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リスト Volume 77 2010.03.27 ゲスト:有馬ゆえ

***森山兄***

01 Monty Alexander / Summer Wind (Vocal: John Pizzarelli)
02 Madeleine Peyroux / You're Gonna Make Me lonesome When You Go
03 Chi-lites / Take a Trip to the Islands
04 大瀧詠一 / 指切り
05 Natural Four / Love's So Wonderful
06 Michael Orr / Here I Go (Through These Changes Again)
07 ピチカート・ファイヴ / カップルズ
08 Voices of East Harlem / Amazing love
09 The Bamboos / Pussy Footin'
10 The New Play feat. Ruth Copeland / The Music Box
11 湯川潮音 / ノー・サプライゼス
12 Marissa Nadler / Dying Breed
13 ザ・グルーヴァーズ / 運命のひとひねり
14 Devendra Banhart / Body Breaks

☆コメント

♪01 ジャマイカ出身でしたっけ?の、ジャズ系鍵盤奏者。いわゆるスタンダードから、JB、アル・グリーンまで、アメリカっぽい曲を集めたアルバム『マイ・アメリカ』より。この曲のゲスト・ヴォーカルはジョン・ピザレリ。レゲエっぽい、ゆったりとしたリズムです。

♪02 ディラン来日がよかった記念で、ディランのカヴァーその1。初めて聴いたときは衝撃的なカヴァーだと思いましたけど、マデリンの作風にすっかり慣れたいま、あらためて聴き直してみると、「ん……こんなもんかな」的な。今日のお昼に飛び込みで入った居酒屋のランチがそんな感じでした。

♪03 ここからミニ・ソウル特集(こびとの歌っている曲ではない)。ミディアム・テムポのメロウ・ソウルです。シャイ・ライツはコンスタントにいいですね。

♪04 この曲をはじめて聴いたのは、もちろんピチカート・ファイヴによるカヴァー・ヴァージョン。アルバム『ベリッシマ!』のときに録音されたものの、松本隆の許可がおりずに収録できなかったはず。だもんで『ベリッシマ!』のブックレットには松本隆への謝辞が記されていたはず。この大瀧のヴァージョン、ひさしぶりに聴いてみると、うたヘタですね。フルートは吉田美奈子だったような。ほとんどリハもなしで見事なソロをとったんだったような。全部うろ覚えかも。

♪05 メロウ・ソウル。リロイ・ハトソンが関わっているアルバム『ヘヴン・ヒア・ライト・オン・アース』より。この曲もハトソンのプロデュースだったかも(違うかも)。

♪06 悲しいダサ・ジャケの自主制作ソウル『スプレッド・ラヴ』より。春向けのグルーヴィ・ソウル。中間のトラムペット・ソロが伸びやかでいい感じです。

♪07 今回ミニ・ソウル特集(こびとの歌っている曲ではない)をやろうと思ったのは、ひさしぶりに『ベリッシマ!』をじっくり聴きなおしたからでした。ずっと、使いづらいアルバムだと思っていましたがそうでもなかったし、曲も長いと思い込んでいたらせいぜい4分台だった(それでも長いとは思うけど)。

♪08 ジェットセットのサイトには「爽快な柑橘系グルーヴィー・ソウル」と書いてありました。

♪09 現代オーストラリアのディープ・ファンク・バンド。リリースは英Tru Thoughtsより。ほとんど曲がない。ミニマルなファンク。

♪10 インヴィクタスのベスト盤とホットワックスのベスト盤が合体したCD2枚組(40曲くらい入り)がHMVのサイトで1000円だったのでそこに入っていた曲。やや不安定なヴォーカル+子供の合唱っぽい荘厳なコーラス+派手なストリングス。曲の後半なんか、めそめそ泣きながらうたってる気がします。ソウルってなんだかんだいってマッチョな音楽だと思うので、こういうのは珍しい気がする。

♪11 日本の英国フォーク。レイディオヘッドのカヴァーです。レイディオヘッドの曲だけあって、辛気臭いです。

♪12 リアル森ガールがここにいた。的な風情ですが、インダストリアルなブルーズ感&鉄道感あふれるギターの音と、深いエコーのかかったヴォーカル、深い森に見せかけて実はエフェクトされまくった末の表現だと思います。ということは盆栽ガールか。いや、やっぱり森ガールなのか。

♪13 広島出身の拓郎ロック(ジャンル名としての)・トリオによる、ボブ・ディラン「シムプル・トゥイスト・オヴ・フェイト」の日本語カヴァー。これ、女を買ったことをうたった歌ですよね?

♪14 ひとことでいってカエターノ+マーク・ボランなフリー・フォーク系SSW。

***有馬ゆえ***

01 Berryz工房 / ガキ大将
02 少女時代 / boyfriend
03 長山洋子 / ハートに火をつけて
04 Buono! / キライスキダイキライ
05 COCO / EQUAL ロマンス
06 小林泉美 / Dancing star
07 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) / バラライカ
08 小林千絵 / コンピュータージェラシー
09 八神純子 / パープルタウン
10 真野恵理菜 / Love&Peace=パラダイス
11 TOKIO / 宙船

***森山弟***

01 真心ブラザーズ / マイ・バック・ページ
02 Matthew Sweet & Susanna Hoffs / It's All Over Now, Baby Blue
03 Davy Graham / Don't Think Twice, It's Alright
04 The Band / When I Paint My Masterpiece
05 Bob Dylan / Subterranean Homesick Blues
06 Bob Dylan / Tombstone Blues
07 Tom Petty & The Heartbreakers / Rainy Day Women #12 & 35
08 Bob Dylan / Maggie's Farm
09 Bob Dylan / Hurricane
10 Rolling Stones / Like A Rolling Stone
11 Articolo 31 / Come Una Pietra Scalciata (Like A Rolling Stone)
12 Brand Nubian / Dance To My Ministry
13 Guru / Jazz Thing

☆コメント

祝来日!ボブ・ディラン特集
01 「キング・オブ・ロック」(95年)収録の日本語カバー。

02 「Under The Covers Vol.1」(2006年)より。

03 「Folk, Blues & Beyond」(64年)より。

04 「Cahoots」(71年)より。

05 「Bringing It All Back Home」(65年)より。

06 「Highway 61 Revisited」(65年)より。

07 デビュー30周年記念ライブ盤「30」(93年)より。

08 ローリング・サンダー・レビューの模様を収録した「Hard Rain」(76年)より。

09 ローリング・サンダー・レビューの模様を収録した「Rolling Thunder Review」(2002年)より。

10 「Stripped」(95年)より。

11 「Masked And Anonymous」(2003年)より、たぶんイタリア語のラップ・バージョン。

12 ディランと関係ないけどニュー・スクールの雄による名盤「One For All」(90年)より。トライブ好きにもおすすめ。

13 ギャングスタのGuruによるジャズとヒップ・ホップの融合シリーズ「Jazzmatazz Vol.1」(93年)の日本盤ボーナス・トラック。

***おまけCD「Nothing but Flowers」曲目***

01 Dave Waite & Marianne Segal / Paper Flowers
02 スピッツ / 胸に咲いた黄色い花
03 Matthew Sweet & Susanna Hoffs / Sugar Magnolia
04 斉藤和義 / 砂漠に赤い花
05 ブランキー・ジェット・シティ / ライラック
06 Roy Eldridge & Others / Honeysuckle Rose
07 Nellie McKay / Send Me No Flowers
08 ゴンチチ / ブルー・レディに赤いバラを
09 Nitty Gritty Dirt Band / You Are My Flower
10 Elizabeth Mitchell / You Are My Flower
11 Paul Weller / English Rose
12 椿屋四重奏 / 紫陽花
13 Travis / Flowers in the Window
14 ママレイド・ラグ / 菜の花
15 Lindisfarne / Alan in the River with Flowers
16 Espers / Rosemary Lane
17 湯川潮音 / 朝が終わる前の花
18 Marissa Nadler / Mayflower May
19 鈴木祥子 / 風に折れない花
20 Caetano Veloso / (Nothing but) Flowers
21 The Modern Sound Quintet / Flowers in the Rain
22 Blossom Dearie / Days of Wine and Roses

☆春なので、花っぽい曲を集めました。
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by soundofmusic | 2010-03-29 15:58 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

ヤケクソでピース

d0000025_7575534.jpg明日開催のPPFNPで配布すべく、アンケート冊子の製本とおまけCDの焼き増しを、並行しておこなっていました。身動きが取れないくらいに部屋の中に紙を敷き詰め、窮屈な姿勢で座ってその紙を重ねていきながら、ときどき体を伸ばしてPCにCD-Rを突っ込んだり、あるいはそれを取り出したりする、といったことを数時間続けていたら、軽く昂揚すると同時に、両腕の付け根が軽度の筋肉痛になりました。

毎年この作業をしていると思うこと。『サムシング/エニシング?』の中ジャケのトッド・ラングレンも、こんな気分だったんだろうか。トッドも、自宅のとっちらかった部屋で録音しながら、ひとりだと盛り上がりにくいんだよなーとか思いながら、ヤケクソみたいにピースしてみたんだろうか。

とりあえず何十冊か製本完了したので、少しずつ発送もしていきます。遠隔地のみなさん、お待ちくださいませ。東京周辺にお住まいでお時間のある方は、明日、PPFNPにもらいに来ていただけると手間が省けてありがたいです。

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昨日、ECCジュニアのCMのこすずちゃんの発音について、こんなネイティヴいるんだろうか、と疑問を呈したけれど、ちょうど仕事でアメリカに電話することがあった。担当者につながるまで、音声案内にしたがってボタンを押したりしばらく待ったりするんだけど、その間に聞かされるアナウンスの英語が、みんなこすずちゃん調だった。そういう国が、実在するんだなあ。
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by soundofmusic | 2010-03-26 07:57 | 日記 | Comments(0)

アンケート冊子完成

d0000025_102346.jpgおかげさまで、毎年恒例の、「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート冊子の編集と印刷の作業が終わりました。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。いま、印刷された大量の紙が家にある状態です。これから少しずつ製本していきます。

一応説明しておきますと、このアンケートは、毎年この時期に、わたしがわたしの周りの一般人に依頼しているもので、内容は、前年の振り返りです。今回はわたしも含めて39人が参加し、B6サイズ約158ページ、12万5000字くらいの冊子ができました。実際に持ってみると、なかなかの手ごたえ。自画自賛しますが、毎度のことながら、そこいらの一般人の生活と意見が満載の、ほかに類を見ない冊子になっております。早くみなさんのお手元に届けたいです。

寄稿してくださったみなさんには、順次郵送などでお届けします。参加してないけど読みたい、という方は、店頭配布などは基本的にはありませんので、こちらのメールフォームからご連絡くださいませ。無料で郵送します。ぜんぜん縁もゆかりもないひとから連絡もらうのは大好きなので、どうぞお気軽に。また、今週末開催のPPFNP(この記事の下のほう参照)でも配布する予定です。

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しばらくこれに精力をつぎこんでいたので(映画も見に行ってたけど)、ちょっと気が抜けました。少し、気が抜けたことを書きます。

家でアンケート冊子の作業中、音楽を聴いていることとTVをつけっぱなしにしていることとがあったのだけど、ネットで知らないひとに個人情報を教えるのはやめましょうみたいなCM(これ)が、なんかなごむ。

あからさまに頭の弱そうな女の子が、簡単に誘いに乗ってアドレスを教えたり写メを送ったりしたらたいへんなことになりました、みたいな話(話じゃないか)なんだけど、いいじゃん、別にネット上で知り合ったひとに連絡先くらい教えたって。ていうか、教えなきゃ知り合いになれないじゃん。この件については、ネットで知り合ったひとと恋人になるのはありかなしか、という話題についてあるひとが言っていた、「いまどき、ネット以外に出会いなんかあるのか?」という発言が、わたしは気に入っている。

もうひとつ、これは以前からやっている、ECCジュニアのCM。こちらの、こすずちゃん編の15秒のほうのこすずちゃんの発音がどうもね……。たぶん、ネイティヴっぽい発音として求められているパターンのひとつがこれなんだろうけど、自分の子供が英語を習いに行って、こういうふうにしゃべるようになって帰ってきたら、正直イヤだなあ。もっと普通にしゃべってくれればいいのに。自分という人間と切り離されて、英語をしゃべるときだけ別人格になるみたいだ。そもそも、こういう発音のネイティヴって本当にいるんだろうか?(そのへんの事情とかニュアンスがわたしにはまったくわからない)

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で、今週末の27日(土)、PPFNPです。詳細はこちらをご覧いただきたいのですが、今回だけ特別に、お店の都合で、18時スタート、20時半終了という変則時間帯になっています。ご注意くださいませ。

アンケート冊子も張り切って配布します。ぜひもらいに来てください。それと、申し訳ないのですが、今回のオマケCDには、解説冊子がついておりません。さすがにそこまで手が回らなかったです。あしからずご了承ください。
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by soundofmusic | 2010-03-25 01:01 | 日記 | Comments(2)

黒いいたずら

d0000025_123517100.jpg「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート冊子の作成が、大詰めに入っています。大詰めに入っている、というのは、この場合、出してくれるであろうひとがだいたい出揃って、それでもまだ出してない人に個別に催促して最終的にいついつまでにくださいよ、と通告する作業をしている、という意味であって、自分の分が書き終わったことを必ずしも意味しない。いや、必ずしも、とかいう必要はない。自分の分がまだ書き終わっていない。

だいたい、このアンケートは1月から12月までの1年を振り返って書いてもらうもので、1月末をとりあえず〆切としているのに実際の〆切はこの時期になることがならわしとなってしまっている。3月はどうしても精神的・肉体的に落ち着かないようにできているから、本当はこの時期にいろいろ追い込みをするようなスケジュールにはしたくないです。

なにしろ最近はといえば、「愛のむきだし」を見て、いくつかのよい点を除けばぜんぜん気に入らなかったのに、その後、街を歩けばパンツが気になって仕方がないのだし、同時にまた、佐藤亜紀がツイッターで、ウォーの「黒いいたずら」がどうのこうの、と書いているのを読んでは、あれ、ウォー(WAR)にそんなアルバムあったっけかな、と1分くらいぼんやりしてしまう。もちろんこれはウォー違い(Waugh)であって、それにしても、佐藤亜紀がウォーを聴くはずもないにしても、『黒いいたずら』って、ソウル、ファンク、ラテン、レゲエと、ブラック・ミュージックの闇鍋みたいな音楽を作り出していたこのバンドのアルバムの邦題として、いかにも存在しそうな気がする。

それで思い出したけど、このごろいつもより少しだけ多めにソウル類を聴いている。どこだったかでピチカート・ファイヴの『ベリッシマ!』の話になり、ひさしぶりに通しで聴いてみたら、曲が長くてDJで使いづらい、という印象がまずはじめに来ていたこのアルバム、いかにもこの時期に聴くのにぴったりの青くさくて春くさいソウル・アルバムで、そもそも曲もそんなには長くない。せいぜい4分台。ソウルについてはほぼ門外漢なので、門外漢らしく、いまさらな定盤をいまさら買って、いまさらながらそのよさに興奮したりしている。それがたとえばナチュラル・フォーの『ヘヴン・ライト・ヒア・オン・アース』だったりするわけですが、それにしてもこのジャケ、山の中なのかそれとも茶畑なのか、ほんのりとしたおかしみがありますね。
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by soundofmusic | 2010-03-20 12:35 | 日記 | Comments(0)

女の顔も履歴書

d0000025_259627.jpg気になりつつも見逃していた、というか、あんまり割引システムが充実していないので行くことが少ないイメージフォーラムでの上映だったので意図的にスルーしていた、オリヴィエ・アサイヤスの「クリーン」を見ました。場所は下高井戸シネマ。落ちてきた新作を効率よくフォローできる確率で考えてみると、ここは東京でも最強の映画館のひとつかもしれません。

さて、「クリーン」、うっかりスルーしっぱなしにしなくてよかった。母親版「レスラー」か、川を渡らない「フローズン・リバー」か、どっちにしても正しくないたとえですが、要はベタでけっこうじゃありませんか、と開き直りたくなる映画。マギー・チャンが演じるのは、もともとは歌手で、ケーブルTVの司会なんかもしてとんがった格好をしてた、という役どころ。日本で言えば誰だろう。YOUとか濱田マリ?

で、その、自身もドラッグ中毒である主人公が、夫であるミュージシャンをたぶんオーヴァードーズで亡くして、息子と暮らせるように人生を立て直す話で、クリーンって、そういう意味です。見づらいですが、写真を3枚載せておきました。上から、前半の、まだドラッグが抜け切っていない顔、中盤の、立ち直るべく中華料理屋で働いているときの顔(まだやややさぐれ気味)、後半、息子と一緒のときの母親の顔。

とにかく最初のほうのマギー・チャンの、美人の面影はすっかりこそげ落ちて、いかにも年食ったロックのひとにありがちな(というイメージの)不健康さに驚く。まともな大人として年をとれないライフスタイル+ドラッグの影響、というか、肩肘張って音楽業界渡ってきました、というか。なんかこういうひといるよなあ、と。

ところが後半、クスリが抜けて、新生活へと走り出すころには、別人の顔になっている。ゆでたまごみたいな、つるんとした顔。単純な母性崇拝ではなくて、人間の顔は事実として変わるのだ、ということがひとつの映画の中で示されていて、よかった。

マギー・チャン以外にも、女優の顔が気になる映画ではあった。アサイヤスの女性の好みがわたしと似ているのか、あるいはアサイヤスが女好きであるかどちらかだと思われる。たぶん後者だろう。マギー・チャンがいろいろ就職活動するうちで、いまは成功している旧友を訪ねる場面がある。その旧友のアシスタントであるサンドリーヌ役の、レティシア・スピガレッリというひとも、妙な色気があって気になって仕方がなかった。写真を探してみたけれど、これだ!というのが見つからない。とりあえずこういう顔ではあるのだけど、これだと、なんだかそこいらにいるひとみたいでもある。

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撮影のこととかにも触れておきたいとも思うが省略するとして、音楽ネタも多くておもしろかったです。CDのジャケのデザインの打ち合わせをしている劇映画って、初めて見たかもしれない。セリフには「Q」とか「モジョ」といった音楽雑誌名が出てくるし、担当の女の子があなたに夢中だからドリームワークス(このレーベルももうないわけですが)と契約できる、なんてのもあった。

「Q」も「モジョ」も、わたしが名前を知っているくらいだから有名雑誌に違いない。日本のロック映画で似たようなことが可能だろうか、と考えてみると、やっぱり難しいだろう。やればいいのに。「あいつはロッキングオンの誰それと寝たらしいよ」とかそんなセリフの入ったロック映画を。

それにしては、「クリーン」、最後にとってつけたように、この日しかスケジュールがあわない、と言いながらパリからサンフランシスコにレコーディングしに行くので、ホントかよ? とちらっと思ってしまいましたが、まあ、映画なので許す。

革ジャン姿でコンビナートを背景に喫煙するマギー・チャンのささくれだった感じとか、最初のほうに出てくるバンド、メトリックのライヴ・シーンとか、かっこいいです。ロック映画ではなくて「ロック好き映画」として、正しいたたずまい。なぜか全面的にフィーチュアされているブライアン・イーノの音楽も、ナイス。

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27日のPPFNPの詳細が出ています。お店の都合で今回は、18時~20時半までの変則時間帯での開催です。お気をつけください。

恒例のアンケート冊子、現在鋭意製作中です。イヴェント当日までには余裕で仕上がっているはずなので、参加してない方は、ぜひもらいに来てくださいね。アンケート参加するつもりでまだ提出していないひとは、なるべく早めにお願いします。
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by soundofmusic | 2010-03-12 02:59 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 77

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2010年03月27日(土)18時~20時30分
*今回のみ、変則時間帯での開催です。ご注意ください。


渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
有馬ゆえ
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)

1年のうちで森山兄がいちばん心にゆとりのない3月度に、それでも開催する今月のPPFNP。お店の都合で短縮時間での開催です。くれぐれもご注意ください。

ゲストにお迎えするのは最近親知らずを抜いた有馬ゆえさん。頼んだら、いつも持ち歩いているという抜いた歯を見せてくれるかもしれません。近頃K-POPにはまり始めたらしいので、いつもの怒涛のアイドル攻撃に交えて、そのへんもかかるのかも。

おまけCDも春らしい選曲でお届けします! いつもながらヴァラエティに富んだ、自信作です。遊びに来てみてください。
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by soundofmusic | 2010-03-12 02:56 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

誘惑について

太陽が照りつける夏の浜辺や、通勤客でぎゅうぎゅうづめになった満員電車や、暗い夜道などを舞台にしたTVドラマや映画などでは、しばしば、肌の露出の多い女子などが性的被害を受けた際の男性側からのコメントとして、「あんな格好して、誘われるのを待ってたんだろ」などというものがあり、こういうのを引き合いに出すのはあまり適当でなく、不適当かもしれないものの、それの男性版・CD版がわたしであると考えていただいてもあまり間違いではない。

その手の誘惑は非常に多く、実際の店舗に行かなくても、家でインターネットをしていたりするといつの間にかCDのことが書かれたページを見ていたりするし、挙句の果てには、アマゾンやHMVは定期的に新譜情報を送りつけてきたりする。そしてわたしもわたしで、ある一定確率でその手の誘いに乗ったりするものだから、被害を受けて警察に「ひどいCDです! 取り締まってください!」などと訴え出たとしても、警官は顔も上げずに書類を作成しながら「あんたのほうにもスキがあったんじゃないの~?」などとつぶやくに違いない。

それにしてもいつもながら感動的なのはシカゴのダスティ・グルーヴ・アメリカの品揃えと価格。新品と中古の両方を扱うオンライン・ショップであるこのサイトのなかで、ほとんどの場合は「New CD's under $9」のコーナーしか見ないのだけど、毎回毎回、知らないCDがこんなにあるのか、と心地よい驚きがあるし、でもって7、8枚買ったとして、送料も込みで、ディスクユニオンで中古盤を買いあさるのとさほど変わらぬお得感が得られる。

で、ブラウズしているとアマゾンだかHMVだかからメールが届き、ヴァーヴとイムパルスの名盤が1100円で一挙発売! だとか教えてくれるもんで、喜び勇んで見に行ったら、残念ながらというか案の定というか、何度も何度も再発されて出がらしたようなカギカッコつきの「名盤」ばかりなのでした。もちろん内容のよいものが安定供給されるのはいいことだけど、コルトレーンの同じアルバムを2年おきに再発してどうするよ? 旧譜を売ること、イコール、名盤の品番だけを変えた再発、だとしたらひどい。100タイトルなり出す中に、初CD化が1枚もないのは異常だと思わないのだろうか。

書きながら思い出したのだけど、こんなに怒っているのにはわけがあって、そのラインナップのうたい文句が「現在CD化されていないリクエストの多かった名盤」とかだったからだ。そう聴けば、たとえば10年近く前に一度CDになったけどそれっきりだったものとか、輸入盤は出ていたけど国内盤になっていなかったものとかを思い出すのが普通だろう。それでいて、ラインナップがこれこれだからね。もちろん、この100枚自体が悪いとはひとことも言ってないよ。ただ、このうち多くが2度も3度も再発されているはずで、そうしたものを「ジャズ・ファン納得のシリーズ。」と言ってのける面の皮の厚さにあきれているだけの話。

自社で権利を持っているもののうち何が価値があるのか判断ができぬまま、とりあえず数だけ出しているような会社の商品には、いくら安くともそう簡単には誘惑されない。いくらわたしでも。

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あさっての土曜日、「黒の試走車」です。19時から23時まで、場所は渋谷のメスカリート。数日後から渡米して1年間戻ってこないらしいsteinさんがゲストとして登場。渡米前最後のDJなのかな? お見送りがてら、遊びにきてみてください。もうひとりのゲストは1月にも出てくれたkoyoくんです。お楽しみに。
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by soundofmusic | 2010-03-04 17:23 | 日記 | Comments(0)