、歩いて三島二日町駅に行き、そこから伊豆箱根鉄道で修善寺へ。修善寺で遅い昼食をとって17時過ぎに歩き出し、そこから湯ヶ島まで歩くつもりだったけど18時半過ぎには真っ暗になってしまい、車の通行も普通にある街道とはいえ危険だし心細いので最後の5キロほどはバスに乗って湯ヶ島温泉に着き、そこで宿泊。

2日目は街道ではなく、おもに渓谷沿いの遊歩道を歩くことが多かった。滝やら、つづら折りの旧下田街道やら。途中、かなり本格的に山の中に入ったなーと感じる区間も多くて、もちろん人跡未踏の地というわけではないにせよ、単なる林の中の、なんとなく踏み固められているようないないような、心もとない道だったりしました。元気があったら河津か下田まで歩く予定だったけど、時間的にも体力的にも無理そうだったので、河津七滝からバスに乗って河津に出て、伊豆急で下田に到着。そこで泊り。

3日目は午前中、下田の海沿いをぶらぶらして、電車で帰って来ました。

とにかく1日目の日没はヤバかった。事前に調べて、18時過ぎが日没時間であることは分かっていたので、山の向こうに沈みつつある太陽が雲の下っ腹を照らす様子に驚嘆しつつも、もうそう長い間は歩き続けられないな、と思ってはいたのだけど、街灯もろくすっぽなく、明かりといえば行き交う車のヘッドライトくらいの田舎では、日没後1時間たったら、完全に夜なのでした。まがりなりにも田舎のことを多少知っているつもりではいたけれど、やはり東京暮らしが長いせいでしょう、ナメてましたね。夜になるということは店も旅館もほとんどすべて閉まり、予約してない徒歩の観光客は途方に暮れる状況ということです。

1日目を里から山に分け入っていく過程だとしたら、2日目はほぼずっと山の中で、朝から夕方まで、山の緑の濃淡を浴びまくっていました。保坂和志が、ふだん見慣れているつもりの山の木の描写も難しくて、気を抜くとすぐにブロッコリーみたいになってしまう、というようなことを書いていたのを思い出しました。暑くて汗だくだくだったけど、木とか川とかの自然物はなかなか見飽きないようにできているもので、ただ歩いているだけでも退屈しない。

そもそも、この伊豆半島縦断というのは、伊豆の踊子で有名なコースなわけですが、わたしが最初にこのコースを旅してみたいと思ったのは10代のころでした。なんでそんなことを考えたのかは忘れましたが、20数年たってようやく実現することができて、よかったです。しかし考えてみたら、こういう、旧道を歩くって老人の趣味だよね……。最近は口がゆるくて、電車で寝ていて気がつくとよだれが垂れていたりするし、また、飲み物やツバが気管に入ってむせこんだりもするし、そろそろもう死期が迫っているのかもしれない。

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ということで、明日は死期が迫っているわたしと弟(まだ当分死ななそう)によるDJイヴェント、PPFNPの日です。ハイセンスなおまけCDが配布されるのはいつものことながら、明日は特別に、わたしが伊豆で買ってきたおみやげのお菓子も配られるとおもいます(本当です。ただしこちらは先着15名くらい)。こぞってお越しください~。

☆Pure Pop For Now People Volume 92


2012年09月08日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
オウジ(civic
スズフウ(Twitter)(bem2011
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)
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by soundofmusic | 2012-09-07 17:41 | 日記 | Comments(0)


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