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黒の試走車<テストカー> Vol.49

日時:2011年04月02日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:az/SZ/チバ/森山兄
出席かも:マジック

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割り増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

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by soundofmusic | 2011-03-28 19:32 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

d0000025_1743674.jpg10年くらい前から断続的に、日本がいまの日本と違った状態になって、とてもじゃないが住めなくなる、そんな可能性について考えていた。たとえばある国が他国によって侵略を受けると、どうなるのか。そういうことは歴史上では珍しくないし、映画にもよく描かれているけれど、ゲリラやパルチザン、といったものは日本映画にはあまり出てこないので実態がイメージしにくい。それともやや関連して、フランスの映画人たちは困難な時期にあの大作「天井桟敷の人々」を撮りあげたのだ、と聞くと、関係ないわたしまで誇らしい気分になったりもする。

もしわたしたちが生き延びることができるとするならば、それは必ずや新しい表現を産み出すはずで、もっとも大半はゴミとたいして見分けがつかないものだとしても、ゴミのなかから宝石を捜すことってのは、なぁに、ふだんからやっていることじゃあるまいか。すでに猛烈な勢いで、たくさんの言葉が渦巻いているのが見える。それはたいていは混乱していて、そしてときどき美しい。

わたしはかつて、「お金を使わない日はあっても、言葉を使わない日はない」というフレーズを思いついた。もちろん、資本主義社会に存在しているからには、お金を使わないとしてもあくまで表面的な意味合いにおいて、ではあるけれど。家が流されて、家族がいなくなったとしてもわたしは避難所までの道を(日本語で)訊ねるだろうし、いくらかおちついてTVを見たら、もしかしたら♪ぽぽぽぽーん♪と口ずさむかもしれない。映画は、見るよりもむしろ、撮りたくなるような気がする。だから避難所に届けられる荷物の隅には、ヴィデオ・カメラが入っていてほしいとも思う。

ここから先はかなりありえないことであることがのぞましいこととしての想像。数十万人の単位で日本からどこか外国へと移住が始まったとする。現在の日本政府の難民に対する態度の冷たさを見る限り、日本人を受け入れて入れる国があるとは思いにくいのだけど、もしそうなった場合、それは日本語の地理的・概念的拡張を意味するだろう。わたしはつねづね、日本国外にも日本語だけで生活できる環境があったらいいなあ、と思っていたのだ。

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これが前後の断絶なのかそうでないのかは、まだわからないと思っている。もちろん、これを機にいろいろなことが、さまざまな規模で、変わっていくのは間違いないにしても、あるとき・ある出来事を境に、すっぽり世の中が変わる、ということについては、わたしはやや懐疑的。と同時に、ここ(要約しにくい文章……)で書かれていることにもかなりの程度賛成はするのだけど……。

前回書いたレッド・ツェッペリンを、いま、セックス・ピストルズと聴き比べてみたらどうか。どちらも70年代のロック、として、割と近似したものとして見えると思う。理由としては、両者とも、現在からの距離的な見分けがつきにくいくらい過去へと押し流されてしまったということがひとつ。もうひとつは、こちらがより重要なんだけど、時間の流れは粘っこいので、なかなかすぱっと切断することはできない。そのときは切断されたように見えても、しばらくたつと、打ち込んだはずの楔が、前後をつなぐ標識にしか見えなくなってしまうことが、よくある。

蛇足ながら、ことばについて最後に。「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート冊子でうちの弟くんがフアナ・モリーナについて書いてくれて、それを参考にして買ってみたらたいへんもろやかでかわいらしくて気に入ったのですが、言いたいことがひとつあって、この音楽にアルゼンチン音響派なんてとっつきにくそうな名前をつけた奴は誰だ、出てこい! ということなのです。難しそうだと思って敬遠しちゃってたじゃん。責任とってほしいよ。ただちに。
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by soundofmusic | 2011-03-27 17:07 | 日記 | Comments(0)

火の玉

d0000025_2083862.jpgご報告が遅れましたが、「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート冊子、最終ページまで印刷が終わりまして、少しずつ製本しています。ただしまだどこにも発送できておりませんで、それについては申し訳ない。明日くらいから進めていければ、と思っています。あさってからは本格的におこなえる見込み。

今回は32人(わたし含む)が参加し、約80ページ、総文字数約95000の冊子になりました。地震の起きる当日の朝までかかって版下を作っていたのですが、ということはつまり、原則として載っているすべての文章は地震の前に書かれたわけで(編集後記のみ、地震後に一部書き直し)、そう考えると感慨深い。などと自明かつ無意味なことをこうして書いてしまう程度には、疲れがたまっていますし、なんだかんだ言っても神経が過敏になっているのでしょう、映画を見ても本を読んでも、いつもよりも若干、引きずっている時間が長い気がします(鈍感なので、普段はたいていなにも感じていません)。

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アンケートの冊子を発送していないのは、不急不要な荷物でトラフィックを圧迫しては申し訳ないという気持ちもなくはなくて、とはいえ、そういう、不急不要とか、贅沢は敵だだとか、非常時とか、疎開とか、そういう言葉がすぐに出てきてしまうあたり、まだまだ戦後は終わってないなあという感じで、こんな調子だとすぐに八紘一宇で一億が火の玉になっちゃうんじゃないかと心配なんですが、そんなことを考えている間にも、地震の前に頼んでいたCDだとかは着々と我が家に届き続けています。

最近いちばん楽しく聴いているのは、レッド・ツェッペリンの2枚組ベスト盤『マザーシップ』です。そもそもツェッペリンなんて、とりあえず全部のアルバムを一度は聴いていて、そのうえで、自分には関係ないバンド、と葬り去ったつもりでしたが、ふと気になって試聴してみたらなかなかカッコイイ。問答無用のグルーヴがあると思いましたし、ジミー・ペイジのあまり流暢でない荒々しいギターは、パンク・ロック以降のバンドのようにも聞こえる。

もちろんこんな感想は、オーソドックスなロック史のテスト的には絶対に×なのは分かってますよ。ただ、セックス・ピストルズがいま聴くとオーソドックスなロックに聞こえるのと似た(というかウラおもての)現象で、「永遠の詩」とか「ロックンロール」を虚心坦懐に聴いてみると、たとえばロック系のクラブでザ・クラッシュと続けてかけても充分アリだと思うし、また、盛り上がれる気がします。どっちもざっくり70年代ロックってことで、30年後の未来から見たら、違いは些細なものなのかもしれないなあと感じました。リアル・タイムでははるか離れた場所にある音楽に見えたとしても。
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by soundofmusic | 2011-03-20 20:09 | 日記 | Comments(0)

11-12-13

○森山は、家族ともども、完全に無事です。肩が凝っていますがそれ以外は問題ありません。

○11日は、午前中に「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケートの版下を作り終え、夕方に最終部分の印刷に行くつもりで版下と紙を持って家を出て、出先で地震に遭いました。京橋のフィルムセンターから自宅まで歩いて帰り着くと夜でした。室内は相当めちゃくちゃなことになっていましたが、被害は主にCDの散乱と、棚がいくつか倒れた程度で、高価なものが壊れたとかなくなったとかということはありません。

○前述した理由でアンケート冊子は印刷が完了しませんでした。エッジエンドに電話したら店の被害は軽微だとのことで、店主の口調から判断すると開催してほしそうだったので、12日のPPFNPは予定通り開催することにしました。ただ、おまけCDは、11日の夜に作成するつもりでしたがそれどころではなくなってしまいましたので配布しないことにしました。ざっと部屋を整理して、飯を炊いて食事をしたら眠くなったので、寝ました。

○12日は6時ごろ起き出して、PPFNP用の選曲を急いでおこないました。JRは運転状況が不安定な様子だったので、いつもとは違う路線(地下鉄)を使用して出勤しました。NHKのUstreamの音声をときどき聞きながら仕事していたら、夕方、原発の「爆発」の報が入ってさすがにそわそわし出しました。また、17時には早退するつもりだったのに仕事が微妙にさばききれず、結局18時少しすぎに会社を出て、渋谷に向かいました。

○18時半過ぎにエッジエンドに着くと、チバさんと森山弟がすでに来ていました。店主の遠藤さんと相談して、それどころではないので中止にしたい、と申し出て、中止にしました。その時点では、メルトダウンではないということは確認されていなかったので、おそろしかったのです。来る予定だった方、実際来ていただいた方、急で連絡も行き渡らずに失礼しました。

○次回のPPFNPは05月14日(土)に開催予定です。おまけCDは、今月配る予定だったものと同内容のものをスライドさせます。手抜き気味ですが申し訳ございません。

○アンケート冊子は、ほぼ完成に近づいた状態ですので、出来上がり次第、少しずつ発送していきます。とりあえず、完成した段階でおしらせいたします。
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by soundofmusic | 2011-03-13 20:23 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 83

d0000025_23482392.jpgこの回は、地震や津波や原発事故の影響で当日急遽中止になりました。


2011年03月12日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
チバ(黒の試走車)
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)

ぎりぎりの案内で申し訳ない。今週末のお知らせです。ゲストはいまのところチバさんのみなので、森山兄弟のプレイ時間が長めになります。ここ最近買ったCDをどばっと使用するつもりですので、お楽しみに。

毎年恒例の、「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート冊子も配布できる……はず……。ご期待ください。

いままでのセットリストは、こちらにあります。どんなイヴェントかのイメージを、思う存分がっちりとおつかみください。
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by soundofmusic | 2011-03-07 23:35 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

宇宙的規模

d0000025_018847.jpgわたしはもう、いちばん行っていたころと比べると100分の1くらいの時間しか本屋で過ごさなくなってしまったのだけど、最近何度か行ってみて、新刊売り場に「ユキナ婚。」と「きことわ」(でもなんでもいいけど)が隣同士の棚に、ということはつまり、宇宙的規模で見ればほとんど同一と言ってもいい場所に、並んでいるのを両方ぱらぱらとめくって眺めてみたりしたけれど、数年前に感じた、小説の本はどうしたって小説の本らしさから逃れることができていない、という問題に引っかかってしまい、ということはつまり、読むには小説の本を読むつもりでとりかからねばならないということだからそうした余裕はまだ持てそうになかった。言うまでもなくここまでの文にはいくつかの誤りが含まれていて、いちばん大きな誤りは、なにかを宇宙的規模で見ようとしていることだ。

そんな中でも気になる本はもちろんいくつかあって、吉田健一「東京の昔」(ちくま学芸文庫)を買った。これに関しては少々妙なことになっていて、タイトルどおり、東京の昔を回想したエッセイか何かだと思い込んでいて、じゃああとで(=古本で)いいや、ということにしていたのだけど、どこかでこれが小説であると聞きつけ、それなら確認してみたほうがいいな、と心変わりをして、現物を見てみたらああ、これならあまり小説っぽくない小説だから読めそうだ、とわかって買ってみた。なにしろ最近、小説は年に1冊か2冊しか読まない(読めない)ので、つまらないものをひっつかんでしまうと1年の大半がだいなしになるおそれがあるから責任重大なのだ。ただし立ち読みした限りでは、もしかするとこの本をすでに持っているのではないかとの疑惑がぬぐいきれず、とはいえおそろしいので確認はまだしていない。

本屋に足を運んでいるのは、高橋源一郎の新刊「さよなら、ニッポン」(文藝春秋)を買うつもりで(544ページで2350円、安いと思う……)、いつ、どこで買おうか考えていないでもないから。アマゾンで買うとなかなか家にいないので受け取るのが困難だし、遠出したときに買うと荷物になるし、だからなるべく近所で買いたいと思っている。買って読んだら、なにか書くと思う。

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もう今晩ですね。本日土曜日の夜は、渋谷メスカリートで「黒の試走車」です。詳細はこちら。こぞって遊びに来てくださいまし!
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by soundofmusic | 2011-03-05 00:18 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.48

日時:2011年03月05日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:az/SZ/チバ/森山兄
出席かも:マジック

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割り増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

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by soundofmusic | 2011-03-01 22:38 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)