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今後

いくつか事務連絡です。

まずは来年1月の、PPFNP vol.100の告知がアップされています。1997年夏にスタートした時点で、隔月でやっていれば2014年1月にこの日を迎えることは分かっておりましたが、そのとき41歳になっている自分がはたして同じようにCDを回しているかどうかについては、当時はまったく想像できませんでした。

それはともかく、この回には、弊イヴェントのオリジナル・メンバーであるアツコさんと、おもに初期から中期にかけてよくご参加いただいたオカムラくんにゲスト参加していただくことが決まっています。たぶんおふたりの現在の音楽性はわたしとはぜんぜん違うはずなので、そのへん、驚きながら楽しんでいただけるのではないかと思っています。ゲストはもうひとりくらい追加させていただける見込みです。ご期待ください。

そして、この回をもちまして、弊イヴェントの隔月での開催は終了となります。わたしから弟に、脱退させてくれと申し出たのですが、許諾が得られなかったため、開催ペースを落として続けることにしました。今後は、たまーにやってる、くらいの感じになると思います。なお、脱退希望の理由は、わたしがあまりにも集客できずに心苦しいためです(=金の問題)。音楽が嫌いになったとかではありません。

次に、そのこととは直接関係はないのですが、毎年年末から翌年3月ごろにかけて、わたしに多大な負荷をかけていた「サウンド・オヴ・ミュージック」のアンケート号作成も、この年末年始はおこなわないこととします。次年度以降については未定ですが、おそらくこのまま、おこなわれないこととなるでしょう。

理由は複合的なのですが、ひとことで言うと、性格上、物事をやめられずにずるずる続けがちなので、ある程度強靭な意志を持って、若者モードから中高年モードに生活をシフトしていく必要を感じているから、ということになるでしょうか。具体的には金と時間の使い方です。それに付随して人間関係も変わっていくことになるかもしれませんが、先のことは正直よくわかりません。
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by soundofmusic | 2013-11-19 17:02 | 日記 | Comments(0)

Pure Pop For Now People Volume 100

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2014年01月11日(土)18時~22時

渋谷エッジエンド(Tel:03-5458-6385)
地図。

800円(1ドリンク&おみやげ付き)

DJ:
アツコ(Kids Are Alright!)
オカムラ
森山弟(弟)
森山兄(兄、サウンド・オヴ・ミュージック)
hitch ←New!

1997年夏からこつこつと隔月で続けてきた結果、ついに弊イヴェントが100回目を迎える日がやってきました。われながらなかなかたいしたもんだと思いますが、適切な時機を見てやめることができなかったのは自分の弱点であるとも思っています。

一応記念すべき回なので、ロック・フェスとかに習って、ゲストDJを段階的に発表していくことにします。第一弾として、弊イヴェントのオリジナル・メンバーであるアツコさんと、おもに初期から中期にかけて多大なる貢献をしてくれたオカムラくん。もう1名くらい追加されるはずです。第二段発表をお待ちください。→hitchさんが追加されました。画像はご本人のアー写です。下のほうにプロフィールも載ってますのでご参照ください。(12/25)

おまけも、いつもの倍くらい豪華なものになる予定です。

なお、この回をもって、弊イヴェントの隔月での開催はおしまいとなります。イヴェント自体はかろうじて存続します。開催についての詳細はまた追ってお知らせいたします。ちなみに、いままでの弊イヴェントのセットリストはこんな感じです。どうぞご参考になさってください。

hitchさんプロフィール:
関東圏で活動のフリーフォーク系音楽家や映像家、舞踏家らとの社交会「treppe」及び、フロム歌舞伎町、アーバンなダンスパーティー「EGURI」を主催。1996年イベントオーガナイズとともに音楽活動を開始。これまで、the haters、felix kubin、his name is alive、solid eye、chapterhouse、Ulrich Schnaussの来日をサポート。DJでは電子音楽、ノイズといったアヴァンギャルド音楽から、プログレ、NEUE DEUTSCHE WELLE、歌謡曲までを暴力的にミックスする素っ頓狂な世界観で定評を得ている。ターンテーブルとともにKORG MS10、オムニコード、SPACE ECHO等、電子楽器を駆使するフレキシブルなパフォーマンスは一見の価値あり。
http://hsnmcy.tumblr.com/
http://www.otooto22.com/eguri/eguri5.html
https://twitter.com/hsnmcy
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by soundofmusic | 2013-11-10 22:06 | PPFNPイヴェント情報 | Comments(0)

対象年齢

d0000025_1375530.jpg例によって午前中から出かけていると午後の早い時間にはぐったりしてしまうありさまで、だもんで高田馬場から20分かけて早稲田大学まで歩き、だだっ広い体育館みたいなところに入ったころにはすでに疲労困憊していた。

そんなこんなで初めて見るcero。先日の、森は……に続いて、またしても、うまく出会うことができなかったと思わざるを得ないと言わざるを得ないんだけど、それにしても、変拍子も軽々こなすけどプログレやフュージョン的なこれみよがしな感じはない演奏だとか、ラップを取り込んだ力の入り過ぎないヴォーカルだとか、若手文系バンドのいくつかのよくある型のひとつにかっちりハマっちゃってる気がするのはなんでなんだろう。音楽、いろいろあるのに。

おもちゃにはよく、対象年齢何歳から何歳、みたいに表示がしてあって、CDにはあんまりその手の表示はされてないけど、まあされててもそんなものを無視して楽しめるひともたくさんいるわけだけど、もう、なんかいろいろほかのものと区別がつかなくなっている時点で、というか正確には、よーく聴いて区別してみようって気が起きなくなっている時点で、この音楽はわたしには対象年齢外なんだろうなと思った。もっとも、片想いは一度ライヴを見たらすごい楽しかったし、ギロのアルバムはけっこう聴いてる。だからceroも、CD聴いたら気に入る可能性はおおいにある。ただしこのみっつのバンドが似てるのかどうかは、よくわからないけど。

あと、このひとたちの出自はぜんぜん知らないけど、早稲田の学祭でceroを見るっていうシチュエーションはすごくよかった。

対バンは細野晴臣バンド。冒頭の2曲「フラット・フット・フルージー」と「メンフィス、テネシー」、ロックンロールが生まれる瞬間というか、正確にはそれ以前の、ロックンロールの受胎の瞬間を観察してるみたいな気分にな。静かに興奮しているところに、「大人なんで、こんな感じなんですよ」と笑わせる。そしてゲストの青葉市子を呼び込むときに、間違ってかギャグなのか、「はしも……」と言いかけたのにはほとんど誰も反応してなかったけど、青葉市子の名前には場内がどよめく。こういうのは勉強になる。

青葉をゲストに迎えて演奏されたのは2曲。うち1曲はHISの「日本の人」で、この曲が入ったアルバム、出たわりと当時に聴いたときは色物だなあとしか思わず、いまから数年前になにかの拍子で聴きたくなって買ってみたら、これはもしかしたら100%オリジナルな日本のロックと呼んでいい初めての音楽じゃないのかと思った。そして、青葉と細野がわけあってうたうこの日の演奏を聴いたら、これは本質的な意味でのゴスペルなんだろうと感じた。

「ボディ・スナッチャーズ」での高田のリフの繰り返し、ロックンロールのミニマリズムの美学。「ハウス・オヴ・ブルー・ライツ」のブギウギのノリ。気持ちいい。そして、「フラット~」や「メンフィス~」といった「新曲」(これは、酒井俊が、自分が新しくレパートリーに取り入れた曲のことを「新曲」と呼んでいることを引用してそう言ってみる)が、(自分にとって)たまらなくヴィヴィッドに響くのにはやっぱり驚いてしまう。

夜は高円寺に移動して、北中音楽祭をちょろっとのぞく。商店街のそこかしこで同時多発的に音楽がおこなわれる試み。行ったときには終わりかけだったけど、三味線にあわせて猫がダンスしてるところとか、おもしろいものが見られた(それって、ブタがとんかつ食べるみたいな背徳的なことなんじゃない?)。この猫ですけど、通りかかった子供に、「猫の人間!」と話しかけられていた。

古本酒場コクテイルでは、何人かのうたや演奏を聴いた。斉藤友秋のギター弾き語り、わたしには未知の音楽だった。とても小さな、静かな音楽。すでにできているものとして存在する曲を弾いている感じがまったくしないんだけど、かといっていわゆる即興演奏にも聞こえない。その場で曲が生まれつつある状態や、その際の思考の過程を生で覗き込んでいるような感覚。

とにかくライヴを見るっていうだけで体力的にしんどくなってるのはどうしようもないんだけど、もう少し体調を整えて、いろんな音楽に触れてみたい。
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by soundofmusic | 2013-11-05 01:39 | 日記 | Comments(0)

ふたりのニューヨーカー

d0000025_3544119.jpgこのことは以前にも、それも複数回、書いたことがあるかもしれないしないかもしれないことなんだけど、ルー・リードっていうとどうしてもポール・サイモンと比べてみたい欲求があって、だってふたりともニューヨークのユダヤ人で、野球とロックンロールが好きで、10代のころからレコード出してる(売れたのは後年だけど)早熟な少年だった。おそらくクウィーンズかブルックリンあたりには、ふたりの共通の友人がいただろうし、どこかのライヴ・ハウスか練習スタジオか、あるいはドジャーズの試合の日のエベッツ・フィールドで、若いころのふたりがすれ違っていたことがあったかもしれない(Wikipediaを見ると、サイモンは阪神タイガースのファンだそうだけど)。

音楽的には、というかパブリック・イメージ的には、むしろ別々の部類のひと、と思われてるこのふたりをなんとかつなげてみたくて、両方と仕事したことのある重要なセッションマンとかいないもんかと考えたりもしていたのだけど、なんのことはない、直接共演したことがあった。音盤でではなく、映画で。サイモンが企画・主演した「ワン・トリック・ポニー」に、ルー・リードはレコード・プロデューサー役で出演している。

この映画自体は未見なんだけど、ルー・リードの出演部分の映像を見ると、サイモンのやっているバンドの音楽にストリングスとかサックスとかを入れて売れ線っぽく加工する役。リード自身、そういうことをされそうになった経験がまったくないとはおもえないので、どことなく興味深い。ふたりとも芝居がすごいうまいっていうんじゃなさそうだけど。

比べるとしたら、

○Paul Simon - Old
○Lou Reed - NYC Man

このふたつでどうだろう。サイモンのは、『ユーアー・ザ・ワン』(2000年)の曲。たった2分半で、冷戦時代の子供のころの思い出から宇宙の成り立ちにまで飛躍する歌詞! リズム・パターンの元ネタは、歌詞にも出てくるバディ・ホリーの「ペギー・スー」だろうけど、トーキング・ヘッズとか、ワールド・ミュージック期のサイモンを連想させる。これをルー・リードが歌ったら……歌わないか。

一方の「NYCマン」は、1996年の『セット・ザ・トワイライト・リーリング』の曲で、まろやかなホーン・アンサンブルが気持ちいい。♪I'm a New York City man, blink your eyes and I'll be gone.♪っていうフレーズがかっこいいって思った。この曲をサイモンがうたうのはアリな気がする。別にニューヨーク・シティ・マンじゃなくても、人間はまばたきしてるあいだにいなくなる。

ところでこのふたりのツーショットは、こちらのページからもらってきました。「Hey guy, if you cover my songs you will become big problems okay!」とキャプションがついてるんだけど、どっちがどっちに言ったセリフって設定なんだろう?

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明日、11月02日(土)は、19時から、メスカリートにて「黒の試走車」です。10月度、諸事情で中止になってしまったため、予定されていたゲスト様方はそのままご登場。そこにもってきて、もともとお願いしていたゲスト様方が加わるため、DJがいっぱいです。それでありながら全体のイヴェント時間は据え置き! お得なんだかなんなんだかわかりゃしませんがとにかくにぎやかであることはお約束いたします。お時間作って遊びにいらしてくださいね。

イヴェントの詳細はこちら
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by soundofmusic | 2013-11-01 03:55 | 日記 | Comments(0)