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リスト Volume 64 2008.01.26 ゲスト:板橋泰明&DJようすけ

***森山兄***

1 Weldon Irvine / I Love You
2 Carole King / Love Makes The World
3 Art Garfunkel / A Heart in New York
4 Paul Desmond / Hi-Lili, Hi-Lo
5 Louis Jordan & Ella Fitzgerald / Baby, It's Cold Outside
6 サケロックオールスターズ+寺尾紗穂 / 日本の人
7 Linda Thompson / Versatile Heart
8 John Cale / Hallelujah
9 Loudon Wainwright III / Liza
10 長谷川健一 / 空の色
11 Rigmor Gustafsson / Raindrops Keep Falling on My Head

<コメント>

1 フリーソウル期に再評価されたひとらしいです。イントロはチャンキー期の細野晴臣的でもある。

2 最近のアルバムのタイトル曲。よいです。理想的な歳のとり方をしていると思います。

3 アート・ガーファンクルをかけたのはもしかすると初めてかもしれません。天使の歌声です。ギャラガー&ライルの曲。

4 サックスによる天使の歌声です。年末に見たチャールス・ウォルターズ「リリー」があまりによかったので、その劇中歌のカヴァーを。

5 冬の歌といえばやはりこれではないでしょうか。かけあいが愉快。

6 HISのカヴァー。細野晴臣のトリビュート盤より。のどかです。

7 リチャード・トンプソンの元妻の最新作。このひとは復活後のほうがよいです。

8 ジョン・ケイルの『スーパーフォークソング』的ライヴ盤『フラグメンツ・オヴ~』に収録された、レナード・コーエンのカヴァー。この曲は別に好きでもなかったのですが最近、酒井俊が歌っているのを聴いて、いいうただと思いました。

9 ルーファス父。子供時代の同級生だったライザ・ミネリの思い出をア・カペラで歌った曲。英国トラッドに似たメロディです。

10 「田辺マモル+ハナレグミ+何か」(森山弟による)なSSW。独自です。

11 スウェーデンのジャズ(系)歌手。ディオンヌ・ワーウィックのレパートリーばかりを歌ったアルバムより。ということは、この曲を含めて、ほぼバカラック集ということでもあります。

***森山弟***

1 Nirvana / Rainbow Chaser
2 Neil Young / Cinnamon Girl
3 Jonathan Richman & The Modern Lovers / Ice Cream Man
4 Maria Muldaur / Any Old Time
5 クラムボン / はなれ ばなれ
6 Tudor Lodge / Kew Gardens
7 The Band / When I Paint My Masterpiece
8 Byrds / This Wheels On Fire
9 Mary Hopkin / Turn! Turn! Turn!
10 Leningrad Cowboys / Those Were The Days

<コメント>

1 ものすごく特別な事情がない限り、森山兄弟がニルヴァーナと言えば絶対にこのニルヴァーナです。他のニルヴァーナとかは知りません。中の人などいません。ソフト・サイケの金字塔「All Of Us」より。

2 この曲が冒頭を飾るニール・ヤングのセカンドはいわゆる超名盤なので、誰でもみんな普通に持ってると思います。が、内容はどう聴いても普通じゃないです。えも言われぬこの不気味な肌触り、相当独特じゃないですか。

3 ロックンロールの懐の深さを知るのに最適な音楽。ぺらぺらサウンド、よれよれ歌唱、ロックンロールが音楽形態の名称でないことをゆるーい衝撃とともに教えていただけます。

4 マリア・マルダーのデビュー作には、70年代アメリカ音楽の良心がすべて詰め込まれていると言っても過言ではないでしょう。名盤の匂いを強烈に漂わせる珠玉の作品。

5 いつまでも中古市場で値下がりしてくれないのには閉口しますが、なかなかよいグループではないでしょうか。案外キャリアも長くなってきているので、このあたりで決定的名盤を作っておいてほしいです。

6 奇跡の名作を 1枚残して儚く散った、英国フォークを聴く人は全員ひとり残らず持っている三美神の一角。ラルフ・マクテル作のこの曲の美しさは尋常ではありません。100枚の好盤より1枚の奇跡を愛する、江頭2:50的なあなたにオススメです。

7 ディラン作。「コカ・コーラの国へ帰るために、薄汚いゴンドラに乗って世界中を航海をする」と歌うところが好きです。

8 ディラン作。ザ・バンドのバージョンでおなじみですね。「火の車」っていう邦題が・・・まぁまぁ好きです。

9 こちらはバーズのバージョンでおなじみの名曲を、メアリ様がしっとり爽やかにお歌いになっておられます。

10 そのメアリ様の大代表曲をトサカ男たちがカバー。原曲もなんかロシア民謡っぽいので目のつけどころがなるほどなぁと思います。レニングラード・カウボーイズの人たち、今でも元気なんでしょうか。94年くらいに渋谷のクアトロで見た、電波少年の松村に(当然アポ無しで)乱入されてしまった日のライブはよかったと伝えてあげたいです。

***板橋泰明***

1 ETERNITY'S CHILDREN / I WANNA BE WITH YOU
2 銀河鉄道 / 想い出してごらん
3 HARRY NILSSON / THE POINT!
4 DYLAN GROUP / AVILA
5 空気公団 / 白のフワフワ
6 クニ河内 / 恋人よ
7 OSMAR MILITO / E DEIXA O RELOGIO ANDAR
8 INSTANT CYTRON / (MAKE ME YOUR)SPECIAL GIRLFRIEND
9 AMERICA / WORK TO DO
10 AREA CODE 615 / HEY JUDE
11 SLOAN / DON'T YOU BELIEVE A WORD
12 DAN HICKS / CRUIZIN'
13 荒木和作&やまだあきら / ドライブ日和
14 QUASI / OUR HAPPINESS IS GUARANTEED

***DJようすけ***

1 GABRIELE / I WISH
2 MURO / JAH MUSIC feat. BOO
3 NAGHTY BY NATURE / FEEL ME FLOW
4 LAILA / HERE WE GO AGAIN
5 GRAN' DANCE / JUST A TWO OF US
6 ESTER WILLIAMS / LAST NIGHT CHANGED IT ALL
7 INCREDIBLE BONGO BAND / APACHE
8 THE DISCO FOUR / MOVE TO THE GROOVE
9 GEORGE CLINTON / ATOMIC DOG
10 M.C. MIKER "G" & DEEJAY SVEN / HOLIDAY RAP
11 RICK ASTLEY / NEVER GONNA GIVE YOU UP
12 MICHAEL JACKSON / BLACK OR WHITE
13 SWING OUT SISTER / BREAK OUT
14 GRANDMASTER FLASH / COMPUTER GAME
15 YELLOW MAGIC ORCHESTRA / COMPUTER GAME

***森山弟***

1 Ramsey Lewis Trio / The "In" Crowd
2 Dr. Feelgood / She Does It Right
3 Ronnie Barron / Sweet Simplicity
4 Honey Cone / When You're Out Looking For Sugar
5 Beck / Sexx Laws
6 Jorge Ben / Taj Mahal
7 Ben Harper / Put It On Me
8 Asleep At The Wheel / One O'Clock Jump
9 The Band / Rag Mama Rag
10 トーキョー・No.1・ソウル・セット / クレイジークライマー

<コメント>

1 アシッド・ジャズ的解釈で、ラムゼイ・ルイス。超ファンキーなのに不思議と暑苦しさをまったく感じないのはなぜなんでしょう。すごい熱気、でもクール。

2 ウィルコ・ジョンソンがあのカミソリのようなギターをピックを使わずプレイするのは有名な話ですが、でもどうやって?と思ってこないだYouTubeで彼らのライブ映像を見ました。でもどういう仕組みなのか、さっぱりわかりませんでした。

3 ほんとはこの人がドクター・ジョンになるはずだったんですよね。「でもほら、おれそういうあれじゃないから」と言って辞退したんだとか。確かにロニー・バロンがあのへんな羽根の衣装を着てるところは想像つかないですが、音の方はもちろんニューオリンズの太鼓判つきです。

4 マーサ&ヴァンデラス、マーヴェレッツの流れを汲む黒人女性3人組ソウル・グループ。

5 ねくらのベックには珍しい、楽しいアルバムの冒頭を飾るとても楽しい一曲。久々に聴いて、やっぱりごきげんな曲だなぁと。

6 「マシュ・ケ・ナダ」の作者です。ブラジルとアフリカが出会って産み出されたとんでもないファンキー・グルーヴ。これだけ熱いビートはなかなかありません。

7 ソウル、フォーク、ブルーズ、ゴスペル、その他いろいろいっぺんに摂取できる感じがたまりません。2007年の新作より。

8 ウェスタン・スウィングの伝統を生きたまま現在に伝える重要なグループらしいです。

9 すべてのアメリカ音楽の伝統を現代に伝えたザ・バンド。この曲はラジオでのヒットを狙って作られた(とレヴォン・ヘルムおじさんがこないだ言ってた)ごきげんなチューンです。

10 結局何がしたいんだかよくわからない、ビッケが気持ち悪い等、賛否両論のソウル・セットですが、非常に独特で怪しげなその美意識には抗いがたい魅力を感じます。いいのか悪いのかと聞かれても答えようがありませんので、自分で決めてください。

***森山兄***

1 Mike D'abo / Mary, Warm My Bed
2 James Brown / When The Saints Go Marching in
3 Phil Upchurch / Washing Machine
4 O.S.T. "Let's Make Love" / Latin One
5 サマーソフト / 夜空に星と音楽を
6 Wouter Hamel / Cheap Chardonnay
7 深町純 / 愛の唄
8 Vox Populi / Here, There and Everywhere
9 Roger Nichols & The Small Circle of Friends / Snow Queen
10 長谷川健一 / いつかすべてを
11 ヒネモス / ハーメルンの音楽隊
12 Tony Scott / My Funny Valentine

<コメント>

1 元マンフレッド・マンのヴォーカリスト。ロック/ポップス系のクラブに行ったりしてるひとってこういう感じのイントロとかみんな好きなんでしょ、どうせ。

2 ファンクな聖者がやってきます。

3 いろんなところで名前を見かけるセッション・ギタリストのソロ作から。世界一ファンキーな洗濯機。

4 ほとんどマリリン・モンローのフェロモンでできているような映画「恋をしましょう」(ジョージ・キューカー監督)のサントラより。ラテン・ジャズ風インスト。

5 湘南系のシティ・ポップ・バンド。

6 オランダあたりのいい感じのAOR。ベニー・シングスが黒幕です。

7 どうしてシンセサイザー奏者ってみんな仙人みたいになってしまうのでしょうか。この曲は初期のうたものアルバムより。

8 ブラジルあたりのグループ。スウィング・シンガーズ的にビートルズをカヴァー。森山弟いわく「いかにもこのイヴェントでかかりそうな曲」。

9 なんとなく、コーラスつながりで。

10 ハセケンふたたび。

11 マップつながり。無国籍風民族音楽?

12 エキゾティシズムを身をもって実践したクラリネット奏者。

***おまけCD「The Coldest Songs of My Life」収録曲***

1. Pilot / January
2. Steve Lawrence & Eydie Gorme / Baby, It's Cold Outside
3. Serge Gainsbourg / Marilou Sous La Neige
4. 高田漣 / Chanson Pour Les Enfants L'Hiver
5. Hirth Martinez / Winter Again
6. Roger Nichols & The Small Circle of Friends / Snow Queen
7. Tony Scott / My Funny Valentine
8. 風 / 北国列車
9. 井上陽水 / 氷の世界
10. Simon & Garfunkel / A Hazy Shade of Winter
11. Manfred Mann / The Abominable Snowman
12. Keren Ann / Les Rivieres De Janvier
13. フェビアン / Winter's Tale
14. ピチカート・ファイヴ / 雪漫々
15. スウィング・スロウ / ユキ・ヤ・コンコ
16. 矢野顕子 / 大寒町
17. Pierre Barouh / Un Jour D'Hiver
18. 長谷川健一 / 星霜
19. Fotheringay / Winter Winds
20. Baden Powell / Chanson D'Hiver
21. 休みの国 / 第5氷河期
22. 小坂忠 / 冬・春・夏
23. 吉田美奈子 / 扉の冬
24. Jesse Winchester / Snow
25. Bill Withers / Wintertime
26. The Blind Boys of Alabama / Last Month of The Year

*冬なので、寒い感じの曲を集めてみました。
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by soundofmusic | 2008-01-27 16:02 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

業界関係者に告ぐ

とくに身の周りにそういうひとがいる、とかいうのではないのだけど、たとえば、映画館のことを「コヤ」と呼ぶひとが、いる、らしい。そういうひとは、映画のことは、やはり、シャシンと呼ぶだろうし、マキノ雅弘の話をするときに、カツドウヤ魂、などと形容するかもしれない。

本人は必然性があって、というか、とにかく何らかの経緯があってそういう言葉を使うようになったのだろうから、それは別にかまわない。ただ、わたしはそれは、職業的映画人と、映画ファン業界の間でだけ通用する業界用語だと思うので、使わない。

別に映画(とかほかのなにか)が好きだからって、映画(とかほかのなにかの)ファン業界に自分を登録しなきゃいけないってこたぁないでしょう。

と、ここまで書いて、ライヴハウスのことを「ハコ」って呼んだりしてたかな、と自問してみると、あやしい。してたかもしれない。ただ、積極的には使ってないはずなので、許してほしい。許してくれないのなら、殺せ。さあ殺せ。

---

最近ずいぶん恥知らずになってきたのは認めるけれども、こりゃ自分じゃ使えねーなー、と感じる言葉はまだまだ多い。ただ、使わなくても知ってる、ということは当然ありうるので、スイーツ(笑)も、まあ、知ってる。

それよりも驚いたのは、腐女子という言葉を知っているかとつい数日前に訊ねられたことで、訊いてくるのはつまり、もしかしたら知らないかも、と思っているってことで、それゆえに、驚いた。関係ないが、スイーツ(怒)も、知ってる。

---

ところであしたは、新年第1回のPPFNPです。ここで流れているのは音楽であって、音楽好き業界の業界用語がやりとりされているわけではないので、ひとによっては空気読めよと感じるかもしれません。

ただし、わたしたちにとって、業界の空気を読むより、音の行間を読むことのほうが重要なのは、言うまでもないことです。いい音楽、所狭しと用意してお待ちしております。

Pure Pop For Now People Volume 64

2008年01月26日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
板橋泰明
DJようすけ
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)
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by soundofmusic | 2008-01-25 02:45 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 64

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2008年01月26日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
板橋泰明
DJようすけ
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)

みなさま、今年もPPFNPをよろしくお願いします。

新年1回目のゲストは、森山兄が高校生のころ文通していた板橋くんが、2年ちょっとぶりに登場。板橋くんの前回登場時のセットリストはこちら

もうひとりは、森山弟つながりで初登場を果たす、DJようすけさん。「昭和なロケットエンピツ」な感じとのことですが、それ、どんな感じなんでしょうか。刮目してお待ちあれ。
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by soundofmusic | 2008-01-15 13:43 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

世間様

仕事に行って、空いている時間に映画の予定を入れてしまうとほかのことがあまりできず、このブログの更新とかもろもろが絶賛滞り中なのですが、そういう状態を「忙しい」などというと世間様に申し訳ないだろうというくらいの分別はあるわけです。

昨日は「黒の試走車」でした。お越しくださったみなさん、どうもありがとうございました。たまには自分のプレイリストのコメント添え、チョコレートソースがけをサーヴしてみます。

01.But Not for Me (C'est Pas Pour Moi)/Les P'tits Loups du Jazz

わたしの前の順番のazさんの最後のほうの4曲くらいの子供の歌う曲ばかりの連続の選曲の流れをそれとなく引き継いでみました。フランスの子供のジャズ・コーラスのグループであります。グルーヴはありません。

02.Pluto/Clare & The Reasons

ジェフ・マルダーの娘によるチェンバー・ポップ。

03.つるべおとし/二階堂和美

作詞:松本隆、作曲:渋谷毅。この曲だけ録音の定位がヘンなんですが、なんとかしていただけないもんでしょうか。

04.Repetition/Francois de Roubaix

「黒の試走車」を始めてから、いい音楽に出会う機会が激増して、ずいぶん散財するようになりました。フランスの映画音楽家、フランソワ・ド・ルーベはazさんに教えてもらいました。昔の音楽という感じがぜんぜんしなくて素晴らしいです。ルグラン、マルコス・ヴァーリと同程度の才能だと思います。

05.Caravan/Duke Ellington

エリントン委員会活動。チャールス・ミンガス、マックス・ローチとの「黒の三角形」による名盤『マネー・ジャングル』より。

06.Ionisation for Percussion Ensemble of 13 Players/Edgard Varese

フランク・ザッパお気に入りの作曲家として知られるヴァレーズの、パーカッションのみ(2台のサイレンも含む)によるアンサンブル。狂気のポップス。YouTube

07.Countdown/The Dave Brubeck Quartet

(ジョー・モレロによる?)豪快なティンパニに導かれて、意外にもブギ・ウギなブルーベックのピアノが入ってきます。もしかするとわたしは、いま東京でもっとも頻繁にブルーベックをかけているDJかもしれません。

08.Soulville Samba/Oscar Peterson

まあ一応。ピーターソンのおそらく唯一のラテン・ジャズ・アルバム『ソウル・エスパニョール』より。ノリノリです。

09.Beat It/Senor Coconut and His Orchestra

YMOとかクラフトワークとかをエセ・ラテンでカヴァーするひとによる、マイケル・ジャクソンのエセ・ラテン・カヴァー。なんでもかんでもラテンでカヴァーされていると好きになってしまうわたしの耳を何とかしたいです。

10.These Boots Are Made for Walking/The Mariachi Brass! feat. Chet Baker

おそらくいま誰にも注目されておらず、チェット・ベイカー・ファンからは黙殺されていそうな、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスの二番煎じグループ。アレンジにジャック・ニッチェが関わっていて、ロック・テイストあふれるイージーリスニングとなっています。おすすめです。

11.Learning The Game/The Bunch

フェアポート・コンヴェンション一家による「バンドやろうぜ」的サイド・プロジェクト。オールディーズのカヴァーなどやっています。これは、サンディ・デニーが歌うバディ・ホリーのカヴァー(たぶん)。ブリティッシュ・フォーク委員会活動です。

12.いつかすべてを/長谷川健一

ふちがみの船戸がプロデュースを手がけた京都のSSW。すれっからしの音楽ファンをも中学生をも、同じようにノックアウトすることができるであろう引力のある歌。『星霜』より。

13.夢見る約束/細野晴臣&ザ・ワールド・シャイネス

UAとのデュエット。昨年聴いた日本語のポップスの新譜の中だとこれがいちばんよかったです。ってわたしが言っても、母集団が小さすぎて信用してもらえないでしょうけど。

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さて、度忘れしている方も多いと思いますが、恒例の「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート、現在受付中です。要項の紙をなくしたとかもらっていないとかいうひとは、こちらに要項をアップしましたので、ご参照ください。

このアンケートがどういうものかをご存知でない方は、こちらをご覧ください。参加すると、これがずらりと掲載された冊子(昨年出たものは100ページを超えました)がもらえます。参加しない手はないと思います。
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by soundofmusic | 2008-01-13 19:54 | 日記 | Comments(0)

リマスター人生

どうも、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。お年玉代わりにいいことをひとつ教えます。寒いときは、首にタウォルを巻いて寝るとすーすーしなくていいですよ。

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年末年始もほぼずっと、職場で(わりとのんびり)過ごしていたもので、まとまった休みを取っていません。「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート(みなさんよろしゅう)のために、昨年買ったCDを聴き直したり、よかった映画を思い出したり、していました。

詳しくは冊子で書くと思いますが、2007年は、わりと熱心に戦前(何度も書きますが、このブログにおいては、1945年以前という意味)のジャズを聴いていました。とはいえもっとも、その頃は、わたしたちがいま考えているような、ロックやヒップホップの(いささか弱い)特殊な対抗馬としてジャズがあったわけではないのは覚えておく必要がありますが。

最初聴くと、音のレンジは狭いし、モノラルだし、抵抗がなくはないんですが、聴いているうちに、慣れました。コツはないと思います。似てなくもないかもしれない話で、バレエの映画を最近何本か見てるんですが、自分でも真似してみると(正確には、真似しようと試みてみると)、とてもそんなに足、あがんねえなと気付きます。しかし、毎日やっていれば、なんとかなる程度まではなんとかなるんでしょう。そういうもんです。今年は体を使うことをしてみたいです。さすがにバレエはやらないとしても。

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たまたまさっき、昔の音楽の音質だとかリマスタリングだとかについて小西康陽が書いている文を読んで、なるほどと思いました。こちらの、9月25日更新の部分。一部だけ、紹介します。

●リマスタリングでむかしの音がくっきりはっきりするのを善しとする考え方もありますが
たとえば60年代のロックや50年代のジャズの
アナログ・オリジナル盤レコードの持つ情報量には敵わないのです。
音がくっきりする、ということは
かつて「聴き取り難かった」という情報を切り捨ててしまうことにもなるのです。


たとえば、昨年もっとも熱心に聴いた音楽家のひとりにデューク・エリントンがいます。彼の後期、60~70年代の作品も、「わたしの考えるロック」という感じでたいへんよろしいことが分かったのは収穫でした。30~40年代の録音は、もちろん、一般的な意味で言えば、音質は悪いです。ついついヴォリュームを大きくしたくなるものの、それによる改善はあまりはかばかしくありません。それよりも、脳に内蔵されたテューナー(ふだんはあまり使う機会がない)を使用してやればいいのです。

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新文芸坐で見た、スティーヴン・ソダーバーグ「さらば、ベルリン」。40年代風の演出、美術、撮影、編集技法を使いまくった、バリバリの新作です。これは、たとえるなら、古い音源がリマスターでよみがえった、というよりは、ラトルズとかと同じフェイク、ということになるでしょう。

試みがすべてうまくいっているとは思わなかったですが、いろいろと興味深い点はありました。ことに、撮影の美しさには謹んで二重丸を進呈します。新しく作られる映画では、白黒撮影はごく特殊な場合に限られてしまい、過剰な意味づけをされるようになっていますが、ひとつの選択肢として、もっと気軽に白黒が選択されてもいいのでは。同時代を舞台にした現代劇は白黒では撮れない(撮るべきではない)と思い込んでいるとしたら、それはなぜなのか、一度じっくり考えてみる価値はあるでしょう。

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今週の土曜日です。音楽で新年をお祝いしましょう! 選曲ぼちぼち始めてますが……ま、いろいろ楽しいのがかかります。

*黒の試走車<テストカー> Vol.11* New!
日時:2008年01月12日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:az/SZ/チバ/マジック/森山兄
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by soundofmusic | 2008-01-06 13:12 | 日記 | Comments(0)

アンケート2007-2008 さくいん

森山が編集、発行、その他もろもろしているフリーペーパー「サウンド・オヴ・ミュージック」では毎年、いろんな方に1年間を振り返ってもらう特大号を発行しています。

これは、通称「アンケート」と呼ばれるその冊子の、今年度分の、オンライン版です。内容はほぼ紙版に準拠していますが、一部異なっています。参照用にお使い下さい。

アンケートの項目は、以下のとおりです。

A 回答者の、①名前、②生年月日、③職業/肩書き
B 2007年の総括、2008年への展望
C なんでもランキング(なんでも勝手にランキングする)
D 理想の食事
E 2007年の総入手枚数(任意)
F そのうちで印象に残ったもの、およびコメント(任意)
G 回答者によって追加された項目(A~Fで書ききれないことについて。任意)

以下の索引から、お好きなところにすぐ飛べるようになっています。全体をずるずるっと読みたい方は、コチラからどうぞ(提出の新しいもの→古いものの順で並んでいます)。

さくいん(あかさたな順)


有馬ゆえ
板橋泰明
一条寺みやじ
宇内藤山智太郎   ←このひとはまだ公開準備中。
太田健一
岡村義秋
笠井峰生
木崎晴石
kinomi
♪Clear Day♪
stein
SEI
チバちゃん
鉄井孝司
ナカジマ
中嶋由紀子

にむにむ
早川くん

ぺぱみん 
マア・チャン
マジック
森山兄
森山弟
ルリの祭り

なお、紙版が欲しいかたは森山まで連絡下さい。
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by soundofmusic | 2008-01-01 00:59 | アンケート2007-2008 | Comments(0)

アンケート2007-2008 森山兄

 
①森山兄(もりやま・あに)
②1973年1月5日
③本紙


<2007年の総括>
○映画を見た。2割が傑作、駄作が1割。残りの7割はあってもなくてもいいもので、それを愛せるのが映画が好きなひと。わたしはそうでなかったみたい。
○いつの間にか気さくになっていた。そのうち元に戻ると思う。

<2008年への展望>
○秋ごろにニューヨークに行きたい。それまでのあいだは、えんえんと棚上げにしているいくつかの事項を、細かい空き時間を使って、少しずつつぶしていきたい。

 
<映画10+1>
スクリーンで見た、初見の作品の中から、自分の趣味のよさを最大限にアピールする10+1本。順位なし。並びは制作年度順。

Ⓐ D・W・グリフィス「スージーの真心」(1919年/英語/サイレント)
Ⓑ F・W・ムルナウ「サンライズ」(1927年/英語/サイレント)
Ⓒ マキノ雅弘「次郎長三国志・殴込み甲州路」(1953年/日本語)
Ⓓ ヘルムート・コイトナー「最後の橋」(1954年/ドイツ語ほか)
Ⓔ 沢島忠「股旅 三人やくざ」(1965年/日本語)
Ⓕ 小川紳介「ニッポン国 古屋敷村」(1982年/日本語)
Ⓖ 押井守「機動警察パトレイバー2 the Movie」(1993年/日本語)
Ⓗ 青山真治「AA」(2005年/日本語)
Ⓘ 阪本順治「魂萌え!」(2006年/日本語)
Ⓙ クエンティン・タランティーノ「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年/英語)
*番外
Ⓚ 黒木和雄「恋の羊が海いっぱい」(1961年/日本語)

<コメント>
Ⓐ このリリアン・ギッシュは、はっきり言って、「天然」です。「天然な女がひとりいると、映画が1本できる」との法則は、グリフィス=ギッシュによって生み出され、たとえば、キャメロン・クロウ「エリザベスタウン」(2005年)に至るまで、着実に引き継がれていると思います。キス・シーンで見せるためらいのしぐさなど、1世紀近く前の作品であることを忘れさせますが、というか、わたしたちはグリフィスの作った文法に沿ってしゃべっているので、「昔の作品だがそれを意識せずに楽しめる」などと評するのは順番が逆というものです。

Ⓑ 豚はワインで酔っ払ってそこいらじゅうをかけまわり、大嵐で船は転覆し、市電は走り、犬は不吉な予感をかぎつけて水に飛び込み、妻は殺されかかり、殺しかかった夫は改心し、と、なにがなんだか分からぬほど、喜怒哀楽さまざまな要素が全部一緒くたの90分。1本で世の中のすべてをまかなう、「完全映画」の筆頭、世界映画史上の最高傑作。これを見たあとだと、あらゆる「ジャンル映画」(「芸術映画」も含む)は、世界を真正面から見つめるには体力と精神力が不足している映画作家の処世術に過ぎないのではないか、とすら思えてきます。

Ⓒ 東宝版「次郎長三国志」全9作では、わたしはこの第5作がいちばん好きです。あの次郎長とお蝶のノロケを見ずしてどうしますか。あのノロケが世界映画史上に残るかどうかは問題ではありません。自分が生きていて、あれを越えるものを見ることがあるかどうか。つまり、人生の問題。人生の問題といえば、ここで猿屋の勘助一家に片目を切られる石松(森繁久弥)や、斬り殺されてしまう豚松(加東大介)。我が身を切られるようだ、とのたとえがありますが、彼らが斬られるのは、まるで友達が斬られるのを見る思いがして、とても冷静ではいられません。たいまつを持った男たち10人くらいが森の中をぐるぐると輪を描いて走る、魔術的で意味不明なカットが最高。

Ⓓ ヘルムート・コイトナーは、デイヴィッド・リーンと同年同日の1908年3月25日生まれ。テックス・エイヴリー、沢村貞子、長谷川一夫、マキノ雅弘、伴淳三郎、亀井文夫、マノエル・ド・オリヴェイラらと同じ、「1908年会」のメムバーです。

第2次大戦末期、マリア・シェル演じるドイツ人看護婦がユーゴスラヴィア領内でパルチザンに誘拐され、職業的意識から、(一般的な概念では「敵」であるところの)目の前の病人やケガ人の治療を続けていくのですが、劇中、監督自身によるナレーションで、何度か橋を渡っているうちに彼女は自分が川のどちら側にいるのか分からなくなった、と語られます。時間の経過と状況の変化によって自他の境界線が消滅していくさまは、ほとんど恋愛映画にも似ているのではないでしょうか。着眼点がよく、真摯に作られ、マリア・シェルの模範的な名演に支えられた戦争映画の名品。日本の戦争映画業界はぼやぼやしている場合じゃないですよ。

Ⓔ 仲代達矢、松方弘樹、中村錦之助の3人が活躍するオムニバス時代劇。なんといっても最後の錦之助がすべてをかっさらっていきます。沢島監督と錦之助の無敵の組み合わせによる無上の幸福感。佐藤勝の音楽も、ところどころおそろしくモダンな響きが織り込まれていて、耳に楽しい1本。まさか時代劇で「ピーター・ガン」風のリフを聴くことになるとは予想だにしませんでした。しかし、それを言うなら、まさに「まさか時代劇で……」という心地よい驚きの連続が、沢島映画なのだとも言えます。

Ⓕ 小川紳介一座が山形県に腰を落ち着けて、数々の(地酒ならぬ)“地映画”を撮っていく年月の末に誕生した傑作。ある村で米が採れなくなったと聞きつけた小川隊長率いる科学特捜隊が取材に乗り出し、天気予報で調べた気温の変化を折れ線グラフにして説明しているところから始まります。まさに紆余曲折しながら進んでいくグラフと、気温の上下に一喜一憂する語り手(小川自身?)の様子にいきなり説明不可能な涙が出てしまいます。村のすべてを見渡す小川の目!

わたしは映画監督のいちばんの仕事とは時間の再構成(=何をどれだけ映すか)だと思っていて、つまり映画は編集だとの立場をとる者でもありますが、同時に、作り手の世界観や倫理観に自分が共振できるかどうかに比べたらほかのことはうっちゃっておいてもいいとも考えていて、とにかく、「ニッポン国 古屋敷村」は、ほかのどんな映画でも見られぬ時間と言葉の使われ方がされていますから、見る機会があったら、どんどん見るといいです。

Ⓖ 1945年以降の日本の戦争映画の中で、もっとも誠実で優れた1本ではないでしょうか。作られるまでにいくらなんでも50年弱とは時間がかかりすぎですが、わたしがこれに出会うまでの15年という時間も、あきれるほど長すぎでした。戦争論であると同時に東京論でもあり、1本で2度美味しい。今後、日本で戦争映画を撮るひとも、戦争をするひとも、これ、見といたほうがいいです。

Ⓗ 夭折した音楽評論家、間章(あいだ・あきら)をめぐる証言集、全6章、7時間半。ある者は間の思い出を語り、またある者は間という強力な磁場から逃れようともがき、あるいはまったく関係ない話題に終始し、という具合で、結果、敷き詰められた言葉の隙間から、フロッタージュのように間の輪郭が浮かび上がる。ディジタル撮影によるハードコアな音楽トークがはたして「映画」たりうるのか、との危惧はあったものの、見終わってみると、これは映画以外の何物でもなかったです。個人的には2007年は、「ラザロ」や「童貞をプロデュース。」などによって、ディジタル撮影による映画の可能性について考えさせられることが多かったですが、それら2作よりもはるかに重要な1本。

Ⓘ こうしたベストテン的リストの難点は、見たけれどもあえて選に入れなかったよ、というメッセージが盛り込みにくいところ。ここで「魂萌え!」を入れたのは、アルモドバルの「ボルベール<帰郷>」の代理、といっちゃあアレなんですが、そっちはほっといてもみんな見るだろうから(見てください)、同じくらいいいけどより埋もれやすそうなこっちを陽にあててやろう、との親心です。

世間vs女、あるいは日常生活の冒険。掃いて捨てるほどある「変わった女映画」とビルドゥングスロマンを掛け合わせたところに妙味があります。成長しないはずの変わった女が成長するあたりの喜びと驚き。

Ⓙ リマスタリングをほどこしたらまったく別の音楽のようになってしまったヴァーチャルな70年代ソウルみたいな映画。後半はいいけれど前半がタルい、という意見を実にいろんなところで目にしましたが、まったく理解できません。たぶん、映画のアクションというものを表層的にしかとらえられないひとが多いのでしょうね。成瀬巳喜男のアクション映画「流れる」を何度も見直して、コツをつかんでいただきたい。そして、映画から切り離されたらたちどころに意味を失うであろう言葉の応酬! この映画からなにかを引用して日々の教訓にしたりすることはできません。その言葉たちを操る女子たちの魅力たちについては言わずもがなですが、マンガだったら目がギラリと輝く描写がなされるであろう表情を見せる瞬間が何度もあったことは、特筆しておきます。

*番外
Ⓚ 短篇なので番外にしましたが、黒木和雄のベスト作でしょう。目に突き刺さるような色づかいのセットの中で、色とりどりのボディ・スーツを着た女たちが踊り、ペギー葉山は男性コーラス陣を従えて歌い、お針子たちは異様に狭い空間にぎゅうぎゅう詰めになって仕事し、食事し、おしゃべり。羊はざくざくと威勢よく毛を刈り取られ、挙句の果てにはペギーさんが、♪いままでしてきたお話は全部ウソ~♪みたいな身も蓋もない歌詞をうたい、あっけにとられて、幕。一瞬たりとも目を離すのが惜しく、まばたきすらも悪徳な気にさせられる、わずか20分の小宇宙。

<本>
2007年に読んだ本の中から、こんな書物があるというのに何故みんなノウノウと惰眠をむさぼっていられるのか、とわけもない怒りと疾走への衝動をかき立ててくれる3冊。

○ 佐藤忠男「アメリカ映画」(第三文明社/1990年)
○ 高橋源一郎「ニッポンの小説-百年の孤独」(文藝春秋/2007年)
○ 渡辺裕「考える耳 記憶の場、批評の眼」(春秋社/2007年)

佐藤の本は、古典や基礎教養たるべきアメリカ映画をスクリーンで見ることのできない日本の貧困(そしてそれを貧困とも思わなくなっている貧困)を痛感させてくれました。いままで気付かなかった飢えや渇きにまで気付くようになってしまう、危険な本です。佐藤先生のアメリカ(映画)へのアンビヴァレントな思いが満載。

高橋源一郎本は、やはり、日本の小説の中のひとには完全に黙殺されたようです。この本を見て見ぬふりをできるひとたちの書く小説など、わたしにとっては、必要ない。絶望と希望がないまぜになったこんな本のあと、高橋源一郎はどんな小説を書くのでしょうか。「小説よりも評論のほうが面白い3大作家」などと(わたしに)揶揄されないよう、期待しています。

渡辺本は毎日新聞のコラムをまとめたもの。「音楽そのもの」がどこかに純粋な形で存在していてそれに近付くことが正義(あるいは正道、美、オシャレ)、とのイデオロギーに冷水を浴びせかけてくれるので、汗っかきなわたしは汗も流せて一石二鳥、毎回楽しみにしています。渡辺の思考は柔軟かつ鋭利、感性に流されがちなリスナーのみなさんはあっけにとられるかも。2007年の私的音楽本ベスト。


この問いに対する回答は、できるだけ具体的な状況を挙げた方がおもしろい気がするね。ということで、ふたつ。

その1:東京篇
夜、宇内さんと待ち合わせる。どこでもいいが、新宿か池袋あたり。わたしは約束の時間の5分遅れで到着。さらに20分遅れて、宇内さん来る。うまい店に連れて行ってもらうことになっているが、宇内さんも来るのは10年ぶりとのことで、道を忘れかかっている。ようやく発見すると、定休日(もしくは、別の店になっている)。

そこで仕方なく、「こっちはだいぶ落ちるんですけど」と言いながら、宇内さん、脳のデータベースで代打の店を検索しつつ、早くも歩き出す。「そういうエネルギーをほかに使えばいいんですけどねえ」と失礼な軽口を叩きながら、わたし、ついていく。代打の店も、なかなか悪くない。軽く酔う。宇内さんのおごりであることが望ましい。

その2:ロンドン篇
4泊6日くらいでロンドンに来ている。手持ちのポンドもさびしくなってきて、最終日。夜、ピカデリー・サーカスに出て、「何度来ても道が覚えられないな」などとひとりごちつつ、中華街へ。麗都(Lido)でいちばん安いコース(ひとりあたま£10くらい?)、単品で北京ダック、それと安いドイツワイン。3、4人で行けば、ひとり£15くらいで収まるはず。本格的かどうか知らないが、充分美味しいし、接客が適度にぞんざいなところもよい。酔いざましに、歩いてホテルに帰る。


CD417枚(日本人72枚、外人345枚)
レコード35枚(たぶん9割くらい外人)


順位なし。並びはだいたいの録音/発表年度順。

Ⓐ V.A.『ザ・ゴールデン・イヤーズ・オヴ・ジャズ 1917-1939』(V.A. / The Golden Years of Jazz 1917-1939)(1917年~1939年録音/2006年)
Ⓑ ミード・ルクス・ルイス『キャット・ハウス・ピアノ』(Meade "Lux" Lewis / Cat House Piano)(1954年~1955年録音/1998年)
Ⓒ O.S.T.『黒い太陽/狂熱の季節』(1960年~1964年録音/2007年)
Ⓓ ザ・デイヴ・ブルーベック・クァルテット『カウントダウン:タイム・イン・アウター・スペース』(The Dave Brubeck Quartet / Countdown: Time in Outer Space)(1962年)
Ⓔ ライオネル・ハンプトン『ユー・ベター・ノウ・イット!!!』(Lionel Hampton / You Better Know It!!!)(1964年)
Ⓕ ハービー・マン=チック・コリア『ザ・コンプリート・ラテン・バンド・セッションズ』(Herbie Mann - Chick Corea / The Complete Latin Band Sessions)(1965年録音/2007年)
Ⓖ V.A.『ザ・サンディニスタ!プロジェクト』(V.A. / The Sandinista! Project)(2007年)
Ⓗ ウィルコ『ブルー・スカイ・ブルー』(Wilco / Sky Blue Sky)(2007年)
Ⓘ 浅川太平『浅川太平』(2007年)
Ⓙ 細野晴臣&ザ・ワールド・シャイネス『フライング・ソーサー1947』(2007年)

<コメント>
Ⓐ 戦前のジャズをまとめ聴きしたいとの願望は2年くらい前からあったのになかなか手が出なかった。未知のものに手を出すときはなベスト盤は不可、オリジナル・アルバムから入るべし、というロック・イデオロギーのせいだ。その心理的くびきをうっちゃって、8枚組のこのボックス・セットを買う。たしか3000円しなかったはず。

ほとんどロックンロールな音楽が30年代末期には登場していたことが分かって興味深い。しかしいちばんなにが嬉しいって、いまでいうところのロックはまだなかったので、ジャズからロックに対する対抗意識や優越感などあるべくもないということ。そうか、それが「ジャズの黄金時代」なのか。

Ⓑ 映画や小説については、内容が大事だだの、いーや形式だよだのとの議論が戦わされることがあるのに、音楽についてはあまりそういうことが言われる気配がないのは、なぜなのでしょう。

ブギウギ・ピアノの2枚のLPをカップリングしたこのCDを聴いていて思い浮かぶキャッチフレーズは、「内容のない音楽会」。曲は速いか遅いかの2パターンしかなく、喜怒哀楽から「怒」と「哀」を抜いて「喜楽」(ラーメン屋みたいですが)になったかのような、ピアノが服を着て踊り出したかような、単純かつ痛快な1枚。もうただひたすら、ピアノなだけ。

Ⓒ 日活ヌーヴェル・ヴァーグの奇才、蔵原惟繕が残した2本の傑作ジャズ映画、「狂熱の季節」(1960年)と「黒い太陽」(1964年)のサントラ、まさかのCD化。両作品とも、音楽のクレジットは黛敏郎。

『狂熱の季節』では、ラウンジっぽい曲の途中でいきなりアルト・サックスがドルフィー風にアウトし始める荒業が楽しめたりしますが、まずは通常の軽快なシネ・ジャズ。

『黒い太陽』は、わざわざこの録音のためにマックス・ローチのグループを招聘しています。ここでは黛はスーパーヴァイザー的立場だったのでしょうか、ほとんど出る幕がないといった感じです。もはやサントラうんぬんは忘れて、嵐の如く吹き荒れるローチの黒いうねりを堪能すべきでしょう。

なお、とんでもなく貴重なこのCD、初回プレスはたったの600枚。追加プレスがかかって、最終的にはようやく1000枚近くさばけたとのこと。

Ⓓ ジャズ初心者時代に名盤ガイドを読んでデイヴ・ブルーベック・クォーテット『タイム・アウト』を買うと、たいていはポール・デスモンドのワンフーになり、そのまま聴き続けていると、じきに、このジョー・モレロというドラマーはバケモノではないのか、とふと思い当たる日が来ます。そうなるとすっかりツウ気取りで、ブル君のピアノはスウィングしないからね……などと軽く顔をしかめてみたりするものですが、こちとら、そのへんの段階はもろもろ通過済み。

たとえばこのアルバムやなんかでは、開巻早々、ジョー・モレロによる(のでしょうか)豪快なティンパニと掛け合うピアノはいかにもブルーベックらしい大仰な硬さを持っていますが、モレロがティンパニからドラム・セットへと移動する間(なのでしょうか)に、いつのまにかピアノはブギウギ調に変わっていて、そこでおっ、と思わせた他のもつかの間、すぐにモレロの切れ味のよいドラムスが入ってくるので耳はそっちに奪われる、といった仕掛けです。

売れているのをいいことにけっこうヘンなことをやりまくっていたこのころのブル君一味を、ジャズの枠をはずして、たとえば超ヒップな現代音楽のつもりで聴いてやるのも面白いかもしれませんよ。

Ⓔ ……うん、一時期イムパルス・レーベルのアナログ盤集めに凝っていたことがあってさ、アメ盤でもコーティングだし、棚に並べたときにちょっと見栄えがいいもんだから。で、レコ屋に行っても真っ先にイムパルスの棚、見てたの。そうするとさ、ジャマなのが多いじゃん、イムパルスって(笑)、クラーク・テリーとか、ピー・ウィー・ラッセルとかさ、ジジイがいるのよ、違う、えっ、違う、ピー・ウィー・エリスじゃなくて。それはJBのアレでさ、ピー・ウィー・ラッセルって、クラリネットのひと。それも違う、それはウディ・ハーマン。ピー・ウィー・ハーマンは別のひと。違うって! ピー・ウィー・ハーマンはCGじゃなくて人間だって、そりゃあれだろ、お前のいってんのはマックス・ヘッドルームだろ!! ハンプトンもそういうさ、イムパルスから出してたジジイ・ジャズなんだよ見ろよほら、面構えがいい感じだろ、根本敬が喜んじゃう顔だよ、違うよ、山口瞳じゃないって、めちゃくちゃ似てるけど、なにがいいって、30年代から40年代のリラックスしたスタイルを60年代のハイファイな録音で楽しめるとこなんだよ、ともかくこれは、中間派っていうのかね、違うのかね、ジジイが温泉入ってリラックスしてる音楽だよ、いまこういうの、どこ行ったら聴けるんだろか、上海あたりに行かないと、ないのかもしれないゃね。

Ⓕ 温厚な禿頭中年なのに、上下ひっくり返すと烈火の如く怒っている男になる、そんなだまし絵をごらんになったことのある方も多いはず。以前の職場に客として来たのが、その禿頭中年にそっくりのひとで、そのひとが場を去るや否や、同僚と顔を見合わせて「ひっくり返すとおっかないひとだ!」「ひっくり返すとおっかないひとだ!」と驚きあったものでした。

ハービー・マンが何者かといえば、ふだんは温厚な禿頭中年で、ひっくり返すと炎のようにフルートを吹き始めるひとです。で、彼はしょっちゅうひっくり返ってばかりいますし、それはこちらも望むところです。この2枚組CDは、タイトルが示すとおり、コリア在籍時のマンの録音(LP3枚半相当)を全部まとめたもの。ラテンとジャズが融合しているのだから、ラテン・ジャズがこの世で最も美しい音楽だ、と断言したのはほかならぬこのわたしですが、がんばればがんばるほど、テンションが上がれば上がるほど滑稽に聞こえるという、ジャズ・フルートの運命ともいえる特性を存分に生かした、エレガントなマヌケ美に満ちた好編集盤。

Ⓖ クラッシュの『サンディニスタ!』は、LP3枚にわたって、京野菜からそこらの石ころまで、ダブからモーズ・アリスンまでをぶち込んだポピュラー音楽の闇鍋で、この『ザ・サンディニスタ!プロジェクト』は、その全曲をカヴァーしたオムニバス。注文して、さて届いてみると、CDのパッケージに4こまマンガが載っていて、そこにある「It was an explosion of possibility. Punk could include anything.」との一言が泣かせるのでした。

Ⓗ なにをうたってるのかよく分からないのに、なぜだかとても大事なことをぼくにだけ向けて歌ってくれているように思えてならず、「ユー・アー・マイ・フェイス」の、♪I trust no emotion / I believe in locomotion♪との一節にさしかかるたびに、そうだイエスこれは映画のことなんだ、と感極まりそうになる。なんだか理想のタイプの話をしているみたいだけど、実はそのとおり。いま、目の前にこのウィルコのアルバムみたいな女の子が現れたなら、たちどころに恋に落ちてしまうだろう。なにしろ、フォルムが圧倒的に美しく、気が利いていて頭もよさそうで、そしてガッツもちょっぴり、あるんだもの。

Ⓘ このアルバムについては、鉄井さんが書いてくれています。鉄井さんは森山の職場の同僚であるため、その関係でサムプル盤のCD-R(盤のみ)が回ってきました(回転しながらやって来たわけではない)。いざ聴いてみると、流麗なストラクチュア、ブルース引力圏からの離脱、ヨーロッパ風の美的進化、フォービートへの批評意識、などなどを軽やかに着こなした、激スタイリッシュな音楽でした。自分の知っているジャズとは明らかに違うのに、それでもまぎれもないジャズであることはひしひしと感じられ、たぶん、イチローに接したアメリカ人が彼らの既存の野球観をひっくり返されたときも、こんな心地よさがあったのではないかと想像してしまうほどでした。

わたしは、新人ジャズ・ミュージシャンは基本的には自分で曲を書く必要はないと考えるものですが、浅川のこのアルバムは、全曲自作であることが大いに意味を持つ、稀有なデビュー作です。強力にオススメ。

Ⓙ つい何日か前のこと、新聞の勧誘が来ました。夜勤に出かける前のあわただしい時間、ドアチャイムが鳴り、てっきりアマゾンからの荷物だと思ってドアを開けたら、それだったのです。
彼(田中)は話し始めます。いわく、いま毎日新聞を取ってもらっていると思うが、読売をとってくれないか。わたし(森山)は彼をさえぎり、すいません、なにを言っているのか分からない、いまわたしは毎日をとっているし、もう出かけなくてはいけないので(それは本当でした)明日また話をしに来てくれないか、と。

「いや、明日ではダメなのんす。今日が〆日で、今日まではいくらでも景品を出していいことに本部からなっているのんす。明日ではまったくダメなのんす」と彼。

つまり、なにがいいたいのかというと、近未来に3か月、読売を取りその間、毎日は一時的に解約してほしいと。この申し出は毎日さんにも喜ばれるはずだ、との彼の論旨はよく分かりませんでした、聞くと、継続の契約よりも、一度よそに行った客を取り戻したほうが本部にほめられるということで、つまり、2009年の7月から9月の3か月間、わたし(森山)が読売新聞を取るとみんながうれしい。

結局森山は7、8、9の3箇所に捺印して、ビッグエッグの巨人戦のチケットと洗剤とシャンプーセットと精米1kgを景品でもらいました。釈然としないのは、田中がいきなり、何の心がまえもないわたしに対して自分(彼、田中)の職務の話を始めたことです。もちろん自分(彼、田中)の身分などのあいさつはしましたが、それによってわたし(森山)が彼(田中)の話を聞く体勢に入れるのかといえば、それはそうではないわけですし、そうではないのがそれなわけです。

彼(細野)の新譜がそれ(カントゥリー)であったことで、もしかすると同じように釈然としなかったひとたちがいたのだろうか、と想像してみることは、わたし(森山)にとって、楽しいです。そういえば1週間くらい前にも、家の近所を歩いていたら困ったひと(わたし、森山を困惑させる類のひとではなく、そのひとが困っているひと)に話しかけられたことがあり、しばらく話を聞かないとその困りの詳細が分からなかったこともありました。困りもの(困り物? 困り者?)です。
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by soundofmusic | 2008-01-01 00:30 | アンケート2007-2008 | Comments(0)

アンケート2007-2008 鉄井孝司


①鉄井孝司(てついこうじ)
②1974/5/18
③ジャズベース弾き / サポセン


2007年は、待望のリーダーライブを行うことができ、大きな収穫であったと同時に、興行的には成功とは程遠いので、そのあたりを考えていかないと、と思う。
また自分がリーダーではないが、メジャー経路で流通するジャズのCDに参加できたことは大きい。

2008年、今年こそはCDを作りたい…なぁ。


昔食べられなかったが、食べられるようになってよかったなぁ、と思う食べ物ベスト5

第5位:ホルモン系の肉
最近のお気に入りは小腸(コプチャン/マルチャン)の焼肉。

第4位:塩ラーメン
以前は意味がわからなかった。今はちょーわかる。

第3位:梅干
カリカリより肉厚派。

第2位:納豆
あのヴィジュアルとアロマにやられてましたが、今では貴重なタンパク源。

第1位:茄子
あの紫は食べ物の色じゃな~~~い!と思ってましたが、油との相性の良さに気づいてしまいました。


よく、「一粒飲めばおなかも膨れて、栄養も取れるようなカプセルがあればそれでいい」という人がいますが、僕にはちょっと考えられませんな。
とはいえ、食事自体はきっとある程度まできたら、それ以上の価値は好みの世界なので、ある程度のレベルをクリアしていたら、あとは自分の好きなものであればOK。
あとは気の合う仲間と、食事にあうお酒と、予定のない翌日をもって夕食を楽しむのが、僕にとっての理想の食事なのでしょう。


2007年はあまりCDを買わなかったかも。主にNY旅行時にジャズ系の物を数枚。


Taihei Asakawa / 浅川太平 (2007, Roving Spirits)
手前味噌ですが、僕の参加している、ジャズピアニスト浅川太平君のデビューCDです。
全編オリジナルのジャズ。作曲はもちろん浅川君本人。スタンダードは一切なし。なぜスタンダードがないかは、きっと聴いていただければわかると思いますが、彼のテクニックだけに流されていない音楽性・独創性を表現するのには、やはり自身のオリジナルが最良のツールだったということでしょう。


来年はもっと早く準備します。
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by soundofmusic | 2008-01-01 00:28 | アンケート2007-2008 | Comments(0)

アンケート2007-2008 太田健一


①太田健一(おおたけんいち)
②1968年7月17日
③会社員

B~G
最近めっきり音楽を聴かなくなってしまいました。アンケートも、これと行って何を書けばいいのかよく分からなかったので、最近感じたことなどをエッセイ風にまとめてみました。面白くないので読み飛ばしてください(笑)ごめんなさい。

<忙しすぎたから>

もう10年ほど前のこと、当時通販雑誌の撮影に係わるアルバイトをしていた僕は、ある日撮影に使う小道具やら商品やらをスタジオへ運ぶために、赤帽のお兄さんと二人でトラックに乗り込むことになった。初対面の人間二人が過ごすには決して短いとはいえない道程だったと思うが、車を走らせて間もなくしてそのお兄さんは、僕のパツキンの頭を見て思ったのか、「音楽とかやってるんですか」と話しかけてきた。やや自嘲気味にうなずく僕に、お兄さんは自分自身もかつてバンド少年であったことをしゃべり始めた。

聞けば、お兄さんはRCサクセションの熱烈なファンであったらしく、特に人気がブレイクする直前、彼らのライブを見に今はなき渋谷屋根裏というライブハウスに足繁く通っていたのだという。そしておそらく、RCサクセションのコピーバンドをやったのは、自分たちが日本で最初だろうということを自慢げに話していた。(ライブハウスに通ううちにそのことが事務所関係者の知るところとなり、ちょっとしたイベントなんかに前座で出してもらったことなんかもあったそうだ)。だけどRCの人気が全国区になって、彼らがビッグになっていくにしたがって、お兄さんはどんどん興味をなくしていったらしい。お気に入りのバンドが売れれば売れるほど自分にとっては魅力がなくなってしまうのはよくある話だけど、RCサクセションは僕も大好きだったから、この話はすごく興味深かった。

その日の終わりにお兄さんからは名刺をもらって別れたが、結局二度と会うことはなかった。やがてそんな出来事も忘れ、僕自身RCを聴くこともあまりなくなっていった。

今年(2008年)の初め、会社のIさんからコンサートに誘われた。「忌野清志郎完全復活ライブ」だった。あまり期待もせずに出向いた武道館だったけど、とても心温まるライブで、なんだかもう長い間味わうことなく忘れていた感情を思い出させてくれたようなコンサートだった。それ以来再びRCのCDを家のCD棚の奥から引っ張り出しては聴くようになった僕は、勢い余って、少し前に発売された「RHAPSODY NAKED」というアルバムまで買ってしまった。このアルバムは、まさにあの赤帽のお兄さんが夢中になっていた頃の、その活躍の場をライブハウスから一気にメジャーシーンに移そうとしていた時期のRCの姿を生々しく捉えたライブアルバムで、最新の技術によって掘り起こされた幻の音源によるRCは、すごく粗雑で、無邪気で、荒々しくて、そして素朴で真面目で一所懸命だった。それは僕が今まで聴いてきたRCとは幾分違った印象を与えるものであり、このとき初めて、なんとなくあの赤帽のお兄さんの言っていたことが判った気がした。

「RHAPSODY NAKED」の中のMCで清志郎は、長い不遇の時代を経て急速に人気が出始めたことへの戸惑いなのか、熱狂する観客に向かってこう呟いていた。
「アキれた奴らだ。イカれた奴らだ。」

あの赤帽のお兄さんは、このライブ盤が録音されたとき、アキれた奴らの一人として客席にいたのだろうか。そしてまだトラックに乗っているのだろうか。

しかし武道館に行ったときも感じたことだけど、清志郎のファンの人たちって、なんかみんないい人そうに見える・・・気のせいか・・・
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by soundofmusic | 2008-01-01 00:27 | アンケート2007-2008 | Comments(0)

アンケート2007-2008 i


①i
②1978.夏
③電話オペレーター


2007年はあまりCDを購入しなかったように思う。
2008年は念願のipodを入手してこれまで集めたCDをライブラリ化したいと思う。
自分の所有している音源・映像を出来る限り入れたいと思うので、記憶容量の大きなipod classic(HDD)が第一候補だが、今後メインになって行きそうなipod touchも良さそうだと悩むところ。


今年ポリスが再結成され、日本公演も無事行われたということで今回は私の好きなポリスの曲ベスト5にしてみました。
【1】ロクサーヌ・・・もの悲しい歌詞とスティングの声がせつなくて第1位。
【2】シンクロニシティー・・・イントロから畳み掛けてくるような勢いが好き。
【3】ソー・ロンリー・・・プロモーションビデオに昔の地下鉄 三田駅が使われており興味深い。
【4】ウォーキング・オン・ザ・ムーン・・・レゲエっぽいリズムと曲終盤のスティングの掛け声が好き。
【5】De Do Do Do, De Da Da Da・・・オリジナルは当然英語ですが、日本語バージョンが存在し、母国語以外で歌うスティングが微笑ましい。今回の来日公演では残念(?)ながら日本語バージョンではなかったようです。


食通ではない自分が理想の食事とはなにかと考えてみると出てくる内容が乏しいことに気づきちょっと悲しい。
時折、付き合いで自分にとって高級なお店に行くと、お店の雰囲気にのまれてしまい、肝心の食事を十分味わうことができず残念な思いをすることが多い。
自分にとっては、気負うことなくリラックスして食べることができる雰囲気も、食事にとって大きな要素をしめているのだと思う。
だから理想のシチュエーションとしては、一番リラックスできる自宅で、気持ち的に余裕のある休日の前の夕食としたい。
肝心のメニューは、ごくごく一般的な和食が理想。
炊きたてのご飯に、鰹だしのタマネギとジャガイモの入った味噌汁、塩鮭の切り身、暖かいお茶。これが理想です。


CD15枚(洋12、邦3)DVD3枚


SHM-CD版『いとしのレイラ / デレク・アンド・ドミノス』
CD素材に、液晶パネル用の素材を使い従来より透明度が向上し、CDプレイヤーがより正確なビットを読み込むことが出来るとのSHM-CD。
レコード会社の宣伝文句にまんまとのせられ既に持っているこのアルバムを買いました。
私の個人的な感想は、格段に音質が向上したというわけではないのですがそれぞれのトラック・楽器の音がより際立ち、粒がたった印象に聞こえました。
特にこれまで埋もれがちで聞こえづらかったドラムやパーカッションが聞こえるようになっており、録音状況が発展途上であった頃のアルバムをSHM-CDで再発すればかなりの需要があるのではないかと感じた1枚でした。
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by soundofmusic | 2008-01-01 00:24 | アンケート2007-2008 | Comments(0)