港々に女あり

d0000025_20511117.jpg……といえば、ハワード・ホークスの映画のタイトルですが(原題は A Girl in Every Port)、先日、とあるミュージシャンの発言を読んで、ちょっとびっくりしました。

「ぼくはブラッド・ピットのような人たちとは似ても似つかないけど、そんなぼくでもあちこちに行けば女の子たちが待ち構えていたんだ。例えばノルウェーに行けば、ぼくのレコードを聞いてくれている女の子たちがいて、ぼくに会う前からすでにぼくのことを好きになっちゃっている。どこに行っても必ずそんな女の子たちがいて、しばらくの間ぼくは港港に女の子がいて、彼女たちを手玉に取っていた。」

というのがそれで、内容としてはよくあるというか、もちろん実際に誰かから見聞きしたわけじゃないけど一般的な芸能界のイメージとしてきわめて古典的なものなわけですが、発言の主がロン・セクスミスだと知ったら、えぇーっ! って思いますよね。あんなおばさんみたいな顔なのに。昔はかっこよかったかっていうと別にそうでもなくて子豚みたいで、それはそれでわたしは好きではあるんだけど。ちなみに出典はこちらの、中川五郎さんの文章から。

でもまあ、ノルウェーの女の子が、「ぼくに会う前からすでにぼくのことを好きになっちゃっている」イメージっていうのは悪くない。ていうかむしろいい。中年男性がこういうことを言うのは気持ち悪いのは承知のうえで書くと、わたしもけっこう惚れっぽいほうで、アイコンとプロフィールだけですぐ好きになっちゃうからね……(浮気はしてません)

さてそのロンの新作『フォーエヴァー・エンデヴァー』ですが、このひとはほんとムラがないって言うか、高いところで安定してる。微妙に作風が変化し続けているとはいっても、今回はズバ抜けていいなとか、あれっどうしたんだろう今度のはダメだなとか、そういうことを感じた記憶がほとんどないですね。だから、もう15年近くつきあってて、いちばんびっくりさせられたのは作品じゃなくて、今回の「港港に……」発言かもしれないなと思ってます。そんなミュージシャンもなかなかいない。

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by soundofmusic | 2013-02-16 20:54 | 日記 | Comments(0)


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