無意識

d0000025_934876.jpg前回の日記で書いた安田謙一本「なんとかと なんとかがいた なんとかズ」、読み終わりました。まだ途中というか、読み始めたばかりの段階で書いた前回の日記では、「こういうふうになりたい存在としての自分」なんて表現しましたけど、その後ずいずいと読み進めるにつれて、忘れていたことを思い出させてくれるわ、ちょうどこれから見ようと思っていた映画について書いてあるわ、iPodで音楽を聴きながら読んでたらまさにその時点で聴きつつあるバンドについて書かれた文章のページにさしかかるわで、こうなると、はっきり言って、怖い。最後のページに、わたしの死に様が予言されていたりするのではないかとすら思う。

これどこかで書いたかな、10年くらい前に出た彼の初めての本格的な(?)本である「ピントがボケる音」を5年くらい前に読んだとき、顔から火が出る思いだったんだけど、というのは、自分が90年代からゼロ年代にかけていろんなところで読んできた安田謙一の文章を、無意識のうちに、ナチュラルに、引用しまくっていたことに気付かされたから。盗作騒動というものは根絶されずに数年に一度勃発して、「無意識のうちにやった」みたいな釈明をして袋叩きに遭う、まあそういう現象が繰り返されるわけですが、世の中には、意図的なパクりとか、これくらいならバレないだろうとかいうケチなアレとか、そういうのとは別のアレがあるもんなんだとそこで知った。

なにしろそれまで、安田謙一のことを好きな文章家として認識したことすらなかったんだから。顔から出た火が上半身全体を軽くあぶり焼きにして表面がこんがり美味しそうに焼けてからというもの、ちょっと反省して、安田謙一好きを認識・公言するようになった。そのせいか、「なんとかと~」に収録されている文章からは、わたしによる無意識的・不可避的盗用はおこなわれていないみたいです。とにもかくにも、今後の森山兄研究のためには必読の1冊。

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さて、毎年恒例の「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート、とりあえずの〆切は本日となっています。今朝の段階で提出してくださっているのは10名様。興味はあるけど〆切に間に合わなかったな……とお考えのみなさん。いえいえ。本番は2月です。まだまだこれから書き始めても余裕で間に合います。ただし、3月に入ってからの提出はわたしの機嫌をいちじるしく悪化させますのでそれはそれでご注意ください。

要項はこちらです。こぞってご参加くださいませ。

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最後になりましたが、だからと言って重要でないわけではない情報。あさって土曜日は、月例DJイヴェント「黒の試走車」です。いろんな音楽がかかります。ゲストはsteinさん籠さん。節分寸前ですので、恵方巻の差し入れ、鬼のコスプレなど大歓迎! 金棒など凶器の持ち込み、および豆の撒布は迷惑になりますのでお控えください。

詳しい情報はこちら。お誘いあわせのうえご来場くだされたく~。
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by soundofmusic | 2013-01-31 09:08 | 日記 | Comments(0)


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