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シナウス

シナウス_d0000025_15354634.jpg土曜日のPPFNPにお越しくださったみなさん、、ゲストのお二方、どうもありがとうございました。セットリストは出揃い始めたら公表します。なお、次回開催は3月28日(土)に決定しました。お楽しみに。

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ところで、宇内さんの野郎がリストを提出してくれない(子供が生まれて忙しいらしいが、それはどうせ言い訳だと思う)ので、11月分のセットリストが不完全のままなんですが、11月に宇内さんの野郎がかけてくれた、ジャズ・ジャマイカなるグループのアルバム『ジャマイカン・ビート』がけっこう気に入りました。

これは、トロンボーンのリコ・ロドリゲスなんかがいた(ほかのメンバーは知らない)バンドで、レゲエ/スカ風味でジャズの名曲をカヴァーするというもの。90年代前半のレア・グルーヴ期に出たもので、どうせどこでも500円くらいで投売りされてるだろ、と思って軽く探してみたら、案外見つからない。アマゾン・マーケットプレイスでも安くない値段がついているし、輸入盤はないのかとイーベイで検索したらヒットしないので、日本盤しかなかったのかも。このあいだ、下北沢のディスクユニオンでようやく発見したんだけど、1000円という微妙な価格。ぬるま湯的で悪くなかった。

レオン・ラッセルの『ストップ・オール・ザット・ジャズ』も、モーズ・アリスンのカヴァーが入っていると聞いて探し始め、はや数年。先日、ようやく適正価格で見つけることができた。ユニオンだとだいたいレオン・ラッセルのコーナーはあっても、入っているのは有名なアルバムだとかベスト盤だとかばかり。当たり前だけどCDも廃盤になってそれっきりのものも多いわけで、その状態が何年も続けば品薄で値段はあがっていくのだなあ、と当たり前の感想を持ちました。

このアルバム、語義矛盾のような気もするけど、もしこの世に「粋なロック」が存在しうるとしたらそれはこの音楽のことではないか、と一瞬思った。でもそれは褒めすぎかもしれない。ストーンズの「ワイルド・ホーシィズ」をスカ+カントリーなアレンジでやっていて、これなど、いかにもわたしあたりが喜んでかけそうな感じ。

何度かCDになってるのにここ数年廃盤で、中古でもあまり見かけないので現在捜索中、なアイテムはあとふたつくらいある。気長に探したいと思っています。
by soundofmusic | 2009-02-02 15:35 | 日記


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