それ恋? それバル?

隙あらば毎日が映画の日みたいな生活をしているのでいまさら映画の日といわれてもピンと来ないのですが、ひさしぶりに映画の日に映画の日らしく、ふだん1800円の新作を1000円で見に行くことをしてみました。ウディ・アレンの「ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ」、邦題「それでも恋するバルセロナ」です。

ウディ・アレンの映画でいちばん何が見たいかといって、わたしにとってそれはやはり、アクション俳優ウディ・アレン本人が理屈をこねたり飛んだり跳ねたりぼやいたり困ったりするところなので、その意味では本作、「メリンダとメリンダ」や「マッチポイント」と同様、物足りなさが残る1本でした。まあ、このひとの場合、うっかりがっかりしちゃっても、毎年撮ってるのが分かってて、しばらく待ってればまた次が見られるからあんまり凹まなくてすみます。

新宿ピカデリーで見て思ったのは、まるでお祭りのような場所だなあと。なんでもない平日なんかはそれほどでもないのは知っていますが、サービス・デイとはいえ昼間っからこの賑わいだと、週末はどんなことになってるのか、心配です。行かないからいいけど。ほんとにもう、わざわざ館内の高い自販機でジュースを買うってのからしてわたしには理解不能。

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これ、夜勤が終わったあと、山手線の車内で2周(=約2時間)眠ってから昼過ぎの回を見に行きました。で、見終わって帰ってきてからまた仮眠して夜勤。このペースに慣れると効率よく時間を使えるかなあと思うけど、この間はまったく同じパターンで映画見に行って、夕方帰ってきて1時間半くらい仮眠して出かけるつもりでいたら盛大に寝過ごして大失態をやらかしたので、やっぱり無理はしないほうがよさそう。

というのは、20時に待ち合わせしていたので、18時半に起きるつもりで17時に寝たのですが、2回の目覚ましアラームを難なく突破してしまい、目が覚めたら21時半過ぎでした。携帯を見たらメールが8件に留守電が2件入ってて、その数字を見たとたんに汗が噴き出た。あの、寝る前に予想してたのと違う時間に起きてしまったとき特有の、「あれっ、今日って何の日だっけ?」といううろたえ、ひさしぶりに味わったなあ。

などと感慨にふけっている場合ではなくて、その日は、90年代後半にときどき遊んでいたOさんと、Tさんと、3人でタイ料理を食べに行くことになっていたのでした。結局、森山抜きでタイ料理の会は決行されていたのでそれはまあよし。TさんとOさんとふたりして、会ったの何年ぶりだっけねえとかいう話をしていたらしい。10年ぶりくらいじゃないかとか言ってたそうだけど、森山の確認によるとせいぜい5年くらいのもん。みんな、2000年代に入ってからの感覚が麻痺してるみたい。

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10年といえば……ウィルコの新譜が出てますが、新譜が出ると知ってからなんだかやたらと待ち遠しくって(出たってすぐ買うわけじゃないのに)、そういえばいろいろ持ってないのあったな、と思って、ビリー・ブラッグとウィルコの共演盤『マーメイド・アヴェニュー』を買いました。リアル・タイムでちらっとくらいは聴いてて、スルーしていたんだけど、ちゃんと聴いてみると、いい感じにシブくて、ああ、耳って時間がたつとやっぱり変わるもんだなとあらためて実感。このアルバムが出たのが98年で、印象としては2003年くらいじゃないかと思っていたから、うむ、ここでも意識と時間のズレが発生してる。

ソニック・ユースの新作『ジ・エターナル』、どっかでかかってて、あ、ソニック・ユースだなってすぐわかって、なんだかかっこいいような気がしたから注文して、ただしまだ届いてない。たぶん、彼らのアルバムを買うのも10年ぶりくらいのはずで、今年はそういう、ひとまわりする感じの年なのかも。
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by soundofmusic | 2009-07-02 04:07 | 日記 | Comments(0)


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