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瞬間現代

d0000025_759436.jpgこのブログに出てくるレコード屋の名前というと、ディスクユニオンとアマゾン、あとはイーベイ(レコ屋じゃねぇ)で、読んでくれているみなさんは、ああ、森山はタワレコってのがこの世にあるのを知らないんだな、と思っているかもしれませんが、知ってますよ、あれでしょ、渋谷のハンズのもすこし奥の2階にある、黄色い店。CDが縦長の紙箱に入って売ってる……って、それ何年前の話だよって感じですね。すいません。

タワレコっていうといまだにその当時の、アメリカから大量仕入れで西海岸の香りをお届けします、みたいなダサい店、というイメージのまま自分内であんまり更新されてなくて、だもんで音楽文化の担い手です的な顔してうちわとかゴミ袋とか配ってると、けっ、て印象なんですが、ついでに言えば90年代の初頭くらいまで、アメリカ盤のCDって紙が独自の匂い、つまりはっきり言って臭かったんですけど、とにかく、日曜日、渋谷のタワレコに行ってきました。

わたしの会社の同僚でもあるジャズ・ベーシストの鉄井さんが参加している、新進トラムペット奏者の類家心平のバンドのインストア・ライヴがおこなわれたからです。アルバム『ディストーテッド・グレイス』発売記念。整理券を持っていないと入場できないタイプのものではなくて、店舗のフロアにステージが設けられてそこで演奏するというもの。だから当日その場に行けば見ることができます。

せいぜい30分くらいかと思ったら、たっぷり45分もやってくれて、途中からステージの脇に、タワレコのひとだかマネージャーだかが現れてなにやらサインを送っていたような。マキが入っていたのでしょう。内容は超大雑把に言って電化し始めのマイルスでしょうか。『ネフェルティティ』とかあのへんかしら。スピード感があって、イケメンで、モーダルで、思索的で、濃厚で、硬派なジャズ。大いに楽しみましたが、鬱を抱えずに現代的であるってことはやっぱり難しいのかなあとの疑問も浮かびました。

ジャズって軽く興味あるんですけど、くらいのひとが、CDでも買おうかーってたまたまあの日あそこに来て、ラジオやTVではかからなそうな類家氏の音楽に触れて、なんじゃこりゃあって衝撃を受けてそれをきっかけに音楽の趣味が、ってことは人生が、ちょっとでも変わったりしたらおもしろいよなあと思いました。そういう出会いの可能性の場として、常時大量のCD陳列+ときどきイヴェント開催、ということのできるあの規模の実店舗にはまだまだ能力があるなあと実感。

わたしもいくつか試聴して情報を仕入れ(あとでヨソで安く買うつもり)、さらには3枚買って帰ってきました。もっとも、合計でも2990円(1000円、1000円、990円)。タニア・マリアがかっこよかった。
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by soundofmusic | 2009-06-26 08:02 | 日記 | Comments(0)

無難さ

d0000025_011112.jpgなんだか「ボナンザ」みたいですけど。

メガネを新調しました。ゾフのいちばん安い、レンズつき5250円のやつのなかから選んで、そのままだとレンズが分厚くなっちゃうので薄型加工してもらってその料金が7350円、合計12600円。これで2年くらい使っていると、いかんせん安いのでレンズの表面のコーティングが剥げかかってくる。なので2~3年おきに作り直します。

気分転換にもなるし、そのくらいのスパンで作り直すこと自体には不満はないのだけど、フレームを選ぶのが難しい。今回は、やや奇抜でもいいから、いままでかけたことのない感じのものを買おう! と軽く意気込んで、前のめり気味で店に行ったものの、いざ選び始めると、デザインの制約(レンズが厚いので、あんまりレンズ部分が大きいとみっともない)だとか、あまりにも似合わないのはまずいとか、仕事のときもかけるものなので派手すぎるのはちょっとなあ、とか、無難に無難にという気持ちが高まってきて、たくさんあるのにちっとも選んでる気がしない。

最終的には、やっぱり冒険心には欠けるけど、とりあえずはたぶんいままで買ったことのない色で、かつ、まずまずおかしくない感じの、わりと納得いくのが選べました。ユニオンでCD選ぶのは楽しいのに、この軽い苦痛感はなんなんだろ。服とか靴もそうなんだよなー。選んでて楽しくないの。誰かと一緒に行って、見立ててもらうのがいいのかもしれません。

写真は田町駅の自販機。「朝の茶事」が、ボタンをふたつ占拠しているのが面白いと思った。
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by soundofmusic | 2009-06-21 00:11 | 日記 | Comments(0)

アテネへの道2009

d0000025_12162791.jpg金曜日の終業後、職場近くの地下鉄の駅構内(地下に入ってから実際に電車に乗るまでが長い)を歩いていると、後ろからやってきた男がなにかわたしに話しかけている風でもあったのでイヤフォンを外してそちらを振り向くと、わたしより少し先にあがっていた同僚のIさんだった。そんで彼は半ば息も絶え絶え、「森山さん、異常に速いですね!」と言うのである。

それもそのはずで、アテネフランセに急いでいる途中だったので、ただでさえ歩くのが速いところさらに1.5倍くらいになっていて、だからおそらく一般のみなさまから見たら、ほとんど走っているくらいのスピードだったんじゃないかと思う。これについて、以前冗談半分で、高校のとき競歩部にいたから、と言ったのをいまだに信じているひとがたまにいるみたいですが、田舎の県立高校にそんなマニアックな部活があるはずがない。正しくは、陸上部で競歩をやっていたというだけのことです。

ともかく、早足を見られたのは恥ずかしかった。

アテネで映画を見終わって、水道橋から帰りの都営地下鉄に乗り込むと、車内アナウンス。「発車寸前の駆け込み乗車はおやめください。ただいまの時間、電車の本数もまだたくさんございます。6分ほどで次の電車が参ります。急いでご乗車いただいても、短縮できる時間はたったの6分です。あせらず余裕を持って、次の電車をご利用ください……」

おもしろいアナウンスだけど、目の前で電車に行かれて6分待つのは、我慢できない。せいぜい3分までだな。6分待ちだと分かっていたら当然駆け込むし、すんでのところで乗り遅れたら、場合によっては電車の車体を蹴飛ばしたりする。それがわたしの名前だ。

うまい具合に乗れて、6分早く家に着いたとして、そのあと、何十分もインターネットで時間を無駄にする。それがわたしの名前だ。

写真は、いまのところ都営地下鉄の駅でだけ見かける、自転車を丸のまま車内に持ち込んではいけませんのポスター。大阪環状線の駅には、でかい声でおしゃべりすると周りに迷惑ですのポスターが貼ってあって、あきれつつも感心したのだったけど、東京は今、そういう風になっているのか。

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5月30日のセットリストが完全版になりました。
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by soundofmusic | 2009-06-14 12:16 | 日記 | Comments(0)

音楽が生まれる

d0000025_21505225.jpg5月30日のセットリスト(暫定版)と、7月25日のPPFNP12周年の案内が出ています。12年ですよ、はあー。思わず遠い目になります。

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昨日、武蔵野市文化会館に、ジョアン・ドナートと山中千尋のデュオ・ライヴを見に行きました。武蔵野文化事業団というところの主催で、ここの催し物は内容の割に安いのでときどき利用させてもらっています。

今回も、山中千尋を見聴きしたことがないので、こりゃいい機会だ、と出かけていったわけですが、期待とは違った意味でおもしろかった。というのは、ステージに向き合って設置された2台のピアノの、山中のほうには楽譜がどさっと載せられていて、山中によると、「30分前にほとんど口伝えで曲を教えてもらい、曲順もなにも決まってない状態」だったそうなのです。

たいてい、ジャム・セッションとかでも、最低限の音楽的礼儀というか共通言語みたいなものはあるのが普通だろうけど、この日はなんていうかな……老人ホームの慰問? ジョアンじいさんはピアノを弾いてればご機嫌だから、ちょっとちひろちゃん相手してくんない? みたいな感じでした。

結果、ドナートがいきなり弾き出す曲に山中が手探りで合わせていく展開になることが多くて、山中は「サッカーの試合みたい」と言ってたけど、そんな緊張感ただようもんじゃなかったです。第一、ルールにのっとってないんだから試合になるはずがない。山中が鍵盤につっぷしたりしてしまう瞬間もあったけど、最後のほうでは、「○○はどう?」と打診しつつ彼女が自分で曲を決めて弾き始めて主導権を握り、そこでようやくソロをとるという流れがちょっとだけ見えてきました。ただ、山中が弾き始めたのは「オーヴァー・ザ・レインボウ」だったのに途中からドナートが「ミスティ」に持ってってしまう(打ち合わせ済みだったのかな?)なんてこともあった。

名人のプレイを存分に堪能する、とか、丁々発止のアドリブ合戦、とかというのとはまったく違うレヴェルで、音楽のできる時間につきあった感じ。『ケン・エ・ケン』のライナーだったかで、奇人ドナートをステューディオに閉じ込めてレコーディングさせるのはたいへんだった、とか読んだ気がするけど、納得。山中も、「ドナートをいちどステージから帰してしまうと、どこかに行って戻ってこなくなっちゃうから、ずっとここにいてもらいます」と言ってました。

写真は、帰り道ちょっとへんなところをうろうろしていたら見つけたバス停。
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by soundofmusic | 2009-06-09 21:49 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 73

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2009年07月25日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
有馬ゆえ
清水瞬 (drop scene, altair, and おとおし)
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)

ライヴ:
ジョー長岡(ex.ちちぼうろ)

1997年の夏にスタートしたPPFNPは、この7月で満12歳になります。フジロックに行かないみなさんとご一緒に、ささやかなお祝いをしたいと思います。

ゲストDJにお迎えするのは、5月に登場した太田さんからのご推薦で初めて出場いただく清水さんと、「黒の試走車」での異彩を放つプレイ+衣装でも知られる有馬さん。

それに加えて、なくなっていたかと思われていたかもしれないミニライヴも約2年弱ぶりに復活。元ちちぼうろのジョー長岡さんが、マイクなし、PAなしの完全生音でうたを届けてくれます。ジョーさんのうたは泉のようでもあると同時にぬるい露天風呂のようでもあり、気がつくといつのまにか清酒になっているようでもある。つまり、歌う養老の滝です。夏の宵、心地よく酔えること間違いなし。

いつもどおり、感謝をこめたおみやげを先着約30名様に配布いたします。いつも顔を合わせているみなさま、ひさしぶりのみなさま、初めてのみなさま、いろんなひとたちにお会いできることを願っています。
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by soundofmusic | 2009-06-09 15:54 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

適音映画祭

土曜日のPPFNP、無事終了しました。お越しくださったみなさん、ナイス選曲のゲストDJのおふたかた、どうもありがとうございました。セットリストは出揃い次第アップします。

次回開催は7月25日(土)です。フジロックに行かないひとは全員遊びに来てくださいませね。詳細はおいおいお知らせしますが、元ちちぼうろのジョー長岡さんのライヴが入ることが決まっています。マイクなし、PAなしの完全生音です。これ、わたしにしてみりゃ準備がいらないから楽なんですが、うたっているほうからしたらやりづらいだろうなあ。でも、ごまかしのない歌がダイレクトにみなさんのお耳やハートに届くはず。

イヴェント主催者としては、ジョーさんの歌を聴けることはもちろんとして、知らないみなさんとの出会いがあるといいなとも期待しているのです。

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吉祥寺のバウス・シアターでいま、爆音映画祭という催しの最中で、昨日一昨日と通って、何本か見て来ました。これは、映画館にコンサート用のPAを持ち込んででかい音で映画を見るというものなんですが、映画が見たいから、というよりも、爆音だから行ってみようか、という、いわば爆音ファンみたいな若い子たちがたくさん、わくわくしながらやって来ていて、それを見るのがまず楽しい! 立教系のシネフィルみたいのもたくさんいてうっとうしいけどね!

ゴダールの「映画史」を寝ながら見たりしたけどその感想は割愛して、見た中ではスコセッシがストーンズを撮った「シャイン・ア・ライト」がとてもよかった。もっとも、ストーンズに興味のないひとが「映画」としてだけ見た場合どう思うかは分からない。ストーンズって、メロディとかはわりとどうでもよくて(一部の曲を除く)、2本のギターのからみがキモ=つまり内容より形式、なあたりが映画に似てる、というか、芸術な感じですよね。

キースは男女の別を超えた感じというか、もうなんか人間じゃないように見える瞬間もあった。逆にひたすら人間を極めた感じなのがミックで、すらっとした細身から繰り出されるこけおどしのアクション、なんだかバネが入ってるみたい。ギターを持つとその動きの自由度が制限されて、だからあんまりかっこよくなくなる。ギターはもうふたりもいるわけだし、ミックがどうしても弾かなくちゃいけないことなんてないんだから、手ぶらでいてほしいよ。

たとえばノドがつぶれて声が出なくなったとしても、レコードの音に合わせて走ったり踊ったりのアクションを見せてくれるだけでも充分に満足できると思う。……ってそれって、もしかしてパフュームと同じか? なんかいまオレ書きながらすごい事実を発見したった。
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by soundofmusic | 2009-06-03 17:31 | 日記 | Comments(0)

リスト Volume 72 2009.05.30 ゲスト:太田健一&sendaix

***森山兄***

1 Lee Dorsey / Yes We Can pt.1
2 Professor Longhair / Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu
3 Eilen Jewel / Rich Man's World
4 Sarah Borges and The Broken Singles / Yesterday's Love
5 Ben Harper and Relentless7 / Number With No Name
6 M. Ward / Epistemology
7 Van Morrison / You Make Me Feel So Free
8 寺田十三夫 / 想い出してくれたら
9 アン・サリー / レインボー・シー・ライン

☆コメント☆

♪1 おもしろいドキュメンタリー映画「ヤング@ハート」でもうたわれていました。アラン・トゥーサン来日(行けなかった)記念。彼が曲を提供していたニューオリンズのシンガー。そういえば、高校生のころ好きだったディーヴォというバンドがリー・ドーシーの曲をカヴァーしていたな。

♪2 時事ネタとして、トッド・ラングレンの「インフルエンザ」という曲をかけようと思ったのですが、CD見当たらなかった(売っちゃったのかも)。その連想で、病気つながりのこの曲を。これもニューオリンズもの。

♪3 軽めのカントゥリー・ロック。イギリスのアマゾンのカスタマー・レヴューでは「ルシンダ・ウィリアムズよりよい!」と書かれていましたが、路線が違うような。

♪4 元気印(死語)のざっくり系シンガー・ソングライター。この曲はエニィ・トラブルのカヴァー。

♪5 新譜より。ごりっとしたワイルドなロックです。やはりこのひとは遊びが少なすぎるので、大好きにはなれない気がする。

♪6 新譜より。ごりっとしたワイルドなロックです。21世紀において、このひとのルーツ・ミュージック解釈はとても正しいと思います。

♪7 『イントゥ・ザ・ミュージック』より。オシャレでフリー・ソウルなヴァン・モリスン。

♪8 喫茶ロックな70年代のシンガー・ソングライター。

♪9 吉田美奈子のカヴァー。1月にもかけていたけど忘れていました。

***森山弟***

1 Quantic Soul Orchestra / Lead Us To The End
2 テイ・トウワ / Son Of Bambi
3 Bobby Hutcherson / (Se Acabo) La Malanga
4 Kenny Dorham / Minor's Holiday
5 Donald Byrd / Mr. Thomas
6 Horace Silver / Swingin' The Samba
7 Johnny Griffin / Olive Refractions
8 Cannonball Adderley / Sticks

☆コメント☆

1 現代イギリスDJによるソウル・オーケストラの3作目(07年)より。

2 永遠の名盤「フューチャー・リスニング!」(94年)より。これを聴くたびにクラブ・ミュージックってこの15年でいったい何が進化したんだろうって思います。

3 ここから先はひたすらファンキー/ラテン・ジャズを聴く企画。ゆえに有名盤しかかけません。まずはボビハチ75年のファンキー盤「モンタラ」より。ヴィブラフォンの気持ちよさが全開。

4 出ました、「アフロ・キューバン」(55年)。聴いてるうちにぼーっとふわふわしてきて考えるのがバカらしくなってくる素敵な一枚。

5 こちらも超ファンキー「ブラック・バード」(72年)より。この時代、いったん完成しかけた音楽が殻に押し込められまいと他の要素を貪欲に飲み込もうとする様子がよく伝わってきます。

6 ファンキー・ジャズ・ピアノといえばやっぱホレス・シルバーでしょう。59年の「フィンガー・ポッピン」より。ファンクの権化にかかるとピアノも打楽器になるんですね。

7 リトル・ジャイアント登場。一部で野卑まるだしとまで言われている豪快なブロー、僕は好きですよ、どう考えても。

8 〆はもちろんキャノンボール。フォーマットがジャズっぽいっていうだけで、実際はロックとかパンクに近い。これはぶっ飛びます。

***太田健一***

1 Nazz / Loosen Up
2 Nazz / Open My Eyes
3 Manfred Mann / Sack O’woe
4 Les Paul and Mary Ford / The World Is Waiting For The Sunrise
5 Zombies / She's Coming Home
6 Louis Jordan / Caldonia
7 Elizabeth Cotton / Freight Train
8 RCサクセション / Johnny Blue
9 Sly and The Family Stone / Hot Fun In The Summertime
10 Crosby, Stills, Nash and Young / Our House
11 Roy Smeck / Steel Guitar Rag
12 The Beach Boys / Let Him Run Wild
13 Dr. John / Such A Night
14 Dirty Dozen Brass Band / Night Train

***sendaix***

1 Ida / Philosphy Of The World
2 東京ローカル・ホンク / ブラック里帰り
3 J Dilla / Anti-American Graffiti
4 Jenny Lewis With The Watson Twins / Handle With Care
5 Elizabeth Mitchell / 3 Is The Magic Number
6 Go Sailor / Fine Day For Sailing
7 Emmy The Great / We Are Safe
8 Chocolat & Akito / Blue Tuesday
9 Ida / Im So Lonesome
10 Eilen Jewell / Blue Highway
11 Aretha Franklin / Respect
12 Candi Staton / Someone You Use
13 Sam Cooke / Nothing Can Change This Love [Live]
14 Nina Simone / Some Say
15 Neko Case / We've Never Met

***森山弟***

1 Dorothy Ashby / Soul Vibrations
2 Herbie Mann / What'd I Say
3 Elis Regina / Verao Vermelho
4 Tim Hardin / Do The Do
5 Doobie Brothers / Long Train Runnin'
6 Wendy & Bonny / Let Yourself Go Another Time
7 Bowerbirds / In Our Talons
8 They Might Be Giants / The Famous Polka
9 16TONS / バイキングUSA
10 ミッシェル・ガン・エレファント / ジェニー
11 Pentangle / Train Song
12 ザバダック / 五つの橋

☆コメント☆

1 最近お気に入りの女性ジャズ・ハープ(ハーモニカじゃなくてでかい方)奏者。68年の「アフハーピング」より。ハープとシンセのスペイシー・アフロ・ジャズ。

2 レイ・チャールズのカバー・・・って辞書じゃないんだからそんなことまで言わせないでください。有名曲のカバー+ジャズ+ラテンという森山兄弟の大好物コンボ。

3 ブラジル音楽への接し方にはいろんな道があるでしょう。スタン・ゲッツから聴くもよし、ジョビン、ジョアン・ジルベルトから入るもよし、カエターノやジルベルト・ジルを追うもよし。しかしすべての道がエリス・レジーナに行き着くことに気づいてしまったので今後は彼女を軸に地図を作って旅をすることにしました。

4 ウィリー・ディクスンのカバー。73年の「ペインテッド・ヘッド」というカバー・アルバムから。この人はもともとフォークよりブルーズの方が好きだったんでしょう。黒いです。

5 引き続き73年の作品。超有名盤「キャプテン・アンド・ミー」より。この曲もアルバムも多分ロック史に輝いていると思うので詳細割愛。おまけCDにも入れてあるので各自確認お願いします。

6 ソフト・ロックの名盤「ジェネシス」(69年)より。当時この姉妹が17歳と13歳だったとはどう考えても信じがたい完成度。奇跡というか魔法というか。ソフト・ロックってどれもこれもすぐ飽きるジャンルというイメージですが、そうでないものに初めて出くわした気分。これ一枚しか出てないので見かけたら購入をオススメします。

7 どこからともなく見つけたフリー・フォーク。際限がなくなるのでYouTubeはあまり見ないようにしてますが、新しいものだけ聴くならCDを買う必要のない時代になってるんだなぁと実感。森の中で演奏してたりするのが好印象なので要チェック。

8 レア・トラック集「ヨセアツメッティー」より、高速ポルカ。

9 日本のポーグスことトンズの海賊ソング。♪ドクターモローの島で/碇を下ろしたら/浜辺は爺さん畑/牛になる前に逃げ出そう♪という井上ただしの歌詞が秀逸。

10 海賊ソング。歌詞らしい歌詞を書く人がずいぶん減ったことを思うと、ベンジーとチバユウスケは素直にすごいと思う。言葉でイメージが浮かび上がるときの脳の感覚には独特な快感がありますね。

11 まったく隙がない第一期のペンタングルは英国最強の布陣としか言いようがないです。日本の若者の間でむちゃくちゃ流行ったりしてほしい。

12 ケルト、英国フォーク、東欧のダンス音楽をポップスのフォーマットに見事に落とし込んだおそるべき一曲。知る人ぞ知る洋楽より、レベルの高い埋もれた邦楽のが掘りがいがあります。

***森山兄***

1 Wilco / Heavy Metal Drummer
2 長谷川健一 / 絶景
3 Meg Baird / Maiden in the Moor Lay
4 Kris Drever / Harvest Gypsies
5 The Pentangle / Jump Baby Jump
6 The Dave Brubeck Quartet / Plain Song
7 Simon Bolivar Youth Orchestra of Venezuela(演奏)、Gustavo Dudamel(指揮) / バレエ≪エスタンシア≫から舞曲 作品8 4.終幕の踊り(マランボ)
8 The Johnny Keating's Kombo / Mountain Greenery
9 The Supremes / Mountain Greenery
10 二階堂和美 / 夏のお嬢さん
11 Dan Hicks & The Hot Licks / Tangled Tales
12 Louie Bellson / Back on the Scene
13 The Jive Aces / Aces Swing
14 Beverly Kenny / The Trolley Song
15 高橋幸宏 / ありがとう

☆コメント☆

♪1 新譜が6月に出るので楽しみだなあと思い、最近家で『スカイ・ブルー・スカイ』をまた聴き直していたのでそこからなにかかけるつもりでいたらCDが行方不明になってしまいました。これは『YHF』に収録のもので、同作録音中に脱退し、最近亡くなったジェイ・ベネットの追悼がてらプレイ、と言いたいところなのですが、この曲には彼はかかわっていなそうな感じです。合掌。

♪2 京都の、独自なシンガー・ソングライター。2枚同時に発売されたアルバムのうち、ケチなので1枚だけ新品で買って、このあいだようやくもう1枚のほうを中古で見つけました。その『凍る炎』より。ベースとプロデュースはふちがみとふなとの船戸。

♪3 うちの弟によって森山家にもたらされたジャンルであるところのフリー・フォークあたりに分類されそうなひと。アメリカ人とは思えない英国フォークぶりです。

♪4 英国フォークの新星らしいです。顔は殴られたブラッド・ピットみたいです。

♪5 もしかしたら英国ロック史上最強のグループかもしれないひとたち。

♪6 アルバム『Jazz Impressions of the U.S.A.』の曲。最近、単体でもリリースされたらしいですが、わたしがかけたのはこのボックスセットの一部としてCD化されたもの。ポール・デズモンド好きなNさんが遠路はるばるお越しくださったのを歓迎する意味でプレイ。ところで5月30日は偶然にもデズモンドの命日だったそうです。合掌~。

♪7 何か月か前にNHK教育に出ていたべネズエラのバンド。ノリのいいクラシックです。

♪8 英国の軽音楽系バンドリーダー。ステレオの実験用レコードみたいな左右の分離。

♪9 ↑と同じ曲。スプリームスによるロジャース&ハート集より。CD化もされているのですが、ぜんぜん見かけず、ネットでも高値です。誰か安く見かけたら買っといてください。

♪10 カヴァー集『ニカセトラ』より。オリジナルは榊原郁恵。このひとはアクが強すぎて、どこに入れても浮いちゃいますね。

♪11 来日(行けなかった)記念。2回見てるからいいかなとも思いましたが、トムズ・キャビンはもう外タレを呼ばなくなってしまう(?)らしいので、見ておきたかった気もする。

♪12 しゃっきりして気持ちの良いドラムス。知らなかったけど、今年2月に亡くなっているんですね。じゃ、追悼ってことで。はい合掌~。 63年作『サンダーバード』より。インパルス!の、モダン以前の音を追及する一連のシリーズ(?)の中でも上位につける1枚かも。

♪13 正体不明の、現代英国のジャイヴ/スウィング・バンド。

♪14 日本でやたら人気の高い(all music guideによる)夭折のジャズ歌手。かわいらしい声です。

♪15 小坂忠のカヴァー。91年のライヴ盤より。ちなみにこのライヴ盤、「音楽殺人」のラップ版が入っていたりします。

***おまけCD「Take the "A" Train away」曲目***

1. 水森亜土 feat. マイク眞木 / 僕は特急の機関士で
2. Rev. A.W. Nix / The Black Diamond Express to Hell, Pt. 2
3. 小坂忠 / 機関車
4. Taj Mahal / Freight Train
5. Os Mutantes / Trem Fantasma
6. Pentangle / Train Song
7. Vashti Bunyan / Train Song
8. Rickie Lee Jones / Night Train
9. Karen Dalton / In a Station
10. グレイト3 / エデン特急
11. The Doobie Brothers / Long Train Runnin'
12. 寺田十三夫 / 路面電車
13. Phish / Back on the Train
14. ボ・ガンボス / からっぽ列車
15. 徳武弘文 / マラケッシュ・エクスプレス
16. Chris Difford / Playing with Electric Trains
17. Beverly Kenny / The Trolley Song
18. 遊佐未森 / 夏草の線路
19. フリッパーズ・ギター / ラヴ・トレイン
20. Steve Reich/The Kronos Quartet / Different Trains (Europe - During the War)
21. Nilsson / Nobody Cares about the Railroads Anymore

☆3月にゲスト出場されたタエラマンさんのリクエストにより、鉄道/列車関係の曲を集めてみました。
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by soundofmusic | 2009-06-03 10:08 | PPFNPセットリスト | Comments(0)