2009年 11月 29日 ( 1 )

リスト Volume 75 2009.11.28 ゲスト:スズ&ssota

d0000025_1852283.jpg***森山兄***

01 Ron Sexsmith / Crayon Angel
02 Jeb Loy Nichols / Sometime Somewhere Somebody
03 あじさい切符で / 春うつ
04 Iron & Wine | Calexico / A history of Lovers
05 Lisa o Piu / Traitor
06 Lol Coxhill / I am the Walrus
07 Thad Jones/Pepper Adams Quintet / Yes Sir, That's My Baby
08 Annett Louisan / Teilzeithippie
09 Nellie McKay / Crazy Rhythm
10 Kings of Convenience / Me in You
11 酒井俊 / アナザー・サッド・ソング
12 Back Door / 32-20 Blues
13 The Crown Royals / All Night Burner
14 加川良 / カントリーハット・ホップ

<コメント>

01 今年出た、ジュディ・シルのトリビュート・アルバムより。シル本人の音楽をよく知らなくても、昨今のフリー・フォーク界隈の概観にも役立つ好盤。

02 イアン・ゴムとの共演盤が出るとの情報を聞いていたせいもあって、なんとなくイギリスのSSWかと思っていましたが、「変わった経歴のもち主である。広大な自然を誇るワイオミング州に生まれ、ブルーグラスやサザン・ソウルの産湯に浸かり、ティーンエイジャーでパンクの洗礼を受けニューヨークへ……。そこでスリッツ、ネネ・チェリーといった英国のアーティストたちと意気投合し渡英。80年代にはロンドンで、ON-Uサウンドの設立者であるダブ・ミキサー、エイドリアン・シャーウッドと共同生活を送り、ポスト・パンク〜ニューウェイヴの大波をかぶりながら、クラブ・シーンに深く関わった。しかし、90年代に入ると自らのルーツであるカントリーに回帰し、97年『Lovers Knot』でソロ・デビューを飾る。(中略)<ON-U>レーベルのジャケット・デザイナーという顔ももっている。」だそうです。ポール・ウェラーを思いっきりフォーキー&ジャジーにしたらこんな感じになるかな?

03 オーガニックな打ち込みでさりげなく味付けされたバンド・サウンド+頼りなくもひとなつっこいうた。VUの3rdやサニーデイなんかを引き合いに出される関西のバンド。スズさんの反応を期待したが、微動だにせず。玉砕。

04 ある意味アメリカーナのスーパー・グループか。

05 女性ヴォーカリストのリサさんと、ピウというバンドが一緒に作ったアルバムより。深い森界隈でこの秋最大の収穫かも。スウェーデンのひとたち。

06 カンタベリー系のサックス奏者。ビートルズのカヴァー。子供たちのコーラス+抽象的なピアノ。どちらかというと「黒の試走車」向きか。

07 コムパクト版サド=メル的なコムボ作『ミーン・ホワット・ユー・セイ』より。デューク・ピアスンがハープシコードを弾く。ラグタイムというかリズムがあってない感じ。

08 ドイツの渋谷系=ドブヤ系の女性歌手。ジャケット(写真)から想像できるような音です。ノスタルジックな曲。

09 しぶとくメジャー復帰した自作自演歌手。山崎ま*かさんのブログにて出ていることを知った。ドリス・デイ・ソング・ブック『ノーマル・アズ・ブルーベリー・パイ』より。

10 “ノルウェイのサイモン&ガーファンクル”? ひさしぶりに出た新譜から、ノース・マリン・ドライヴ的な曲。

11 12年くらい前のドイツあたりの映画「バンディッツ」(女囚がロック・バンドを結成する。未見)の曲のようです。出演しているヤスミン・タバタバイというひとが作ったらしい。

12 昔のイギリスの?3人組のジャズ・ロック・トリオ。この曲は、ロバート・ジョンソンをエレキ・ベースの弾き語りでカヴァーしたもの。はなわがブルースを歌ったようなものを想像してください。

13 フリー・ジャズ系の?サックス奏者、ケン・ヴァンダーマークがやっていたジャズ・ファンク・バンド。12年くらい前のアルバムのタイトル曲。

14 吉田拓郎に手紙を書いたことで知られるフォーク歌手。メンフィス録音盤『南行きハイウェイ』より。

***森山弟***

01 Fela Kuti / Perambulator
02 イエロー・モンキー / 夜明けのスキャット
03 中森明菜 / 色彩のブルース
04 エゴ・ラッピン / サイコアナルシス
05 Fishbone / Party At Ground Zero

<コメント>

01 77年ぐらいの録音(リリースは83年)の「バラムビュレーター」のタイトル曲。A面B面1曲ずつという、相変らずの「長い、黒い、熱い」の三拍子が揃った安心の内容。

02 北関東が誇る歌姫、由紀さおりのカバー。改めて聴くと、こういうものがちゃんと売れる当時の日本の音楽マーケットの土壌に感心してしまいます。

03 新旧アーティストの楽曲を明菜の歌でお届けしているっぽい「歌姫」シリーズよりエゴ・ラッピンのカバー。徳永英明に便乗してるのかと思ったら第一弾は15年前とのことで、失礼いたしました。フォーク・ソング編やらも含めると10枚近くカバー集をリリースしている模様。これは2002年の第二弾に収録。

04 そのエゴ・ラッピン。先日ボーカルの中納良恵のソロ(「ソレイユ」)を買ってみました。意外にも柔和な作品でこれならグループと分けて作る意味があるなと思っていたら、「やっぱりエゴ・ラッピンの方がいい!」とかいうレビューを見かけてげんなりしました。比較してどうしようっていうんでしょうか。

05 ミクスチャー・ロックの先駆者ってことになるのかな。中学生の時にこの曲が収録されたEPを聴いてブッ飛んだことは今でも鮮明に覚えてます。今聴いてもこの勢いはすごい。

***ssota***

01 The KLF / Madrugada Eterna
02 Art Of Noise / Crusoe
03 Art Of Noise / Opus 4
04 YMO / Nostalgia
05 The KLF / Trancentral Lost In My Mind
06 The KLF / The Lights Of Baton Rouge Pass By
07 Tokyo No.1 Soul Set / 世田通Blooming
08 Art Of Noise / Camilla
09 Art Of Noise / Ode To Don Jose
10 Art Of Noise / Counterpoint
11 The Gentle People / Parfum
12 Sigur Ros / Takk...
13 Sigur Ros / Glosoli
14 Ukawanimation! feat. Merzbow / 羽毛に纏わる水滴無限循環
15 Aphex Twin / Gwarek2
16 The Heliocentrics / Distant Star

***スズ***

01 Auto Pilot / White Light Ride
02 ペンギンノイズ / Bad Days
03 COIL / 追放と楽園(Album Mix)
04 Luminous Orange / Give A Hint
05 WINNIE / First Class Speed Of Light
06 VELTPUNCH / DIC 954
07 Spangle Call Lilli Line / Dism
08 Swinging Popsicle / シネマニ
09 G-Ampere / 水の中で死ぬ
10 フルカワミキ / Sunburst

<コメント>

うつむけ青春!-Japanese Shoegazing Style Only-

***森山弟***

01 Lucinda Williams / Real Love
02 バースデイ / カレンダー・ガール
03 Eddie Roberts Quintet / Strada Statale 163 (Sabato Triste)
04 James Cotton Band / Creeper Creeps Again
05 Speedometer / Wait Up (This Time I'm Going)
06 Art Blakey and Jazz Messengers / Gertrude's Bounce
07 Joe Venuti / Strike Up the Band
08 曽我部恵一BAND / 魔法のバスに乗って

<コメント>

01 オルタナ・カントリー界の姉御、ルシンダ姐さんの最新作より。例によってブルーズ、ロック、フォーキーなもののバランスが心地よい。ぶっきらぼうで渇いてるのに、この妙な艶はなんなんでしょうか。

02 前月に本牧のベイホールでのライブをたまたま見に行って、ホールの雰囲気にマッチしたいい感じの枯れ具合に驚きました。若者がやってるロックバンドを聴く気がさらに失せるから困るんですが、そう簡単にこの域まではたどり着けないだろうという貫禄を見せてもらいました。とてもいいバンドだと思います。

03 現代UKの素晴らしいジャズ・ファンク・バンド、ニュー・マスターサウンズのリーダー/ギタリストのソロ・プロジェクト第二弾(たぶん)。グループでのゴリゴリのドファンクと違ってクール&ブリージンな一枚。現代の音楽を、ネタが出尽くしてしまった後の「材料選びとサジ加減がすべての世界」ととらえると、センスと品のかたまりのような心憎い作品。

04 ファンク・ブルーズの試金石/金字塔/鉄板「100%コットン」(74年)より。世の中には絶対に避けて通れないレコードというのが存在していて、確実にそこに含まれる作品。これがダメならファンク・ブルーズと自分の人生には縁がないと判断できる便利な作品でもあります。

05 現代UKの白人ディープ・ファンク・バンド。ケブ・ダージを中心としたここ10年弱のUKディープ・ファンクの波は本格派が多くてうれしい限り。

06 ファンキー・ジャズと言えば重鎮中の重鎮であるアート・ブレイキーは外せませんよね。ジョン・ヘンドリックスが参加してたり、トライブ・コールド・クエストのサンプリングネタに使われた曲が入ってたりすることで有名な73年の「ブハイナ」より。

07 ジャズ・バイオリンというニッチな業界でステファン・グラッペリの影に隠れた巨人。バイオリンとスウィング・ジャズの意外な相性のよさは目からうろこ。

08 「キラキラ!」(08年)より。曽我部のおっさんいい年して気味が悪いという意見がある一方、個人的には明るくて元気の出る楽しい良作だと思います。晴れた日なんかに聴くと気持ちがすっきりします。アホっぽいコメントですいません。

***森山兄***

01 Q-Tip / Heels
02 白木秀雄 / スイーテスト・オブ・オール
03 Quantic and His Combo Barbaro / I Just Fell in Love Again
04 benzo / 抱きしめたい
05 ママレイド・ラグ / レイン
06 Fleet Foxes / White Winter Hymnal
07 Loudon Wainwright III / Feel So Good
08 Duke Ellington and His Orchestra / Neo-Creole

<コメント>

01 オクラ入りしていてようやく今年正式に発売された『カマール・ジ・アブストラクト』より。ロック風のギターをフィーチュア。

02 日本のジャズ・ドラマーによる加山雄三曲集より。「若人がもっとも好むリズムであるジャズ・ロツク...」みたいなことがライナーに書いてあります。ごきげんだぜっ。

03 イギリスの?オーケストラひとりがどこかに行ってそこのひとたちと作った?アルバムより。生音志向が強まっていていいです。

04 90年代に2枚くらいアルバムを出して解散したうたものレアグルーヴ・バンド。アマゾンのページには「フリーボ、コークベリーあたりがライバルになりそうな感じ」と書かれているのが時代を感じさせます。

05 2002年ごろにデビューして、現在も地道に活動中らしい。この曲はいつもにもましてかなり大瀧詠一濃度が高いです。

06 若いのにフォーキー!と英米各紙誌で大評判を呼んでいますが、過去40年間のフォーク・ロック史のなかでさほど突出して出来がいいというほどでもないと思います。いまは若いから青くさい好ましさがありますが、10年後にはU2みたいな説教くさくてうっとうしいバンドになっていることでしょう。

07 カナディアン・フォーキー。モーズ・アリスンのカヴァー。共同プロデュースを手がけているのは、来年発売のモーズのアルバムをもプロデュースしているジョー・ヘンリー。

08 60年代後半から70年代前半の録音を集めた『アップ・イン・デュークス・ワークショップ』より。

***おまけCD「Marriage License」曲目***

01. ケルカン / Will You Marry Me?
02. Kenny Vance / Honeymoon in Cuba
03. 吾妻光良&スウィンギン・バッパーズ / 嫁の里帰り
04. Mary Hopkin / The Honeymoon Song
05. Carmen Miranda / The Wedding Samba (O Samba Nupcial)
06. 小島麻由美 / 結婚相談所
07. Thad Jones/Pepper Adams Quintet / Wives and Lovers
08. Jackie Cain & Roy Kral / Side by Side
09. 雪村いづみ / 恋と結婚
10. XTC / Happy Families
11. 福山雅治 / お嫁においで
12. Fairport Convention / Sir B. MacKenzie's Daughter's Lament for the 77th Mounted Lancers Retreat from the Straights of Loch Knombe, in the Year of Our Lord 1727, on the Occasion of the Announcement of Her Marriage to the Laird of Kinleakie
13. 曽我部恵一バンド / 結婚しよう
14. Gene Parsons / Take a City Bride
15. Ry Cooder / A Married Man's a Fool
16. Bob Dylan / My Wife's Home Town
17. Tom Waits / Better off without a Wife
18. Of Montreal / Honeymoon in San Francisco
19. Caetano Veloso / Minha Mulher
20. Crosby, Stills, Nash & Young / Our House
21. The Chi-Lites / Marriage License
22. Harry Nilsson / Love Story
23. Quinteto Ternura / Baby

☆森山兄弟の周りで最近結婚したひとたちが何組かあったのでそのひとたちにまとめて捧げる結婚関係の曲集です。
[PR]
by soundofmusic | 2009-11-29 18:52 | PPFNPセットリスト | Comments(0)