<   2016年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

リスト Volume 110 2016.07.09 ゲスト:pulp&sachu ライヴ:ジョー長岡

d0000025_17173710.jpg***森山兄***

01 Ian Matthews / Shake it
02 Al Kooper / Where were You When I needed You
03 Swamp Dogg / Complication No.5
04 Don Glaser / Together
05 John Valenti / Was it Something I Said
06 Alice Clark / Never Did I Stop Loving You
07 Patti Drew / Wild is Love
08 Lucky Millindar / Oh! Babe
09 パンサー鈴木+松石ゲルとサイケV / 俺の旅路
10 柴田聡子 / 悪魔のパーティー
11 Huey Smith / Little Liza Jane
12 Hank Marr / The Headache (Donkey Walk)
13 Joan Shelley / Brighther Than the Blues

<コメント>
♪01 元フェアポート・コンヴェンションのヴォーカリスト。って、そんな昔の話をいまさら言われるのも本人はいやだろうけども。彼のソロとしてはいまのところ最大のヒット。『スティーリン・ホーム』より。(YouTube)

この曲のオリジナルはテレンス・ボイラン。マシューズによるカヴァーを聴いて、こんなにいい曲なんだから原曲も聴いてみたい、と思ってがんばって探したらこれで、当時は怒り狂うくらいがっかりした。すんごいひさしぶりに聴き直すと、別に悪くないじゃんって思うけど。まあそれでもマシューズ版の圧勝。

♪02 ミュージック・マガジンの90年代邦楽ベスト100の記事を読んで、なんとなく思い出して取り出してみたアルバム『赤心の歌』より。自分が買ったのは95年だけど、当時はもちろん真価はすぐにはわからない。しかしこれが彼のベストではない。よね?(YouTube

♪03 よく知らないソウル歌手。『カフド、カラード&タグド』より。(allmusic

♪04 カリフォルニアのマイナー鍵盤弾き語り歌手。「裏ボブ・ドロウ」などとも称されているそうです。ドラムスはシェリー・マン、ベースはレイ・ブラウンと豪華。(試聴

♪05 パズルというバンドのドラムだったひとらしいです。「白いスティーヴィー・ワンダー」とも称されているそうです。『エニシング・ユー・ウォント』より。(YouTube

♪06 1972年に唯一のアルバム『アリス・クラーク』を残したソウル歌手。(YouTube

♪07 おもに60~70年代にかけて活動したモッド/ソウル歌手。『ワイルド・イズ・ラヴ』(70年?)のタイトル曲。(YouTube

♪08 プリミティヴR&B。ベスト盤より。歌の節回しとか、吾妻光良の元ネタっぽい。(YouTube

♪09 名古屋あたりでDJなどとしてご活躍されているらしいレコゲバさんが、ご自分のレーベルからリリースした、ご自分のイヴェントのテーマ曲の7インチのB面の曲。松石ゲルはギロのドラマーでもあります。この7インチはレコゲバさんからいただきました。ありがとうございます。(試聴

♪10 最近好きになったSSW。『柴田聡子』より。(Amazon

♪11 ニューオリンズR&Bのピアニスト。ベスト盤より。昔はこういう音楽聴いてもただ「古いなあ」と思うだけでしたが、なんか最近は好きですね。この曲はちょっと童謡っぽい。(YouTube

♪12 60年代にたぶん3枚くらいのLPを残し、その後90年代以降にも数枚のアルバムがあるジャズ/R&Bオルガニスト。60年代の音源は個別には未再発で、ベスト盤のCDがたぶん1枚出てるだけのような気がします。そのベスト盤より。試聴できるところは見つけられませんでした。

♪13 ケンタッキー生まれのSSW。わたしはダニエル・マーティン・ムーアとのコラボ盤で名前を知りました。現在までソロ作はたぶん3枚。これは2015年リリースの最新作『オーヴァー&イーヴン』より。名盤だと思います。ライヴの動画→(YouTube

***森山弟***

01 Keb' Mo' / Big Yellow Taxi
02 Madeleine Peyroux / Take These Chains from My Heart
03 Tunng / jenny again
04 Melody Gardot / She Don't Know
05 Marlena Shaw / Sweet Beginnings
06 高野寛 / SALAD DE SURF

***pulp***

01 My Lighthouse / Pulp
02 Aftermath / Primal Scream
03 Patio Song / Gorky's Zygotic Mynci
04 Sleep The Clock Around / Belle And Sebastian
05 That's Right / Tuff Love
06 Hong Kong Garden / Siouxsie And The Banshees
07 Liebe Auf Den Ersten Blick (Love At First Sight) / D.A.F
08 Wir Bauen Eine Neue Stadt / Palais Schaumburg
09 モデル / ヒカシュー
10 Memphis, Tennessee / Silicon Teens
11 I Sometimes Wish I Was Dead / Depeche Mode
12 Dolce Vita / Ryan Paris
13 Reaction / Panache
14 We Are All The Lo-Fi Kids / Helen Love
15 Duchess / The Stranglers

***sachu***

01 My Horse Knows the Way / Paul Winter Consort
02 Path to Ascension / Yves Hayat
03 Galliano / Jazz?
04 Gil Scot Heron / Western Sunrise
05 Madlib / Footprins( Wayne Shorter )
06 Vincent Gemignani / Insidieusment les elfes
07 Spiritual Vibes / idy llic
08 Rotary Connection / I am the BlackGold of the Sun
09 Norah Jones / Sunrise ( Radio Slave Remix )

***ライヴ:ジョー長岡***

お待ちください


***森山弟***

01 サニーデイ・サービス / さよなら!街の恋人たち
02 BONOBO / We Could Forever
03 Tunng / surprise me 44
04 スチャダラパー / ベカラズ
05 TOKYO No. 1 SOUL SET + 中納良恵(EGO-WRAPPIN') / みずいろの雨
06 Stoned Soul Picnic / Count Me Out

***森山兄***

01 ハルカリ / フェスでウィッス!
02 XTC / We're All Light
03 ピチカート・ファイヴ / 君が代
04 いずみたく / このままでいいのだろうか
05 The Coronados / The World Belongs to You
06 The Pentangle / Light Flight
07 Gunnar Silja-Bloo Nilson / Joru, E're Saru Mere, Bruden
08 Ben Sidran / The House of Blue Lights
09 Marian Montgomery and Richard Rodney Bennett / Peaceful

<コメント>
♪01 3枚目のアルバム『サイボーグ俺達』より。ユア・ソング・イズ・グッドとのコラボのカリプソ風の曲。(YouTube

♪02 結局彼らのラスト・アルバム?ということになるのでしょうか、『ワスプ・スター』より。(YouTube

♪03 彼らのラスト・アルバム『さ・え・ら ジャポン』に収録されていた、30秒ほどの短いトラック。日本の国歌を、バカラック「サン・ホセへの道」風にアレンジしています。(YouTube

♪04 作曲家。代表曲多数。これは、1971年に自分のレーベルからリリースした、『このままでいいのだろうか』のタイトル曲。本人がつたない歌をきかせています。試聴が見つかりませんでした。けっこう演奏がグルーヴィ(ミュージシャンのクレジットなし)でかっこいいので、CD買って聴いてみてください。

♪05 ラテン系米国人ふたりと、日系米国人ひとりによるトリオ。『ヘイ・ラヴ』より。いずみたく作曲「世界は二人のために」の英語カヴァーです。(YouTube

♪06 4曲前のXTCもそうですが、おまけCDに入れるかどうか迷って結局落とした曲。『バスケット・オヴ・ライト』より。(YouTube

♪07 スウェーデンのジャズ・ヴォーカリスト/クラリネット奏者。76年ごろの『Bloo Hacketyhack Bock』より。ルイ・ジョーダンの「ユー・イズ・オア・イズ・ユー・エイント・マ・ベイビー」のスウェーデン語カヴァー。これも試聴みつかりませんでしたが、いい感じのオールド・タイム老人なので、適当に検索してほかの曲を聴いてみてください。

♪08 細野晴臣もカヴァーしていた曲。最初に歌ったのはエラ・メエ・モーズなのかな。このヴァージョンは『ドント・レット・ゴー』に収録。このアルバムはシドランのベスト作のひとつじゃないかと思っています。(allmusic

♪09 モンゴメリーはアメリカ生まれの歌手。70年代以降はイギリスで活動しました。ベネットはイギリスの作曲家で、映画「オリエント急行殺人事件」や「フォー・ウェディング」の音楽でも知られます。ふたりはたぶん3枚くらいのコラボ盤を出していて、ベネツトの鍵盤を中心にした簡素なアレンジのものが多いようです。これは『タウン・アンド・カントリー』より。ケニー・ランキンのカヴァーです。試聴見つからず。申し訳ございません。探して買ってみてください。

***おまけCD『Beginning to See the Light』曲目***

01 ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス / ミラクル・ライト
02 The Templeton Twins / Light My Fire
03 Spanky Wilson / Light My Fire
04 Ben Sidran / The House of Blue Lights
05 Bob Darin / Light Blue
06 Thurston Moore / Never Light
07 Lou Reed & John Cale / Starlight
08 沖山優司 / ネオン・ライツ
09 Travis / Under the Moonlight
10 Seeker Lover Keeper / Light All My Lights
11 Rilo Kiley / Hail to Whatever You Found in the Sunlight
12 Evie Sands / Keep My Lovelight Burnin'
13 流線形と比屋定篤子 / ムーンライト・イブニング
14 India.Arie / I am Light
15 小野リサ / 街の灯り
16 Alexi Murdoch / The Light (Her Hands were Leaves)
17 Beachwood Sparks / Nature's Light
18 The Innocence Mission / You are the Light
19 Predawn / ララバイ・フロム・ストリート・ライツ
20 Tunng / Beautiful and Light
21 Of Monsters and Men / Yellow Light

☆灯り、ライトをテーマに選曲。
[PR]
by soundofmusic | 2016-07-31 17:14 | PPFNPセットリスト | Comments(0)

黒の試走車<テストカー> Vol.112

d0000025_6501334.jpg日時:2016年08月06日(土)19時~23時
会場:渋谷メスカリート(渋谷区円山町28-8第18宮廷マンション1階奥つきあたり)
地図
*建物入ってすぐ左側の自動ドアのエントランスには入らず、店舗の並んでるほうをまっすぐ進んで、つきあたりを左に曲がったいちばん奥、行き止まり部分の扉です。
料金:1000円(1ドリンクつき)
DJ:あずまきょういち/籠/チバ/森山兄
ゲスト:はやかわん

☆「黒の試走車<テストカー>」は、毎月第1土曜日に開催される、踊る前から踊り疲れているひとのためのイヴェントです。ラウンジの名の下に、ロック、ジャズ、ソウル、ラテン、邦楽、フレンチ、サントラ、モンド、電子音楽などをデタラメ、かつ控えめ(音量が)にお届けしています。

会場のメスカリートは、渋谷、道玄坂をのぼりきった先、マンションの1階つきあたり奥にあるスペース。全身にぬるま湯のように浸透する絶妙な反響効果で、何を聴いても自宅の3割増しでいい印象を受けることができる不思議な音楽空間です。未知の音楽との出会いに、既知の音楽との再会に。軽い舞踏に。気のおけない会話に。酩酊に。密会に。ぜひ一度遊びにいらしてください。

暑いですね。8月のご案内です。ゲストは、通算5度目から10度目のあいだくらいのご出場となりますはやかわんです。どうぞお楽しみに。

過去分のセットリストその他は、「黒の試走車<テストカー>」のmixiコミュニティにて閲覧可能です。

d0000025_2234947.jpg

[PR]
by soundofmusic | 2016-07-18 06:52 | 黒の試走車イヴェント情報 | Comments(0)

1994年のフレッシュネスバーガー

d0000025_12133421.jpgさすがにこれだけはチェックしておきたい、と遅ればせながらミュージックマガジンの特集「90年代の邦楽アルバムベスト100」をざっと立ち読みして、結果としてはあーなんかそういう感じね、と思いながら帰ってくると、うちのかみさんが「CINRAでかせきさいだぁが『偽物のせいでシティポップは終わった』って言ってるよ」と教えてくれた。

MM誌の100選は、1位がオザケン『ライフ』で、あと『空中キャンプ』とかサニーデイなんかが上のほうに来ていたような。たぶん100枚の中でまったく知らないものって数枚だった気がするし、上位25枚はほぼ全部自分で持ってる(持ってた)か、聴いたことがあるか、要はなんとなく内容を把握してるもののはず。きっとゼロ年代ではこうはいかない。

これは、自分がいまよりもリスナーとして同時代のものに注意を払っていたことを示すと同時に、言い方は悪いけどこの100選が「その程度のもの」であることも示していると思う。もちろん雑誌ごとの傾向ってあるからさ、別に文句は言わないけど、いや、だってさ、もっとこういろいろ、知らないものもあるはずじゃないの? もっとも、集計して順番をつけるからつまらなくなるってことはあって、各人の個別の投票内容(うしろのほうに小さい字で載ってた)をざざっと見たら、こっちはさすがにヴァラエティに富んでたけど。

てことで、自分でもなんとなく選んでみましたが……これは90年代私的ベスト10でもなんでもないです。95~96年がなんとなくひとつのピークだったんでしょうね。

ピチカート・ファイヴ『月面軟着陸』(90年)
グルーヴァーズ『ロゼッタ・ストーン』(95年)
ザ・チャン『デイ・オフ』(95年)
マイ・リトル・ラヴァー『エヴァーグリーン』(95年)
サザンオールスターズ『ヤング・ラヴ』(96年)
フリーボ『すきまから』(96年)
高橋徹也『夜に生きるもの』(97年)
のっこ『ベランダの岸辺』(98年)
田辺マモル『田辺マモルのヤング・アメリカン』(98年)
ハリー&マック『ロード・トゥ・ルイジアナ』(99年)

今朝、グルーヴァーズのTシャツを着てママチャリに乗ったひととすれ違ったよ。ザ・チャンやフリーボが入るならマグースイムとかbenzoはどうなるんだ、って? マイラバのこのアルバムは中古盤で買った。メンバー3人のサインが入った野球ボール風のカードがはさみこまれてたけど自分が買ったやつにはそれが入ってなくて、あとでエル・アールのアルバムを中古で買ったらなぜかそこにはさまっていた。サザンのこのアルバムはみんな好きだったよね。桑田のソロ『孤独の太陽』ともども、よく聴いた。のっこのこのアルバムはいつか必ず再評価されると思っている。田辺マモルしかり。90年代からするといまみたいに気軽にうたもののライヴをやる細野さんが見られるなんてまったく想像できなかった。華原朋美『LOVE BRACE』に収録の名曲「サマー・ヴィジット」、『深海』で辛気くさくなる前のミスチル、SPEED『RISE』に収録の名曲「Too Young」、『キング・オブ・ロック』から『グッド・タイムス』までの真心ブラザーズ、ありがとう。と、ザ・ブーム「敬称略」っぽくいったん〆てみよう。

ところで最初に書いたCINRAの記事は、SATORI(このひとたち知らない)とかせきさいだぁとの対談で、そこでかせき氏は「渋谷系はレコード会社が偽物の渋谷系を大量に投入して、それで終わったんです」と言っている。

自分のイメージとしては渋谷系って92~93年頃のもの、というイメージというか思い込みがあるんだけど、実際にその手の音がいちばんあふれていたのってもう少しあとの90年代半ばだったんでしょう。渋谷系/非渋谷系問わず、信藤三雄/C.T.P.P.のデザインものが多く出回っていて、なんとなくよさそうと思って聴いてみるとたいして面白くない、そんなCDがたくさんあった時代。かせき氏の発言は、たしかにわたしも実感として、ある。

かせき氏はいまのシティポップについてもニセモノ、ダサいほうのやつが多いんじゃないの、と苦言を呈していて、それは自分もなんとなく考えていることなんです。一応、話題になってるやつとかをちょこちょこ試聴してみても、まあそこそこいいよねくらいで、そこから先になかなか進めない。これは当の作り手のひとたちの力量と、わたし自身のリスナーとしての蓄積そして感覚の鈍化と、両方の要因があるわけで、そうそう簡単になんでもかんでも面白がれるわけがないのだ。たぶんいま活躍してるシティポップと言われるもので、わたしが積極的に買いたい(文字通りの意味でも比喩的な意味でも)のって、まだないもんなあ。

それはそれとして、次々にその系の若手が出てきてるいまこそ大々的に打って出るべき/プッシュされるべき、カンバスや失敗しない生き方はいまどこで何をぼやぼやしているのか?(マジメに活動されていたらすみません) TOKYOに何を求めたのか? 何をコミュニケイトしたいのか? と、笠井紀美子っぽく〆てみよう。

そういえば完全に蛇足なんだけど、オザケン『ライフ』については、リリースからたしか4、5年(もっとかも)たったある日、ブックレットを見ていて、スペシャルサンクス的な欄にフレッシュネスバーガーと書いてあるのを見つけた。当時埼玉県南部に住んでいたわたしは、そのころようやくフレッシュネスバーガーというものを認識し始めた時期なので、94年にこれ食ってたなんてさすがオザケン、と感心したのでした。
[PR]
by soundofmusic | 2016-07-08 12:15 | 日記 | Comments(0)