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黒の試走車<テストカー> Vol.79

d0000025_9295687.jpg日時:2013年10月05日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:あずまきょういち/森山兄
ゲスト:/相馬さん
*今回チバさんは欠席です。

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

10月のゲストは相馬さんと、すっかりおなじみの籠さん。なお、今回、レギュラーのチバさんはご欠席です。あしからずご了承ください。

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by soundofmusic | 2013-09-28 09:33 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

リスト Volume 98 2013.09.14 ゲスト:ヒジカタ&DJ Gentle

***森山兄***

01 The Staves / In the Long Run
02 Donovan Woods / The Coldest State
03 プリドーン / オーヴァー・ザ・レインボウ
04 Frida Hyvonen / The Modern
05 Milk Carton Kids / Undress the World
06 Gilbert O'Sullivan / Out of the Question
07 ソギー・チェリオス / かぜよふけ うみよなけ
08 Leon Spencer / Mercy Mercy Me
09 Bryan Ferry / Let's Stick Together
10 Grady Tate / When You Get Right Down to It
11 一十三十一 / レターズ

*コメント*
♪01 英国のフォーキー三姉妹。『デッド&ボーン&グロウン』より。きれいなハーモニー。(YouTube)

♪02 3枚ほどアルバムを出してますが日本ではほとんど誰も話題にしている気配がない?カナダのSSW。『ドント・ゲット・トゥー・グランド』より。CDの表面に貼ってあったスティッカーによると、エリオット・スミス、ダミアン・ライス、アレクシ・マードックなんかと一緒にミックス・テープに入れるとよいとのこと。(YouTube)

♪03 英語詞で弾き語るフリー・フォークな女性SSW。『ア・ゴールデン・ホウィール』より。

♪04 ディスクユニオンで90円だったので買ってみた、現代北欧の鍵盤弾き語り系女性SSW。正式な名前表記は、オーの上にウムラウトがつきます。『アンティル・デス・カムズ』より。(YouTube)

♪05 今年出たアルバム『ジ・アッシュ&クレイ』が森山兄弟の両方によって名盤認定された(=500~1000枚に1枚級の名盤)、現代のS&G。アルバム『プロローグ』より。(YouTube)

♪06 たまにどっかで「アローン・アゲイン」を耳にしたりするたびに、ギルバート・オサリヴァンってよさそうだからちゃんと聴いてみたいなあと思ってはいたのですが、だからと言ってYouTubeをあさるでもなくほったらかしにしていて、最近ようやく、部屋の片隅に打ち捨てられていたベスト盤を引っ張り出してみました。そこからの曲になります。(YouTube)

♪07 鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)と直枝政広(カーネーション)によるユニット。アルバム『1959』より。たしかレココレの『ラム』(ポールの)特集での対談がきっかけで結成された気がするのですが、なるほどできる楽器はなるべくふたりでやってるあたりのざっくり感は『ラム』っぽいのかな。この曲の直枝のよく走るベース、かっこいいです。(アルバムの宣伝動画)

♪08 オルガン・ジャズ。マーヴィン・ゲイのカヴァー。アルバム『ルイジアナ・スリム』より。オリジナルの体裁では日本でのみCD化されていますが、2イン1の輸入盤CDもあります。(YouTube)

♪09 ロキシー・ミュージックのヴォーカルのひと。なぜか(ロキシー含め)まともに聴いたことがないままここまで来ましたが、先日、ラジオで、このひとによるディラン「激しい雨が降る」のカヴァー・ヴァージョンを聴き、それでこのひとの魅力に気付きました。この曲はアルバム『レッツ・スティック・トゥギャザー』のタイトル曲。原曲はウィルバート・ハリスンのR&B・ヒット。(YouTube)

♪10 うたうドラマー。72年度作『シー・イズ・マイ・レディ』(たぶん未CD化)より。試聴。作曲はバリー・マン。作者自身のヴァージョンと、デルフォニックスのやつ

♪11 手紙に関する曲だけを集めたコンセプト・カヴァー・アルバム『レターズ』(Amazon)より。この曲のオリジナルは宇多田ヒカル。

***森山弟***

01 鳥尾さん / Be Bop (2004)
02 レイドバック / Crazy Love (2004)
03 和幸 / ゴロワーズを吸ったことがあるかい (2009)
04 ハンバートハンバート / 罪の味 (2010)
05 忌野清志郎 / カモナ・ベイビー (1992)
06 森は生きている / 断片 (2013)
07 Monsters of Folk / Losin to Head (2009)
08 String Cheese Incident / Walk This Way (2005)
09 Raconteurs / Many Shades of Black (2008)

*コメント*
♪01 日本人女性ピアノ・トリオ。バリバリのビバップ&ハード・バップ。

♪02 ヴォーカル、ピアノ、ベースの日本人トリオ。曲はヴァン・モリソンのカヴァー。

♪03 加藤和彦とTHE ALFEEの坂崎幸之助のユニット。曲はかまやつひろしのカヴァー。

♪04 現代日本の最高峰フォーク・デュオ。アルバム「さすらい記」より。

♪05 ブッカ―TとかMG’sと組んだアルバム「メンフィス」より。

♪06 超大型新人のデビュー作より。

♪07 M. ワードとかがいるシンガー・ソングライター集団4人組。スーパー・グループ系(やや地味)。

♪08 米国ジャム・バンドによるエアロスミスさんのカヴァー。彼らのカヴァー曲のみを集めた日本独自の編集盤「オン・ザ・カヴァー」より。

♪09 ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトのガレージ・バンド。

***DJ Gentle***

01 lay La / emu
02 Party Girl /DAISHI DANCE
03 sunburst / cargo
04 Birds Feat.KaoriNatori/ FreeTEMPO
05 Flight / STUDIO APARTMENT
06 Meu Sonhoa / Kaleido
07 EDEN / A-bee
08 夏の日の1993 / class

***ヒジカタ***

01 The Paul Butterfield Blues Band / Born In Chicago
02 Frank Zappa / Peaches en Regalia
03 Earth Wind & Fire / Sunshine
04 The Allman Brothers Band / Jessica
05 Quicksilver Messenger Service / Don't Cry My Lady Love
06 Stuff / Foots
07 The Band / Stage Fright
08 Grateful Dead / Unbroken Chain

***森山弟***

01 ケンイシイ / メタル・ブルー・アメリカ (1997)
02 トーキョー・No.1・ソウル・セット+沙羅マリー / 接吻 (2011)
03 Black Joe Lewis & the Honeybear / Boogie (2009)
04 Gizell Smith & the Mighty Mocambos / Gonna Get You (2009)
05 Vintage Trouble / Blues Hang Me Down (2011)
06 Little Barrie / Surf Hell (2011)
07 Black Rebel Motorcycle Club / Whatever Happened to My Rock 'n' Roll (Punk Song) (2008)
08 Arctic Monkeys / I Bet You Look Good on the Dancefloor (2006)

*コメント*
♪01 かっこいいっすね。

♪02 オリジナル・ラヴのカヴァー。全曲異なる女性ヴォーカリストをゲストに迎えたカヴァー・アルバム「全て光」より。

♪03 「黒いエルヴィス」ことジョー・ルイス率いる強烈なロッキン・ソウル・バンド。

♪04 ドイツのディープ・ファンク・シーンを牽引するマイティ・モカンボスが黒人女性ヴォーカルを迎えた作品より。

♪05 黒人R&Bシンガー、タイ・テイラーを擁するロック・バンド。

♪06 現代UKのモッズ・バンド。ゴリゴリ・ロック。

♪07 ゴリゴリ・ロック。

♪08 ゴリゴリ・ロック。

***森山兄***

01 平子理沙 / エピック
02 Veronica Falls / Waiting for Something to Happen
03 ギロ / 目覚めた鳥
04 Browning Bryant / Liverpool Fool
05 Ringo Starr / Have I Told You Lately That I Love You
06 Marty Mitchell / You are the Sunshine of My Life
07 The Wiyos / Sadie Green Vamp of New Orleans
08 バンバンバザール / 好事魔
09 Bob Wallis & His Storyville Jazzmen / I'm Shy, Mary Ellen, I'm Shy
10 ジャンクフジヤマ / 122

*コメント*
♪01 平子理沙は普通に音楽好きで、バンドをやってる外人を招いて曲を作らせたりしているのですが、なにしろこのひとの音楽活動ってほぼ誰からも求められていないところがかわいそう過ぎます。この曲は5曲入りCD+フォトブックという体裁でリリースされた『キャノンボール』(Amazon)に収録されてますが、CDだけだと誰も買わないと思われたのでしょう。2、3、4曲目はどれもいい感じにチャラくてキャッチーです。だまされたと思って試聴してみてください。

♪02 現代UKのギター・ポップ・バンド。わたしは若い時分も含めて、この手の音にはたいへん厳しい(好きじゃないっていう意味)ほうですが、この甘酸っぱさはいいね! アルバム『ウェイティング・フォー・サムシング・トゥ・ハップン』より。もしかしたら生まれて初めて好きになったギター・ポップ・バンドかも。(YouTube)

♪03 アルバム『アルバム』でしか知りませんが、おもしろいバンドですね。サブカルとプログレをブラジルを糊にして強引に接着させたような感じ? ライヴも見てみたい。(YouTube)

♪04 アルバム『ブロウニング・ブライアント』より。録音当時16歳か17歳だったそうです。プロデュースはアラン・トゥーサン。この曲の作曲もです。バックを務めるのはミーターズなど。ジャケ写はリー・フリードランダー。(YouTube)

♪05 元ビートルズ。古いスタンダードを中心としたアルバム『センティメンタル・ジャーニー』より。この曲の編曲はエルマー・バーンスタイン。リンゴ版モッド・ジャズ。よく走るベースは誰でしょう。(YouTube)

♪06 70年代後半のひとらしいのでちょっとくらいは情報があってもよさそうなんですが、調べても意外にもなにも出てこない。アルバム『ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ』(たぶん未CD化)より。スティーヴィー・ワンダーのヒット曲をポップ・カントゥリー調に仕立て上げています。(YouTube)

♪07 現代NYCのジャイヴ/カントゥリー・バンド。『ハット・トリック』より。こちらのライヴの様子を見ると、いなせな感じで日本のボガルサあたりをも彷彿とさせますね。もともとは1920年代の曲のようです。(YouTube)

♪08 ずっとグッド・タイム・ミュージックを追求し続けているひとたちですが、ここまで素直かつ本格的なアプローチはなかなかとってなかったんじゃないでしょうか。アルバム『サイドB』(Amazon)より。

♪09 1960年代前半のイギリスではけっこう大規模なディキシーランド・ジャズのリヴァイヴァルがあり、それらはトラッド・ジャズと呼ばれていました。その代表的人物のひとりがこのボブ・ウォリス。この曲は1960年とか61年とかそれくらいの録音だと思います。ベスト盤より。

♪10 山下達郎の本格的なバッタモンとして打って出て、村上ポンタ秀一にまでその才能が認められるという、バッタモンの身に余る幸福を享受しているひと。そのポンタがバックを努めたライヴ盤『ジャンクタイム』より。8分くらいある曲ですが、後半の5分くらいの、メンバー紹介と観客への感謝の部分のみプレイ。不肖わたくしの気持ちを勝手に代弁していただきました。こちらはスタジオ・ヴァージョン。

***おまけCD『Bridge Over Troubled Music』曲目***

01 Simon & Garfunkel / The 59th Street Bridge Song
02 佐野元春 / 約束の橋
03 Seeker Lover Keeper / Bridges Burned
04 センチメンタル・シティ・ロマンス / ロスアンジェルス大橋Uターン
05 The Lost Generation / One More Brige to Cross
06 The Chi-Lites feat. Jackie Wilson / Don't Burn No Bridges
07 Roger Collins / Get Me to the Bridge
08 Bob Wallis and His Storyville Jazzmen / Sur le Pont D'Avignon
09 Count Basie & His Orchestra / London Bridge is Falling down
10 Eartha Kitt / Under the Bridges of Paris
11 Yole Yole / 星降る橋
12 Joanna Newsom / Bridges and Balloons
13 Harold McNair / Barnes Bridge
14 古谷充とザ・フレッシュメン / お江戸日本橋
15 ザバダック / 五つの橋
16 Carolina Chocolate Drops / Peace Behind the Bridge
17 鈴木祥子 / 危ない橋
18 Grady Tate / Bridges
19 Mazzy Star / Look on down from the Bridge
20 Paul Desmond / Bridge Over Troubled Water
21 Aretha Franklin / Bridge Over Troubled Water

☆橋に関係した曲を集めました。
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by soundofmusic | 2013-09-26 18:02 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

狐の穴にて

d0000025_8483581.jpg突如としてひとに誘われて、吉祥寺フォックスホールで、内橋和久(gほか)と山本達久(dsほか)のデュオを見ました。正味80分で約4曲くらいの即興。即興というのは本来、音楽のジャンル名ではなくて演奏の手法なんだろうと思いますが、実際問題としてあたかもジャンル名のひとつのように「インプロヴィゼイション」という言葉が使われることがよくあって、しばしばそれは、フリー・ジャズの延長線上にあるような音(楽)のことを指したりするような気もします。

で、見に行ったそれの感想を書きたいんだけど、なにしろ曲がないし、即興の結果、出てきた音が特定のジャンルの音楽に似てるというのでもないから、説明のしようがない。ので、ありのまま起こったことを話すと、若干の起伏はありつつもおおむね食い入るように見てしまっていて、椅子のあるところでライヴを見るとかなりの確率でうつらうつらしてしまう自分にはとても珍しいこと。

まず座っている内橋の目の前のテーブルにはエフェクター類がよっついつつ。最初のうちはギター本体とそれらの機材とをほとんど交互にさわっているみたいな感じで、すばやくカードを配るディーラーのようでもあるし、いや、この言い方はいま思いついたけど、もはやテーブルに載っているそれら機材も全部含めてギターなんだと言おうか。もちろん足でもペダルを踏んだり踏まなかったりしている。で、どんな音が出るかというとおよそ慣れ親しんだギターの音やフレーズじゃない。一度弦に触れるごとに違った色の音が飛び出し、それがリアル・タイムでサンプリングされてループになり、また別の音が重なって広がって……現代ギター界がこういうふうになってることは断片的に見聞きしたことはあるのでいくらかは知っているつもりだけれど、ここまで徹底されると驚く。

それを受けて立つ山本は……という言い方は正確ではない。リードしたりされたりのゆらぎはあれど、明確な主従関係はない。ファンキーなビートがあり、泡立て器やホースや発信機?を使ったプレイがあり、細分化された小さなさざなみがあり、突発的に巨大なうねりがある。とにかくお互いの機敏な反応は見ていて心地よかった。2005年ごろ、ジャズのインプロヴィゼイション、インタープレイをどうにかして日常生活に取り入れられないかと夢想していた時期があったんだけど、そんなことを思い出したりしました。いまよりも若かったころは、別に自分が音楽をやるわけでもないのに「誰それは自分が影響を受けたミュージシャン」だなんて言い方をするのがこっ恥ずかしいと思っていて、でも音楽を聴くこと、っていうか、音楽に接することっていうのはそういうせせこましいアレじゃないんだよなって気付かれた。そういう意味でも、とてもよかったです。
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by soundofmusic | 2013-09-22 08:51 | 日記 | Comments(0)

画像は炒飯

d0000025_19413918.jpg直前のお知らせになりますが、明日14日(土)18時から、渋谷エッジエンドにてPPFNPが開催されます。ゲストDJ様はヒジカタさん、DJ Gentleさん。詳細はこちらあたりにコムパクトにまとまってますので見てみてください。

おなじみのおまけCDも無事焼き終わりました。毎回35枚くらい焼くわけなんですが、我が家のシステムだけなのか、それとも世の中全体的にそういうもんなのか、15枚か20枚に1枚くらい、正常に終了せずにエラーになりました、って表示されるときがあります。ありますんですが、そうなったそれをCDプレイヤーに突っ込むと、曲数とトータル時間がきちんと表示される。再生すると普通に1曲目が流れる。んじゃあ大丈夫なのかと思って、あとで気になって最後の曲を再生してみると、できない。ということがありました。結論としては、エラー表示が出たやつはきちんと焼けてない、ということになり、要するに当たり前ではあるんですが、もし明日、もらったCDの中にそういったものが混入していた場合(見た目では判別できません)、交換しますので遠慮せずに申し出てください。

今回のおまけCDのテーマは「橋」です。タイトルは『Bridge Over Troubled Music』となっております。いい加減いろんなテーマで作ってきて、もうそろそろネタ切れになるだろうとしばらく前から思っているにもかかわらず、さすが長年、さほど変わらぬ勢いでCDを買い続けているとなんとかなっちゃうもんです。これもまた、選曲に苦労した形跡などみじんも感じさせぬ軽やかな仕上がりとなっておりますのでご期待くださいませ。

ここから先は別の話で、このあいだ世界初CD化されて1200円というナイス・プライスで出たラブ・ノークスのCDを発売日に都心の大型タワレコに買いに行ったけど棚になくって、やべっ、もう売り切れか、と思って店員さんに聞いてみたら若干レスポンスが悪くて、つまりこっちの期待してたのは「あ、今日リリースのあれですよね、棚に出した分はなくなってますけど在庫あるんでダッシュで持ってきます!」みたいな反応だったんだけど、実際は、ジャンルはなんですかロックですかフォークですかみたいに訊き返されて、名盤探険隊のぉ、みたいに言ってもそれがなんだかご存じなくて、最終的に数分で持ってきてくれたのでことなきを得たんですけど、こういうことの積み重ねでタワレコなんて簡単に行かなくなっちゃうし、っていうか名盤探険隊の特集コーナーができてるに違いないとおもったらそんなものはなくって(あったのかもしれないけど見当たらなかった)……っていう話を書こうかと思ったけど、とくに店員さんの態度に落ち度があったわけでもないし、この話題自体これといっておもしろい要素もない気がするので、わざわざ書くまでもないかなってことで、書かないことにしますね。

ではみなさん、明日、渋谷でお会いできますことを。画像は炒飯。
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by soundofmusic | 2013-09-13 19:43 | 日記 | Comments(0)

綱島のイマジナリー・ライン

d0000025_14503159.jpg本でもCDでも映画でもなんでもいいけど、気軽に、あるいは本気で薦めたり薦められたりしてはみるけれど、でもどんだけ実際に手に取ったり足を運んでもらえたりするかっていうとどうも疑わしい。だって自分のことを振り返ってみても、YouTubeのリンクすらクリックしなかったりするわけだし。

なんか不吉な前置きになりましたが、綱島にある東京園っていう入浴施設とその魅力については、ジョー長岡と、彼とは関係ない別の友人と、ふたりから聞かされていました。聞かされてはいたものの行ったことのなかったそこに昨日初めて行ってみて、そしたら驚いた!(丹波!) めちゃくちゃいいところじゃないですか。冊子「ジョー長岡を紹介します。」のインタヴューで、ジョーさんは「2の法則」という(ひねりのない名前の)理論を展開してくれてますけど、まさにその理論の正しさが証明されることになりました。

ジョー長岡と、檸檬葉の主催によるイヴェント「湯銭浪漫」。昭和が真空パックされたような、揶揄ではなくて文字通りの意味でレトロ=モダンなこの建物の広間を貸し切って、歌あり落語ありDJあり雑貨の展示あり、飲食物はチャージなしで持ち込み自由、そしてもちろん入浴施設なので風呂にも入りまくれる。

とりあえず写真を何枚か。上から順に。①ありきたりな言い方だけど時間が止まってる。②大広間。建物全体に光と風があふれてる。③ビール瓶のケースの上で入船亭扇里さんが落語中。④客席後方から舞台を見るとこんな感じ。⑤出演者全員集合の図。⑥見知らぬひとたちのカラオケと社交ダンス。「旅芸人の記録」でこんなシーンがあったような。

同じ音楽を違ったシチュエーションに置いてみるとがらっと聞こえ方が変わるってことは、ときどき思い出しておいていいと思います。じっくり聴いてもよし、ふらっと立っていなくなってもよし、寝転がってうつらうつらしながら聴いてもよし。冷房がない(!)ので窓を全開にしても汗が流れてくるけれど、風が通るのでいやな暑さはない。缶ビールがまたたく間にぬるくなるのにはまいったけど。とにかく夏の終わりを半日ここで過ごすのは夢のような体験でした。

入船亭扇里の落語。落語を前回生で聞いたのはいつ、どこでだったか思い出せないんですが、落語ってひとりでやる映画みたいなもんなんだなあと気付かされた。切り返しがあってイマジナリー・ラインがある。つまり編集があるってことで、そしてそれをリアル・タイムでやってる。おそろしく高度に洗練された形式を持ってるんだなあと。

夕方になると入ってくる風が涼しくて、ああ夏も終わりかーとはっきりと体に伝わってきたんだけど、帰り道の渋谷駅、それと大塚駅で降りてからの帰り道は、やっぱり依然として、もわーんっとした熱気が充満してて、つまりふだん暮らしているのはそういう場所だってことなんだよな。よい悪いではなくて。

ジョーさんからは、PPFNPの100回目(来年の1月)をここでやったらどうか、と言われていて、そりゃそういうイヴェントがあったら客として遊びに行きたい。ただし本人として企画するのはいろいろめんどくさそうで、正直、気が重い。いろいろ準備もたいへんだろうし、金のことはともかくとして、スタッフとして手伝ってくれる人手がいる。たまには変わったこと、晴れがましいことをやってみたい気持ちがないではないけれど、変わったこと、負担のかかること、人手の必要なこと、そういった物事を極力避けることで長続きしてきたイヴェントでもあるからなあ……。とりあえず森山弟くんはお手すきの際に一度ここを下見してきてみてください。
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by soundofmusic | 2013-09-01 14:50 | 日記 | Comments(4)