節約~僕の無事を祈ってくれ

d0000025_19573818.jpg考えてみたら最近、というかここ1、2年、なんでもかんでも100円コンヴィニで買ったものばかりで生きていて、野菜や肉もスーパーにすら行かずにそこで済ましている有様。普通のコンヴィニも利用するけれど、パンとかおにぎり以外のものはめったに買わないし棚にも近寄らない。昨日、たまたま普通のコンヴィニに入って数分間時間をつぶさなくちゃいけない事態になって、雑誌のあたりをゆっくりと歩き、ふと顔を動かすと医療品っぽいものが売られている棚が目に入った。そこには体温計があり高級そうなマスクがあり、いつまでも湿り続けていることができそうなウェットティッシュめいたものがあり、それらの品々は100円コンヴィニでは見かけることができないものたちなので新鮮な驚きを感じると同時に、ああ、やっぱり安物にばかり接していたら目も舌も肥えないんだろうなあ、とふと思った。

まあわたしの場合、そういう細かいところで節約しつつ、CDとかで盛大に、そしてあまりにも無造作に浪費しているわけなんだけど、海外旅行なんて浪費の最たるものかもしれない。以前ひとと話をしていて、だいたい2年に1回のペースで海外旅行に行く、と言ったらまるで大富豪のような扱いを受けたことがあり、たしかに自分でも身分不相応だとは思うものの、いや、ちょっと待ってほしい。

同じ会社のまわりのひとたちを見ていると、1日に2本くらいペットボトル飲料を買ったり、スターバックスのコーヒーを買って持って出勤してきたりする。ペットボトル飲料を1日1本に減らすことで1日130円の節約。毎日のスターバックスのうち、週に2回はドトールにすることで400円の節約。これでだいたい週に1300円浮かせる。年間に65000円、2年で13万円。充分海外に行けるじゃないですか。とはいうものの、得意気に節約の話をするのはなんかさもしいのは知ってる。

こんなことを書いてみたのは、今週からその2年に1回の海外旅行に行くにあたり、やはりなにが起きるかわからないので、一応最後にみなさんの前に姿を現しておこうという意図からです。今回はとくにロクでもないことが起きそうな気がしていて、というのも、そもそもはこの旅行、宇内さんと行くことになっていたのに、バカバカしくものっぴきならない事情で宇内さんが参加できなくなり、しかもそれがわかったのが出発まで1週間を切った頃、という……。

それであわてて飛行機をキャンセルしたり、ホテルの予約をトゥインからシングルに切り替えたり(奇跡的に空きがあった)、まったく本当に余計な手間をかけさせられたというほかはないし、海外でひとりだと、食事をする場所を探したり決めたりするのが億劫になるのがあれなんだけど、せっかくなので気軽に楽しんでくるつもりです。

それで思い出したのが、ビリー・ホリデイがうたった「Trav'lin' Light」という曲。「身軽な旅」なる邦題がついているんだけど、最初、チェット・ベイカーのヴァージョンで知ったときは、遠くからやってくる星の光、みたいなうただと思っていた。だいぶ昔の話とはいえ、わたしの英語力はその程度なので、うまく意思疎通が取れなかったことが原因で死体がゴールデン・ゲイト・ブリッジのたもとあたりに浮かぶ可能性も、ゼロではない。どうか無事を祈ってください。
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by soundofmusic | 2012-09-16 19:58 | 日記 | Comments(0)


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