根無し草

d0000025_7491829.jpg遅くなりましたが、PPFNP Vol.93、無事終了いたしました。お越しくださったみなさん、ゲストDJのふるさわさん、当イヴェント史上おそらく最大音量のライヴを見せてくれた./iroriのみなさん、どうもありがとうございました。写真はリハーサル中の./iroriのみなさん。

セットリストはそのうち出ます。次回開催は来年01月12日(土)です。早いものですねー。

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最近、なにかの拍子に、自分がソウル・ミュージックをきちんと聴いてこなかったなと気づいてしまい、ちょうどアトランティックの名盤がいろいろ1000円で出てるのを何枚か適当に買ってみたり、あるいは持っているけどほったらかしにしていたCDをあらためて、あるいは初めて聴いてみたりして思ったのは、とりあえず、もっといろいろソウルを聴いてみたい、ということ。忘れるかもしれないので、ここに書いておく。忘れたら忘れたで別にかまわないのだけど。おもに仕事中のヒマな時間などに、アマゾンやほかのサイトのページからページへと飛び移りながら、あいまにこそこそ試聴しながら、ぽつぽつと注文を出しています。

それとは真逆の、だけど同じくらい重要な作業として、どこかに出かけたついでにその街の、あるいはときにはやや強引に寄り道して、ディスクユニオンで時間と金を浪費する、ということがある。考えてみたら、ユニオンで買うのは、欲しいと思って潜在的に探していたものばかりではなくて(むしろそういうのは稀だと思う)、その場で見かけて、ああそういえば自分はこういうのが聴きたかったような気がするわ、とその場で初めて欲しくなるようなもののほうが多かったりする。

このあいだ買った、英国のSSW、マーク・エリントン『レストレイション』も、とくに探してはいなかったけれど、そういえばこれ欲しかったわ、と店頭で見かけて思い出した1枚。アルバムの最後には、トラッドの「ワイルド・マウンテン・タイム」が入っていて、フォーク・ロック風のあしらい方がちょうどいい湯加減だった。この曲は「パープル・ヘザー」あるいは「ウィル・ユー・ゴー・ラッシー・ゴー」というタイトルでも知られていて、YouTubeで調べると、残念ながらマークのヴァージョンはないみたいだけど、いろいろなひとがうたっているのが見つかる。

ロック系だとバーズや、ロッド・ステュアート(イイネ!)。非ロック系のコーラスものも多くて、無骨に声を合わせてうたわれるクランシー・ブラザーズ版を聴くと、ポーグスだとか、あるいはシング・アウト系のパンク・バンドなんかが演奏してもうまくハマるような気がする……と思ったら、あったここにも。かと思えば、大西洋両岸(スコットランド、カナダ、米国)の豪華メンツによるこんなヴァージョンや、ヴァン・モリソンによる、原型をとどめぬこんなかっこいいカヴァーがあったりして。

いやー、別にそんなことを考えるつもりも言うつもりもなかったんだけど、こういう使い勝手のいいうたのあるなしで言えば、日本のロックやフォークなんて、根っこも土台も何もないところにいきなり木を植えて、さあ育て、と尻を叩いているみたいなもんじゃないだろうか。だからといって全面的にそれがよくないとも思わないし、いまさら民謡・俗謡とロック、フォークを融合させろだなんて往年のミュージック・マガジンみたいなことを言うつもりもない。根無し草には根無し草なりに、美しい花も咲くだろうさ。
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by soundofmusic | 2012-11-18 07:52 | 日記 | Comments(0)


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