人気ブログランキング | 話題のタグを見る

リスト Volume 71 2009.03.28 ゲスト:轟渚&タエラマン

***森山兄***

1 Flight of the Conchords / Foux du Fafa
2 Lizzy Praks / Spring Changes
3 古谷充とザ・フレッシュメン / ソーラン節
4 Amy Winehouse / Love Is a Losing Game
5 Fred Wesley & The J.B.'s / Make Me What You Want Me to Be
6 Jimmy Owens / Didn't We
7 Joe & Bing / Love the One You're with
8 ムーンライダーズ / 30
9 Vetiver / Road to Ronderlin
10 Madeleine Peyroux / To Love You All Over Again

<コメント>

1 Y崎Mどか女史のブログにて存在を知った、ニュージーランド出身の音楽漫談デュオ。スチャダラパーのヒューモア+ピチカート・ファイヴの教養? この曲は、たいへんよくできたフェイク・フレンチ・エレ・ボッサ。フランス語が分からないひとでもこのPVを見たら楽しいよ。

2 最近ちょっと気になっている、たぶんイギリスのTru Thoughtsレーベルのひと。出がけに届いていたものをそのまま使用。生音クラブ・ジャズです。腰の据わったベース、ソウルフルなヴォーカル、変拍子。

3 2008年、個人的には最大の衝撃のひとつ。民謡をファンキー・ジャズ的に演奏。イカモノというレヴェルをはるかに超えています。

4 パリス・ヒルトンにも「あんたとはつきあいきれない」と引導を渡されたという怪物女史。この曲はプリンスがカヴァーしたがっているそうです。

5 『ダム・ライト・アイ・アム・サムバディ』より。おしゃれファンク。ジャケットが意味不明な曼荼羅感。「どですかでん」の子供みたいなひともうつってる。

6 ソウルジャズ。『ノー・エスケイピング・イット』(未CD化?)より。ジム・ウェッブの曲。ここで試聴可能(1分半くらい)。

7 フリーソウルですかね。アイズリー・ブラザーズなどでもおなじみの曲。デオダート肝煎りのデュオで、ベスト・オヴ・フレンズ名義で再発されたりしていたこともあった模様。

8 3/29付けで30歳になったssotaくんに捧げます。3/24で30歳くらい(若干サバ読み)になった轟さんにも捧げます。

9 フリー・フォーク界のフェアポート・コンヴェンション(適当に言ってみた)のカヴァー・アルバム。この曲のオリジナルはたぶんマシューズ・サザン・コンフォート。

10 この日は森山兄、森山弟、轟さんの3人がマデリン・ペルーをかけていました。新譜『ベア・ボーンズ』より。

***森山弟***

1 砂原良徳 / Theme From Take-Off (Magic Sunset)
2 Dorothy Ashby / Rascallity
3 The Allan Copeland Singers / Classic Gas/Scarborough Fair
4 Sonny Criss / Summertime
5 Madeleine Peyroux / Dance Me To The End Of Love
6 Humblebums / Victory Rag
7 Ben Harper / Say You Will
8 Rubens Bassini / Mirage
9 Gilberto Gil / Louvacao
10 Jancis Harvey / We Shall Rise

<コメント>

1. まりんのソロ3作目「The Sound Of '70s」より。この人のアルバムは地味に全部名作だと思います。

2. モダン・ジャズにハープ(ハーモニカじゃなくてハープ。でっかいやつ)を持ち込んだのは彼女ひとりだけ?普通にスウィングしてて笑えます。

3. マッシュアップの元祖。ジャケットも雰囲気満点な69年の「If Love Comes With It」より。この頃のレコードみたいにジャケットで中身が想像できる作品て絶滅しちゃったんでしょうか。

4. 「ゴー・マン!」(56年)より。これもジャケともども素晴らしい。今まで聴いたサマータイムのカヴァーの中でもかなり上位に食い込みそうな強烈なインパクト。

5. はい、みんな大好きマデリン・ペルーです。みんな大好き「ケアレス・ラヴ」より。

6. ジェリー・ラファティー(霧のベイカー・ストリート)加入前のハンブルバムズのファーストは結構秀逸。英国フォークの森の奥には恐ろしい人たちも多いけど、彼らは陽気なキコリ風。

7. 地味だと評判の「ライフライン」(07年)ですが、このくらいでちょうどよろしい。歴史に残る名盤ならすでに1、2枚作ったんだし。

8. ブラジルのパーカッショニスト。アート・ブレイキーのカヴァー。

9. ブラジルの文化大臣(音楽活動が忙しくなって昨年辞任)。トロピカリズモとかMPBとか、何年もぼけーっと聴いてるけどそろそろ体系立てないといけない気が。

10. 英国フォークの歌姫。CD化はありがたいんですが詳細な韓国語の解説は勘弁してほしいです。

***轟渚***

1 マデリン・ペルー / I'll Look Around
2 HARRY HOSONO&THE WORLD SHYNESS / Body Snatchers
3 アラン・ムシシーニ / 秋風
4 Tenko / ピーナッツ・クリーム・キス
5 バート・バカラック / A House Is Not A Home
6 トム・ウェイツ / Blue Skies
7 轟渚と夕映えカルテット / いますぐに
8 ダニエル・コラン / ジターバッグ・ワルツ
9 アントニオ・カルロス・ジョビン / Captain Bacardi
10 矢野顕子 / 大いなる椎の木

<コメント>

おまけ情報としては、3曲目にかけたTenkoさんのアルバムは初夏頃発売予定でまだ未発売です。私も1曲ベースで参加しました。7月のレコ発イベントには、轟渚も出演します(ベースでなくもちろん歌で)。よろしくお願いしますー。

***タエラマン***

1  西六郷少年少女合唱団 / 鉄道唱歌
2  美空ひばり / A列車で行こう (TAKE THE ”A” TRAIN)
3  スクーターズ / 涙のブレイク・アウェイ
4  細野晴臣 / フニクリ、フニクラ
5  くるり / 赤い電車
6  ヤノカミ / Night Train Home -yanokami version-
7  シンバルズ / Glide(Yann Tomita Mix)
8  Ennio Morricone / I Pattinatori di Bruegel
9  Harry Revel / MOON MOODS
10 ヤン富田 / SUMMER MUSIC
11 山本精一&フュー / そら
12 ビートたけし / たかをくくろうか

<コメント>

1~6はタイトルまたは歌詞に鉄道に関する語句が入っている曲で
7~12は私が電車に乗っているときぴったりだと思った曲です。

12については名も知らぬうただったのですが、スズさんとazさんが
教えてくださり、リストに連ねることができ感謝しております。
そして、主催の森山様、勘違いの大遅刻をしてしまい、
もうしわけありませんでした。

***森山弟***

1 バースデイ / タバルサ
2 Marissa Nadler / Under An Old Umbrella
3 Linda Perhacs / Hey, Who Really Cares?
4 Marissa Nadler / Dying Breed
5 Meg Baird / Do What You Gotta Do
6 Isobel Campbell / James
7 Nick Drake / Saturday Sun
8 ボノボ / Good Morning Groove
9 フィッシュマンズ / ナイトクルージング

<コメント>

1. ミッシェル・ガン・エレファント~ROSSOと来て現在The Birthdayなわけですが、最新作でのチバユウスケはいい年齢の重ね方してきたなと思わせる歌心にあふれてます。

2. 今個人的にいちばん注目しているフリー・フォークの歌姫。

3. 長いことアシッド・フォーク幻の名盤として君臨していた70年のアルバムより。非常に美しいです。現在CDも廃盤でAmazonで新品8000円、中古が5000円くらいで買えるようです。アホくさ。

4. 再びマリッサ・ナドラー。米東海岸でこのフリー・フォークの流れがどんな経緯で生まれたのか、知ってる人がいたら教えてください。

5. 森山兄弟が珍しくふたり揃って公認する21世紀のフォーク・クラシック「ディア・コンパニオン」より。多少慌てて買ったほうがいいです。

6. 元ベル&セバスチャンのイザベル・キャンベルによる、これまたフリー・フォークの名盤「ミルク・ホワイト・シーツ」(06年)より。当日ニック・ドレイクと聴き間違えたお客様がいたほど、ニック・ドレイクなインスト。

7. 続いてニック・ドレイク本物。問答無用の名曲。

8. ボノボはデビュー時点でかなり完成されてたことがわかるファーストより。特にこの時期はフィッシュマンズ度が高いので個人的にも点数甘くなります。

9. 永遠の名盤「空中キャンプ」(96年)より。はっきり言ってこの曲は、異常。

***森山兄***

1 酒井俊&田中信正 / 星影の小径
2 Bosco & Jorge / Mikeys Pole
3 Kathryn Williams / Beautiful Cosmos
4 湯川潮音 / 明日になれば
5 Ria Bartok / Ecoute Mon Coeur
6 Ed Lincoln / O Choro do Bebe
7 Shango / Mescalito
8 Xavier Cugat and his Orchestra / Brazil
9 Xavier Cugat and his Orchestra / Chim, Chim, Cher-ee
10 Snowboy / Anarchy in the U.K.
11 Dan Hicks and the Hot Licks / Subterranean Homesick Blues
12 二階堂和美 / 卒業

<コメント>

1 新譜『ナイト・アット・ザ・サーカス Vol.1』より。田中信正のすごさっていうのはわたしはまだ十全には把握できておりませんが、ここでは普通のピアノでプリペアド・ピアノ(仕込みピアノ)みたいな音を出している。なお、この曲は江分利満、アン・サリーも歌っています。

2 ジョン・フェイヒィ、ジム・オルークあたりが好きなひと向けのアメリカーナなデュオ。

3 最近のわたしの一押しの現代英国SSW。この曲はアイヴァー・カトラーのカヴアー。と書きつつもよく分かっていませんし、これをお読みのみなさんも誰もご存じないと思いますが。

4 今月、ライヴを見に行きました。かわいかった☆

5 60年代のフランスEMI系列の女子シンガーたちのオムニバスより。

6 ブラジル産のハッピー・ミュージック。

7 スティール・パンもののインスト。時代を飛び越えた音像だと思います。メスカリートの店名はここからとったのでしょうか(たぶん違う)。

8 前回曲順メモり間違えてかけそこなった曲。リヴェンジ成功。

9 ディズニーの曲。『フィーリング・グッド!』に収録。このアルバム、曲間が極短なのでパーティにはもってこいです。紹介1(試聴あり)紹介2

10 ピストルズのラテン・カヴァー。というだけで、それ以上申し上げることはございません。キラー・テューン。こんなんで死ぬのもわたしだけでしょうけど。

11 新譜より。ボブ・ディランを脱力ラップでカヴァー。

12 斉藤由貴のカヴァー。この曲のこのヴァージョンを人前でかけるのは死ぬほど恥ずかしいのですが、今日かけないでいつかける! という感じでがんばってみました。この春卒業するみなさんに捧げます。

***おまけCD「Cycle Ride to Land's End」曲目***

1. The Dukes of Stratosphear / Bike Ride to the Moon
2. John Renbourn / Bicycle Tune
3. スピッツ / ウサギのバイク
4. 古賀森男 / スクーター
5. Pierre Barouh / La Bicyclette
6. 矢野顕子 / 自転車でおいで
7. Joyce / O Chines e a Bicicleta
8. John Simon / Motorcycle Man
9. Burt Bacharach / On a Bicycle Built for Joy
10. 轟夕起子 / お使いは自転車に乗って
11. Gerry Mulligan Quartet / Bike Up The Strand/Utter Chaos
12. 高田渡 / 自転車にのって
13. Moby Grape / Motorcycle Irene
14. Ralph McTell / Girl On A Bicycle
15. 奥田民生 / イージュー☆ライダー '97
16. The Wallflowers / Angel on My Bike
17. フジワラカヨコ / サイクリング
18. カーネーション / オートバイ
19. Pink Floyd / Bike

☆自転車、オートバイ、セグウェイなどの二輪車にちなんだ曲を集めました。
by soundofmusic | 2009-03-31 15:24 | PPFNPセットリスト


<< アメリカ万歳 自由度。 >>