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舌を噛んで死ぬ

d0000025_20235215.jpgなんとなくお知らせしたとおり、金曜日、千駄ヶ谷のディクショナリー倶楽部でおこなわれたイヴェント「SO FAR SO GOOD」に呼ばれて、兄弟でDJしてきました。PPFNP以外での兄弟の揃い踏みDJはほんとに珍しい、っていうか過去1回くらいしかなかった気がする。そして呼ばれて回すこともわたしについては近年ほぼなかったのでやや気合を入れて伺いました。

開場/スタートの18時を過ぎてもしばらくライヴのリハが続いているし、お題が「70年代の世界のロック&フォーク」のはずなのに主催の吉村さんは60年代のものばかりかけているし、予想したよりもだいぶゆるい雰囲気で、なおかつフードも美味しいし、おかげでリラックスしてプレイさせていただきました。弟くんの選曲は、現代のひとたちによる70年代有名曲のカヴァーというもので、わたしは、「世界の」というところに着目して、なるべく原産国籍をバラけさせてみました。9か国(仏、韓、パキスタン、ナイジェリア、米、日、ブラジル、英、カナダ)のひとたちによる全13曲。

で、まあ、それなりに内容もよかったと思うんですが、わたしの次に回したRIOさんが、安価っぽいものを中心にした有名曲ばかりの7インチ攻撃で、ポリス「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」の日本語盤で始まって、順番は覚えてませんが「ビューティフル・サンデー」「TOKIO」「ダンシング・オールナイト」「そして僕は途方に暮れる」などなど。宇内さんは「カラオケみたいだな」と言ってましたが、やっぱりみんなが知ってる曲っていうのは圧倒的に強いんですよ。マルコス・ヴァーリとかかけてイキがってた自分の態度を反省しました。舌噛んで死んじゃいたいです。

ディクショナリー倶楽部のクローズにともなって、この会場での「SO FAR SO GOOD」は今回をもっておしまいだそうですが、移転先を探しているようなので、また遊びに行きたいと思います。

写真はリハの様子。左側の女子2名が「シュガー・タウン」とか「いつでも夢を」とかをカヴァー。その右側が主催の吉村さん。いちばん右側がローリン阪本さん。顔見えない角度ですんません。
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by soundofmusic | 2014-08-24 20:24 | 日記 | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.90

d0000025_2014556.jpg日時:2014年09月06日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
料金:500円+1オーダー(500円~)
DJ:あずまきょういち/チバ/森山兄
ゲスト:中野さやか/オカムラ
*レギュラーの籠さんは9月は欠席です。ご注意ください。

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

お待たせしました。9月のゲストは、当イヴェント初登場の河童系女子、中野さんと、当イヴェントには2年ぶりくらい?のオカムラくんです。お楽しみに。こぞってお越しくださいませ。

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by soundofmusic | 2014-08-16 20:03 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

d0000025_21162276.jpg大宮にディスクユニオンができたので、帰省のついでに立ち寄ってきました。そういえば神保町店も移転したらしいけどまだ行ってないな、そもそもディスクユニオンのテンポの、じゃないや、店舗の変遷ってどうなってるんだっけと思って調べ始めたけど、各店舗の開店・閉店をまとめて確認できるところはどうもないっぽい。とりあえずここ10年くらいの主だったところは、以下のような感じなのかな。新宿、渋谷、お茶の水地区内でのちょこちょこした動きと再編成は省略してます。間違いや漏れや抜けもあるかも。

<開店>
2004? 新宿中古センター
2006/05 横浜西口店
2008/04 中野店
2008/11 お茶の水駅前店
2010/11 ジャズ・トーキョー
2011/04 立川店
2012/07 高田馬場店
2014/07 大宮店

<移転>
2014/07 神保町店

<閉店>
2010/08 稲田堤店
2011/04 国立店(*立川店に統合っぽいイメージ?)
2012/06 淵野辺店

上野店、聖蹟桜ヶ丘店の閉店はだいぶ前だった気がする。

いつになったら大阪に出店するんだというアレはありつつも、斜陽の業界にしてはけっこうなペースで新店舗が出てる印象。ありがたいことです。本とかカバンとか長靴とかも積極的に売るようになってて、わたしはそのへんは買わないけど(ニッパー犬のグッズは欲しい)、そのへんで儲けが出てるのならどんどんやってくれてかまわない。

大宮店は広さでいうとどのくらいだろ、高田馬場よりひと回り狭いくらいかな。品揃えもまあユニオンっぽく。小1時間いて、5枚買いました。あんまりたくさん買っても逆に困るので、これくらいがちょうどよい。

見終わったあと、2、3軒隣のうな鐵って店に入って、しかし鰻は食べずに鯖の塩焼き定食(650円)を食べたら、焼き魚ひさしぶりだったからかもしれないけど、脂が乗っててけっこうおいしかった。で、家に帰ってきてから調べてみたら、うな鐵って名前の店はいろんなところにたくさんあって、それが全部同じ系列なわけでもなさそうなんだけど、うちから大塚駅に行く途中にもあることがわかった。今朝、通勤の際に前を通りかかったのでちらっと見てみたら、ランチメニューが掲出されてて、ここでも650円の鯖の塩焼き定食が食べられることがわかった。
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by soundofmusic | 2014-08-15 21:18 | 日記 | Comments(0)

HMVレコード・ショップ探訪

d0000025_2412383.jpgまず最初に告知をちょろっと。前回ちらっと書きました、08月22日(金)の、森山兄弟出演のイヴェントの詳細が出ました。

SO FAR SO GOOD
70′s Folk & Rock the FINAL NIGHT
ナイスな音楽とおいしいご飯とおいしいお酒とナイスなアートとナイスな友だちと楽しい会話。
開催日時 8/22 (Fri) 18:00~23:00
開催場所 ディクショナリー倶楽部千駄ヶ谷(渋谷区千駄ヶ谷1-13-11-B1F)
入場料 無料

会場はかなり広くてゆったりとしてます。ある種のクラブにありがちな狭くて薄暗くて……というのとは違うかな。入場料無料で、飲食のみ実費です。こちらにあるとおり、いろんなフードが出ますのでそちらもお楽しみに。

森山兄弟の出番は未定ですがそれぞれ30分くらいずつの見込み。われわれ以外にも、阪本正義さんがDJとライヴ両方で出ます。お時間あるみなさん、ふらっと遊びにいらしてください~。

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さて本題。先週の土曜日に鳴り物入りで渋谷にオープンした、HMVレコード・ショップ。オープン7日目にして、ようやく行ってきました。小1時間ざっと見て、買ったものは以下のとおり。普段、値段まで詳細に書くことってしてないんですが、どの程度の値付けなのかをお知らせするために、公表してみます。

○LP
・A.K.Salim『Afro-Soul/Drum Orgy』(再発盤、1080円)

○CD
・Ray Davies『See My Friends』(未開封、972円)
・ゴールドムンド『フェイマス・プレイシーズ』(864円)
・Rocky Sharpe & The Replays『Looking for an Echo』(ベスト盤、648円)
・オチョ『ヌメロ・トレス』(未開封紙ジャケ、648円)
・Ivor Cutler『Jammy Smears』(540円)
・Nilsson『Nilsson Sings Newman』(2000年のリマスター版、432円) 

えーっと、「あれっ、アナログ専門店じゃないんだ?」と思われた方も、もしかしたらいるかもしれない。いま公式サイトを見たら、「HMVが中古専門店を渋谷・宇田川にオープン!」って書いてあったけど、オープン前のニュース記事の見出しに「中古レコード専門店」という文句がけっこう使われていたのは事実。でもまあ、記事本文を読むと、「アナログレコードを中心に、レコード針などの関連品、中古CDも販売する」だとか書いてあったりもするし、どさくさまぎれでに「近年の中古レコード、CD人気の高まりを受け」と書いてあるものすらある。CDの人気は別に高まってないだろ(うちの兄弟除いて)。

で、ずいっと店内に入ってみると、1階2階とも、たしかにアナログ盤が目立つところに相当量あって、次にプレイヤーとかグッズ類、そして店の奥のほうにCD、という構成。ただしCDとアナログの量の比なんかは、たとえばディスクユニオンのいくつかの店舗と、あまり変わらないようでもある。とはいえHMVという大資本が、渋谷に、アナログのイメージを強く打ち出して新店舗を出したことは歓迎したいし、注目していきたいですね。90年代の渋谷のHMVどうこうはおいといて。

オープン前は、これだけの大きさの店舗を回していくだけの中古レコードの仕入れを継続的におこなっていくのは難しいんじゃないか、みたいなことが言われてて、それは自分も気になっていた。実際オープンしてみると、中古盤店としてはたしかに都内最大級の広さでしょうけど、レイアウトはだいぶ余裕があるし、このくらいだったら充分維持することはできるはず。イギリスにはしばらく行ってないので近年の状況はわかんないですけど、ここ5、6年内に行ったニューヨーク、サンフランシスコ、バルセロナ、ヘルシンキ、フランクフルト、いずれも、この規模の中古盤店は文明国の都市の基本的なインフラとして複数存在しているのが当たり前なわけで、となると、これで東京もようやく、現代の都市の仲間入りをしたということになるのでしょう。

個人的なこととして、旅先などで初めて行った店ではマーキング的に、新規オープンした店ではご祝儀として、できるだけ買うことにしています。とはいっても欲しくないものを無理やり買ったり、相場よりあきらかに高いのがわかっていて手を出したりはなるべくしない。その基準からすると、レイ・デイヴィスはもっと安く買えることがあとでわかったけど、そもそも出てることすら知らなかったので、ここでの出会いに感謝→購入。アイヴァー・カトラーも前から気にはなってたひとで、でも買うぞって気合い入れて買うようなものでもなさそうだし、だからといってそもそも日本国内に何枚くらい輸入されて流通してるのかっていう類のものだから、感謝→購入。ニルソンのは、うちにあるのが旧規格盤なので、ボーナス・トラック入りのこちらをご祝儀的に購入。

オープン当日は行列もできたとか聞きましたが、金曜日の夕方の店内はかなりゆったりしてました。近いうちに再訪してみます。アナログ盤の様子をささっとしか見られなかったので、今度はそっちもとっくり見てみたい。そんなにがっつり買うかどうかは別にして。
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by soundofmusic | 2014-08-09 02:45 | 日記 | Comments(0)

ゴジ+マニ

d0000025_124577.jpgサーヴィス・デイに新作の「ゴジラ」と「思い出のマーニー」を鑑賞。それぞれ単体の感想としては、「ゴジラ」は長すぎたしいちいち文句をつけたくなるような作品で、それとは対照的に「マーニー」はいろいろ欠陥はありつつもけっこう気に入った、というところなんだけど、ほんの10分のインターヴァルを置いただけの状態でこの2本を見たもんで、どうしても、異文化の翻案とはなにか、ということについて考えてしまった。

「ゴジラ」にはいくつか惚れ惚れするようなショットがあったし、決して全面的に否定しようとは思わないんだけど、どう考えても日本語とは思えない「ジャンジラ」などという地名を出してこられると、それだけでかなり萎えてしまう。封鎖された日本の街並みは相当がんばって作られてはいたけれども、日本人が見れば「なんかヘンだな」と直感的に思うはず(たとえば民家の屋根のツノ状の飾りとか)。単に日本を舞台にしたハリウッド映画ならば、こちらもそう目くじら立てずに見ますけどね。

(ところでここ数年のアメリカ映画の日本描写で感心したのは「ウルヴァリン:SAMURAI」で、映画全体の印象に引っ張られたのか、日本の描写がトンデモだといった感想をよく見た気がするけど、荒唐無稽なのはそこでおこなわれている行動であって、屋内・屋外のセット自体にはほとんど違和感を覚えなかった)

関係者のゴジラ文化へのリスペクトとか、諸事情とかがなんだかんだごっちゃになっていることまではなんとなく推測できるんだけど、それ以上の判断はいたしかねる。とくにゴジラに思い入れがあるわけでもない身としては、もっとゴジラ自身に歌舞伎役者感がほしかったとだけ言っておきます。1954年のホワスト・ゴジラの見事な大見得をちょっと前に見たばかりなので、余計そう感じる。

ということはですね……「マーニー」も、たとえばイギリス人が見たら、いやいやここの景色とか屋敷とかは本当はこういうんじゃなくてさあ! と言いたくなるに違いないんだけど、なるほどイギリスの高緯度地帯っぽい風景を日本に移植するとしたらこれがベストだろうと思ったし(北海道、行ったことないけど)、と同時に、湿地と屋敷の組み合わせには、アメリカ南部っぽいスワンプ感、ゴシック風味があって、話の内容も怪談っぽいと言えなくもないし、そうしたものが夏休みの大作日本映画として普通に公開されていることは、もしかすると「アナ雪」以上の事件なのかもしれないなと、ちらっと思いました。

ここから、日本(語)のロックへと話題を展開させていくのはめんどくさいし、読まされるみなさんも鬱陶しいでしょうからやめにしておきますけど、たとえばハンバートハンバートをイギリス人に聴かせたらどんな反応をするかとか、パイレーツ・カヌーや中村まりがアメリカのルーツ系フェスでヘッドライナーを務める日は来るのだろうかとか、そういったことも考えちゃいますよね。よね、って言われても困ると思いますが。

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正式に情報が出たらまたお知らせしますが、08月22日(金)に、森山兄弟そろってお呼ばれDJすることになりました。PPFNP以外での兄弟そろい踏みのDJはもしかしたら史上初かも。チャージ無料で飲食代のみのイヴェントなので、お気軽にお越しいただければと思います。夜早めから終電前の時間帯です。
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by soundofmusic | 2014-08-04 12:07 | 日記 | Comments(0)