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Pure Pop For Now People Volume 86

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2011年09月10日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
デストロイ矢部(./irori)
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)

ライヴ:
太田健一
*公式サイト、ブログなどはないと思われます。すみません。
*マイク、PA不使用の完全アンプラグド、エコ・フレンドリー仕様になります。

9月のPPFNPは、まあそんなことはさておき、当イヴェント始まって以来たぶん初の試みとして、2回連続でライヴ・アクトをフィーチュアいたします。今回ご登場いただくのは、DJでは何度か出ていただいている太田さんなんですが、なにしろ公式っぽいアーティスト写真がない。

ただし当ブログの、6年前(!)の記事に、横浜でバンジョーを弾いている太田さんの写真がありました。もう、現存している写真はこれしかない、くらい言っといたほうが、ロバート・ジョンソン的にミステリアスな感じになっていいかもしれません。なお、9月は、バンジョーではなく、ギターの弾き語りをしていただく予定です。

ゲストDJには、7月に続いて、某社社内のロック部より、バンド「./irori」(読み方は「いろり」)のデストロイ矢部さんがご登場です。そんなおっかない名前のひとがゲストに出てもらうのは、当イヴェント長しといえど初めてのこと。ずっーと昔に、百目鬼剛毅さんってひとに出てもらったことはありましたけど。

というわけで、DJ、ライヴとも、どうぞご期待ください。みなさまのご来場をお待ちしております。
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by soundofmusic | 2011-07-30 21:08 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

林檎殺人事件

d0000025_20303320.jpg何度か書いているような気がいたしますニック・ロウ先生の新譜『ジ・オールド・マジック』ですが、昨日イェップ・ロックから届いたメールによると、同社のサイトで予約すると、先着500名にトランプがついてくるとのこと。

このトランプ、ハートのキングにはニックの写真が使われており、また、表側(裏側?)はアルバムのジャケの女性があしらわれているとのこと。伊藤英嗣だったら、こう書いたあとにカッコにくくって、「というか、この女はいったい誰なんだ・笑」と書くところだ。さらに、アルバム・タイトルにちなんで、気の利いた手品のやり方の説明書きも同封されているとか。ということは、いまアルバムを予約してこのトランプ・セットを一緒に手に入れ、たゆまずに練習を積み重ねれば、忘年会のころにはすっかり人気者になれる可能性は決して低くないはず。

ああ、いま、イェップ・ロックのサイトはバーゲンやってるんだよな……見なかったことにしよう。

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なんかもう、誰も死ななくていいよと思ってしまう。こんなふうに有名人の訃報が続くと、なんだかみなさんが追悼を仕事みたいにこなしているように見えるし、そんなふうに感じてしまう自分が性格が悪いような気がしてくる。

ひとが死んだときに思うことは「もう生き返らないよ」ってことだけだ。大往生とか、もう少し生きててほしかったとか、いくらなんでも早すぎたとか、いろいろあるけど、ひとは突然死ぬ可能性があるとしか言いようがない。などと書くと、だからこそ悔いのない毎日を、などという紋切り型が続きそうだけど、それは理想であって現実的にはなかなか難しいし、それに第一、突然死ぬんだったらいつ死んでも一緒だ。

40歳はいかにも若くて、さすがに今日は、自分がいま死んだら自分的にはどうなんだろう、と考えたものの、死んだものは死んだものだ、デッド・イズ・デッド、という結論にしか達しない。ただし、若くて現役バリバリのミュージシャンたちが(できれば薬物禍によって)あたりまえのように死ぬようにならない限り、日本のポピュラー音楽は欧米の感覚を理解することはできないと思っているから、そういう意味では、ロックンローラーではないしドラッグ中毒でもないけれど、こうした一線級のひとの死は、貴重だ。

とはいえ、エイミー・ワインハウスに対抗できるクラスの逸材がぽんぽん死ぬようには日本の音楽界はまだまだなっていないし、またそんなことがあったら、業界内の才能が枯渇して大変だ。しかしそろそろ、椎名林檎あたりがあっさり死んでみるべきなんじゃないか。情痴のもつれがきっかけとなった事件で射殺されたりするのも、いっそ彼女らしいかもしれない。
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by soundofmusic | 2011-07-28 20:32 | 日記 | Comments(0)

世界/音楽

d0000025_16573541.jpgわたしが生まれ育った家は、両親が新しい家を建ててそちらに移ってからというもの数年のあいだ野ざらしになっていて、いまは取り壊されてしまっているけれども、とにかくその家が東武線の駅からほど近いところにあったので、上京するときは東武電車(と呼んでいた)を使うことが多く、それに乗って終点の浅草まで行ったり、あるいは北千住から地下鉄に乗り換えたり、したものだった。だからわたしには、上野駅にまつわる郷愁とかはほぼないけれど、浅草には、若干ある。

そのひとつが、このたび建物が何だとかに指定された神谷バーで、東武電車の中にはこのバーの広告が常に出ていたから、「電気ブラン」の名前とともにこの店名も子供の頭にすりこまれていた。しかしもちろん当然、子供がバーに行くわけもなく、長じて自分が東京に住むようになると浅草に行く機会はそうそうなくて、最近では年に2、3回、とりこぼした洋画だとか、珍しい邦画だとかを拾いに六区の映画館に行くくらいのものだった。

そんなわけで先日、浅草に映画を見に行き、ついでに、存在を知って30年目くらいにして初めて、神谷バーに行ってきました。正確にはこの建物、1階がバーで、2階がレストランで、3階がなんだとかになっているのですが、1階が混雑しているげだったので、2階のレストランで飲食してきました。

電気ブランは、ここで出してるのと同じものなのかわからないけど、以前どこかで電気ハイボールかなんかを飲んだことがある。せっかく本場に来たのだから、というわけで、ストレートの電気ブランをいただく。これはわたしには、濃かった。ストレートというよりは原液というか。小さなグラスに入った電気ブランと一緒に、氷水のグラスがついてくる。チェイサーじゃないし、こういうの、なんて言うんだろ。たぶん交互に飲むための水。だから、そうした。2杯目は瓶のギネスを飲んだ。

食事も美味しいし、昭和時代から勤続し続けているようなウェイトレス様がいらっしゃるのも趣き深い。平日はランチもあるので、観光のついでにいかれるのもよろしいかと。なによりも、これみよがしな「古いものを大切に使ってる」感がないところがいいですね。そういう意味ではここはほとんどイギリスに接近している。

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原田芳雄、中村とうようと訃報が続いたもんで、ツイッターを見るのがややしんどかった。インターネット上での発言は全部自己顕示、ってことでいいと思っているし、書き込むひとひとりひとりはそれぞれの内的必然性によって言葉を発するのだろうし、もちろん、それだけの礼を尽くされるに値する仕事をしたひとたちであって、だからこそなおさら、どこか納得いかないものが残る。

誰か有名人がなくなった際、それに触発されてなにかを書くということを、ここ何年かはほぼやめていたけれど、わたしはむしろそういうことが好きなのだ。尻馬に乗ってなにかひとつふたつ、気の利いたことを言ってやろうと思っているのだ。その軽薄さはいま、影をひそめ、沈黙に変わっているけれど、ただしそれは軽薄な沈黙とでも呼ぶべきもので、なにしろわたしはいまも昔も、死者を追悼する気持ちなぞ、ない。死んだ者は元にはかえらない。あとは生きている者の問題であって、生きている者は生きているうちに発言すればいいのだから、今日明日にあわてて思い出を語る必要はない。しかるべきときが来たら、口は自然に開くだろうし、手はキーボードの上で勝手に動き出すだろう。そうなるまで、おとなしくしている。

とかいってたら、クッキーシーンのサイトの伊藤英嗣のブログの記事を見つけた。彼らしからぬ、というか、彼らしく素直にねじれた、いい文章だと思いました。

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7/9のPPFNPのセットリストが、完全版になりました。

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来月の「黒の試走車」の情報をアップしました。ナイスな男子2名をゲストにお迎えします。こぞりまくって遊びに来てください。

*どうでもいいですが、写真は「ワールド・ミュージック」で検索したら出てきたもの。どんな音なんだろ。
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by soundofmusic | 2011-07-23 16:59 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.53

日時:2011年08月06日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:あずまきょういち/森山兄
ゲストDJ:黒坂/せん(sendaine)/オカムラ
欠席:チバ
かぎりなく欠席:マジック

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割り増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

今回はチバさん所用により欠席です。ゲストは、高円寺の富士そばで労働しておられる黒坂さん(初登場)と、身長170センチ超、体重50キロ未満という少女時代のみなさま並みの体型を誇る女子力男子、せん(sendaine)くんと、急遽決定したオカムラくんです。夏のメスカリートはクーラーの利きが悪いですが、そのぶん冷えたビールが美味しいですよ。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

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by soundofmusic | 2011-07-23 16:51 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

リスト Volume 85 2011.07.09 ゲスト:部長 ライヴ:ジョー長岡

***森山兄***

01 大西順子 / ザ・マザーズ(ホエア・ジョニー・イズ)
02 Buddy Rich / Heaven on Their Minds
03 Lalo Schifrin / Mail Title from "Dirty Harry"
04 Rocky Sharpe & The Replays / Heart
05 Kitty, Daisy & Lewis / I'm Going Back
06 Marian Montgomery / I Finally Got a Break
07 Michel Legrand / Twist Bop
08 Led Zeppelin / Boogie with Stu
09 Gillian Welch / The Way it Will be
10 ピチカート・ワン feat. マイア・ヒラサワ / バン・バン

<コメント>
♪01 昨年出た、復活第2作『バロック』より。ジャケット写真は蜷川実花。ちなみに蜷川実花のブログは「人生気合っす!」というタイトル。 (ここ)

♪02 ジャズ・ドラマー。ジャズ・ロック系ビッグ・バンド。この曲は「ジーザス・クライスト・スーパースター」のナンバーだとか。『ア・ディファレント・ドラマー』に収録。

♪03 ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の映画「ダーティハリー」のサントラより。えーとこれ、演奏しているのはどういうひとたちなんだろ。調べればすぐ分かると思うけど、いいグルーヴです。「午前十時の映画祭」で映画を見て悶絶してサントラ購入、という流れ。

♪04 英国のニューウェイヴ版シャ・ナ・ナ的グループ。ロックパイルのカヴァー。多少ドゥワップ風味が強くなっていますが、まあ原曲とたいして変わりません。ベスト盤より。

♪05 現代英国のロックンロール・リヴァイヴァリスト的きょうだい。まだはたちそこそこだそうで、趣味はシブいですがさすがに演奏は粗っぽいです。死ぬまで続けてほしいです。新譜『スモーキング・イン・ヘヴン』より。

♪06 アニタ・オデイをさらに伝法にしたような(って、それじゃ始末におえない気もしますが)ヴォーカリスト。あるいは、うたう淡島千景。『ホワッツ・ニュー』より。日本でのみ?CD化されたことがあったようですが、わたしはアナログでしか持ってない。 (通販サイトの情報) (アマゾン)

♪07 きらめくピアノ、はじけるリズム。『Archi-Cordes』より。

♪08 聴けば聴くほど滋養が染み入る2枚組『フィジカル・グラフィティ』より。タイトルどおりのブギー。

♪09 8年ぶりの新譜『ザ・ハロウ&ザ・ハーヴェスト』より。たったふたりっきりで作っている音楽でありながら物足りなさを一切感じさせない。たぶん今年度ベスト級の1枚になるでしょう。ただしこういう音楽は、もう、日本盤が出ることはないんでしょうね。

♪10 元ピチカート・ファイヴの小西康陽が、曲ごとに違ったヴォーカリストを迎えて英語の曲をカヴァーしたアルバム『11のとても悲しい歌』より。ヒラサワさんは日系スウェーデン人。この曲のオリジナルはたぶんシェール、作者は相棒であったソニー・ボノ。

***森山弟***

01 ナチュラル・カラミティ / Down in the Valley
02 ポラリス / 光と影
03 Boards of Canada / Aquarius
04 フィッシュマンズ / WALKING IN THE RHYTHM
05 電気グルーヴ / 虹
06 Kyte / Sunlight

<コメント>
♪01 当日とても暑かったので前半はチルアウトな感じにしました。ナチュラル・カラミティは過小評価が甚だしい日本のチルアウト番長。暑すぎた日の夕方に最もマッチする音楽。

♪02 HOME(2002年)より。フィッシュマンズの遺産を正しく引き継いだ上で独自の浮遊感に到達してるところがキモですかね。

♪03 まったりエレクトロニカの雄、名作ファーストより。数年前エレクトロニカを聴いてやろうと思っていきなりオウテカに挑んで危うく嫌いなジャンルになるところでした。最近このBOC含めいい感じのものに出会えるようになってきた感があるので軌道に乗ったんでしょう。

♪04 解散してずいぶん経ちましたけど、最終的に「宇宙 日本 世田谷」で唯一無二の境地に達した不世出のグループってことでいいと思います。こんなバンドは後にも先にもこの人たちだけ。

♪05 名曲ですよね。数ある五島良子のゲスト・ボーカルの仕事のうちでも最高峰だと思います。卓球も天使の声と絶賛。

♪06 ポスト・ロックかエレクトロニカに分類される感じの5人組が20歳そこそこでリリースしたデビュー作(2007年)より。非常に美しい音楽です。耳触りはひんやりしてるもののやや甘ったるいのは多分若さのせい。今後が楽しみです。

***部長***

*Artist / Track / Album

01 Hatebreed / Defeatist / Supremacy
02 toe / 1, 2, 3, 4 / songs, ideas we forgot
03 COALTAR OF THE DEEPERS / my speedy sarah / THE BREASTROKE
04 Nasum / Scoop / Helvete
05 相対性理論 / スマトラ警備隊 / シフォン主義
06 MOGA THE ¥5 / 正しい言い訳 / 未完全論
07 envy / Left hand / all the footprints you've ever left and the fear expecting ahead
08 Rise Against / state of the union / Siren Song of the Counter Cult
09 Rage Against The Machine / Sleep Now In The Fire / The Battle Of Los Angeles
10 The Get Up Kids / Red Letter Day / Something To Write Home About
11 Machine Head / Blood For Blood / Burn My Eyes
12 Cowboy Bebop / PIANO BLACK / Cowboy Bebop
13 くるり / 京都の大学生 / 僕の住んでいた街

***ライヴ:ジョー長岡***

01 シャウトしたいのです(仮)
02 キャラメル
03 わたしは海女
04 Behind Blue Eyes
05 逢魔の時間
06 稲妻

<コメント>
01は、シャウトするような曲を作ってほしい、という森山兄の無茶振りに応えて書かれた新曲。04はザ・フーのカヴァー。日本語詞。オリジナルは『フーズ・ネクスト』に収録。06は作詞ジョー長岡、作曲阪本正義。阪本さんがブルーズ・ハープで客演。
(森山兄)

***森山弟***

01 斉藤和義 with Bonnie Pink / 真夏の果実
02 二階堂和美 / 世界でいちばん熱い夏
03 二階堂和美 / ハッとして!Good
04 Innocence Mission / Tomorrow on the Runway
05 Jenny Lewis / Carpetbaggers
06 Buddy Rich / Backwoods Sideman
07 Stone Roses / Driving South
08 Primal Scream / Jailbird
09 Paul Weller / The Bottle

<コメント>
♪01 梅雨明け記念でサザンオールスターズのカバー。ジョーさんが最後の曲紹介で「次が最後なのでうまくつないでください」というので、予定の順番を変更してかけました。

♪02 プリンセスプリンセスのカバー。「ニカセトラ」より梅雨明け記念第二弾。才人ですねえ。

♪03 田原俊彦のカバー。3日前にリリースされたばかりの最新作「にじみ」の初回限定特典CDだそうで、当日イベントに来る道すがらこのCDを購入した太田さんがいきなり「これかけて」と言うのでかけました。たまたま二階堂和美をかけるつもりで「ニカセトラ」を持ってきていたのでちょうどよかったです。

♪04 なんとなくポスト・ベルセバっていう感じで自分の中でカメラ・オブスキューラと並列で扱われているグループ。温かみのある音、やわらかいメロディと病みつきになるボーカルは一聴の価値あり。

♪05 なんとエルビス・コステロとのデュエット。

♪06 ド迫力ファンクに大接近した70年代グルーブ・マーチャント時代のコンピレーションより。渋谷のクラブでかけられるべき模範的音楽。

♪07 今さら誰もストーン・ローゼズのことなど思い出さないし、仮に思い出してもあえてセカンド・アルバムの方を聴き直す人はいないだろうということでかけました。ジョン・スクワイアがかっこいいギタリストだったことは覚えていて損はないと思います。

♪08 若き日のボビー・ギレスピーから南部音楽への回答。

♪09 ギル・スコット・ヘロンのカバー。個人的キラー・チューンの位置づけなのでわりと何度もかけてます。

***森山兄***

01 O.S.T. "O Brother, Where Art Thou?" / I am a Man of Constant Sorrow (Radio Station Version)
02 ロンサム・ストリングス&中村まり / ロッキー・ラクーン
03 ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス / スポーツ・メン
04 Asleep at the Wheel and Leon Rausch / I Didn't Realize
05 Bob James / Take Me to the Mardi Gras
06 Randy Newman / Dixie Flyer
07 矢野顕子 / 愛について
08 Thelonious Monk / Honeysuckle Rose
09 長谷川健一 / ふたり

<コメント>
♪01 コーエン兄弟の映画「オー・ブラザー!」のサントラより。気持ちいいルーツ・ミュージックがいっぱいです。

♪02 ここのところよく聴いているアルバム『フォークロア・セッション』より。ビートルズのカヴァー。

♪03 細野晴臣たちのカントゥリー・アルバム『フライング・ソーサー1947』より。もともとは細野のソロ『フィルハーモニー』に入っていた曲だと思います。

♪04 ロック時代のウェスタン・スウィングを追及する長寿グループが、ウェスタン・スウィングの開祖、ボブ・ウィリスのバンドでヴォーカルをとっていたレオン・ラウシュをゲストに迎えた『イッツ・ア・グッド・デイ』より。このアルバムについての、萩原健太のブログの記事はこちら

♪05 スムース・ジャズの代名詞的存在の鍵盤奏者。アルバム『2』に収録。ポール・サイモンのカヴァーです。アルバム4枚をCD2枚にまとめた廉価盤からプレイ。

♪06 自分の曲をピアノ弾き語りで再録した『ザ・ランディ・ニューマン・ソングブック第2集』より。ランディ・ニューマンってキャッチーじゃないし、正直自分が、彼の音楽のよさを完全に理解できているとは思えない。ただし彼こそがあらゆるアメリカ音楽の原初的旨味を煮詰めたような存在であることは間違いないと思います。

♪07 ピアノ弾き語りアルバム『ピアノ・ナイトリィ』より。友部正人のカヴァー。今回、ゲストでうたってくださったジョーさんもこの曲をレパートリーにしているので、聴き比べたらおもしろいだろうなと思って持って行ったのだけど、結局ジョーさんは歌ってくれなかったので残念。

♪08 スタンダード・ナンバー。『ザ・ユニーク』より。モンクの伝統派の一面がよく出てる。

♪09 京都の異能シンガー・ソングライター。『震える牙、震える水』より。

***おまけCD『Back to School Days』曲目***

01 ピチカート・ワン / ひとりで眠ることを学ぶ。
02 Rockpile / Teacher Teacher
03 The Bunch / High School Confidential
04 The Jam / Art School
05 Deep Purple / Listen, Learn, Read on
06 Aksak Maboul / A Modern Lesson
07 北村大沢楽隊 / 徒競走音頭
08 Ornette Coleman / School Work
09 吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ / 小学校のあの娘
10 Marian Montgomery / Teach Me Tonight
11 高橋ユキヒロ / BIJIN-KYOSHI AT THE SWIMMING SCHOOL
12 Paul Simon / Me and Julio Down by the Schoolyard
13 Linda Lewis / (Remember the Days of) The Old Schoolyard
14 Kathryn Williams / Little Lesson
15 ふちがみとふなと / ティーチ・ユア・チルドレン
16 中森明菜 / 学生街の喫茶店
17 Loudon Wainwright Ⅲ / School Days
18 Camera Obscura / Suspended from Class
19 ハンバートハンバート / 国語
20 Caitlin Rose / Learnin' to Ride
21 二階堂和美 / 卒業写真
22 Melody Gardot / Some Lessons
23 Lucinda Williams / Learning How to Live

***曲出典***
01 『11のとても悲しい歌』(2011年)
 ☆ナレーションはマルコス・ヴァーリ。
02 『Seconds of Pleasure』(1980年)
 ☆ニック・ロウ、デイヴ・エドマンズらによるスーパーグループ。
03 『Rock On』(1972年)
 ☆英国フォーク・ロックの大物たちによる「バンドやろうぜ」的企画。ジェリー・リー・ルイスのカヴァー。
04 『In the City』(1977年)
05 『he Book of Taliesyn(詩人タリエシンの世界)』(1968年)
06 『Un Peu de l'Ame des Bandits(無頼の徒)』(1980年)
07 『疾風怒涛』(2005年)
 ☆宮城県あたりの老人たちのローカル・バンド。このたびの震災でメムバーの何人かは死んでいそう。
08 『Broken Shadows』(1972年録音/1982年発表)
 ☆未発表音源を集めたLPが初出。現在はCD『The Complete Science Fiction Sessions』で聴けます。
09 『Squeezin' & Blowin'』(2002年)
10 『Lovin' is Livin'...and Livin' is Lovin'』(1965年)
 ☆『Let There be Love Let There be Swing Let There be~』と2イン1でCD化。
11 『音楽殺人』(1980年)
 ☆ペナペナのギターは立花ハジメ。
12 『Paul Simon』(1972年)
13 『Not a Little Girl Anymore(愛の妖精)』(1975年)
14 『The Quickening』(2010年)
15 『ヒーのワルツ』(2005年)
 ☆クロスビー、スティルス&ナッシュのカヴァー。
16 『フォーク・ソング2~歌姫哀翔歌』(2009年)
 ☆ガロのカヴァー。
17 『Recovery』(2008年)
18 『Underachievers Please Try Harder(素直になれない、あなたと私)』(2003年)
19 『まっくらやみのにらめっこ』(2008年)
20 『Own Side Now』(2010年)
21 『ニカセトラ』(2008年)
 ☆荒井由実のカヴァー。
22 『Worrisome Heart(夜と朝の間で)』(2008年)
23 『West』(2007年)
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by soundofmusic | 2011-07-12 20:24 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

御礼!

d0000025_2074977.jpg土曜日のPPFNP、お越しくださったみなさん、ゲストDJの部長さん、そしてうたってくれたジョー長岡さんと、1曲ブルーズ・ハープを吹いてくれた阪本正義さん、どうもありがとうございました。本当にたくさんの方々に来ていただいて、とても嬉しかったです。毎回赤字が多くてたいへんなので。客入りのよしあしはやる気に直結しますから、みなさんもなにか応援したいものがあったらできるだけ足を運びましょう。それがなかなか難しいっていうのはそのとおりなんだけど。PPFNPは今月で丸14年でしたが、いつでもやめる気満々でやってますからね。(やる気も満々です☆)

セットリストはそのうち出します。とりあえず当日の打ち上げの写真だけ載せとく。これは、当日、ジョーさんのうた「わたしは海女」にちなんで海女のコスプレ(といっても水中マスクを着用しただけ)でいらしたお客さんがいて、そのひとの帰り際をジョーさんと阪本さんが写真に撮っているところの、写真。白い帽子がジョーさん、その右側の座っているひとが阪本さん。いちばん手前(右下)はチバさんです。

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ところで、「HMV初の1か月6店舗オープン、創業以来の短期集中展開で37店舗体制へ。」というニュース。

内容はタイトルどおりで、昨年12月にローソンの完全子会社となったHMVが、立て続けに新店舗を出す(おもに地方のイオンモールの中などに)という記事なんですが、文中に、興味深い一節があった。

「店舗事業は品揃えの見直しにより、新譜だけでなく旧譜もバランス良く取り揃えるといった施策が功を奏し、売上高が前年比で2割超伸びるなど好調に推移している。」

どうしてもわたしなど、この文を、自分の願望も込めて、「旧譜の品揃えをよくしたおかげで売り上げが伸びた」と読みたくなってしまうわけで、ただしよく読むと、必ずしもそうではない(あるいは、それだけではない)とは思うんだけど、新譜とからめての旧譜を展開することのポテンシャルって当然あるわけで……と書いていて気付いたけど、なーんだ、これ、単に、誰それの新譜を買いに来た客に、そのアーティストの旧譜も買ってもらう、というだけの可能性もあるのかな?

たとえばの話をすると、キリンジのファンの客にスティーリー・ダンのアルバムも買ってもらおうっていうのは商売うんぬん以前に、音楽に携わる者がとるべき態度だと思うんだけど、もっとも、あるアーティストのファンっていうのが必ずしも、そのひとたちのルーツをたどりたいと思っているわけではない、というのもそのとおりで、でもそういうひとたちが皆無なわけではないのだから、その皆無ではない層を少しでも増やすのも、やはり、音楽に携わる者がとるべき態度なんだろうと思うわけです。

それにしても1か月に6店舗って単純にすごいですね。全国各地にある巨大ショッピングモールに、それぞれひとつくらいはCDを売っている店があるのはとてもいいことだと思うので、がんばってほしいです。
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by soundofmusic | 2011-07-12 20:09 | 日記 | Comments(0)

いわゆる前座

d0000025_1553084.jpg最近読んだ本。野地秩嘉「TOKYOオリンピック物語」(小学館)(Amazon)

前にも書いたかどうか忘れたけど、ぽつぽつ図書館を利用するようになっていて、とはいえ新しい本だと、ベストセラー以外でもたいていは予約が複数件入っているから(印象です)、予約だけして、いったん忘れてしばらく待っているとそのうち順番が回ってきましたよって連絡が来る。

これはまあタイトルどおりの本で、ただし選手とか運営委員会とかではなくて、選手村で提供される料理のあれこれを引き受けた帝国ホテルのシェフだとか、ピクトグラムをはじめデザイン関係のことをまかされたひとだとか、警備もろもろを担当した民間の警備保障会社だとか、記録映画をつくったひとたち(市川崑など)なんかを取材した、いわば裏話集。

市川崑が総監督を務めた映画「東京オリンピック」が好きで好きで、あのオリンピックはそれ以前の東京をすっかりぶっ壊したものということになっているわけだけどそれはそれとして、この本は、前代未聞の国民的イヴェントに向けて日本全体がグルーヴしていく感じがよく描かれていて、楽しく読めました。もっとも、前例のない仕事を現場でやっていたひとたちは当然、徹夜、激務、疲労、困憊の連続だったわけで、自分がその中に入りたいとはぜんぜん思わないわけですが。

ひとつ残念なのが図版の少なさかな。そもそもピクトグラムが普及し始めたのが東京オリンピックのときだったそうで、おもしろいエピソードがいろいろ載っているのに、その当のピクトグラムがあまりにも申し訳程度にしか掲載されていない。定価が500円上がっても、図版を増やすべきだったんじゃないかなあ。図書館で借りた奴に言われたかないだろうが。

この著者は、飯倉の伝説的(とはいっても現存している)レストラン「キャンティ」についての本も出しているそうです。(Amazon)

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このあいだ、ニック・ロウの新譜のことを書きましたが、ロウさん、ウィルコと一緒に北米トゥアーをおこなうそうです。英語の記事なので流し読みしただけだけど、ウィルコのトゥアーに帯同するような書き方がしてあり、ということは、いわゆるなんだ、その、前座なのか?

ウィルコの、バンド用のセッティングの前にちょこんと出てきて弾き語りで5~6曲うたうところとか、あまりにも容易に想像できて悲しくなっちゃうよね。というかあれか、ウィルコの新曲のカップリングってニック・ロウのカヴァーなんだったわ。こちらでA面、B面とも試聴可能です。

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今週末のおしらせです!

*PPFNP Vol.85*
日時:2011年07月09日(土)18時~22時
会場:渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。
料金:800円(1ドリンク&おみやげ付き)
DJ:森山弟(弟)/森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)/部長
ライヴ:ジョー長岡(ブログ)

毎年恒例、夏とともに登場するジョー長岡さんが今年も現れますよ。今回は森山兄がふっかけた難題(≒いちゃもん)に応じて、ふだんめったにしないシャウト系のパフォーマンスを見せてくれるそうです。ほんとにやってくれるのか、半信半疑なんですが……。

ジョーさんは、震災と原発事故のまっただなかにそのやわらかな体をみずから運んで、現地を視察したり無人の駅のホームでギターを弾いてきたりしたそうです。ブログにはそのあたりの話も綴られ始めています。ぜひともお読みください。そのへんの話は当日にも聞けることでしょう。
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by soundofmusic | 2011-07-05 01:57 | 日記 | Comments(0)