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でかくて黄色い袋

EMIミュージックが、ジャズの名盤とかを999円でリリースするっていうシリーズをやっていて、毎回50タイトル、いままでに第4期まで出てる。いままでにCD化されて持ってるのもあるし、持ってないからって全部買うわけにも行かず、それでも毎シリーズだいたい10枚ちょっとくらいずつ買ってて、あんまりちゃんと聴くでもなく部屋のどこかで行方不明っぽくなってたりするんだけど、それでもやっぱりこのシリーズは好評なんだなと感じるのは、毎回20日前後に発売されたこのシリーズ、渋谷のタワーレコードに発売数日後に買いに行ったりすると、必ず1枚か2枚、すでに欠品になっている(初回入荷分を売り切ってしまったのだろう)からです。

今回も、13枚買うつもりでメモっていったら、やっぱり1枚売り切れてた。レイ・ブライアントのベイズン・ストリート・イーストのライヴ盤。これはあとでアマゾンで注文した。で、でかくて黄色い袋をかかえて二子玉川に向かい、駅近くのバー、ライラで、轟渚と、ニューデイのライヴを見る。

轟渚はライヴの本数があまり多くないのと、なんだかんだで機会を逃しているのとで、ずいぶんひさしぶりに見たのかな。ベースとドラムを従えて、自身でピアノとギターを弾く。手数の多くないピアノ、独自の隙間が気持ちいい。彼女が鍵盤に触れていない瞬間の積み重ねがジャズなのだ、とでも言っておくか。ギターは、最近弾き始めたそうで、慎重に、そっとなぜるように弾く。いろんなひとのギターの弾き方を見るのは、たのしい。ひとによって弾き方がぜんぜんちがうから。アズさんは、彼女のプレイをナルシソ・イエペスにたとえていた。人前でギターを弾くこと二度目にして、イエペスにたとえられるひともそうそういないだろう。今後のライヴその他の告知は一切なかったけど、セカンド・アルバムが出る予定はあるらしい(これから録音?)。

ニューデイは初めて見る。ついでにサケロックも見たことない。いやー、いいバンドだったわ。浜野謙太のトロンボーン、橋本剛秀のサックス、中尾勘二のドラムス、シリアスとコミカルの加減がちょうどいい。うたものとの共演だと、コード楽器のないインスト・バンドということで、「これでも音楽なんですか?」みたいな目で見られることがあったとかいった発言があったけど、本当だとしたらかわいそうすぎる。曲中、浜野がトロンボーンをおろし、吹きまくる橋本を横目に、悠然とタバコをふかし始めるというソロ(?)があったけど、これなんかかなり笑えた。浜野は今年、映画「婚前特急」でほぼ主役に近い大活躍を見せていたけど、そこでも喜劇的なタイミングが絶妙だったものなあ。しかしこの日の浜野は、映画で見たときよりも痩せていてオシャレな感じですらあり、そこは残念だった。

ライラは店の構造上、入口のドアを背にして演者たちが立ち、客は店の中~奥からそれを見る形。たまたまなんの気なしにカウンターに座ったら、そこはいちばん入口に近い席であり、なもので、演奏途中に入ってきてすでにいる客たちの注目を浴びまくるひとだとか、あるいは、店の入口までやってきたものの、いざ店主に迎えられると怖気づいて(?)いいですいいです言いながら帰っていく客だとかをも特等席で見ることができた。たのしかった。

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毎月第1土曜日に開催される「黒の試走車」は、たいてい月がかわってすぐの開催なので、告知がついつい遅れてしまうのですが、次回は10月の第1土曜日なので、ということはつまり、今度の土曜日です。お時間作ってぜひぜひ遊びにいらしてください~。

詳しい情報はこちら
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by soundofmusic | 2011-09-25 21:32 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.55

日時:2011年10月01日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:チバ/あずまきょういち/森山兄
ゲストDJ:ヒジカタ(スランキーサイド)、yumei(BOY☆MEETS☆GIRL、CLUB LOTION)
かぎりなく欠席:マジック

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割り増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

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by soundofmusic | 2011-09-23 16:09 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

屈託との戦い

遅くなりましたが、先日のPPFNPにお越しくださったみなさん、ゲストDJのデストロイさん、緊張しながらもライヴをやってくださった太田さん、どうもありがとうございました。セットリストの暫定版が出ています。

次回は11月12日(土)に開催です。ゲストDJは引き続き某社のロック部からおひとりと、あと、早川くんが「異常にアメリカーナに詳しい人がいますよ!」と推薦してくれた、いなもとさん。ネットラジオやったり、ツイッターでいろいろ書いてなさったりしていなさります。詳しい告知はまたいずれ。

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昨日は恵比寿のリキッドルームに、イヴェント「エターナル・セプテンバー」を見に行ってきました。恵比寿の、ってわざわざつける必要ないか。移転してからはわたしは初めてだった。出演はブラウンノーズ(初めて)、面影ラッキーホール(10年ぶりくらい)、カーネーション(8年ぶりくらい)。スタンディングで、ロックっぽい(ルーツ音楽っぽくない)ライヴに行くのもおそろしくひさしぶりな気がしたし、そもそも、ロック・バンドの生演奏を見に行くの自体、ヘタしたら2006年のローリング・ストーンズの東京ドーム以来なんじゃないか?(違ってたらご指摘ください)

ブラウンノーズは、椅子に座って、ギター、バンジョー、マンドリンなどをとっかえひっかえ弾きながら、バスドラを蹴飛ばしながらうたう、福島県南相馬市出身(現在も在住?)の兄弟。亜米利加田舎音楽をどろりと煮詰めた悪い汁が、偏西風にさからって日本まで飛んできて、福島の放射能で突然変異してから東京まで流れ着いて恵比寿の片隅に吹きだまったような音楽。わたしの大好物であるところの、世界各地で拡大解釈/誤解/曲解された、アメリカ。大瀧詠一の高速テューン「論寒牛男」のカヴァーあり。「論寒」ではなくて「貧寒(ひんさむ?)」とうたっていたように聞こえたが。

面影ラッキーホール、2000年前後?に、法政大学の学生会館で開催されてたフジミ・ロック・フェスティヴァルで見て以来。そんときは、名前から勝手に、関西系のアヴァンギャルドなうたものバンドだとばかり思い込んでいたため、たいそう驚いた。今回は、気持ちよい演奏+ひどい歌詞+ムダに切々とした歌、という食べ合わせの悪さを存分に楽しむ。素肌に直接、ピンクのテカテカしたスーツを着るアッキーを見て、自分もテロテロした素材のシャツとかが欲しくなる。ファンのみなさんの振り付けがウザかったので、勝手に踊らせてもらいました。

「俺のせいで甲子園に行けなかった」では、カーネーションの直枝が登場し、まさかの振りつきでヴォーカルをとる。ちなみにバックでギターを弾いていたのはグランドファーザーズの西村哲也で(面影の正式メンバーなのかどうかは不明)、自分の中ではまったく想像もしていなかった構図。

で、カーネーションを前回見たのはたぶん、「エンジェル」がまだリリースされる前で、直枝が「すごい曲が書けた!」って興奮してたころだと思う。高田馬場で、オネスティーと一緒にやったときだったかなあ。ということで、ひさしぶりに見たら、直枝の外見が激しくジミー・ペイジ化していたことに時の流れを感じつつ、相変わらずの、というか、昔よりしぶとくなった気さえするグルーヴに、胸が熱くなった。

ブラウンノーズと面影に対する、直枝と太田のコメントも聞き応えがあって、ブラウンノーズについては、「世界に直接行ってほしい、フランスかオランダあたりでどうか」と。面影については、フランク・ザッパを感じる、本物のソウルであり、ああいう世界を歌うのはありだと思う、リスペクトする、と。面影のアッキーがMCで、カーネーションの客は上品、みたいに言っていたことに触れて、面影みたいにはストレートには歌えないが、そのかわり何層にもなっている、と言っていたのが印象的。たぶん直枝は面影のことを相当うらやましく思っているのだろうなと感じる。でも知性が邪魔をして、面影のような音楽はできないのだ。ただしもちろん、面影が知性がないと言っているのではない。知性の種類が違うというだけの話。もう今後見ることはできないであろう、90年代半ばの、ソウル期のカーネーションを懐かしく思い出した。たしかそのころ、新宿のリキッドルームで見たときの、「エド・リヴァー」のイントロの直枝のジャズマスターの音色に心が沸き立ったことの記憶。

いい演奏だったからというのがもちろん大きいのだけど、若い時分よりも音に対してダイレクトに反応できるようになっている自分自身を発見したのも収穫だった。延々と続いた、屈託との戦いについに勝利したのだろうか? だとしたらめでたい。とはいえ、まだ自分のことを完全に信用してはいない。
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by soundofmusic | 2011-09-18 19:39 | 日記 | Comments(0)

リスト Volume 86 2011.09.10 ゲスト:デストロイ矢部 ライヴ:太田健一

d0000025_11524412.jpg***森山兄***

01 Stanley Smith / Stanley's Whistle
02 O.S.T. "Beat Girl" / Time Out
03 Sahib Shihab / From Me to You
04 Bix Beiderbecke / Futuristic Rhythm
05 Teddy Wilson and His Orchestra (Vocal by Nan Wynn) / A-Tisket, A-Tasket
06 日本ビクター・リズム・ジョーカーズ / インフレふれふれ
07 Mon Rivera / Karakatis-Ki
08 Jose Mangual / Chinatown
09 Nicola Conte / Ghana
10 浅丘ルリ子 / シャム猫を抱いて
11 Alice Smith & Aloe Blacc / Baby
12 The Dave Brubeck Quartet / Dialogues For Jazz Combo And Orchestra (IV): Allegro-Blues

☆コメント☆

♪01 アサイラム・ストリート・スパンカーズに在籍していたこともあるひと。50何歳だとかでソロ・デビュー。そのアルバム『イン・ザ・ランド・オヴ・ドリームズ』より。のどかな口笛が気持ちいい曲です。来月来日。招聘はもちろん、トムス・キャビン。トムスってもう活動しないとか言ってなかったっけ?(YouTube)

♪02 ジョン・バリーが音楽を手がけた青春映画?「ビート・ガール」のサントラより。映画は未見ですが、まあたいしたものではなかろうと思います。(Amazon)

♪03 各種サックス類、フルートなどを吹くひと。アルバム『センティメンツ』より。清涼感あふれるバリトン・サックス。(Amazon)

♪04 戦前ジャズ。わたしの買ったCDはビックス名義でしたが、下記リンク先のものと同じ音源のような気がする。もともとはフランキーさんの名義でリリースされたものか?(YouTube)

♪05 アルバム『1938』より。ジャズはこのころがいちばんよかったのではないか、と知ったような口を叩きたくなります。ここでアルバムまるごと試聴/ダウンロード可能。この曲以外だと、10.の「タイガー・ラグ」(ピアノ・ソロ)なんかも有無を言わせぬよさです。

♪06 1939年ごろ?の男声コーラス・グルーブ。ジャズはこのころが(以下略)。スカパラのメムバーらの選曲による和ジャズ・コンピ『ビッグ・バン・ブロウ』より。6曲目の「証城寺の狸ばやし」も、よくスウィングしてて気持ちいいです。(Amazon)

♪07 プエルト・リコの谷啓。ベスト盤より。(YouTube)

♪08 サルサ。アルバム『Buyu』より。(YouTube)

♪09 アルバム『ラヴ&レヴォリューション』(Amazon)より。ジャッキー・マクリーンの「アポイントメント・イン・ガーナ」に歌詞をつけたもの。マクリーンのヴァージョンはこちら→(YouTube)

♪10 はねまくるリズム、ジェントルなホーン、奇跡の1曲だと思います。先日、「黒の試走車」にゲスト出演された寺岡さんが、プレイ用に持参したCD-Rをいただいたのでそれをプレイ。初出は、横尾忠則による死ぬほど怖いジャケットでおなじみの『浅丘ルリ子のすべて~心の裏窓』。(YouTube)

♪11 今年出たオムニバス・アルバム『レッド・ホット+リオ2』より。カエターノ・ヴェローゾのカヴァー。PV

♪12 『ブルーベック・プレイズ・バーンスタイル』より。このアルバム、A面はブルーベックのお兄さんが書いた組曲を、DBQと、バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルが演奏したもの。B面はDBQのみがバーンスタインの曲を演奏したもの。という構成。今年初めてCD化され、後半には、アルバム『日本の印象』(名盤)がまるごとボーナスとして収録されています。(Amazon)

***森山弟***

01 José González / Killing for Love
02 Pajo / High Lonesome Moan
03 トクマルシューゴ / ラムヒー
04 Four Tet / She Moves She
05 Jaga Jazzist / One-Armed Bandit
06 Jónsi / Go Do
07 Tamas Wells / I Want You to Know It's Now or Never
08 Erin Ivey / Don’t Fight
09 Libby Kirkpatrick / Goodnight Venus
10 Jenny and Johnny / Committed

☆コメント☆

♪01 スウェーデンのニック・ドレイク。マッシヴ・アタックのカヴァーを含む2作目「In Our Nature」(2007年)より。

♪02 元トータスのパパMことパホのソロ。エリオット・スミス色が濃い「パホ」(2005年)より。

♪03 現代の日本において数少ない注目すべき音楽家。

♪04 フォークトロニカ。電子音と生音のバランスが心地よい。

♪05 ジャズトロニカ。エレクトロニカって本体よりも周辺ジャンルがおもしろいという、ちょっと変わった種類の音楽だと思います。

♪06 シガー・ロスのヴォーカリスト、ヨンシーのソロ。ポスト・ロックってロックのようでロックでないというか、よくできたジャンル名だと思います。

♪07 僕の中で徐々に今世紀最高SSWの地位に昇り詰めつつあるタマス・ウェルズさん。この美しさは正気の沙汰じゃないです。この調子でがんばってください。

♪08 テキサス州オースティンの女性SSW。現地の同僚が、わざわざ本人に会ってCDに僕の名前を入れたサインをもらってきてくれたのでかけました。

♪09 テキサス州オースティンの女性SSW。現地の同僚と女子サッカーW杯決勝戦でCD2枚を賭けた勝負でゲット。ありがとう、なでしこJAPAN。

♪10 ライロ・カイリーのジェニー・ルイスが彼氏と組んだユニット。

***デストロイ矢部***

01 MissinCat / Back on my feet
02 Radiohead / Lotus Flower
03 くるり / ジョゼのテーマ
04 Ametsub / Repeatedly
05 レイ・ハラカミ / Joy
06 Water Water Camel / 雨勝ち
07 Lali Puna / Faking the books
08 Telefon Tel Aviv / I Lied (Edit)
09 haruka nakamura / Arne
10 bjork / Undo
11 cokiyu / your thorn

☆コメント☆

♪01 マイナーな女性シンガーで、歌を練習してない感じがいいです
♪02 曲は単調なのに情緒的なのは演奏と歌の力でしょうか。
♪03 くるりなのに敢えてのサントラからインスト。クリストファーが好きです。
♪04 日本のエレクトロニカユニットで、グリッチノイズが気持ちいいです
♪05 先日急逝された和製エレクトロニカの第一人者。名曲です
♪06 今デストロイ的にイチオシのバンドです。まったりしっとりです。
♪07 エレクトロニカ。Yo La Tengoのようなバンド出身のセンスが垣間見えます。
♪08 こちらもエレクトロニカ。淡々としていながら情緒的な曲です。聴きこんでほしいユニット。
♪09 夕刻が似合うアコースティック+音響系。お部屋のBGMに最適。
♪10 実験に寄りすぎてない時期のもので、切々としていて聞き入ってしまいます。
♪11 エレクトロニカの女性アーティストで、透明感、浮遊感のある曲とスッと入ってくるメロディーが良いです。

***ライヴ:太田健一***

01 ふうてん
02 曼月
03 三寒四温
04 Bird
05 残り火
06 トラベラー

***森山弟***

01 サニーデイサービス / 96粒の涙
02 ハンバートハンバート / おなじ話
03 Calexico and Iron & Wine / A History of Lovers
04 Son Volt / Jukebox of Steel
05 Matthew Sweet and Susanna Hoffs / Maggie May
06 the bird and the bee / I Hate Camera
07 トルネード竜巻 / 言葉のすきま
08 ザ・コレクターズ / ハッピー!ハッピーバースディ パーティー
09 斉藤和義 / ダーリング
10 ミッシェル・ガン・エレファント / 深く潜れ

☆コメント☆

♪01 太田さんの弾き語りライヴからの流れで、名盤「愛と笑いの夜」(97年)からほぼ弾き語りのこの曲を。

♪02 「11のみじかい話」(2005年)収録の名曲デュエット。

♪03 キャレキシコもアイアン&ワインも好きなので個人的には盆と正月コラボ。

♪04 オルタナ・カントリーのもはや重鎮?2009年の最新作「American Central Dust」より。一段と渋みをました内容で安定感抜群。

♪05 名曲カヴァー・シリーズ第二弾「Under the Covers vol.2」(2009年)より、歌い出し一行目の歌詞とメロディが最高にしびれるロッド・スチュワートのカヴァー。オリジナルは71年のソロ3作目「Every Picture Tells a Story」。ロッドと言えば渡米後の金髪美女をはべらせてるイメージが強いですが、英国時代の4作目まではフェイセスの活動時期と重なっていることもあって硬派な英国フォーク・ロックの名盤目白押しです。

♪06 リトル・フィートのローウェル・ジョージの娘がやってる男女ユニット。

♪07 イヴェント当日誕生日だった甲斐くんに教えてもらった、耳触りが心地いいインテリ・ポップ。「ふれるときこえ」(2005年)より。

♪08 甲斐くん誕生日のお祝い第二弾。「CANDY MAN」(94年)収録。

♪09 ジュリー(沢田研二)23枚目のシングルのカヴァー。阿久悠=大野克夫のコンビはグルーヴがすごい。

♪10 アベフトシのカッティングが聴きたくなったのでかけました。ゲット・アップ・ルーシーのカップリングでオリジナル・アルバム未収録。いい曲なのでたいていのライヴ盤や編集盤で聴くことができます。

***森山兄***

01 Naim Thomas / Cruel to be Kind
02 Laurie & John / We'll Meet Again
03 Dave Lang / Keep A-Goin
04 Hotcha! / Foie Gras (Dance of the Fatted Ducks)
05 Peggy Lee / I've Got Them Feelin' Too Good Today Blues
06 小室等 / うたうだけ
07 Daniel Martin Moore / Set Things Aright
08 Johnny Cash / The Beast in Me
09 Tennent-Morrison / I Should Have Known Better
10 中山うり / 夜の翼をポケットに
11 酒井俊 / リーン・オン・ミー
12 Miles Davis / Spanish Key
13 The Portsmouth Sinfonia / William Tell Overture
14 あきれたぼういず / 珍カルメン

☆コメント☆

♪01 ニック・ロウのカヴァーってどんなのがあるんかいな、と思って調べていて発見。スペインのイケメン・スター的な存在? 素性は不明です。アルバム『No Tengo Prisa』より。(YouTube)

♪02 ウィルコのベーシスト、ジョン・スティラットと、双子のきょうだい、ローリーさんのデュオ。アルバム『アラベラ』より。(Amazon)

♪03 ロバート・アルトマンの映画「ナッシュビル」のサントラ盤へのトリビュート盤より。オリジナルのサントラ盤には入ってなかったような気がする、選挙カーの演説(のカヴァー)も入っています。(Amazon)

♪04 Hotcha!は、たぶんカナダの、男女デュオ。アルバム『ダスト・ボウル・ルーツ』(Amazon)より。(YouTube)

なお、ほぼ同名の女性3人組アイドル?グループが、香港あたりにいるようです。(YouTube)

♪05 リーバー&ストーラーの曲ばかりを集めたアルバム『ミラーズ』より。4曲目です。なんか異常にプレミアがついてるようです。(Amazon)

♪06 『武満徹ソングブック』より。ブルース。(Amazon)

♪07 現代アメリカのSSW。伝統を消化しまくったこういうひとが、ごく当たり前のように出てくるあたりはやっぱりアメリカすげえ。それでもってこういうアルバムの日本盤が出ないのはやっぱ三流国乙って感じです。(Amazon)

♪08 ニック・ロウのカヴァー。『アメリカン・レコーディングス』より。下記はライヴ・ヴァージョン。(YouTube)

♪09 アメリカ人とイギリス人による土臭いフォーク・ロック・デュオ。この曲の試聴はネット上ではできないっぽいです。アルバムのほかの曲はできたりするので探してみてください。ディスクユニオンの紹介ページ

♪10 アコーディオン、トラムペットなどを演奏もする自作自演歌手。カヴァー・ミニ・アルバム『セブンカラーズ』より。中山のプロデューサーであるs-kenが昔やっていた、s-ken & hot bombomsのカヴァー。(YouTube)

♪11 ビル・ウィザースのカヴァー。酒井がこの日、NHKの「ラジオ深夜便」に出演したのを記念してプレイ(イヴェント終わってすぐ帰ってラジオ聴きました)。『ア・フュー・リトル・シングス』(Amazon)より。この(YouTube)は最近の酒井のライヴから、「リンゴの唄」。これうたってるのはまだ聴いたことないや。

♪12 今年出たライヴ盤『ビッチェズ・ブリュー・ライヴ』より。この曲は1970年夏、イギリス南岸のワイト島(海にいる、エイみたいな形の島)でのフェスでの録音。メムバーはマイルス御大以下、ゲイリー・バーツ(ss,as)、チック・コリア(el-p)、キース・ジャレット(org)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)、アイアート・モレイラ(perc)とのこと。鬼グルーヴ。(YouTube)

♪13 ポーツマス・シンフォニアは、ブライアン・イーノらが関わった素人による管弦楽団で、いまだにごくごく一部の音源しかCD化/ディジタル販売されておりませんので一刻も早いリイシューが望まれますん(←微妙な語尾)。ロイヤル・アルバート・ホールにおけるライヴ盤『ハレルヤ』より。爆笑と拍手につつまれております。参照1参照2。同じ曲のステューディオ録音の(YouTube)。やっぱり歓声があったほうがいい。

♪14 1939年録音。3分半に、コント3個分くらいのアイディアが詰まってるお得な音楽。(Amazon)(YouTube)

***おまけCD『Sandcastle Disco』曲目***

01 ブランキー・ジェット・シティ / Sea Side Jet City
02 Ramones / Rockaway Beach
03 Big Jay McNeely / Beachcomber
04 Solange Knowles / Sandcastle Disco
05 Boards of Canada / The Beach at Redpoint
06 原田知世 / Un Buco Nella Sabbia(砂に消えた涙)
07 Linda Perhacs / Sandy Toes
08 ナチュラル・カラミティ / Sand & Shade
09 The Howard Roberts Quartet / Theme From "The Sand Pebbles"
10 The John Cameron Orchestra / Mexico (Sand and Foam)
11 見砂直照と東京キューバン・ボーイズ / マイアミ・ビーチ・ルンバ
12 Kath Bloom / Sand in My Shoe
13 Eden Express / On the Beach
14 Bonnie "Prince" Billy / Gulf Shores
15 Nick Drake / Clothes of Sand
16 Nic Jones / The Flandyke Shore
17 Travis / Quicksand
18 Jenny Lewis / Black Sand
19 Led Zeppelin / Down by the Seaside
20 Emmylou Harris / Shores of White Sand
21 Music Box / Seaside Sunshine
22 コーネリアス / Chapter 8 ~Seaside and Horizon~
23 平沢進 / フローズン・ビーチ

○曲出典
01 『ハーレム・ジェッツ』(2000年)
02 『Rocket to Russia』(1977年)
03 『Big "J" in 3-D』(1954年)
04 『Sol-Angel & The Hadley St. Dreams』(2008年)
*ビヨンセの妹。
05 『Geogaddi』(2002年)
06 『カコ』(1994年)
*ミーナ(イタリア人)のカヴァー。
07 『Parallelograms』(1970年)
08 『Night is Indigo』(2003年)
09 『Jaunty-Jolly!』(1967年)
10 『Warm & Gentle』(1967年)
*CDは『Cover Lover』との2イン1。
11 『トーキョー・ラテン・ブラス』
*録音年不詳。この曲のオリジナルはたぶんザビア・クガート。
12 『Sand in My Shoe』(1983年)
*CDは『Sing the Children Over』との2枚組。
13 『Que Amors Que』(2008年)
14 『Greatest Palace Music』(2004年)
15 『Time of No Reply』(1986年発売)
*死後にリリースされた未発表曲集より。
16 『Penguin Eggs』(1980年)
17 『12 Memories』(2003年)
18 『Acid Tongue』(2008年)
19 『Physical Graffiti』(1975年)
20 『All I Intended to Be』(2008年)
21 『Songs of Sunshine』(2006年)
22 『ファンタズマ』(1997年)
23 『時空の水』(1989年)

☆砂、浜辺、渚などにちなんだ曲。
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by soundofmusic | 2011-09-12 13:21 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

往来

d0000025_11444854.jpgオヤ、君は未だどうやら、往来が何なのか判っていない様だね。往来とは、君が傘を差してちんたら歩いて居る時であろうと、恋人と携帯電話で話しながら気も漫ろに待ち合わせ場所に向かって居る時であろうと、勿論千鳥足でウネウネと蛇行して居る時であろうと、どんな時も君を追い越そうとして居る連中が君のすぐ背後に張りついてじりじりして居る場所のことだよ。君が普通の速さで歩いて居る時のみならず、他人より速く歩いて居ると自負して居る場合でも、常に君よりも高速の輩が隙を窺って居る場所、其れが往来だ。

だから、道巾一杯に広がって歩くのは以ての外だし、独りで歩いて居る時だって、特段の必然性が無い限り、道の端っこギリギリに体を擦り付けて、真ん中は広く空けて置くべきなのだ。其れが往来という物だ。どうだい、判ったかい。判ったならば下記の週末のお知らせを熟読して呉れ給え。

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☆Pure Pop For Now People Volume 86


2011年09月10日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
デストロイ矢部(./irori
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)

ライヴ:
太田健一
*公式サイト、ブログなどはないと思われます。すみません。
*マイク、PA不使用の完全アンプラグド、エコ・フレンドリー仕様になります。

前回7月に続いて、2回連続でライヴをフィーチュアしての開催となります。ライヴで再生される古今東西の複製音楽と、生のうたを一緒に楽しめるお得な4時間。お土産も鋭意製作中。ご期待ください。
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by soundofmusic | 2011-09-07 11:46 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.54

日時:2011年09月03日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:チバ/あずまきょういち/森山兄
ゲストDJ:寺岡ユウジ
かぎりなく欠席:マジック

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割り増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

今回は、ジャンヌ・バリバールのライヴ映像の撮影編集など、音楽ともかかわりの深い映像人、寺岡さんをゲストにお迎えします。90年代末期にHMVでバイトしていたこともあるそうです(トリヴィア)。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

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by soundofmusic | 2011-09-02 15:28 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)