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狼速報

d0000025_13594279.jpgまずはお知らせ関係から。12日のPPFNPセットリストが、完全版に更新されています。ご覧くださいませ。

そして、ああもうそういう季節になったか、と軽くみなさんをげんなりさせてしまうかもしれない季節の風物詩、「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケートの要項も出ましたよ。どうぞどしどしご参加ください。

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先々週くらいの日記に書いた『ザ・ハウリン・ウルフ・アルバム』、届いて、聴いてますが、これはおっかないアルバムだなあ。耽美的だったり、頽廃的だったりするとされるロック(広義の)を聴いても、もうたいていはなにも思わなくなっておりますが、これは心底怖い。大蛇のようにのたうち回るギターに、ごろりと投げ出された切り株みたいな声。歌というかほとんどこれはあれだね、呪文に近いね。それでいて全体のアンサンブルは、60年代後半のヒップな黒人音楽と泥くさいロックのちょうど中間をいく感じで、聴いているとだんだん、これなんだか微妙にオシャレなんじゃないかという気さえしてくる。つまり最高ってことだよね。

このアルバムは1100円とかそのくらいで、向こう数年は軽く聴き飽きないと思えばほとんどタダみたいなもんだ。CDの価格破壊はかなり進んでいて、フィル・スペクターの7枚組ボックスは約2700円、サム・クックの8枚組が約2500円(ともに送料込み)、となると、いつ聴くかわからないのにやっぱり買ってしまう。ジョン・フェイヒィの5枚組が8000円とか言われると、なんだか高いなおい、と思ってしまう。

たくさん買っても愛聴するのはごく一部で、ただしそれを悲観しているわけでもない。仕入れが大量になれば、当たりの枚数も、率は低くても、確実に増えることはわかっているので。とにかく時間を作ってなるべくたくさんユニオンに返却、じゃなかった、売却して、部屋を狭くなくしたい。昨今、買い取り価格が相当お寒くなっていることが予想されるので、どうも気合が入らないのだけど。

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今週末です! 黒の試走車! ハウリン・ウルフとか、あとはなんだ、森山が最近買ったもろもろのCDの中から楽しい音楽を再生します。そうだ、12月だからクリスマス・ソングもかけるよ。シー&ヒムの新譜とか。<誰向けのアピールだ

☆黒の試走車 Vol.57
日時:2011年12月03日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:チバ/あずまきょういち/森山兄
かぎりなく欠席:マジック

イヴェントの詳細はこちら
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by soundofmusic | 2011-11-29 14:00 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.57

日時:2011年12月03日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:チバ/あずまきょういち/森山兄
かぎりなく欠席:マジック

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

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by soundofmusic | 2011-11-28 02:56 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

2011年のあなたの生活その他に関するアンケートのお願い

みなさんこんにちは。わたしが「サウンド・オヴ・ミュージック」です。

年の瀬も押し迫り、と言うにはまだ少し早い時期ですが、今年も「あなたの生活その他に関するアンケート」(通称:アンケート)の季節がやってまいりました。毎年、この要項を読んでやる気をなくしたり怖気づいたりして参加しないことを決意するひとがいるようですが、それはこの要項の読み方として、間違っています。とりあえず一読して、書式を守りたくない部分はある程度まで無視してくださってけっこうです。みなさんどしどしご執筆ください。

また、書こうと思ってはいるのに書くからにはきちんとしなくては、という自意識が肥大して結局参加できなくなっているひとも何人かはいらっしゃるようですが、そういうのはバカバカしいし、無意味です。書ける範囲で最善を尽くしてください。あとからの、参加できなかったことについての言い訳は受け付けません。

ふだんはとくに書こうと思っていなかった方の中にも、今年はなにか思いの丈のようなものをぶちまけたいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、とくにそうも思っていなかったけど、思ってないのかと訊かれたら、思ってないこともない、そんな方もいらっしゃるかもしれません。そういうみなさまが、一生に一回だけ一年を振り返るとしたら、それはいま、ここで、でしかありえないでしょう。



□ □ □ □ 質問項目 □ □ □ □

以下の各項目について、なるべく詳しく、できるだけ完全にご記入ください。注意書きを守らないひとが毎年増えてきています。編集する身にもなってください。記入前に、最低5回はこの要項を音読し、記入中も、適宜参照してください。ただし、必要以上に萎縮してはいけません。AからDは必須項目、E以降は自由参加。

☆A:回答者(あなた)の、
①氏名とふりがな(ペンネーム、偽名も可)
②誕生日(西暦で。公表したくない場合は無回答にしたりせず、ウソだと分かるように書いてください)
③職業、肩書き
④連絡先(住所、電話番号、メールアドレスなど。公表してよい範囲で)

☆B:2011年のまとめ、および2012年への展望
音楽やレコードに関係あってもなくても可。個人的なことでも、社会的なことでも可。311関係のことでなにか言いたいことがある場合は、ここに盛り込むのがよろしいかと思われます。

☆C:なんでもランキング
ここがこのアンケートの事実上の本題です。その名の通り、なんでも勝手にランキングしてください。「わたしの好きなキャロルの曲ベスト5」「コンヴィニでついつい買ってしまうものベスト10」「嫌いな食べ物ベスト3」「人生の痛恨事100」「好きな鳥12種」などなど、なんでもOK。

なにを採り上げるかからしてすでに、あなたの創意工夫の見せ所です。なにも思いつかないというひとはパスしてもいいですが、あなたの想像力の欠如を世間にさらすことになりますから恥ずかしいです。どうしても書くことがない場合、必死で言い訳を書いてください。

☆D:あなたは神様や仏様についてどう思っていますか
あなた個人の宗教的立場についてでも、宗教一般に対しての考え方でも、なんでもいいです。ただし、「無宗教。」とか、「関心ない。」とか、ひとことで済ますのは面白くないのでなるべく避けてください。初詣に行っておみくじを引いたときの思い出くらいはあるでしょう。



・・・・・・以上は必須項目です。以下は任意参加項目ですが、なるべくなら書いてください。・・・・・・


☆E:2011年の入手枚数
このアンケートはもともと、1年間に買ったCDなどの音楽ソフトについて書いてもらうものとしてスタートしました。EとFはその名残りです。

なるべく、詳しい内訳つきで。ただ「100枚」と書くより、「新品10枚、中古20枚」や「CD100枚、LP30枚」のほうが良い。また、既存の分類に従わなくても可(例:「壺のようなもの2枚、もらいもの227枚」)。配信とかはどうするのかについても、各自適当に考えて書いてください。

☆F:そのうちで印象に残ったものについてのコメント
常識的な枚数でお願いします。アーティスト名、タイトルあたりは必須ですが、それだけだと読んでいてもなんのことだか分からないですから、的確なコメント、レーベル、発表年、などを適宜つけてください。順位をつける/つけない、2011年リリースである/でない、は自由。

☆G:あなた自身によって追加された項目
A~Fに入らないが書いておきたいことがある場合、あらたに項目を設置することが可能です。ムリに設置しなくてもよいです。



□ □ □ □ 回答上の注意 □ □ □ □

回答を読むのはあくまで他人で、あなたではありません。内容はともかく、自分にしか通用しない表現になっていないか、よく注意しましょう。いちばんよい方法は、書き上げてすぐに提出せず、誰かに読んでもらうことです。それがムリなら、数日置いてから読み直しましょう。単純な誤記の防止にも役立ちます。

*去年、今年、来年といった表現は使用禁止。何年だか分からず、混乱します。西暦で統一してね。

*このアンケート執筆には、時間がかかります。新年になってから始めたのでは、絶対に間に合いません。今のうちに暇な時間を使って書き始めてください。

*特殊な書式の指定には応じられない場合があります。また、編集の都合上、文章のレイアウトや体裁を多少変更する場合があります。譲れない部分があれば、個別に指定してください。

*外国語の表記はなるべくカタカナで願います。プログレ、ギター・ポップと書けばいいのであって、日本語文でわざわざprogre、guitar popと書くと頭が悪く見えますよ。固有名詞についても同様。ただし、難読で、一般的でない人名などは原語のつづりを付してください。また、欧文での無秩序な大文字・小文字混在(例:swedish GUITAR Pop)もキモいです。

*ナカグロの不使用も見苦しいです。New Yorkを「ニュー・ヨーク」と書くのはかえって煩雑ですが、Elvis Costello and the Attractionsをエルビスコステロアンドジアトラクションズと書かれるとげんなりします。また、ナカグロのかわりにハイフンを使うひともいますが、これも意味が分からない。



□ □ □ □ 〆切りと提出方法 □ □ □ □

提出は基本的にはメールでお願いします。〆切りは2012年1月31日2月下旬。ただし、〆切りに間に合わせるためにつまらないものを書くよりは、数日遅らせても納得いくものを出してください。〆切り後、1週間以上の遅れは問題外です。毎年やってることなんですから、学習してください。冊子送付の都合上、回答には郵便番号と住所を付すこと(付したくない場合は応相談)。

○メール:あなたがご存知の森山のアドレス(推奨)もしくは、PurePopForNowPeople@hotmail.com
ワード、テキスト、メール本文など、Windows環境で読めるものならなんでもいいです。メールでの提出者には、確認メールを返信します。しばらくしても届かない場合、再送してください。

○FAX:受け付けていません

○郵便や手渡し:受け付けています。念のため、手元にコピーを残してください。 



□ □ □ □ 結果発表 □ □ □ □

届いた回答は、原則として到着順、無添削で冊子にまとめ、2012年3月に発行します。参加者には1冊ずつ進呈。複数冊ご希望の方は、申し出てください。なお、この冊子には、ある程度の誤植が予想されます。



□ □ □ □ その他 □ □ □ □

本当はみなさんにCDのことを書いてもらいたいのですが、もはやそういう冊子ではないので、書かなくてもいいことになっています。好き勝手に1年を振り返ってください。森山と知り合いじゃないとか、直接頼まれてないなどと言わず、何らかの形でこれを見た方は、気が向いたら参加してみてください。自分で参加すると、できあがった冊子を読むのもぐんと楽しくなります。

2011年3月に発行した、前回の冊子(2010-2011年度版)の在庫が若干ございます。ご希望の方はご連絡ください。また、過去のアンケート冊子の内容はこちらとかこちらとかこちらとかこちらとかで参照できます。すべてのご質問その他は、上記アドレスにて受け付けます。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

2011年11月吉日 「サウンド・オヴ・ミュージック」 森山政崇
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by soundofmusic | 2011-11-22 15:42 | 日記 | Comments(0)

ニック・ロウの新しいシングル

d0000025_15295545.jpg12日のPPFNPのセットリストが出ました。暫定版です。

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半年くらい前に、レコード・ストア・デイのことについて書きまして、毎年4月の第3土曜日がレコ屋の日と定められているようなのですが、それとは別に、アナログ盤の魅力を顕彰するための「ブラック・フライデイ」というのがあるらしく、いつだかよく分からないのですがいずれにしても金曜日には違いないと思うんですが、ともかくそれが近づいてきているようです。

その日にあわせて、いろんなひとたちが、たぶんエクスクルーシヴだったりするのであろう音源を、ヴァイナルのみでリリースしたりするらしく、我らがニック・ロウも、&ヒズ・バンド名義で、どうやら新録の、7インチと10インチ(同内容っぽい)を出すとのこと。発売元のイェップ・ロックによるCM映像はこれ。「ゴー・ウェイ・ハウンド・ドッグ」と「アイヴ・チェインジド・マイ・ワイルド・マインド」、どちらも古いロカビリーのカヴァーのようです。とだけ言ってく。調べるのがめんどくさいので。これこれが、それぞれオリジナルなのかしら。ディスクユニオンの新宿本店では扱っているようなので、早いとこ買いに行かねば……。

その他のブラック・フライデイの詳細はこちら
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by soundofmusic | 2011-11-19 15:32 | 日記 | Comments(0)

犬にしか聞こえない

d0000025_916197.jpg先週の土曜日はPPFNPでした。まずまずの盛況でした。どうもありがとうございます。セットリストなど、出揃い始めたらアップいたしますが、自分について言うと、いつもだったら「一応いろんなジャンルの曲を入れとくか……」とか気をつかって(誰に?)選曲するのですが、今回はどうでもよくなって、最近聴いているものでなにも考えずに固めたら、アメリカ音楽ばっかりになってしまいました。

その余勢を受けて、というわけでもないのですが、昨日は、『ザ・ハウリン・ウルフ・アルバム』を注文! わたしの日記を注意して読んでいるみなさんなら、ふだん、ブルーズに関する言及がほぼないことにお気づきかもしれませんが、それは、あえて書くのを避けているとか、アンビヴァレントな思いがあるとか、そういったことではまったくなくて、単にぜんぜん聴いてないからに過ぎないのですが、まあ、詳しい感想は届いてから、聴いてから。それにしても、ハウリン・ウルフってすごい芸名ですよね。わたしじゃ絶対思いつかないし、よしんば思いついても、使えない。

お客さんで来てくれた早川くんが、飛騨高山のお土産の朴葉味噌をくれまして(どうもありがとうございます)、その早川くんがiPhoneに入れていたアプリというのが、iPhoneに曲を聴かせるとそれがなんの曲だか当ててくれる、というもの。別にiPhoneが考えて当ててるわけじゃなくて、iTunesかなんかのデータベースに照合しに行って……だとおもうんだけど、ゲストのいなもとさんのかける曲かける曲、ことごとく「わかりません」って出てたのが面白かった。途中からiPhoneもがんばりだして、いくつか当てられるようになっていたけど。

なんかこう、曲名を調べるためにiPhoneに曲を聞かせる行為(というか正確には、それを「iPhoneに曲を聞かせる」と形容する心象が、かもしれない)に、なぜかそこはかとないおかしみを感じてしまう。おもしろがって何度かいろんなひとに話しているのであるいはここに書いたこともあるかもですけど、昔、知り合いの野中くんが、家で飼ってた座敷犬にビートルズのなんだかのアルバムの、犬にしか聞こえない周波数で収録されている部分を聞かせてみたという故事(?)を思い出しますね。というか、誰だったか忘れたけど、わたしの別の知り合いで、あの、犬にしか聞こえないはずの部分が聞こえるというひとがいた気もする。
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by soundofmusic | 2011-11-16 09:16 | 日記 | Comments(0)

リスト Volume 87 2011.11.12 ゲスト:いなもと&バターけんしろう

***森山兄***

01 Charlie Haden/Hank Jones / I've Got A Robe, You Got A Robe
02 Ry Cooder / Face to Face That I Shall Meet Him
03 Geoff Muldaur's Futuristic Ensemble / There Ain't No Sweet Man That's Worth the Salt Of My Tears
04 Bobby Hackett and His Jazz Band / Muskrat Ramble
05 Roger Kellaway / Lazysippi Steamer Goin' Home
06 南佳孝 / 眠れぬ夜の小夜曲
07 Nick Lowe / Til' the Real Thing Comes Along
08 Robert Ellis / Two Cans of Paint
09 Ben Sidran / The Glory of Love
10 Dirty Dozen Brass Band / Bongo Beep
11 O.S.T.「月曜日のユカ」 / T-9
12 Bill Smith / A-Roving

<コメント>
♪01 ベースとピアノのデュオによる、スピリチュアル集『スティール・アウェイ』(Amazon)より。

♪02 アルバム『ジャズ』より。初めてこのアルバムを聴いたときは、わたしの耳は(ある時代までの日本のジャズ・ファンの少なからぬ割合の人数がそうであったように)モダン・ジャズ信仰に毒されていましたから、「これがジャズなんて、ライ・クーダーは冗談を言っているのか?」と思いました。わたしは間違っていました。(YouTube)

♪03 米・ジャズ界の山中貞雄とでも言うべき夭折のコルネット奏者、ビックス・バイダーベックを顕彰/検証した『プライヴェイト・アストロノミー』(Amazon)より。ヴォーカルはマーサ・ウェインライト。ビックスのオリジナル・ヴァージョンはこちら(YouTube)。初出時はポール・ホワイトマン名義だったかも。

♪04 1950年代半ば、突発的に現れたディキシーランド・ジャズの名盤。らしいです。EMIの999円シリーズで出ている『コースト・コンサート』(Amazon)より。この曲はキッド・オリーの作で、ルイ・アームストロングのグループの演奏によって有名になったもの。とのこと。

♪05 EMIの999円シリーズで出ている『ストライド!』(Amazon)より。ルイ・アームストロングの曲らしいです。

♪06 『摩天楼のヒロイン』より。レゲエのリズムを取り入れた音楽としては日本では最初期のもの?(YouTube)

♪07 本年度新作『ジ・オールド・マジック』より。たぶん今回かけた中で唯一の英国音楽。(YouTube)

♪08 今年出たアルバム『フォトグラフス』(Amazon)より。 ライヴ・ヴァージョン(YouTube)

♪09 『ミスター・Pズ・シャッフル』(Amazon)より。わたしはこの曲を、ジャッキー&ロイのヴァージョンで知りました。その後、ウィズ・ジョーンズのライヴに行ったらこれがうたわれて、意外だったので驚きましたが、ジョン・マーティンのヴァージョンともども、ビッグ・ビル・ブルーンズィーからの流れでしょうか。ほかにはオーティス・レディングのカヴァーも有名。もとは1930年代のポピュラー・ソングで、最初にヒットさせたのはたしかベニー・グッドマン。シドラン版は都会的な仕上がり。

♪10 デビュー・アルバム『マイ・フィート・キャント・フェイル・ミー・ナウ』(Amazon)より。オリジナルはモダン・ジャズの巨人、チャーリー・パーカー。レコード・デビュー前のライヴでの同曲の演奏。客が踊ってる(YouTube)

♪11 中平康監督のおしゃれ映画「月曜日のユカ」のサントラ(Amazon)だいっ!(←イカ天の相原勇の口調で) 音楽は黛敏郎。この曲は、小西康陽が「『カミン・ホーム・ベイビー』のよう」と評したことで知られる、ナイト・クラブのダンス・シーンの音楽。

♪12 ジャズ・クラリネット奏者が、モダンかつジェントルな味付けでフォークやスピリチュアルを演奏した『フォーク・ジャズ』より。誰にも注目されてないようですが、個人的には今年最大の発見(CD化自体はずっと昔)。単体のCD(Amazon)のほか、(サイドマンとして参加した)ジム・ホール名義の4オン2(Amazon)にも収録。

***森山弟***

01 レイハラカミ / joy
02 Calexico / Gypsy’s Curse
03 Innocence Mission / Where Does the Time Go?
04 múm / green grass of tunnel
05 Tunng / Hustle
06 トクマルシューゴ / LANTERN ON THE WATER
07 Minotaur Shock / Local Violin Shop
08 フィッシュマンズ / シーズン

<コメント>
♪01 今年の夏に40歳の若さで亡くなったジャパニーズ・エレクトロニカのパイオニア。本名が原神玲ってかっこよすぎで反則だと思います。矢野顕子が世界遺産に認定した「lust」(2005年)より。

♪02 アメリカ以外の国では生まれようがない音楽を奏で続けるキャレキシコ。2006年の「The Black Light」より。ヴェンダース映画のサントラでもやればいいなぁと思ってたら「パレルモ・シューティング」ですでに使用されてました。まあそうだよね。

♪03 おそろしく澄み切ったアコースティック・フォーク。普段は個人の好みとは関係ない(大きなパズルの一片としてとか、考え事の種としてとか、DJで使えそうだなとかいう)不謹慎な理由で音楽を聴くことが多い中、イノセンス・ミッションは純粋に自分の好きな音楽の究極に近いです。とても美しい「Birds of My Neighborhood」(99年)より。

♪04 ムームはご存じアイスランドのかわらしいエレクトロニカ・バンド。おとぎ話のような音楽で、夜中に聴いているとうっとりとどこかに吸い込まれそうになるのでおすすめ。「Finally We Are No One」(2002年)収録。

♪05 英国のフォークトロニカ。古き良き英国の陰影をエレクトロニカに持ち込んでます。「...and Then We Saw Land」(2010年)より。

♪06 精密かつ繊細な音楽ですね。隅々まで計算され尽くされているはずなのに温かみや懐かしさを感じさせる手腕はさすが。「Night Piece」(2004年)より。

♪07 ミノタウロ・ショックは英国ブリストル(治安があんまりよくないので車で通る時はなるべく早く通過したい感じの街)を拠点にするデヴィッド・エドワーズによるフォークトロニカ・プロジェクト。静かできれいな音を出します。「Chiff-Chaffs & Willow Warblers」(2008年)より。

♪08 音楽に限らずなんとも思わないものを無限にスルーし続ける毎日の中で、フィッシュマンズに出会って今に至るまでずっと聴き続けることができていることはほんとに得したなとしか言いようがないです。

***いなもと***

01 Dirty Bourbon River Show / Ain't No Place (Like New Orleans)
02 Féloche / Darwin Avait Raison
03 Trey Brown / Careful What I'm Leavin' Behind
04 Murder By Death / Ball & Chain
05 The California Honeydrops / Same Ol', Same Ol'
06 Hot Tuna / Smokerise Journey
07 Movits! / Med två dollar på fickan
08 Pussywarmers / La Nen la Bambele
09 James Bond Theme / Boban Markovic Orkestar & Fanfare Ciocarlia
10 Turnpike Troubadours / Kansas City Southern
11 King Automatic / Coffee And Speed
12 Howe Gelb / Brand New Swamp Thing

<コメント>
♪01 ニューオーリンズのヴォードヴィル系バンド。若干のB級臭さが可愛らしい。

♪02 エレクトロケイジャン。フランスの人なので本場と言えば本場ですが、どこか歪んだ逆輸入感。

♪03 オースティンのインディーバンド。サーフっぽい曲も交えたアルバムは、薄暗さと良心的な部分のバランスが大変良い。

♪04 チェロ奏者含む5ピースのロックバンド。ワイルドウエスタン×退廃ゴシックの世界観が魅力的なベテラン。

♪05 ブルーグラスからソウル、スウィングまでごた混ぜの愉快なアメリカーナ。ウォッシュボード等も用いたザディコ風の一曲。

♪06 まさかの復活でさらにまさかの名盤だったHot Tunaの2011年の新譜から。大人の余裕溢れまくり。

♪07 スウェーデンのスウィング-ラップ。多くは語りません…

♪08 胡散臭い20's大衆ジャズを演るイタリアのバンド。名門Voodoo Rhythmらしいヒネた雰囲気。

♪09 セルビアのトランぺッター率いるロマブラス。暑苦しくもカッコいいバルカンサウンド。

♪10 オクラホマのブルーグラス/カントリー。気取ったところがない若手ブルーグラスって実は結構貴重。

♪11 フランスのガレージ/スラッシュブルース。ワンマンバンド界の超重鎮。Voodoo Rhythm所属の安定感。

♪12 Giant Sandとソロの曲を、ミニマルな音作りでセルフカバーした昨年のアルバムより。

***バターけんしろう***

01 Yellow Magic Orchestra / COMPUTER GAME "Theme From The Circus" from『Yellow Magic Orchestra』
02 Yellow Magic Orchestra / MAD PIERROT from『Yellow Magic Orchestra』
03 Cupsule / Hello from『PLAYER』
04 坂本龍一 / Merry Christmas Mr.Lawrence from『Merry Christmas Mr.Lawrence』
05 電気グルーヴ / 富士山 - Fuji-san from『VITAMINE』
06 Yellow Magic Orchestra / Ballet from『BGM』
07 Yoshinori Sunahara / 747 dub from『THE SOUND OF '70s』
08 やくしまるえつこ / ジェニーはご機嫌ななめ from「おやすみパラドックス」のカップリング
09 石野卓球 / Stereo Nights from『KARAOKE JACK』
10 矢野顕子 / ひとつだけ from『ごはんができたよ』

<コメント>
♪01&02 Yellow Magic Orchestra(YMO)のデビューアルバムの「Yellow Magic Orchestra」から2曲、COMPUTER GAME “Theme From The Circusはアーケードゲーム「サーカス」の音をシンセサイザーで表現。シーソーの音、風船が割れる音、失敗時の葬送行進曲などが再現されている。曲後半からドラムの音が挿入され、ゲーム音がリズムに合わさり、次の曲へと連結される。ほとんどを細野晴臣が自宅で設計し、YMOの3人による手弾きで録音している。使用しているシンセサイザーはPS-3100のみで、松武秀樹はまったく関与していない。MAD PIEROTのタイトルはジャン=リュック・ゴダール監督の映画『気狂いピエロ』から取られており、YMOのごく初期のライブではこの楽曲が演奏されていたが難易度が高く、演奏されなくなった。なおCOMPUTER GAME “Theme From The Circus“は通常版、MAD PIEROTはUS版より。

♪03 Pefumeのプロデューサーである中田ヤスタカのユニット capsuleの11枚目のアルバムから。CM「iida PRISMOID」挿入歌なので結構お茶の間にも流れた印象がある曲。

♪04 何も書く必要が無い、坂本教授の一番メジャーな作品。個人的にはこの映画の撮影の際の大島渚の色々なエピソード(撮影に使ったトカゲが演出意図どおりに動かないことに腹を立て「お前はどこの事務所だ!」と怒鳴りつけたこととか)を思い出して少し笑ってしまう。

♪05 電気グルーヴの4thアルバム、石野卓球が、ロンドンに渡り経験したアシッド・リヴァイヴァルの影響が表れたアルバムである。全編にTB-303がフィーチャーされている。富士山 - Fuji-sanは作詞はともかく、作曲もピエール瀧。うしろの掛け声はメンバー+ソニー信濃町スタジオのレコーディングエンジニアの面々、私の知り合いの声も入っているので選曲。

♪06 YMOの5thアルバム、収録曲全体がおとなしく暗めのイメージを持つため、爆発的セールスこそなかったが、リーダーの細野晴臣自ら「たくさん売れた後だからこそやりたいことができたアルバム」と言わしめた問題作品。きらびやかなテクノポップから一転し、イギリスのニューウェーブや現代音楽との強い共振関係が認められる。BALLET はこのアルバムの方向性を示した曲で、暗い中にも甘い雰囲気を醸し出している。イントロのピアノは坂本による演奏。歌詞はタマラ・ド・レンピッカについて霧の中にあるワルシャワの雰囲気を高橋が表現。SE的な音色は細野による機関車をイメージしたもの。

♪07 元電気グルーヴのまりんこと、砂原良徳の3thアルバム、素材をいかにコーティングして面白く聴かせるかというコンセプトをとことん追いつめているらしい。ステレオ左右チャンネルの音の振り分け、逆相成分の使用、サンプリング・レートの設定、生楽器のサンプルとカット・アップの細かさなど私だとわからない世界のこだわりがある為、オーディオマニアの方にオススメしたい。

♪08 相対性理論のボーカル兼プロデューサー、やくしまるえつこの1stシングル、原曲はニューウェイブをコンセプトにしたジューシーフルーツの大ヒット曲、他にPerfumeとかもカバーしている。今回は御大近田春夫が制作に関わった上、アレンジャーがユキヒロ氏というソレ系の人にとっては涙が止まらない位の豪華作成陣。なお、レコーディングエンジニアによると、やくしまるえつこの声は小さな声で話しても遠くまでよく聴こえるほど、倍音成分が非常に多い特殊な声質の持ち主だそうである。

♪09 電気グルーヴ石野卓球のソロ4thアルバム、またstereo nights自身は先行でシングルにてリリースされていた。このアルバムの中では一番テクノポップ寄りの曲。ジャケットの写真は石野卓球自身の女装。

♪10 矢野顕子の4thアルバム、坂本龍一との共同プロデュースが行われているほか、高橋幸宏(ドラムス)、細野晴臣(ベース)、大村憲司(ギター)、松武秀樹(ローランド MC-8シーケンサープログラミング)といったYMOのメンバー、スタッフが制作に参加しており、矢野自身がYMOのワールドツアーに参加するなど、矢野がYMOとのコラボレーション関係にあった時期の状況を色濃く反映した作品である。もっともアルバムのクレジットにはYMO名義は現れておらず、彼らはあくまでそれぞれ個人参加という位置づけである。ひとつだけ、は元はアグネス・チャンのアルバム「美しい日々」(1979年)に提供された楽曲で、娘の坂本美雨もカバーしている名曲。ライブでも見たがこの方程楽しそうにピアノを弾く方は他にいません。

***森山弟***


01 佐野元春 / アンジェリーナ
02 Heavy Trash / Crazy Pritty Baby
03 Mac Rebennack / Storm Warning
04 Small Faces / Sha-La-La-La-Lee
05 Kinks / All Day and All of the Night
06 Dave Clark Five / Do You Love Me
07 Sonics / Psycho
08 L⇔R / LAZY GIRL
09 スピッツ / 魔法のコトバ
10 ハンバートハンバート / 1時間
11 中森明菜 / 悪女
12 Stone Roses / Begging You

<コメント>
♪01 完全にブルース・スプリングスティーンのパクリのデビュー曲。今の耳で聴いて輝きが失われていないのはこっちですね。ゲストのバターけんしろうさんが80年代邦楽で固めてくると予想して1曲目にこれを選びました。

♪01 ジョン・スペンサー(ブルース・エクスプロージョン)のソロ・プロジェクト。内容はいいんだけど聴くのがしんどいJSBEと違って、ルーズなブルースやロカビリーなどのルーツ音楽を楽しそうにやってて好印象。こういうのをずっとやってほしいです。

♪01 ドクター・ジョンを名乗り始める前の、本名での活動時期の曲(58年)。クランプスがカヴァーした曲を集めたコンピの第三弾「Song the Cramps Taught Us Vol. 3」より。50年代から60年代にかけての原始的な(トラッシュな)ロックンロール31曲を76分収録。

♪04~♪07 ブリティッシュ・インヴェイジョンをガレージ・パンクの源流としての観点から再考察する試み。

♪08 ファースト・シングル(92年)。黒沢健一本人も回想している通り、ブレイク前の方が好きなことをやれてる感があって楽しい曲が多いです。50年代のラジオから流れてきそうなごきげんなロックンロールにビーチ・ボーイズ風のコーラス等、L⇔Rのエッセンスが詰まった佳作。

♪09 「さざなみCD」(2007年)より。近年のスピッツではかなりの名曲だと思います。

♪10 「道はつづく」(2006年)より。現在活動中の日本のグループとしては全アルバム買う価値のある希少な存在。

♪11 中島みゆきさんのカヴァー。やっぱりいい曲ですね。

♪12 再結成を祝して、各方面で散々な言われようだったセカンド・アルバムより。ファーストにそこまで衝撃を受けなかった派なので、このバンドはヴォーカルがイアン・ブラウンじゃなければ最高なのにと思ってました。歌が引っ込んでバンド・サウンドが前に出てるセカンドの方が好きです。

***森山兄***

01 Jose Feliciano / She Came in Through the Bathroom Window
02 O.S.T.「Emperor of the North」 / Terror Chase
03 Emil Richards / Jimmy
04 The Quebe Sisters Band / Tumbling Tumbleweeds
05 ロンサム・ストリングス&中村まり / アイ・アム・ア・マン・オヴ・コンスタント・ソロウ
06 Madeleine Peyroux / Wild Card in the Hole
07 Sonny Greer & His Rextet / Kansas City Caboose (alt.)
08 Lawrence Brown's All-Stars with Johnny Hodges / Ruint
09 O.S.T.「The Yellow Canary」 / Deserted Canary
10 Pokey Lafarge & The River City Three / Ain't the Same
11 ラストショウ / 髭とルージュとバルコニー
12 佐野元春&ザ・ホーボー・キング・バンド / マナサス

<コメント>
♪01 アッパーなフェリシアーノ。ビートルズのカヴァー。『ファイアワークス』に収録。このアルバムは単体では未CD化で、『10 to 23』とのカップリングの2イン1が輸入盤で出てます(Amazon)。ストーンズ「サティスファクション」のカヴァーもよい。

♪02 ロバート・アルドリッチ監督「北国の帝王」のサントラ(タワレコのサイト)より。映画の原題は最初は「Emperor of the North Pole」だったものが、再公開時に(?)ポールがとれ、そっちのタイトルのほうで知られることが多くなったとのこと。音楽はフランク・デヴォル。CDは「おしゃれスパイ危機連発(Caprice)」のサントラとの2イン1。映画の時代設定になっている1930年代のムードが横溢。

♪03 スタジオ仕事も多数ある(ジャズ・)ヴィブラフォン奏者。当時のヒット曲をことごとく変拍子で調理した『ニュー・タイム・エレメント』(Amazon)より。

♪04 カントゥリー版のアンドリュース・シスターズと言っておけば当たらずといえども遠からず、なグループ。アルバム『タイムレス』(Amazon)より。ちなみにグループ名のQuebeの読み方はクウェイビーだそうです。(YouTube)

♪05 我が家における本年度の日本人の新譜では群を抜いている『フォークロア・セッション』(Amazon)より。

♪06 オムニバス『ノート・オヴ・ホープ』(Amazon)より。ウディ・ガスリーが遺した歌詞に、いろんなひとたちが曲をつけたもの。ジャクソン・ブラウン、ネリー・マッカイ、ルー・リード、ジャクソン・ブラウンなんかが参加。「仕事!」で有名なスタッズ・ターケルが、ジャズィなトラックをバックしにしてポエトリー・リーディングしているのもあって、これも非常にかっこよいです。

♪07 1940年代、勃興してきたジャンプ、ジャイヴといった泥臭系音楽に触発された、エリントン楽団の面々やアール・ハインズが遺した録音をまとめた『Earl Hines and the Duke's Men』(邦題は『アポロ・セッションズ1945~47』)(AllMusic)より。ここでのリーダーのグリアーは、四半世紀にわたってエリントン楽団のドラマーを務めた人物。

♪08 ローレンス・ブラウンは、↑07にも参加している、エリントン楽団のトロンボーン奏者。エリントン抜きでエリントンゆかりのナムバーを中心に演奏したアルバム『Inspired Abandon』より。このアルバムは未CD化で、レコード・コレクターズのインパルス特集で存在を知って買ってみました。

♪09 ケニオン・ホプキンスはTVや映画の音楽、およびイージーリスニング的なものなど、たくさんのアルバムを出していますがCD化されているものはごくわずかです。これは1963年の映画(邦題:誘拐犯を逃がすな)のサントラで、ラロ・シフリン(p)、ケニー・バレル(g)、ズート・シムズ(ts)などが録音に参加しております。シネ・ジャズ。

♪10 今回のゲストのいなもとさんが言及していたので試聴してみたら気に入って買った、ミズーリ州セント・ルイスのオールド・タイミー。まだ20代後半らしいです。今後とも期待したいところです。本年度新譜『ミドル・オヴ・エヴリウェア』(Amazon)より。

♪11 和製エリア・コード615的なカントリー・ロック集団。ベスト盤より。オリジナルは鈴木慶一とムーンライダース。(YouTube)

♪12 ジョン・サイモンをプロデューサーに迎えたアメリカン・ロック・アルバム『ザ・バーン』(Amazon)より。なんだかんだ言って、かなり好きです。

***おまけCD『Saturday Night Prayer Meeting』曲目***
01 Labi Siffre / Prayer
02 ハンバートハンバート / 願い
03 Brasilia Modern Six / I Say a Little Prayer
04 Charles Mingus / Wednesday Night Prayer Meeting
05 The Heliocentrics / Second Chance (K2's Prayer)
06 冨田ラボ / Prayer on the Air
07 Asleep At The Wheel / Maiden's Prayer
08 The Jayhawks / Pray for Me
09 Jacqui Naylor / Dreamin' Prayin' Wishin'
10 スクーデリア・エレクトロ / My Pray
11 Brian Wilson / Our Prayer/Gee
12 John Martyn / May You Never
13 Susan Pillsbury / Praying for Rain
14 矢野顕子 / Prayer
15 Charlie Haden / It's Me, O Lord (Standin' in the Need of Prayer)
16 Loreena McKennitt / Dante's Prayer
17 宇多田ヒカル / 誰かの願いが叶うころ
18 Cyrus Chestnut / Sweet Hour of Prayer
19 Alison Krauss / Down to the River to Pray

*曲の出典*
01 『For the Children』(1973年)
02 『道はつづく』(2006年)
03 『Estreia』(1969年)
 ☆バート・バカラックの曲。
04 『Blues & Roots』(1959年)
05 『Out There』(2007年)
06 『シップランチング』(2006年)
07 『Ride with Bob』(1999年)
08 『Tomorrow the Green Grass』(1995年)
09 『Lucky Girl』(2011年)
10 『フラミンゴ』(1999年)
11 『Smile』(2004年)
12 『Solid Air』(1973年)
13 オリジナル・アルバム未収録。CD『Susan Pillsbury』(2010年リリース)のボーナス・トラック
14 『スーパーフォークソング』(1992年)
15 『Steal Away: Spirituals, Hymns and Folk Songs』(1995年)
 ☆アルバムの邦題は『スピリチュアル』。
16 『The Book of Secrets』(1997年)
17 『ULTRA BLUE』(2006年)
18 『You are My Sunshine』(2003年)
19 サントラ『O Brother, Where art Thou?』(2000年)

*祈りっぽい曲を集めてみました。
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by soundofmusic | 2011-11-15 22:34 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

渦巻く愛憎

d0000025_19561241.jpg阿佐ヶ谷の南口のライヴハウス、ネクストサンデーが6周年を迎えるとかで、6日連続でその記念的なライヴが立て続けにあって、そのうち1日に、ジョー長岡や阪本正義が出るというので、行ってきました。ちなみにほかの出演者は歳星、Tenko、BLUEHOUR。遅れて行ったらしょっぱなの歳星は見逃し、2番手のジョー長岡の途中から見ることになった。Tenkoも以前、たしかこの店で、轟渚の対バンで見た気がするので(そのときより今回のほうがよいとおもった)、まったく知らない出演者はBLUEHOURだけだったんだけど、これがなんかまあ、ひさしぶりに驚いた。

一般的な言い方をすればギターを弾き語るシンガー・ソングライターということになるのだろうけど、歌声はときに聞こえないほどにぼそぼそと地面を這い、ときに細く長く天井に向かって延びていく。ギターも、1本の弦だけをぼん、ぼんとひっかくような、隙間だらけの音だったりする。ジャコメッティの彫刻のようにミニマルで、それでいて同時になまめかしさもある音楽。たとえば小田和正とニック・ドレイクがひとりの人間の中に同居したらこういう音楽になるのではないか? などと書いてはみるものの、音楽を説明するのは難しいし、ちょっとむなしい。と同時に楽しくもある。

せっかくなので動画でも軽~く貼り付けてみたいところなんだけど、どうやら存在していないっぽい。そして、公式サイトに有用な情報が少ないということも特筆に価するかもしれない。

帰り際、ジョーさんと少し話したら、彼も若干衝撃を受けていたみたいだった。そして彼は阪本さんにわたしのことを、「アメリカに対する愛と憎が渦巻いてるひと」と紹介していた。うん……たしかにまあ、そのとおりなんだけどね……。それ以外にどうやってアメリカと付き合ったらいいのか、いまだによくわからない。

写真は、スタンリー・タレンタインとスリー・サウンズの共演アルバム『ブルー・アワー』。ここから名前をとったんだろうか?

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今度の土曜日のお知らせです。DJ一同、はりきって回しますので、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

PPFNP Vol.87
日時:2011年11月12日(土)18時~22時
会場:渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図
料金:800円(1ドリンク&おみやげ付き)
DJ:森山弟(弟)/森山兄(兄)/バターけんしろう/いなもと
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by soundofmusic | 2011-11-07 19:57 | 日記 | Comments(0)