<   2006年 12月 ( 9 )   > この月の画像一覧

ニール・カサールを推薦する

池袋西口にポルカドッツという店があって、そこで、合州国のSSW、ニール・カサールのライヴを見てきました。2年くらい前に一度見ているのだけど、今回のほうがよかった。

店が狭い上に、お客さんぎっしり。30人くらいだけど。ほとんど手が届きそうな至近距離でひとがうたっているのを見るのは妙なもんで、グリニッジ・ヴィレッジのコーヒー・ハウスってのはこんな感じだったかいな、などと想像もした。

アコ・ギは抜けがよく、うたもあたたかくて誠実。びっくりしたのが店に備え付けのピアノで、これがまた、完全に60~70年代のアメリカの音! 半数くらいの曲で良原リエがピアノ、アコーディオンでサポートしたのだけど、彼女がピアノを弾きながらコーラスすると、キャロル・キングとデュエットしているみたい(やや大げさ)。

最近ライヴに行くと、どんなにいいものでもかなりの確率で眠ってしまうありさまなので、今回も弾き語りだから退屈するかも、と思ったけど、音楽としてきちんと強度があって、最後までしっかりひきつけられました。

このトゥアーは年を越して、1月5日には松山で、7日の日曜日には下北沢のラ・カーニャで見ることができます。ラ・カーニャは2セットで、まだチケットがだいぶ余っているとのこと。見ておくとよいでしょう。

ところで、カサールを招聘しているのがPPFNPでおなじみの高嶋さんの一派であることを書いておかないと、フェアでないかもしれない。とはいうものの、わたしは原則として、たとえ知り合いであっても、自分で確認していいと思ったもの以外は推薦しないはずなので(紹介はするかも)、安心して下北沢に駆けつけてほしいと思います。

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さて、今年も1年間、どうもありがとうございました。2007年はPPFNPにとって10周年の年です。みなさんに楽しい時間をお届けできるよう、いろいろと工夫したいと思っています。

もしこのブログをいつも読んでいるけどイヴェントには来たことがない、とか、昔はよく遊びに行ってたけど、最近は……というみなさん、ぜひ顔を見せてください。当たり前のことですが、イヴェントは主催者が続けようと思っても続かないので、ひとが来なくなったらやめにしなくてはならず、PPFNPは常にその危機にあります。

そのうち終わりになってから「やめるなんてもったいなかったね」などと言われても、嬉しくもなんともないのです。これは別にPPFNPに限ったことではなく、あなたが応援しているひとやものに対してのサポートは、具体的におこなってほしいと思います。

また、万が一森山が死んだときは(万が一ではなく、いつか必ず死にますが)、追悼などはしなくていいです。死んだあとにほめられたり、金や物をもらったりしても、何の足しにもなりませんから。

では、みなさんよいお年を。
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by soundofmusic | 2006-12-31 03:33 | 日記 | Comments(0)

子供たちの子供たちの子供たちへ

「opeblo」というブログをいつも楽しみに読んでいるのですが、この記事にはなるほどと思った。疑似科学とか歴史修正主義とかにはなんだか妙な説得力があって、そういえば、水に「ありがとう」と書いた紙を見せてどうにかなるはずがないというのはもう、当たり前なんだけど、それを強く主張できない空気っていうか。

そもそも、血液型による性格判断だってインチキだよ。

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でまあ例によって、何時間もウェブを巡回して、疑似科学とか歴史修正主義とかについてについて読みあさっていた。

1 歴史修正主義(Wikipedia)

2 「水からの伝言」を信じないでください

3 うしとみしよぞ 視点・論点「まん延するニセ科学」

4 トンデモ「研究」の見分け方・古代研究編

2なんて、すごく真摯で、不思議な説得力がある。長いのであるいはくどく感じるかもしれないけれど、とても重要な問題が扱われているので、年末年始にでもご一読ください。

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南京大虐殺はなかったとか言ってるひともそうだけど、いったい歴史をねじ曲げて何の得があるのか。自信を持ちたいがためにウソをつくのはまあ許すとして、それを正しい歴史だと主張するのはやめなさい。

だいたい国家なんてものは、それと自分を重ね合わせてむなしい自信を構築するにせよ、あるいは頭上にのしかかる重石として意識するにせよ、ふだんの日常でそれについて考え続けなくてはいけない状態が不幸なのではないか。そういえばそんなもの、あったっけねえ、というくらいで暮していければそれに越したことはない。

ありきたりだが、空気を比喩に使ってみる。

空気が大事か? と問われれば、誰でもイエスと答えるだろう。それがなくては死んでしまう、と。しかし、24時間365日ずっと空気のことを考えたり、「空気は素晴らしい、世界に誇るべき存在だ」とひとに説いて回ったりするやつはいない。いたらちょっと異常だろう。そしてそれは、わたしたちがときどき山に登ったときなどに、あらためて空気を吸い込んでそのおいしさにはっとしたりすることと矛盾はしない。

ところで、書きながら気付いたけど、空気清浄機とか嫌煙権とか、しじゅう空気のことを考えているひと/考えざるを得ない状態って存在するなあ、とも思う。つまり……

空気ですら意識して呼吸しなくてはいけない時勢に、政治のことに無意識でいられるはずもあるまい。(箴言風/自分でも意味はよく分かっていない)

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教育基本法の改正についても、「愛国心、結構」とか「日の丸を強制したからといって戦争になるわけではない」との意見があるらしいが(本当にふつうのひとたちのあいだにあるのか、そんな意見が?)、もし若年層のマナーやモラルが低下していたとして、それをこの法改正で是正できると考えていたら大間違いだ。

日の丸、君が代それら自体が問題というよりも、それをゴリ押しすることでいったい誰がどう得するのか考えてほしい。わたしやあなたがそうであるように、政治家だって自分が得しないことはしないのだから。と書きながら、この言い方で誰かの考えが変えられるとは思っていない自分がいもするのだけど……

とにかくわたしは子供を持たないことに決めた。わたしがどこかで子供ができるような行為をしているところを見かけたら、ぜひ注意していただきたいと思う。

(ひどく異様な日記になったがそのまま載せます)
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by soundofmusic | 2006-12-27 15:19 | 日記 | Comments(0)

とんかつと忠臣蔵

浅草に行くときは鶯谷から歩いていくことになっているので、その日も鶯谷から歩いて行った。

浅草新劇場で川島雄三の「喜劇 とんかつ一代」がかかるので見に行ったのだ。ここの映画館は常に邦画を3本立てで上映していて、ときどき珍しいものもかかるのだけど、あからさまに環境が悪いので、よっぽどのことがなければ行かない。で「喜劇 とんかつ一代」が、その、よっぽどなこと、に値する映画であることはいうまでもない。

上映中、場内のところどころでオレンジ色が光る。一応、場内は禁煙ということになっているのだが。

座席はガラ空きなのに、左右や後方の通路でぼんやりと立っている男たちがいる。彼らはスクリーンを見てはいない。別のものを探しているのだ。

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森繁が上野のとんかつ屋に扮して、その周りに衣のように、キャベツのようにいろんなキャラクターがぴったりくっつくという映画なので、話はどうでもいい。豪華な俳優陣による、おそるべき無内容。幸福。

それにしても、こういう料理、いや、映画は、どうやってできあがるのだろう。監督か脚本家がとんかつが好きで、とんかつ屋を主人公にした映画を作ろう、と思ったのか。

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もう1本は季節もので、渡辺邦男「忠臣蔵」。たぶんいままで見た忠臣蔵ものといえば、深作欣二大先生の「忠臣蔵外伝四谷怪談」だけのはずで、それだって高岡早紀の……以外、全然覚えていない。

そんな人間がいうのもアレだが、これがたぶん忠臣蔵のベストだろう。なにしろ話をおぼろげにしか知らない人間が見てもすとんと呑み込めるようにできている。

浅野は市川雷蔵、吉良は滝沢修、大石は長谷川一夫。冒頭、吉良が浅野をいびるところがやや短いので、浅野が若干短気に感じられなくもないが、滝沢がきちんと憎らしく演じているので、まあ殺されて当然か、と納得できる。

2時間半以上あるけれど、周りを油断させるための大石の放蕩三昧の日々にたっぷり時間をとったりしていて、大作はこう作るべし、という見本のような出来でした。

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やはりとんかつを食べて帰りたいところだったけど、ダイエット中につき、おとなしく帰宅。国際通りのバス停からバスに乗って1時間弱。居眠りしているうちに、我が家のすぐ近くまで連れ帰ってくれて快適。
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by soundofmusic | 2006-12-24 12:21 | 日記 | Comments(0)

70歳で聴くアバ

坪内祐三の「シブい本」を読んだ。シブい本を紹介しているからこのタイトルなのだろうと、読み終わったあとで気付いたものの、この本自体、シブい本に違いない。表紙や本体の紙がやや茶褐色に変色しているのは、もとからそういう紙を使っているのか、古本で買ったからか、あるいは中身のシブみが表面ににじみ出てきているのか。

この本の欠点として、やたらと本が読みたくなってしまうということがあって、読みたくなるということはほしくなるということなのだがまあとりあえずそこをぐっとこらえて、手元にある本を読む。大岡昇平の「成城だより」の1と3を買ったので、それを読む。老年期の日記で、無理をしないように気をつけながらも読んだり書いたりしている、その知的精力には驚かされる。

そのあいまになぜかニュー・ミュージックにのめりこんでいて、たとえば、こんな一節。

知らない客にドーナツ盤を聞かせて、暮から得意になっていたが、新しがり屋の埴谷雄高だけは、中島みゆきのヒット曲「わかれうた」の題名まで知っていた。

これが悔しかったのかどうか、直後、アバのLPを買いに行ったりもしている。このとき、70歳。

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1月20日のDJ、おなじみの高嶋里美さんと、前々回、9月にターンテーブル・デビューを飾った太田健一さんの出場が決定しました。お楽しみに。
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by soundofmusic | 2006-12-19 10:05 | 日記 | Comments(0)

○・△・□

d0000025_04769.jpg一昨日、バカバカしい理由で寝不足になって4時間しか眠れず、昨日仕事に行って、終った後にフィルムセンターで溝口健二の「浪華悲歌」を見た。「祇園の姉妹」よりこっちのほうがはるかに好きで、とくにラスト、ぐんぐんと風を切ってこちらに向かってくる山田五十鈴にはしびれてしまったのだけど、それでもやっぱり眠ってしまう。

急いで地下鉄で池袋に移動、新文芸坐の特集「和田誠が「もう一度観たいのになかなかチャンスがない」と言っている日本映画」で篠田正浩の「夕陽に赤い俺の顔」。脚本が寺山修司なので、あるいは観念的なものかもとやや危惧していたもののそれは杞憂に終わり、最高にしゃれたタイトル・デザインをはじめとして、適度にポップでおしゃれな世界を堪能。豚を連れた炎加世子、愛らしい岩下志麻、あまりにも妙な劇中歌の歌詞。それでも少し寝た。

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宇内さん夫妻が見に来ていた。この特集上映、ほぼ毎日通っていて、わたしが来るのを待ちかまえていたのだそう。残念ながら、わたしは初日とこの日、合計3本を見ただけだった。

夫妻とともに玄やで夕食。この特集上映では毎日、和田誠とゲストとのトーク・ショウがあって、山城新伍が話していたという東映にまつわる逸話を教えてくれた。

いわく、大泉の東映の撮影所には本物のヤクザがうろうろしていたとか。安藤昇以降、そういう話は普通にありえるだろうと思えるのがこの会社のすごいところ。近くに住んでいた宇内さんは、中学生のころ、撮影所に忍び込んで遊んだりしていたそうで、「サンセット大通り」だか「大人は判ってくれない」だかみたいな話だ。

わたしはそのころ、栃木の田舎で、よくトラックに貼ってあるこの桃次郎とかなんとか一番星とかいうステッカーはいったいなんなんだろう、と疑問に思っていたものだったが。

そういえば、先日口石さんと会ったとき、東映の話になって、「温泉スッポン芸者」「徳川セックス禁止令 色情大名」「エロ将軍と二十一人の愛妾」(監督は全部鈴木則文)とかいう映画を、会社が金を出して作らせていた事実がすごい、といっていた。

企画書があって、ハンコがいくつも押されて、しかるのちに金が出るのだろうと思うけど(いくら東映でも)、考えてみると笑える。

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アメリカの現在の国防長官の好きな映画は「初体験リッジモント・ハイ」だそうだ。それを評して誰だったかが、日本の防衛庁長官の好きな映画が「パンツの穴」だったらイヤでしょう? と書いていた。失礼なたとえのような気がするのに、それが誰に対して何か、あるいは何に対してなのかは分からない。

「パンツの穴」の監督も鈴木則文。

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で、帰ってきて、沢島忠「ひばり・チエミのおしどり千両傘」をちょっとだけ見た。いうまでもなく傑作なのだがそれはともかく、本編の前、DVDのディスクが高速回転する映像が始まり、そこにレーザー光線のようなものが当たるとディスクは削られていき、最後に三角の銀盤ができる。そこに東映の△マークが重なるという、バカバカしい趣向。

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昨日はそれで寝不足になり、で、今日。出がけに荷物が来た。12月になると、年内ぎりぎりでいいものを買って「アンケート」に載せてやろうとヘンな色気が出るため、消費が増える、気がする。

届いたのは、ジャッキー・ネイラー『ザ・カラー・ファイヴ』など。

最近名前を知って、試聴して気に入ったネイラーは、ジャンル分けすればたぶん、ジャズ・ヴォーカリスト。ともかくひとつの目安として、来日公演はブルーノート東京でおこなったらしい。このアルバムは5作目とのことで、自作と、ロック/ポップ系のカヴァーと、スタンダードがそれぞれ5曲ずつ入っている。

ロック/ポップ系の曲はロッド・スチュアートやR.E.Mがとりあげられていて、ぱっと聴いていちばんおもしろいと思ったのがキンクスの「ローラ」。あらためて聴くと妙な歌詞で、よくこれがヒットしたもんだと思うがそれはさておき。聞こえてくるのは、オルガンをフィーチュアして軽快に奏でられる「ザ・サイドワインダー」。それをバックにして「ローラ」が歌われてしまうのだ。

スタンダード・ナンバーではちょうど反対のことがおこなわれていて、タイトなグルーヴに導かれて進む「ラヴ・フォー・セール」では、途中からビル・ウィザース「ユーズ・ミー」のあの印象的なクラヴィネットのリフが忍び込んでくる。

あきらかにヒップホップ経由の発想に基づく高度な遊びを軽々とこなしながら、同時に、90年代以降のオルタナティヴなシンガー・ソングライターと同じ空気を呼吸してもいる。注目。

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駅に向かう途中の、果物屋の並びの四角いビルが火事になっていた。
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by soundofmusic | 2006-12-15 23:45 | 日記 | Comments(0)

優雅な軍隊

溝口健二の頭の悪さには心底げんなりさせられつつも、「山椒大夫」も「西鶴一代女」も「残菊物語」も見ていないので、いくらなんでも最終的な死刑宣告を下すのはまだ早いだろうと思いとどまるくらいの礼儀はわたしにもあるので、フィルムセンター通いは継続される予定。

「必勝歌」を見た。溝口、マキノ雅弘、田坂具隆、清水宏という豪華な面々によるオムニバス。完成したのは1945年の2月で、時節柄、がんばって国を守りましょうという、現在の分類だと「国策映画」とされる例のアレである。当時はそうは呼ばれていなかっただろう。映画に音がないのが当たり前だったころ、ことさらサイレントと呼ばれはしなかったのと同じ。

さて、このオムニバス、「国策映画」という言葉からは想像もできないような奇妙なユーモアが充満した佳作。まず、降伏する半年前にこんなきちんとした映画を作りえたことが不思議で、そんなはずはないのになぜか余裕すら感じられる。戦後の硬直した一部の日本映画より、よほどのびのびしているのだ。

エピソードごとの分担は明示されていないものの、見ればだいたい分かる。おそらくマキノ演出によるものと思われる一篇には、電車に乗るふたりの酔っ払いが出てくる。このふたり、誰か知人だか家族だかが出征したとかで特配があったらしく、いささか酔っている。吊り革につかまり、体がぐらりぐらり。そのうち、座席に座っている元気な男が、見かねて席を譲ってくれる。と、これだけ。

また別のエピソード。気のいい隣組の組長(小杉勇)が外出すると、道端に防空壕を掘っている男がいる。穴の上にはフタとして板が渡してあり、男いわく、丈夫に作ってあるから乗っても問題ない、と。小杉は納得して歩き出し、しばらくして小走りで引き返して、防空壕のフタめがけてジャンプ。すると、思いっきり板を踏み抜いてしまう。

田坂の「土と兵隊」にせよ、清水の「サヨンの鐘」にせよ、マキノの「野戦軍楽隊」にせよ、木下恵介の「陸軍」にせよ、当時の政府=軍部の意向に沿って作られた作品で、もちろんそれは作品から見て取れるのだけど、それだからつまらないというものでもない。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、で、そうした経緯で映画が作られること自体を完全に否定する、というのならそれはそれてひとつの立場だろう。ただ、そんな建設的でない話ってないと思う。

商業映画がそのときの社会・経済状況の影響下でしか作りえないのは当然の話で、80年代に多くの映画人がロマンポルノを手がけたことだとか、現在でいうなら大谷健太郎や犬童一心がマンガを原作にして撮っていることだとか、そうしたことと本質的にはあまり違いはない。

それでも戦争協力したのが罪だというのなら、日本人は全員犯罪者になるのではないか、という議論をここでする気はない。映画の話をしているのだから、まずは映画を見てからにしてくれ、と言っているだけなのだ。

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1月のPPFNP、ライヴゲストが決定しました。口石アキラ&近頃なぜかチャールストンというカッコイイ名前のトリオで活動中の口石アキラさんがソロで登場、弾き語ってくれます。ご期待ください。

ところで、口石さんが教えてくれたのだけど、溝口健二は小学校しか出ていないそうだ。学歴がありゃいいってもんじゃないけど、なんか納得してしまった。

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クリント・イーストウッド「父親たちの星条旗」は、まさに「必勝歌」が作られた1945年の2月の、硫黄島の戦いをアメリカ側から描いた映画。日本側から見た「硫黄島からの手紙」とやはりセットで見なくてはなるまいが、「父親たちの星条旗」だけでとりあえず感想を述べるなら、これは戦争映画というよりも「戦後」の映画でしょう。

硫黄島の戦いで、摺鉢山に星条旗を掲げた兵士たちが、帰国後、戦時国債の販促キャンペーンのトゥアーに駆り出される。ただそこにいただけなのに英雄扱いされる苦悩、フラッシュバックする戦場の悪夢。こうした出来事を、きわめて臨場感あふれる映像と40年代風俗の見事な再現、そしてもっとも重要なこととして、品と節度をもって描いた作品。

ここでの敵=日本兵はほとんど姿形の見えない、不気味な存在として扱われていて、ただしそれはアメリカ人が持つ、日本人イコール不可解、とのイメージに基づくわけではなくて、事実として硫黄島の日本軍の抵抗方法が異質だったからだろう。Wikipedia参照。

帰国後のシーンで何度か登場する、アンドリュー・シスターズ風のコーラス・グループ。こういったディテールは嬉しいもので、彼女らが歌っていた「国債買ってね」的な歌は、どうやらアーヴィング・バーリンが実際に書いていたものらしい。こういった事情を日本語で詳しく読める本なりウェブサイトなりって、あるんだろうか。ないだろうな。

アメリカはヴェトナム戦争のあとで一度、戦後を生き始めたのだと思うけど、いま彼らが生きている戦後は、それよりも長く、暗いものになるだろう。ただしわたしたちにそれを理解することは難しい。彼らがわたしたちのそれを理解しなかったように。戦争はお互いがぶつかりあってするものだが、戦後はそれぞれが自分たちでかかえるべき問題だからかもしれない。
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by soundofmusic | 2006-12-08 15:26 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume58


2007年01月20日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
高嶋里美(Super Seeder)
太田健一
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)

ライヴ:口石アキラ

新年第1回は、ライヴゲストとして、口石アキラ&近頃なぜかチャールストンで活動する口石アキラ氏がソロとして登場! いままでのライヴゲストとはひとあじ違った、非モテ系シンガー・ソングライター、フロム埼玉です。ご期待ください。
PPFNPは2007年で10周年。ガンガン飛ばしていきます!
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by soundofmusic | 2006-12-08 15:24 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

文学的な、あまりに文学的な

フィルムセンターでは、フィルメックスと共催の岡本喜八特集が終って、また溝口健二特集が始まった。2日連続で通って「夜の女たち」と「武蔵野夫人」を見て、かなりのダメージを受けた。四方田犬彦はかつて溝口について、思想は中学生程度、と書いていたけれど、そんなもんじゃない。金と役者を使って、立派なスタッフを従えて、「わたしは何も分からぬバカでござい」と言っているのがこの2本の映画。無惨このうえない。

「夜の女たち」は、敗戦直後の大阪を舞台にして、田中絹代が生活苦からパンパンになる話。女はバカだからちょっとやさしくすれば簡単にだませる、だから男はそういうことをする、というのが根本思想で、お粗末というほかない。加えて、これは溝口だけでなく日本のほぼすべての映画監督(ほぼ100%、男性)に共通するのだけど、娼婦に聖性を見出すクセがある。ラスト、田中が、やはり娼婦になっている親戚の娘を連れて帰るところ、去っていくふたりを見送るように教会の廃墟のステンド・グラスが映されてげんなりする。

見終わったあと、思わず「くだらない」と口に出してしまった。

「武蔵野夫人」は大岡昇平の心理小説が原作。この小説では武蔵野の地形が大きな役割を果たしていて、ほとんど主要な登場人物のひとりといってもいいのに、この映画では単に風景としてしかとらえられていない。なんのために小説を映画化するのだろう。単なるメロドラマが欲しいのなら、純文学を原作に、なんて思わなければいいのに。潤色を担当した福田恒存はいったい何をしていたのだ。あんたは文学者ではないのか。

屋内と屋外がなだらかに連結する、というか、ほとんど区切りというものが存在しない日本家屋の描写はさすがに堂に入ったもので、そこだけはシャッポを脱がざるを得ないが。

わたしはバカは嫌いなので、この2本についてはほとんど軽蔑に近い気持ちを持ってしまった。というのに、「武蔵野夫人」が終った後、おばさんがふたりして「よかったわね」「よかったわね」と言い合っている。

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「夜の女たち」にムカムカしたあと高速で池袋に移動して、今敏「パプリカ」見る。傑作と呼ぶべきだろう。筒井康隆の原作は文学界きってのフロイディアンの面目躍如たるものだったが、それを完全に絵解きしてくれる気持ちよさがある。

図式的とけなすなかれ。きちんとした図面を書くことのできる人間がどれだけいるというのだろう。筒井は、心理学の本をいろいろ読んだがフロイトがいちばん文学的だから好きだ、と言っていて、「ユングよりもフロイトが文学的?」といぶかしく感じたものだけど、その意味が少し分かった気がした。

原作を読んだのはだいぶ前なので、シネフィル趣味が原作にあったものか映画化の際に付け加えられたものか思い出せないのだけど、ともあれ、この才能に脅威を覚えない日本の実写の映画関係者は救いようがない。もっとも、「東京ゴッドファーザーズ」のときほどその思いは強くない。「パプリカ」を実写でやるのは、少なくとも日本では難しいだろうから。

「パプリカ」はわたしたちに、夢や映画をおろそかにしてはいけないのだと教えてくれた。さて、次はいよいよ「虚航船団」の実写映画化を待ち望みたくなる。でも、誰が監督できる? テリー・ギリアムか、ティム・バートンか?

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11月25日のセットリストが出ました。ご確認くださいませ。
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by soundofmusic | 2006-12-03 19:24 | 日記 | Comments(0)

リスト Vol.57 2006.11.25 ゲスト:どんまい(NITRO JENIC)&マジック(セツナイト)

***森山兄***
1 OSCAR PETERSON TRIO & THE SINGERS UNLIMITED / SESAME STREET
2 ROD McKUEN / RUN TO ME, FLY TO ME
3 GENEVIEVE WAITE / SLUMMING ON PARK AVENUE
4 吉田日出子 / スウィート・ジェニー・リー
5 ISOBEL CAMPBELL / THE CAT'S PYJAMAS
6 PEGGY LEE / BIG BAD BILL (IS SWEET WILLIAM NOW)
7 EARTHA KITT / C'MON A MY HOUSE
8 ELLA FITZGERALD / SPINNING WHEEL
9 オリジナル・ラヴ / 恋の片道切符
10 AMOS LEE / SWEET PEA
11 DAVENDRA BANHART / SOME PEOPLE RIDE THE WAVE
12 NEAL CASAL / ME AND QUEEN SYLVIA
13 ムーンライダーズ / クール・ダイナモ、ライト・オン

<コメント>
1 オスカー・ピーターソン・トリオとシンガーズ・アンリミテッドがセサミ・ストリートの主題歌をカヴァー!(って、日本語書きしただけでコメントでもなんでもないですね)
2 映画「ジョアンナ」のサントラより、優美なワルツ。インストです。
3 その「ジョアンナ」の主演女優が、元ママス&パパスのジョン・フィリップスの全面バックアップで出したアルバムより。20~30年代ムード満点。
4 「上海バンスキング」の曲。
5 元ベルセバのひと。これも30年代調。
6 ライ・クーダーも歌っていた曲。これももともとは相当古い曲のはず。
7 江利チエミがカヴァーしていたあの曲を、たぶんアメリカ人のひとが日本語と英語ちゃんぽんで逆カヴァー。かっこいいです。
8 B,S & Tのカヴァー。71年、ハンガリーの首都プダペストでのライヴ。なお、ブダペストはブダとペストが合体してできた街です。
9 ニール・セダカの、というか小坂一也でおなじみの曲のカヴァー。スカパラをバックに威勢よく歌っています。
10 最近増えてきた、ジャズとルーツ・ミュージックの中間あたりに位置する男性SSW。
11 カエターノ・ヴェローゾ+Tレックスといった感じの最近のSSW。
12 ルーツィーなアメリカンSSW。年末年始にかけて来日。詳しくはこちら
13 結成30周年。新譜より。

***森山弟***
1 小島麻由美 / おしゃべり!おしゃべり!
2 Brian Setzer / Don't Trust A Woman (In A Black Cadillac)
3 Primal Scream / Country Girl
4 Kula Shaker / Grateful When You're Dead
5 Ocean Colour Scene / Hundred Mile High City
6 福山雅治 / 勝手にしやがれ
7 エゴ・ラッピン / 満ち汐のロマンス
8 The Jam / English Rose
9 Paul Weller / The Bottle
10 Ronnie Lane & Slim Chance / Chiken Wired
11 Tony Joe White / Polk Salad Annie
12 Aretha Franklin / The Weight
13 Curtis Mayfield / Move On Up
14 Otis Redding / I Can't Turn You Loose
15 Carole King / I Feel The Earth Move
16 KT Tunstall / Suddenly I See
17 Idha / Hickory Wind
18 ブランキー・ジェット・シティ / ダンデライオン

<コメント>
1 デビュー作の1曲目から変わった才能の片鱗が。
2 03年作の15年ぶりのソロ「Nitro Burnin' Funny Daddy」より。オーケストラとはまた違ったゴリゴリ感がたまりません。
3 「Give Out But Don't Give Up」(94年)以来久々にものにしたごきげんなロックンロール・アルバム「Riot City Blues」(06年)より。ゴリゴリとスワンプ色も濃いし、これパブ・ロックです。
4 90年代ゴリゴリ・ブリティッシュ・ロックその1。
5 90年代ゴリゴリ・ブリティッシュ・ロックその2。HR/HM以外のジャンルでいかしたリフを探すのって案外難しいもんですね。
6 ナイスな企画のカヴァー・アルバム(というかほとんどコピー)「ゴールデン・オールディーズ」(02年)より。壁際に寝返り打ってるジュリーのあの曲です。しかしこの人はええ声してますね。
7 潮騒のSEが美しいナイス・バラードその1。
8 潮騒のSEが美しいナイス・バラードその2。名作「オール・モッド・コンズ」(78年)より。ロンドンがパンクに燃えていた時期に、しかも20歳そこそこでこの名バラードをものにしたっていうのはやっぱりすごいんじゃないでしょうか。
9 そのウェラーも25年経つとギル・スコット・ヘロンをこんなにかっこよくカヴァーしちゃうんですね。ナイスな企画のカヴァー・アルバム「スタジオ150」(04年)より。
10 フェアポート・コンヴェンションとは別の意味での、英国フォーク・ロック究極の到達点。ロニー・レインは神。
11 スワンプ・ロックの重鎮の代表曲。泥臭い!
12 ザ・バンドのカヴァー。アレサが歌うと何でも彼女の曲になってしまいます。黒い!
13 日テレ「ナイナイサイズ!」オープニング・テーマとしてもお馴染みの、70年代ニュー・ソウル名曲。
14 ミスター・ソウル辞典。27歳で死ぬのがロックなら、オレは26歳で死んでやると(は言ってない)飛行機事故で永眠。
15 71年6月18日(金)のカーネギー・ホールでのライヴ盤より。ほぼ絶頂期の録音なので、悪いはずがないです。
16 映画「プラダを着た悪魔」の主題歌。いわゆるシェリル・クロウ以降って感じのアコギかき鳴らし系女性SSW。
17 米カントリー・ロックの権化、グラム・パーソンズ(享年26歳)の名曲を爽やかにカヴァーしております。
18 BJCの多分ラスト・シングル。ベンジーには芸術家独特の孤高な不穏さがありますね。間違っても畳の上で死ねなそうな雰囲気に脱帽。

***どんまい(NITRO JENIC)***
1 Rio De Janeiro/STEVE&EYDIE,BONFA&BRASIL
2 Under My Skin/DETERMINATIONS
3 Would You Believe in Me/Jon Lucien
4 Take Five/Filó Machado
5 Mas In Brooklyn (Highlife)/Pharoah Sanders
6 自転車/A.U.M
7 レインボーラブ/口口口
8 雨のち晴れ/Mr.Children
9 アンブレラ/Carnation
10 真夜中のドア~Stay With Me/メロン記念日
11 あんなに反対してた お義父さんにビールをつがれて/面影ラッキーホール
12 必ず同じところで/面影ラッキーホール
13 Happy Like Yesterday/The Groovy Little Numbers
14 When it started to begin/Nick Heyward
15 In The Country/The Farmers boys

<コメント>
1 ジャイルス・ピーターソンが85年に編集した「Jazz Juice」シリーズのVol.7からの曲。音源はブラジリアン・ギタリストのルイス・ボンファとスティーブ・ローレンス、イーディ・ゴーメ夫妻が共演したアルバムの一曲目で結構なレア盤らしいです。Vol.1~13まであって半分くらいしか持ってませんが、どれもさすがジャイルスな内容です。
2 スタンダードのカバー。これで彼らを知りましたが、結局この曲が一番好き。土臭さを上手く取り去ってる。でも解散しちゃったらしいですね。
3 UFOに教えてもらいました。「Listen Love」という曲も大好き。スキャットに軽くハマリはじめたのもこの人の影響かもしれないです。
4 名曲やり過ぎスキャットカバーです。
5 ファラオの曲は全体的に長いのが多いのですがこれはたったの3分43秒。これ聞くとゴキゲンになります。
6 友達の曲なので非売品です。彼は降神のメンバーなのるなもないのソロ作品「メルヘントリップス」に『まちぼうけ』という楽曲を提供しています。それも素晴らしいのでお勧め。
7 ぼくはポラリス、ボノボ、キセルに負けず劣らずのバンドだと思います。絶妙の狡猾さと無邪気さ。
8 前曲との繋ぎで聞いてみたら予想以上に良かった。本当にいまさらだけど小林武史のポップセンスを再評価。
9 さすがカーネーション。このピアノが凄く好きです。
10 往年の名曲をアイドル史に燦然と輝く稀代のロックアイドルグループ「メロン記念日」がカバー。最近ライブに行ってないけどもしやってくれるなら是非ライブで聴きたいです。
11 ボクの所属するニトロジェニックらしさをアピールするためにも欠かせないバンドです。アッキーの啼きのヴォーカルを聞いてください。
12 前曲は最後に救いを持たせてあるのに対してこちらは救いのない無限ループ。ヴォーカルとコーラスの掛け合いがやはり絶妙です。
13 いわゆるアノラッククラシックです。同レコードのソフトロックな曲も捨てがたいけど、なんとなくこっちを聴きたくなったのでかけました。
14 ニックヘイワード節というかなんというか、やっぱりもろヘアカット100ですね。
15 若かりし小沢健二が擦り切れるほど聴いたという曲。ってことはオザケン好きのギャルは聴いておいて損はないと思います。メジャー感溢れるパッパラソングです。

***マジック(セツナイト)***
1 Gecko Turner / En la calle, on the street
2 Kid Sublime / The space jam (part1)
3 Dego & Kaidi Tatham / Come with me
4 Ben Mono / Protection
5 Ed Motta / Daqui Pro Meir
6 Samuel Purdey / Only when I’m with you
7 Eumir Deodato / Arranha Ceu (skyscrapers)
8 Bakura / Gregarious
9 The G/9 Group / Sambou…Sambou
10 Joao Donato / Caminho de Casa
11 Astrud Gilberto / Nega do cabelo duro
12 Product.01 / Heart of glass
13 Benny Sings / Twist you around

<コメント>
1 ロンドンメトロのストリートミュージシャンだったスペイン人の作品。ビートは力強いがどこかユーモラス。
2 オランダのヒップホップらしい。女性ボーカルの使い方がしなやかで洒落ていますね。
3 日本が誇るKyoto Jazz Massiveが出したコンピの中の1曲。このアルバムは本当に素晴らしいのでオススメ。
4 ドイツのCompostというレーベルのコンピより。スライの「Thank you」に腰の入った女性ボーカルが乗っかった感じ。
5 ブラジルのR&B系大御所の作品。ストリングの入ったゴージャスなディスコサウンドを蘇らせた。
6 ジャミロクワイの初期のギターとドラムだった方達の作品。ヴォコーダー+スティーリーダン+ジャミロクワイ。
7 70年代にCTIで一世を風靡したデオダード先生のファンキーかつブリリアントなナンバー。私の音楽嗜好の終着点ともいえそうな完璧な作品。
8 ウェストロンドンで活躍中のDomuの別名義の作品。ボサノヴァ+ハウス。
9 怪しげなボサノヴァ系コンピより。ジョアンドナードの代表曲のカバー作品。
10 ジョアンドナートの粘っこいピアノサウンドを充分に堪能できるナンバー
11 かわいらしい呪文を唱えているようなアストラッドジルベルトの歌声を堪能しようじゃないか。
12 知りませんでした。ブロンディのカバーなんですね。Winkもカバーしたらしく驚きました。
13 私の考える最もPPFNPらしいミュージシャン、ベニーシングスの1stより。最初の30秒だけで、圧倒的な才能を簡単に感じることが出来るが、地味でひっそりしていてカリスマ性がなくてデブで、世間に知られて欲しいと応援したいが自分だけの秘密にもしたくなるような愛すべき方です。

***森山兄***
1 BENNY SINGS / LITTLE DONNA
2 加藤和彦 / 女優志願
3 小室等 / ○と△のうた
4 THE FIVE CORNERS QUINTET / THIS COULD BE THE START OF SOMETHING
5 DUKE ELLINGTON / THE FLAMING SWORD
6 雪村いづみ / 火の玉ロック
7 轟渚と夕映えカルテット / イッツ・オールライト・ウィズ・ミー
8 ANITA O'DAY / JOHNNY ONE NOTE
9 FREDDIE HUBBARD / HANG 'EM UP
10 DR. JOHN / DREAM

<コメント>
1 美メロ+ダサいルックス。オランダが誇るナードの星、現代のギルバート・オサリヴァン。そのうちPPFNPで来日してもらってライヴやってもらいましょう。場所はエッジエンドで。
2 日本のAOR。キリンジの「汗染み~」はこの曲にヒントを得ているでしょう。
3 元・六文銭。武満徹の曲だけを集めたアルバムより。なお、六文銭とはたしか三途の川の渡し賃だったはず。
4 現代北欧のオシャレ生音ジャズ。ゲスト・ヴォーカルはマーク・マーフィー。もともとこの曲は彼の昔からの持ち歌でした。
5 40年代の録音。エリントン+カリプソでエリプソ。
6 ニトロジェニックのミューズが土岐麻子だとしたら、PPFNPの歌姫は雪村いづみかもしれない。これはジェリー・リー・ルイスのカヴァー。ダイナミックな歌唱、ぶっとんだ日本語詞が最高。♪半鐘鳴らせよ火事だよ、ロック!
7 下北沢や高円寺などで自分の曲とジャズ・スタンダードを半々くらいで歌っているSSW。これはコール・ポーターの曲。下北沢モナ・レコーズでのライヴ盤より。
8 偉大なるアニタ・オデイを追悼する。
9 ジャズ・トランペッター。ブラック・ムーヴィーのサントラの如きかっこよさのアルバム『ア・ソウル・エクスペリメント』より。イントロのラッパにかかるエコーがいかしてます。
10 お見送り曲的に。ジョニー・マーサー作品集より。悪い夢を見そう。

***おまけCD「So Many Times」曲目***
1. FAIRPORT CONVENTION / TIME WILL SHOW THE WISER
2. BRINSLEY SCHWARTZ / NOW'S THE TIME
3. LUCINDA WILLIAMS / RIGHT IN TIME
4. THE BAND / TIME TO KILL
5. ティン・パン / ボン・トン・ルーレ
6. FREDDIE ROACH / PARTY TIME
7. LOUIS PRIMA / AS TIME GOES BY
8. SAMMY DAVIS, Jr. / DON'T TAKE YOUR TIME
9. JACKSON SLOAN / SO MANY TIMES
10. ナタリー・ワイズ / タイム・ウェイヴ・ゼロ
11. JOHN BUTLER TRIO / THERE'LL COME A TIME
12. JOHN & BEVERLY MARTYN / TOMORROW TIME
13. 黛敏郎 / 女が階段を上る時
14. RON SEXSMITH / WASTIN' TIME
15. ISOBEL CAMPBELL / TIME IS JUST THE SAME
16. THE GROUP / GET ME TO THE CHURCH ON TIME
17. NELSON RIDDLE / TIME AND SPACE
18. ウォッカ・コリンズ / サンズ・オヴ・タイム
19. CAROLE KING / AFTER ALL THIS TIME
20. TONY KOSINEC / DINNER TIME
21. WIZZ JONES / NO MORE TIME TO CRY
22. NICK DRAKE / TIME OF NO REPLY
23. JUDY COLLINS / WHO KNOWS WHERE THE TIME GOES?

☆時間、タイムのついた曲でまとめてみました。
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by soundofmusic | 2006-12-02 21:17 | PPFNPセットリスト | Comments(0)