***森山兄***
1 HERB ALPERT & THE TIJUANA BRASS / MY HEART BELONGS TO DADDY 2 PAUL DESMOND / MRS. ROBINSON 3 DUKE ELLINGTON / I WANT TO HOLD YOUR HAND 4 アン・サリー / ハヴント・ウィ・メット 5 KENNY RANKIN / MOUNTAINS & MARYANN 6 ママレイド・ラグ / ワトスン 7 OSCAR BROWN, JR. & SIVUCA / NOTHING BUT A FOOL 8 RAUL MIDON / SITTIN' IN THE MIDDLE 9 ELLA FITZGERALD / I WONDER WHY 10 オリジナル・ラヴ / 青い鳥 <コメント> 1 最近何枚か黄金期のアルバムをまとめて聴く機会があり、疲れなくてなおかつ気持ちいいサウンドに感銘を受けました。たいへん良質のイージー・リスニング。 2 デイヴ・ブルーベックとともに一時代を築いたアルト・サックス奏者が全曲サイモン&ガーファンクルのナンバーで固めたアルバム『明日に架ける橋』より。ようやく中古CDを発見。 3 エリントンがビートルズをモンドな感じでカヴァー。『エリントン'66』より。 4 ロハスとか癒しとか? ケニー・ランキンのカヴァー。 5 ゴードン・ライトフットのカヴァー。 6 サニーデイ・サービスをはっぴいえんどだとすれば、ママレイド・ラグは大瀧のソロ(メロディ・タイプ)か? 7 ミュージカル「ジョイ」のサントラより。シヴーカの尋常でないハイトーン・ヴォイス。 8 最近もの。盲目系のSSW。現代版ホセ・フェリシアーノか。 9 69年、ロンドン録音のリプリーズ盤『エラ』より。「サヴォイ・トラッフル」なんかをやっている。この曲はランディ・ニューマンのペンによるソウルフルなナンバー。 10 レオン・ラッセル「ブルーバード」のカヴァー。初期オリ・ラヴっぽいフリーソウル。カヴァー・アルバム『キングスロード』より。 ***森山弟*** 1 Marianne Faithfull / As Tears Go By 2 雪村いづみ / 東京ブギウギ 3 小島麻由美 / 眩暈 4 Sergio Mendes / Mas Que Nada 5 ゆらゆら帝国 / 太陽のうそつき 6 Dr. Feelgood / I Don't Mind 7 Pirates / Drinking Wine Spo-Dee-O-Dee 8 サニーデイ・サービス / 96粒の涙 9 Lucinda Willams / Metal Firecracker 10 フィッシュマンズ / いかれたBaby <コメント> 1 当たり前だけど、ミックが歌うよりいいですね。 2 キャラメル・ママとのコラボレーション・アルバムより。オリジナルはもちろんブギーの女王、笠置シヅ子。曲後半の演奏/歌唱とも完全に洋楽なのがショッキング。 3 2003年発表の、通算5枚目くらいのアルバム「愛のポルターガイスト」より。ひょっとしてこの人天才なのかな、と思わせるよいアルバムです。 4 ブラック・アイド・ピーズ来日記念。 5 渡哲也とキムタクが出演しているジョージアのCM(二人がバスの中で双子に凝視されるやつ)を見るたびに、なんかゆら帝っぽいなと思うんです。 6 「Down By The Jetty」より。英国音楽好きは必携です。念のため。 7 髑髏サイコー。ドクター・フィールグッドの生みの親。 8 愛と笑いの夜からもう10年ですか… 9 今年に入って今さらよく聴いてる女性SSW。ブルーズのエッセンスが音楽に深みを与えてます。 10 耳から這入って身体を満たす不思議なグルーヴ。 ***オカムラ(PEACH HIP)*** 01. Q-TIP "Even if it is so" from VA "New York Soul" 02. HARVARD "Unholy" from "ORACLE" 03.THE ROLLING STONES "Undercover of the night" from "UNDERCOVER" 04.PIL "Bad life" from 12" single 05.!!! "Pardon my freedom" from 12" single 06.BLOC PARTY "Tulip (Club version) " from 12" single 07.JOSHUA "Your world is over" from "A Whole New Theory" 08.envy "The spiral manipulation" from "All the footprints you've ever left and the fear expecting ahead" 09.GLASSEATER "Holiday" from VA "Rock music ~a tribute to weezer~" 10.DR.BUZZARD'S ORIGINAL SAVANNAH BAND "Call me" from DR.BUZZARD'S ORIGINAL SAVANNAH BAND GOES TO WASHIGTON" 11.WINGS "Silly love song" from "At the speed of sound" 12.LOU REED "Satellite of love 04 (DUB HANDS "RETOUCH")" from 12" single 13.FAFA MONTECO "Saturday" from 12" single 14.HARVARD "Loden" from "ORACLE" 15.DR.BUZZARD'S ORIGINAL SAVANNAH BAND "Once there was a colored girl..." from "DR.BUZZARD'S ORIGINAL SAVANNAH BAND GOES TO WASHIGTON" <コメント> 01=サマソニにはやって来て、往年のトライブの曲やってましたけど(それならトライブで来ればいいのに…交渉したが無理だったかな)、アルバムの方は2ndをオクラ入りさせ、昨年(2005年)出る予定の3rdも未だ未定のままというQ-TIP。これは未発表曲ですが、やっぱりジャズをやるにしてもこの人の場合、センスが違いすぎると改めて脱帽しました。 02. 14=現代の渋谷系、HARVARD。多分、最先端の音を聴いてる人には今さらな音だとは思うのですが、やっぱり単純にメロディの良さと程よい高揚感は聴いてて気持ちが良いので大好きです。 03=何年寝かしで再生した曲。前は変な曲ぐらいにしか思わなかったのですが、ベスト盤に入ってるのを聴いて今が旬だと感じました。そうしたらDJ CRYSTALもかけていて、「おおっ、シンクロニシティー」と勝手に喜んでました。 04=数年前からクラブでニューウェーブがもてはやされているのは聞いていたのですが、実際それらしきものを買って聴くと難解なものが多くて…という事が多かったです。でもこんな「本当はアヴァンギャルドなオレがディスコやってみたりして」な感じの曲ならギリギリOKでしょう。 05=続いては現代版PILといった感じの!!!(chk chk chk)。パッと聴きのインパクトは弱いのですが、この曲に込められた熱量はハンパないっスよ。ライブで見たいバンドです。 06=続いては現代のスミス(モリッシーファンに怒られるなぁ)、ブロックパーティー。これも最初は「これでクラブヴァージョン?」というインパクトの弱さだったのですが、ジワジワとキましたね。ボリューム高めで聴いてもらいたい曲です。 07=ここから3曲は僕にとって初のエモ~ハードコア入りのDJセット。JOSHUAはとにかく曲、そしてエモっぷりが素晴らしいバンドで、エモってどんな音楽?って聞かれたら、まずこの曲を聴かせたいです。 08=僕のハードコア金字塔。envyはもうすでにハードコアというジャンルなのかも分からなくなっていますが、とにかくエモーショナル!と一言で。 09=エモバンドによるWEEEZERトリビュートアルバムから。基本は直球カヴァーで後半にスクリーモしております。ちなみにこのアルバム、ファーザー・シームズ・フォーエヴァー、ミッドタウン、アタリスなどエモ好きにとってはなかなかのメンツになっております。 10. 15=ここからはPPFNP的選曲になってきてますね。サヴァンナバンドって本当に低音ないなぁって他の曲と並べて聴くと思うのですが、それがこのドリーミーさを生み出す秘訣なのかとも考えたりして。 11=普通に有名な曲ですが、この曲も僕にとっては再発見したものなんです。昨年、この曲のリエディット・ヴァージョンが出ていて、それを聴いて良いなと思って、オリジナルの方を棚の奥から引っぱり出したという一品でした。現在のリミックスではない、リエディット文化は面白いですよね。あくまで音色を変えることよりも原曲の持つ「うまみ」を逃さずに高揚感を保つ編集をする、簡単にいえばリミックスの先祖帰りの発想なだけですが逆に新鮮に感じますね。 12=へぇ~ルーリードがハウスかぁ、すごい世の中になったもんだと感心した1曲。 13=ズバリ、シカゴの「サタディ・イン・ザ・パーク」のハウスヴァージョンです。 ***マジック*** 1 Only Child – Show me love (Benny Sings version) 2 Benny Sings – Below the waterfall 3 Chunking – Bubble Love 4 Data80 – Love was made for Two 5 Piotre Kiwignon – Twisting(In my mind) 6 Kascade – Its you, Its me 7 Domu – Like this 8 Cinematic Orchestra – Man with the Movie Camera (Domu slow motion remix) 9 Air – Cherry Blossom Girl 10 Zero7 - Futures 11 James Taylor – One Man Parade 12 Chris White – Spanish Wine 13 Benny Sings – Me and my guitar <コメント> 今回の選曲は、海外のネットラジオやネットのCDショップで試聴して気に入った曲を中心に選曲しています。ネットの試聴はビッグネーム以外のミュージシャンに接する機会を増やすことが出来るのでとても楽しいですね。 1.2.10 Sonar Kollektivというレーベルのオランダのシンガーソングライターの作品。最近の作品ですが、マイケルフランクスやバートバカラックのようなポップセレブリティに通じるセンスとマナーを感じることが出来ます。ネット等で本人の写真を見てみたのですが、セレブどころか田舎の工場労働者のようにダサく、そこがまたかっこいい。 3 イギリスのダウンテンポ系の作品。世界的に無名なはずですが、なぜかフィリピンのCDショップで大プッシュされていておかしかったです。 4 ダフトパンクの露骨なパクリ。オリジナルよりポップで良質になっているところが小山田圭吾の作品群を見ているようです。Jetset Recordという日本のレーベルから最近再発されたらしい。 5 クラビネット風のシンセ+ボコーダー女性ボーカルを巧みに駆使したハウスナンバー。個人的にはインターネットでの最高の掘り出し物です。多分、日本で4枚ぐらいしか売れてないでしょうね。 6 初めて聴いたときにいいと思ったので使用しました。ボーカルは外人のくせに宇多田ヒカル風。 7 クールなコード進行と重いビートが見事にブレンドしたDomuの名曲。ちなみにDomuはロンドンのハウス系プロデューサー兼ミュージシャン。どちらかというと70’sフュージョン風のサウンドを織り交ぜるのが得意。 8 昔のロシア映画に勝手にBGMをつけた作品だそうです。DomuがRemixしてより快楽的なサウンドに仕立てています。 9 特別な仕掛けがあるわけではありませんが、Airの甘酸っぱい良質なポップソングです。 10 Zero7のニューアルバムは、ギルバートオサリバン風の新たなボーカリストを起用。 11 恥ずかしながら最近このアルバムを知ったのですが、素晴らしいですね。PPFNP向き。 12 76年製のビーチボーイズ風ポップバラード。何とも切なく心の琴線に触れるものがあります。 ***森山弟*** 1 Roy Ayers / Coffy Is The Color 2 Lou Reed / Look Down The Road 3 Pogues / Fiesta 4 Young Rascals / Groovin' 5 Lovin' Spoonful / Do You Believe In Magic 6 Uncle Tupelo / Blue Eyes 7 真心ブラザーズ / マイ・バック・ページ 8 Maggie Bell / I Saw Him Standing There 9 Fastball / 'Till The End Of The Day <コメント> 1 フォンキー・ヴィブラフォニストによる映画「コフィ」のサントラより。 2 ブルーズ・ムーヴィ「ソウル・オブ・ア・マン」サントラより、スキップ・ジェイムズのナンバーをルーのごきげんなアレンジで。 3 アイリッシュ・パンクの雄、ポーグス。ファンクもブルーズもアイリッシュ・フォークもパンクも、みんな腹違いの兄弟みたいなもの。 4 グッド・タイム・ミュージックのクラシック。20歳までに買っておきたい同名アルバムより。 5 もうひとつのグッド・タイム・ミュージック・クラシック。こちらも20歳までには買っておきたい同名アルバムより。 6 信頼の品質ライノがお届けする、カントリー・ロックの神グラム・パーソンズのトリビュート盤より。GP魂を現代に継承するオルタナ・カントリーの雄アンクル・テュペロによる模範的なカバー。 7 ディラン自身が主演の映画「ボブ☆ディランの頭のなか」のサントラより。真心ブラザーズのバージョンが採用されるというのは快挙ですね。好盤「King Of Rock」収録です。 8 英国のパンチが効いた女性ボーカルによるビートルズのカバー。歌詞はもちろんタイトルまで「Her」から「Him」に変わってます。 9 キンクス(とレイ・デイヴィス)のトリビュート盤より。レイとブラーのデーモンによる「ウォータルー・サンセット」(感涙モノ)も収録されてます。 ***森山兄*** 1 オリジナル・ラヴ / エミリーはプレイガール 2 JACK JOHNSON / THE 3 R's 3 CORINNE BAILEY RAE / PUT YOUR RECORDS ON 4 MADELEINE PEYROUX & WILLIAM GALISON / THE WAY YOU LOOK TONIGHT 5 THE PAT MORAN QUARTET / PICK YOURSELF UP 6 夏木マリ / 死んだ男の残したものは 7 ED THIGPEN / CLOUD BREAK (UP BLUES) 8 WES MONTGOMERY ALL-STARS / I'M GONNA SHOUT 9 PEGGY LEE / SEE SEE RIDER 10 LIZA MINELLI / USE ME 11 DOROTHY ASHBY / INVITATION 12 BEN SIDRAN / BEN SIDRAN'S MIDNIGHT TANGO 13 ELVIS COSTELLO & BILL FRISELL / I STILL HAVE THAT OTHER GIRL 14 THE PIED PIPERS / DREAM 15 MICHEL LEGRAND / MARINS, AMIS, AMANTS OU MARIS <コメント> 1 やはりカヴァー・アルバム『キングスロード』より。最初期ピンク・フロイドの曲。シド・バレットって死んだんでしたっけ? 2 「キュリアス・ジョージ」サントラより。ボブ・ドロウの「スリー・イズ・ア・マジック・ナンバー」の替え歌。ここでの3つのRとは読み・書き・計算でなくて「Reduce, Re-use, Recycle」だそう。 3 今年の夏にジャストって感じでいいですね。現代のリンダ・ルイスとかいわれてそう。 4 現代のビリー・ホリデイとかいわれてそう。ジェローム・カーン作のスタンダード。ウディ・アレンの映画で使われそう。 5 楽器と歌をこなす混声ジャズ・コーラス・グループ。態度/ノリとしてはネオアコのバンドとかベルセバとかに近いような(適当)。 6 作詞:谷川俊太郎、作曲:武満徹。 7 オスカー・ピーターソン・トリオで名を挙げたドラマーが脱退後に出した名盤『アウト・オヴ・ザ・ストーム』より。急速調のブルース。 8 ウェス、キャノンボールらによる西海岸録音。ジャンピーなゴスペル。ヴォーカルはジョン・ヘンドリックス。 9 これももとはゴスペルですね。 10 ショウ・ビズ系シンガーによる、ニュー・ソウルの旗手、ビル・ウィザースのカヴァー。 11 ハープ(ハモニカでなくてクラシックで使うほう)でジャズをやる変り種。ブラニスラウ・ケイパーによるミステリアスな雰囲気のスタンダード。 12 スティーヴ・ミラー・バンド(昔シドランがメンバーだった)がオリジナルだと思う。 13 コステロとバカラックの共作アルバムの曲などをコステロとビル・フリーゼルがジャズ風にアレンジしたアルバム『ザ・スウィーテスト・パンチ』より。ヴォーカルはコステロとカサンドラ・ウィルソン。 14 ジョニー・マーサーとかフランク・シナトラとかのバックで活躍したコーラス・グループ。ジョー・スタッフォード在籍。おもに40年代に活躍。 15 作曲者のルグラン自身による、「ロシュフォールの恋人たち」のインスト版アルバムより。 ***おまけCD「ホワイト・アルバム」曲目*** 1 THE dB'S / BLACK AND WHITE 2 ELLIOTT SMITH / BLED WHITE 3 TOMORROW / MY WHITE BICYCLE 4 T.REX / RIDE A WHITE SWAN 5 SERGE GAINSBOURG / BLACK AND WHITE 6 ANANDA SHANKAR / SNOW FLOWER 7 ピチカート・ファイヴ / 自白剤 8 KENNY BALL AND HIS JAZZMEN / CASABLANCA 9 BOBBY DARIN & JOHNNY MERCER / BOB WHITE 10 10cc / ICEBERG 11 トーキョーズ・クーレスト・コンボ / 白い恋人たち 12 NARA LEAO / RETRATO EM BRANCO E PRETO 13 DONOVAN / THE LITTLE WHITE ROAD 14 MELLOW CANDLE / MESSENGER BIRDS 15 ゆらゆら帝国 / 太陽の白い粉 16 BELLE AND SEBASTIAN / BLACK AND WHITE UNITE 17 サニーデイ・サービス / 白い恋人 18 PACHECO & ALEXANDER / WHITE RIVER JUNCTION 19 NICK LOWE / REFRIGERATOR WHITE 20 PAUL WELLER / PINK ON WHITE WALLS 21 MOSE ALLISON / MIDDLE CLASS WHITE BOY 22 GENE CLARK / WHITE LIGHT 23 BILL MONROE / WHITE HOUSE BLUES 24 ROSINHA DE VALENCA / AZA BRANCA ☆白いものにちなんだ曲ばかりを集めた、「ホワイト・アルバム」です。
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| 2006-07-30 12:48
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