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文体のない音楽会

d0000025_2181094.jpgここんところずっと具合が悪くて映画を見ても楽しくなくてしかたがない、という話を書こうと思ったら、それは前回もう書いていたので省略するとして、いま、ゆるやかに回復しつつあります。何もしないで家でおとなしく寝てりゃあいい気もしますが。

公園通りクラシックスで見た酒井俊。このひとは毎回毎回編成が違う。大きくなったり小さくなったりメンバーが入れ替わったり。昨年から何度か見ているけれど、一度も同じ組み合わせだったことがない。

この日はエレクトリック・セット。芳垣安洋のドラムはやはりすごい、というか、ドラムのプレイとしてふだん想像している範疇を軽やかに飛び越えている。もちろん一般的な意味でも巧いわけだけど、手数が多いとかそういう意味ですごいというよりは、頭のいいドラム。片手でトロンボーンを持って、片手でオルガンをぴろろー、って弾いてた青木タイセイ、ちょっとマイルスみたいだったぜ。

スティングで始まり、レナード・コーエン「ハレルヤ」、ヴァン・モリスン「クレイジ・ーラヴ」、クラプトン「ワンダフル・トゥナイト」といわゆるジャズでない曲ばっかり歌う。アンコールでは古い曲「イエス・ウィ・ハヴ・ノー・バナナズ」をやった。この曲の、ボブ・ディランからアート・アンサンブル・オヴ・シカゴを経てカエターノ・ヴェローゾに至る、アンサンブルでないアンサンブル。ばらばらに分解しそうで、細い糸でかろうじて、それでいて強力に結びついている、バンド。

そう、これはバンド。シンガーのバックを粛々と務めるのではなくて、かたまりでもって音楽を作っていくという。それを、固定メンバーでじっくり煮込んで練り上げるのでなく、そのときどきで違った編成で、それでいて一本ぴーんと芯が通っているのがおもしろいと思う。

おもしろいといえば、わたしがときどき見に行っている轟渚さんが、酒井俊と結果的によく似た方法論になっているところもね。

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はいはい。今週末ですよ。文体のない音楽会。

今回は、SZさん御欠席。その代わり(?)、6月の試走車でのメイド姿が眼にまぶしかったsteinさん(萌えポイント:ちょいと上向きの鼻)がゲストDJで登場します。お楽しみに。わたしは今度こそポップ/ロック大会にするつもり。

*黒の試走車<テストカー> Vol.17*
日時:2008年07月05日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:az/チバ/マジック/森山兄
ゲストDJ:stein

なお、8月2日(土)の試走車には、ライヴゲストが内定済み。贅沢でほっこりとした時間を届けてくれることと思います。詳細は追ってお知らせします。
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by soundofmusic | 2008-06-30 21:08 | 日記 | Comments(0)

ホウレンソウとタルコフスキー

わたしの欠点というか短所というか、とにかく困ったことのひとつとして、風邪をひいていることに気付くのが遅い、というのがあって、先週も、休みの日になると9時間とか11時間とか寝てしまい、それでもまだぐったりしていて、そんな具合で映画を見に行ってもぜんぜんおもしろくなく、「うむ、たしかに仕事のある日はここのところ5時間くらいしか寝ていないものなあ、歳も歳だし、やむをえないなあ」などと考えていたのだけど、昨日の日曜日、なんだかんだで予定が狂いまくって1日ずっと家にいて、30分だの2時間だのの小規模睡眠をはさみこみつつ、借りてきたDVDを、借りてきたDVDを見るときはいつもそうするようにほぼ1.5倍速で見ているうちに、ようやく、あ、いくら寝ても疲れが取れないのは、風邪の前兆だったっけ、と、気付く。

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夕方、神保町で用事が終わって、赤坂で次の用事があるまで時間が余ったので、歩いて移動した。まずは専修大学側の交差点そばの成光で半チャンラーメンを食べて腹ごしらえ。ここのラーメンはシブい。いまどき、ホウレンソウが入っているなんて。ちょっとキャッチーさに欠ける(=何度か食べてみる必要あり)ラーメンに対して、この炒飯はほとんど芸術と呼んでよい。米がぱらぱらとほぐれる様子、感動的ですらある。自宅でこれができたらなあ、と思うのだけど、それじゃつまんないか。

近代美術館の前を通って、千鳥が淵の交差点→一番町→麹町で左に折れて、南下。麹町中学校の向かいにいかにも洋館洋館した洋館があると思ったら、プリンスホテルだった。複雑怪奇な赤坂見附(タルコフスキー!)から246に入り、草月会館と、鬱蒼とした高橋是清公園の間を入り、ドイツ文化会館まで正味50分。

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と、ここまで書いたのが月曜日で、そのあとずっとぐったりしていたりぐったりしたまま遊びに行ってまたぐったりしたり、していたのだけど、月曜日に轟渚を見に行ったら対バンで出ていたアラゲホンジというバンドには驚いた。

ひとことでいうと、レゲエ/ファンク/ロック風のコシのあるリズム隊に、和太鼓や横笛などが加わった民謡+ロック、なのだけど、付け焼刃な感じでなく、本格的。いや、本格的かどうかは分からないけれど、民謡のエネルギーを正しく電化増幅するとしたらこうなるだろう、という音楽。

何年か前、フェアポート・コンヴェンションを見たとき、これはソウル・フラワー・ユニオンと一緒に見たかったな、と感じたのだけど、それを思い出した。メンバーめいめいに顔を塗ったりしていて、服装はアイヌ風(?)。それでいてインディアンのようでもあり、ということはヒッピー調といわれても納得できる。最近の、スーパーフライだっけ、あんな雰囲気もある。で、曲中に客席に下りてきて群舞したりしていた。

いずれにしても、いろんな知識や記憶の引き出しに刺激を与えてくれる音楽。わたし、azさん、SZさん、口石くんというけっこう音楽の趣味はばらばらであろう面々が全員、終演後、メンバーにデモCDをたかりに行っていたことからも、衝撃がうかがえる。

ライヴの動画がありました。見てみてください
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by soundofmusic | 2008-06-25 17:08 | 日記 | Comments(0)

福音のヒント

前回書いたゴスペルの話の続き、というか書き忘れたことの補足で、いつも山手線で通勤していると、鶯谷から上野駅に向かう途中で、大きな郵便局が見える。バイク好きのひとには、バイク屋が固まっているあたり、と言うと分かりやすいかもしれないがそんなこと知らないひとの方が多いだろうからそれはまあどうでもよしとする。『ゴスペル・トレイン・イズ・カミング』を買った翌日だったか翌々日だったか、聴きながら出勤していたら、その郵便局の脇に、教会を見つけた!

いままでわたしは控えめに見積もっても数千回、鶯谷と上野のあいだを電車に乗って通過していて、もちろん、座っていたり眠っていたりあらぬ方向を向いていたりすることもあるから郵便局の脇を凝視した回数なんて高が知れているだろうけど、よりによってその日に、教会を発見するとは。これは福音だろうか……。

調べてみると、カトリック東京大司教区の上野教会であるらしい。せっかくなので、ついでに東京大司教区のホームページを見てみると、大司教のプロフィールページには、着任後、どこでいつ説教をしたかの記録が残っている。なるほど、ライヴのアーカイヴみたいなもんか。

こちらのページの中段くらいにある、聖書のつどいをすすめる際に気をつけること、という注意書きも興味深い。いわく、

誰かが聖書の箇所について質問をしたとき、それについて知識を持っている人が教えることは簡単です。しかし解説を始めた瞬間に「分かち合い」は終わってしまいます。この点に注意が必要です。何もすべてを理解する必要はないのです。話が途切れたとき、沈黙を埋めようとして話す必要もありません。その時は、神が沈黙のうちにわたしたちに語っていることを聞けばよいのです。なお、終了時間を守ることも大切です。

最後の「なお、」以下がよいですね。

キリスト教のごくごく基礎的な教養を身につけたい、というのは、わたしが何十年も思っていてそのまま棚上げにしている懸案事項のひとつなのですが、検索していると、余計な知識ばかり身についてしまう。十字架型のMP3プレイヤーなんてものがあることとか。ジョークグッズなのか否か、判断できない。

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聴いているとたしかに景色が違って見える音楽、というのはたしかにあって、今年はその教会発見が2度目のそれ。1度目は、春ごろだったか、フレイミング・リップスの『ヨシミ・バトルズ・ザ・ピンク・ロボッツ』、ことに1曲目の「ファイト・テスト」。いまさらで申し訳ない。聴くことによって知覚のあり方、世界の認識ががらりと変わるのだから、これはサイケデリック・ロックだなと思いました。

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5月のPPFNPのセットリストがほぼ完全版になりました。森山弟の各曲コメントは後日追加されるかもしれません。
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by soundofmusic | 2008-06-15 15:05 | 日記 | Comments(0)

貨物列車に飛び乗るな!

黒人音楽がどうのこうのとかえらそうに言ったりするくせに(いや、言ってないか)、ブルースとかゴスペルを聴かないのがわたしの弱点で、それでも、無理して聴くよりは自然に興味が向くのを待っていた方が染み込みがスムースなのでほったらかしにしておいた。で、ここのところようやく、ポール・サイモンの『ひとりごと』を聴き直したらこれが彼のゴスペル・アルバムであるのだと気付いたり、また、エルヴィス・プレスリーのCD3枚組のゴスペル集を買ったりするようになり、このたび、満を持して、中村とうよう編集の『ゴスペル・トレイン・イズ・カミング』を買った。

とはいっても自発的に買ったというよりはむしろ神のお導きに近いものなので、ざっと経緯を記しておく。ある日、阿佐ヶ谷で用事を済ませ、次の用事で東中野に行くまで時間が余ったので中野で途中下車して、3月にできたディスクユニオンに初めて寄ってみた。そこで買ったのがこのCD……ではなくてカルメン・ミランダのアメリカ録音をまとめたアルバム。で、そこのブックレットに、おなじみのこれなんかと一緒に広告が載っていたのが、このゴスペルのオムニバス。

音楽的にはギターの弾き語りから、いわゆるゴスペルといって想像するようなグループもののコーラス、そして完全にソウルにしか聞こえないものまで、ヴァラエティは豊富。英語が意味をともなってストレートに飛び込んでくるような耳を持っていない人間にとっては、単に気の利いた黒人音楽のオムニバスのように思える瞬間もあるけれど、たとえばエドワード・W・クレイバーン牧師による表題曲は、素朴な弾き語りスタイルで、「イエス様が運転する福音列車に乗り込もう」(記憶を元に書いているので、適当)とか歌われる。復員列車ではないので注意されたい。

かと思うと、A・W・ニックス牧師の「地獄行きの急行列車」の運転士は悪魔であり、行く手を照らすヘッドライトの名は「快楽」である。この列車は、「盗人町」「賭博塔」「うそつき村」などに停車しては罪人を乗せて地獄へと猛スピードで走っていく。ニックス牧師はその様子をおそろしいほどのリアルさで説いて聞かせている(のだと思う)。のだと思う、と言わなくてはならないのが残念だが、これはわたしにも分かるのが、あいまあいまの、ほとんど恫喝するかのような、「ネクスト・ステイショ~ン!!」という牧師のシャウト。悪いことをすると地獄に堕ちる、と理屈ではなく体に叩き込まれる感じ。

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この話題(というか文句)はなんだか定期的に書いている気がするのでアレなんですが、いいかげんやめにしてもらいたいもの(いろいろある)のひとつが、「貨物列車に乗り込んで知らない街へ行っ」たりするJポップの歌詞。

だいたい日本には、そういう文化はないんである。あれは、20世紀前半、合州国の南部で綿花とかを摘んでた黒人が、北部や西部の工業都市に大量移動したという歴史的事実にもとづいていて、だもんでブルーズマンたちが列車に材を取った歌をよくうたっていたのだし、また大恐慌時代には白人も貧乏で列車にタダ乗りしたりしていたもんだから、で、つまりはある程度共通の文化的体験として貨車での移動が共有されていた国の話なんである。たぶん。

だもんで、都会の教会で説教する牧師たちも、信徒たちが南部から出てくるときに乗った列車を分かりやすいたとえとして使ったんじゃないかと思うんだが……。

以上、適当に書いてみたが、そんなに大きくは間違っていないはず。間違ってたらご指摘ください。さらに詳しく知りたいひとは、Wikipediaのこことか、ロバート・アルドリッチの映画「北国の帝王」だとかを参照。アルドリッチのこの映画を見ると、貨物列車にタダ乗りするのが命がけだと分かるよ。

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先週の土曜日、「黒の試走車」にお越しくださったみなさん、ありがとうございました。ときどき突発的に満員になるのですが、その「ときどき」な回でした。メイドさんのコスプレ女子がふたりいたり、60年代のフォーク・クラブを思い出させるような(知らないけど)繊細なギター独奏のライヴがあったりと盛り沢山でした。

まだ「試走車」に来たことがないみなさん、もったいないですぜ。次回は7月5日(土)。

当日わたしのかけた曲。

01.生まれた街で/荒井由実
02.Up from the Skies/Kenny Rankin
03.君と僕/原田知世
04.Ob-La-Di, Ob-La-Da/Bob Dorough
05.Jean and Dinah/Robert Mitchum
06.Rebola a Bola/Carmen Miranda
07.The Old Scat Skiffle/Alice Babs & Ulrik Neumann
08.アストロ・エイジ・スティール・オーケストラ・プレイズ“ルック・フォー・ア・スター”/ドゥーピーズ
09.My Tiny Butterfly/Moondog
10.Dance for Burgess/Edgard Varese
11.What Went Wrong/The Hollies
12.Now's the Time/Brinsley Schwartz
13.グレイハウンド・マン/キリンジ
14.Man with a Gun/Harvey Andrews

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次回のPPFNPは7月20日(日)。3連休の真ん中の日曜日です。お間違いなきよう。詳細はこちら

先月のPPFNPのセットリストの暫定版が出ています。
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by soundofmusic | 2008-06-13 19:47 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 67


2008年07月20日(日)18時~22時
↑まちがえて土曜日となっていましたが、20日の日曜日です。お気をつけください。

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
高嶋里美(Super Seeder/BARTHREE)
チバ
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)

次回、7月でPPFNPは満11年を迎えます。記念すべき回のゲストその1は、ときどき出ていただいている高嶋さん。アメリ缶なDJイヴェント、Super Seederは無期限活動停止中? 最近ではBARTHREEの一員として、アメリ缶なミュージシャンの草の根的な来日運動にご尽力されています。

1999年、NRBQの2度目の来日の際、吉祥寺のスターパインズカフェで高嶋さんと坂本麻里子さんがSuper Seederのチラシを配っていて、それをもらったことが出会いのきっかけです。チャチな映画なら、スローモーションで回想されちまうシーンでしょう。あれから10年弱。高嶋さんがどれだけ歳をとったのか、気になるところです。

もうひとりはチバさん。最近、友人知人との出会いがいつどこでだったか思い出せないことが増えていて(たぶん歳のせい)、チバさんもそのひとりです。たぶんマア・チャンがらみなのは間違いないのですが。チバさんのDJが聴けるのは現在、「黒の試走車」にほぼ限定されていますが、それではあまりにも惜しいので、三拝五拝してご出場いただきました。このクワイエット・コンフォート、未体験の方はぜひ。

おまけCDは、流行に超乗りまくった感じになる予定。2008年の話題を独占する勢いでいきます。こちらもお楽しみに。
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by soundofmusic | 2008-06-08 21:25 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

こ、こ、今晩

先週のPPFNPにお越しくださったみなさん、どうもありがとうございました! セットリストはそのうちあげます。

今週は鈴木則文の「大阪ど根性物語 どえらい奴」がとってもよかったです。初々しくって、やりたいことを全部詰め込んでいて、それでいて勢いだけが空回りしているようなことがない、稀有なデビュー作。嬉しい1本でした。

で、すいません、今晩はこちら! ご都合つく方は遊びに来てねん。

*黒の試走車<テストカー> Vol.16*
日時:2008年06月07日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:az/SZ/チバ/マジック/森山兄
ゲストDJ:有馬ゆえ
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by soundofmusic | 2008-06-07 09:28 | 日記 | Comments(0)

リスト Volume 66 2008.05.31 ゲスト:ichi(ムサシノカチューシャナイト)& ssota

***森山兄***

1 土岐麻子 / 土曜日の恋人
2 Pierre Barouh / Pepe
3 野本かりあ / アリア、あるいは修道女かりあ
4 菊地雅章 / ヘアピンサーカスのテーマ
5 Bob Dorough / The Stranger
6 Elvis Presley / Down by The Riverside and When The Saints Go Marching in
7 Swingle Singers / Saints Fugue
8 ペコンボ / Chanson Des Jumelles
9 Eliana & Booker Pittman / It Don't Mean a Thing
10 Marian Montgomery / Teach Me Tonight
11 Bobby Cole / Status Quo
12 寺田十三夫 / 路面電車

<コメント>
1 山下達郎のカヴァー。このイヴェントがいつもしっとりと始まるのは、まだお店にひとが少ないからなんだぜ。

2 ムーンライダーズとかユキヒロとかがバックアップしたアルバム『花粉』より。加藤和彦の書いた曲なんですが、まんま加藤和彦の世界。

3 インストなので野本かりあ(かわいい)は歌っていない。たぶん、小西康陽がゲンスブールの『メロディ・ネルソン』の1曲目を思い浮かべながら書いた曲。

4 西村潔監督の映画「ヘアピン・サーカス」のサントラより。いわゆるかっこいいサントラ、という次元を完全に突き抜けている音楽。びっくりしました。T子さんからいただいた音源。サンキュー。

5 アルバム『トゥ・コミュニケイト』より、レナード・コーエンのカヴァー。ヴォーカルの多重録音が不思議な高揚感をかもし出します。

6 エルヴィスのゴスペルは最高です。

7 超シャープなリズム+ダバダバ・コーラスな「聖者の行進」。死ぬほどオシャレ。

8 日本のコーラス・グループ。「ロシュフォールの恋人たち」の曲のカヴァー。いいたかないが、スウィングル・シンガーズと比べてしまうと、無惨。

9 ブラジル人。エリントンのカヴァー。力が抜けている、といえば聞こえはいいが、単にテキトーなだけという気もする。そこがいい。

10 先日の「In The Pacific」で知った歌手。リズムが打っていて気持ちいいです。

11 塩辛いジョン・ヘンドリックスといった風情のジャズ・ヴォーカル。

12 「黒の試走車」でかけて評判を呼んだ曲を再使用(=手抜き)。喫茶ロック。

***森山弟***

1 Johnny "Guitar" Watson / Space Guitar
2 Jerry Jeff Walker / Driftin' Way Of My Life
3 John Hammond / My Babe
4 They Might Be Giants / Hey, Mr. DJ, I Thought You Said We Had A Deal
5 XTC / Senses Working Overtime
6 Elvis Costello / Oliver's Army
7 Martin Newell / She Rings The Changes
8 Stereophonics / A Thousand Trees
9 Ronnie Lane's Slim Chance / One For The Road

***ssota***

1 Telex/Rock Around The Clock
2 Silicon Teens/Doo-Wah-Diddy-Diddy
3 Jean Jacques Perrey/Brazilian Flower
4 Nouvelle Vague/Blue Monday
5 Beastie Boys/Song For Junior
6 The Gentle People/Journey
7 ドゥーピーズ/Dr.Domestic's Physical Effect #2 -Electronic Colored Tone And Strings
8 ドゥーピーズ/だいじょーぶ
9 Martin Denny/Chotto Matte Kudasai
10 ぺティ・ブーカ/Girls Just Want To Have Fun
11 ドゥーピーズ/C-YA! C-YA!

***森山兄***

1 John Adams / Short Ride in a Fast Machine
2 黛敏郎 / 「野獣死すべし」T-03(メインテーマ)
3 山下毅雄 / ダンス創作「試験勉強」
4 The Claudia Quintet / Misty Hymen
5 大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ / ガゼロニ
6 The Mariachi Brass feat. Chet Baker / Colonel Bogey March
7 La Clave / Latin Slide
8 黛敏郎 / 「野獣死すべし」T-29(マンボ)
9 Steve Reich / Electric Counterpoint (Fast)
10 細野晴臣 / フィルハーモニー
11 Moondog / Duet
12 Bob Dorough / To Communicate
13 The Statler Bros. / Do You Remember These
14 Elvis Presley / Sing You Children
15 グルーヴァーズ / ロザリー
16 Kenny Ball and His Jazzmen / March of The Siamese Children
17 Marian Montgomery / Alright, Okay, You Win
18 菊地雅章 / ヘアピンサーカスのテーマ

<コメント>
1 初心者向けの現代音楽ベスト盤みたいのに入っていた曲。

2 須川栄三監督の映画「野獣死すべし」のサントラ盤より。メインテーマ的な曲。

3 『ヤマタケ・フォーエヴァー』より。創作ダンス用の曲なのでしょうか。

4 現代ニューヨークのジャズらしいです。インテリ女子とかでこういうのが好きなひと、多そう。って、ぜんぜん音楽の説明になってない。

5 エリック・ドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ』の全曲カヴァー・+α・アルバムより。SZさんいわく、立花ハジメの『H』だか『Hm』だかにこれのパクリ曲があるとのこと。なお、森山大道によるジャケット写真が最高です。一部で「森山兄が森山大道の親戚である」との噂が流れているようですが、森山兄と森山大道の間に血縁関係はございませんので、お電話やお手紙を頂きましてもお取次ぎは出来ません。

6 チェット・ベイカーが参加していた、ティファナ・ブラスのパクリ企画。オリジナル・アルバム未収録、7インチのみのリリースだった(CDには収録)この曲は、子供が♪猿、ゴリラ、チンパンジ~♪と替え歌で歌うあれを、超ゴキゲンなリズムでカヴァーしたもの。「In The Pacific」のひとたちは7インチを買ってDJで使うとよいです。

7 ラロ・シフリンが関わっていたラテン・ファンク・バンド。この曲も、DJするたびにかけてます、というひとがいても不思議でないくらい最高。

8 ふたたび「野獣死すべし」サントラより、映画本篇では使用されなかったマンボ。

9 ここからペースダウンします。今回のわたしのセットがやや実験的だとしたら、先日ライヒを見に行ったからでしょう。この曲はssotaくんに教えてもらいました。パット・メセニーによるギターの多重録音。

10 20歳くらいのころ、テクノポップだとしか思ってなかった『フィルハーモニー』が、ライヒ後は違って聞こえてきました。

11 路上の現代音楽家、ムーンドッグ。なんだかどこどこ言ってるだけの妙な曲。CDの裏ジャケには「world music from the world of his own」みたいな売り文句が書いてあって、言い得て妙だと思いました。

12 アルバム『トゥ・コミュニケイト』より。

13 カントゥリー・ゴスペルでしょうか。

14 ゴスペルでソフト・ロッキンでサバービアで渋谷系なエルヴィス。

15 ブレイクしないバンドにはそれなりの理由があるんだろうと思います。ただしこの曲のギターのカッティングは曲全体を通して最高だと思いませんか。

16 英国のトラッド・ジャズ。

17 マリアンふたたび。アーシーなR&B。

18 時間が余っちまっちまいましたので、同じ曲をもう1回かけちまいました。


***森山弟***

1 Grand Funk Railroad / Are You Ready
2 John Butler Trio / Funky Tonight
3 ミッシェル・ガン・エレファント / Cisco~想い出のサンフランシスコ(She's Gone)
4 Quantic Soul Orchestra / Pushin' On
5 トータス松本 / Home In Your Heart
6 Wilco / One Hundred Years From Now
7 Idha / Hickory Wind
8 クラムボン / I Shall Be Released
9 Beatles / Ob-La-Di, Ob-La-Da

***ichi***

1 LAZYgunsBRISKY / michigan
2 Barbara Moore / TAKE OFF
3 The Groop / Tears and Joys
4 Astrud Gilberto / Nega Do Cabelo Duro
5 笹倉慎介 / Rocking Chair Girl
6 ROCKY CHACK / WICKED CHILD
7 ピオニーズ / ラヴ・チャンス
8 PILOT / Heard It All Before
9 CURT BOETTCHER / i just wanna be your friend
10 Les Miladys / JAZZ A GO GO
11 THE SUPREMES / BABY I NEED YOUR LOVING
12 The Ronnetes / YOU BABY
13 THE CHIFFONS / He's So Fine
14 Paul Williams / Out In The Country
15 JOYCE / SAMBA DO GAGO
16 MARGO GURYAN / SOMETHING'S WRONG WITH THE MORNING
17 Grapefruit / Round Going Round
18 MAGIC BUS / Finders Keepers

***おまけCD「Child Is Father To The Music」収録曲***

1. XTC / Love On A Farmboy's Wages
2. The Who / The Kids Are Alright
3. コレクターズ / ムーン・ラヴ・チャイルド
4. Oasis / Married With Children
5. John Cale / Child's Christmas In Wales
6. Pacheco & Alexander / Gather Your Children
7. Country Gazzette / Teach Your Children
8. Gillian Welch / Orphan Girl
9. ディランⅡ / 子供達の朝
10. Gene Ammons / God Bless The Child
11. Elvis Presley / Sing You Children
12. Kenny Ball And His Jazzmen / March Of The Siamese Children
13. Jerry Lee Lewis / Wild One (Real Wild Child)
14. Hummingbird / For The Children's Sake
15. ゴダイゴ / エヴリ・チャイルド・ハズ・ア・ビューティフル・ネイム
16. Cortex / L'enfant Samba
17. Arto Lindsay / Child Prodigy
18. 小野リサ / 太陽の子どもたち
19. 小室等 / 見えないこども
20. The Oscar Peterson Trio + The Singers Unlimited / Children's Game
21. ピチカート・ファイヴ / 子供たちの子供たちの子供たちへ
22. 南里文雄 ビクター・ブルー・ストリングス / 七つの子

☆子供の日にちなんで、子供にちなんだ曲集でした。
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by soundofmusic | 2008-06-01 12:45 | PPFNPセットリスト | Comments(0)